高妻山(戸隠キャンプ場〜一不動〜高妻山〜乙妻山〜高妻山〜弥勒尾根〜戸隠キャンプ場〜奥社)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,509m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿西口→長野駅(Willer Express)\3,000 長野駅→戸隠キャンプ場(アルピコ交通)\1,450 奥社→長野駅(アルピコ交通)\1,350 長野→橋本\4,430+新幹線立席(長野〜大宮)\2,590 |
写真
感想
百名山78座目。常念ぜひ行きたかったのですが、コースが決めきれずに諦め。一泊でコース設定に迷いのない高妻に行ってきました。
蟻の門渡りには惹かれますが、やはり危ないのでパス。乙妻にも行くことにして、早出するためには土曜泊まって日曜登山。土曜の移動には十分時間取れるので久しぶりに高速バスにしました。
ウィラーエクスプレスは長野便1,500円からやっていますが、この日は残念ながら3,000円での発売でした。新宿10時発とゆっくり。三角ビルでおなじみ住友ビル前がバスターミナルです。1Fには待合室もあってゆっくりできます。売店が少し貧弱で、地下に降りてコンビニで買い出し。
さて、定刻から20分遅れてバスは出発。乗車率は50%強くらい。座席は広くてゆっくりできます。コンセントもあって携帯充電できるのも便利。
渋滞もなく、途中2回休憩が入ってほぼ予定通りに到着。乗り継ぎ1時間弱で戸隠へのバスに乗り換え。バスはいつの間にか山中へ入り、立派な戸隠中社を過ぎてキャンプ場に到着しました。思ったよりも紅葉が進んでいます。バンガローに入り、することもなく早々に寝袋に入りました。
翌朝。かなりの寒さ。夜明け少し前に出発。牧場を歩いているうちに徐々に明るくなってきました。牧場の端で気になる表示が。↑一不動・高妻山 という標識と並んで→高妻山(弥勒尾根)というものが。聞いたことないルートだな、と思い普通に一不動の方へ。道はすぐに登山道に入り、何度も沢を越えます。滑ったらびしょ濡れなので慎重に。徐々に登る感じで、それほど急な登りはありません。やがて美しい滑滝に到着。左岸側をクサリで登ります。滑りそうで結構大変。登ったころに完全に夜が明け、見事なモルゲンロートがみられました。今度は一枚岩をクサリ伝いにトラバース。奥にはまた見事な滝が見えます。そこから少し急になって一不動に到着。やっと広いところに出て最初の休憩。周りの方が二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵というのは如来、菩薩交互なんですよという話。面白いですね。ただ、五地蔵と六弥勒は菩薩が続くようです。そのあとは七薬師、八観音でまた交互ですね。
ここから尾根道。楽になるかと思いましたがまだまだ登り。二釈迦辺りから時折展望が楽しめます。高妻も見事に見えました。結果としてこれが最後でした。
五地蔵は広くて休憩できる場所ですが五地蔵山の山頂はもう少し先の狭いところ。南側が開けています。
六弥勒では弥勒尾根の分岐がありました。バリエーションでもなさそうなので帰りはここからにしようと決めました。
七、八と小さなアップダウン。九を過ぎて高妻山が大きく前にあるのでしょうが、ガスの中。そしていよいよ急登がはじまりました。これが想像以上、ベスト5には間違いなく入る急登。ときおりロープも現れます。しかも結構長く続きます。参ったな、と思いながら登るとやがて上に飛び出して十阿弥陀。もう少し先が賑わう山頂でした。展望360°というわけでもないようで西が開けています。一瞬晴れてかなりの高度感を楽しめました。
さて、乙妻山へ出発。最初崖のようなところを下ります。そこから尾根の北側を巻く道に入り、いつのまにか穏やかな稜線の道になります。踏まれてない感ありありの道です。穏やかに下って湿原のような十二大日。そこから一登りで十三虚空蔵、乙妻山へ到着。ここまで誰ともすれ違わず。賑わう高妻と大違いですね。ササに覆われて展望良さそうですが雲しかなくて、とぼとぼともどります。帰りも人とすれ違ったのは2回だけでした。
急坂を一気に下って、八、七の小さなアップダウンも疲れた体には厳しい。六弥勒からは弥勒尾根へチャレンジ。これが最初から急に下ります。高妻の登りよりは大分ましですが結構急。それが終わると樹林の中の下り一辺倒が続き、小川を渡ると牧場に戻って来ました。
帰りささやきの小径から奥社へ参詣。これがまた結構な坂でさらに疲れてしまいましたが、なかなか雰囲気あるところで印象的でした。
帰りは長野駅から新幹線。かがやきは満席でデッキでたちっぱでしたが、長野から大宮までノンストップ1時間。速いですね。
そこそこ楽しめましたがやはり天気は残念でした。
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