志賀高原・聖平登山口から岩菅山往復
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- GPS
- 04:07
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 768m
- 下り
- 763m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今の時期、木橋や木の階段が朝露で濡れている場合があり、スリップに注意。 |
その他周辺情報 | 大沼池入口の駐車場でトイレ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
サングラス
携帯トイレ
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感想
今から25年前に、大沼池入口から岩菅山─裏岩菅山─烏帽子岳を縦走し、切明に下りる山旅を企画して大沼池入口までバスで来たまではいいものの、雨で中止にしたことがあった(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3437039.html)。あれから岩菅山に再訪の機会を狙ってたけど、なかなか訪れることがないまま25年の歳月が流れ去った。昨年は佐武流山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5978244.html)、一昨年は鳥甲山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4749424.html)をそれぞれこの時期に歩いており、今年の秋は岩菅山の順番だと思ってたので、大縦走では無く(苦笑)、一番お手軽な聖平からの往復で、25年ぶりに再挑戦してみた。
朝4時に起床し、『キャラメルハウス』(自宅)を4:12にクルマで出発。魚津まで国道8号、魚津I.C.から糸魚川I.C.まで北陸道、糸魚川I.C.から白馬まで国道148号、白馬からオリンピック道路で長野I.C.に出て、上信越道を信州中野I.C.まで利用。志賀中野有料道路で国道292号に出て、いくつものヘアピンカーヴを通過しながらグングン高度を上げていく。琵琶池の分岐で一ノ瀬方面に入り、懐かしの大沼池入口バス停前を通過。この先は未知のエリアで、志賀3号トンネルの全面通行止めで若干の迂回を余儀なくされたものの大きな遅れもなく、8時前に聖平登山口前の駐車スペースに到着。マトモなスペースはクルマで埋まり、空きスペースは「クルマを入れるのはイイけど、どーやってクルマから降りるの?」といったドロドロな場所のみ。そんな皆さんが駐車を憚ったドロドロなスペースにクルマを入れ、車内で弁当喰ってから、8:07より登山開始。
登山口からいきなり階段状の急登。木材の平面が朝露でか湿っており、滑らないように気を付けながら上る。急登は長くは続かず、小三郎小屋跡で一ノ瀬からのルートと合流するとしばらくは上条用水路に沿ったほぼ平面の道。紅葉のなか用水路に沿って歩くと、武右エ門沢を木橋で渡る。この木橋の表面も朝露か何かで湿ってて、滑らないように慎重に渡る。武右エ門沢を渡るとすぐにアライタ沢の木橋がみえてくる。アライタ沢の木橋も滑らないように気を遣って渡ると、対岸に標識がいくつも設置されている。一番新しそうな中野西高校ESD(「Education for Sustainable Development」の略で「持続可能な開発のための教育」とのこと)の標識がここが3/4地点と教えれくれる。登山口の標識は「4/4」だったからここまでで頂上への1/4を歩いたことになる。登山口からここまでの所要時間は、30分弱。
アライタ沢出合からはそれまでの水平道から豹変し、階段上に整備された上りがひたすら続く。・1,739 mピークあたりで一旦傾斜は緩んで、若干の下りもあるけど、別れたハズのアライタ沢の音を聞くようになるとまた階段状の上りとなる。アライタ沢から30分以上歩いても、まだ「2/4」が出てこない。そろそろ頼むヨォ〜…と思い始めた9:09に、・1,893 mピーク付近の中間点に到着。ここで休憩。
朝の感じだと晴れて暑くなりそうな予感があったけど、雲が多く、そんなに暑くない。駐車場にクルマがたくさんあったのに、登山口付近を除けばここまで誰にも会ってない。中間点を出発し、ノッキリへ向かう。まだまだ上りが続くけど、それほどキツくないので紅葉を愛でる余裕があり、岩菅山をバックに何枚か写真を撮った。雲が多く暗いので、なかなか思うような写真はモノに出来なかった。9:47に「1/4」の標識があるノッキリに到着。ここで休まれてるかたが居たので、ようやく登山者の姿をみた(苦笑)。ノッキリは素通りし、頂上への最後の上りに挑む。東面がササ原で景色はバッチリだけど陽がモロ当たりになるので、真夏に来たらさぞかし暑いことだろう。最後の上りをゆっくり上がられてるかた数組を追い抜き、登頂を済まされたかたとすれ違いながら頂上との距離を詰めていくと、10:15に岩菅山頂上に到着。
頂上で天丼弁当を喰い、頂上付近を探検(苦笑)。雲が多いので遠方の山はよくみえなかったけど、横手山などの志賀の山、佐武流山などの信越国境の山、すぐ隣の裏岩菅山や焼額山、麓の中野の街などはしっかりみれた。避難小屋のなかを確認したらいきなり携帯トイレ用テントが屋内に設置されてて度肝を抜かれた(苦笑)。小屋のすぐ隣にトイレらしき建屋があったのでこれも確認したら、携帯トイレブースだった。避難小屋のなかで携帯トイレの配布をしてるようだけど、私は元々携帯トイレを持ち歩いてるので使うとなれば自分のを使う。しかし、下山(して、大沼池入口のトイレ)まで持つと判断し、特に用は足さなかった。
頂上には20分滞在し、下山にかかる。事前の計画では裏岩菅山まで行く予定だったけど、翌日に弟子(妻)と別の山に行くことになっているので、体力温存のため岩菅山で引き返す。帰りは、多くの上りの登山者とすれ違った。上りの時に気になってた湿った木の階段や木橋は全て乾いていて、スリップの心配をさほどすることなく歩けた。アライタ沢出合を通過し、用水路沿いの道を歩いてると、小さい女の子とその両親と思われる3人組とすれ違ったけど、荷物の大きさからすると、小屋泊まりですかね? 上条用水路の底から水が湧き出てるという底清水では、2人組のハイカーが大量に空きペットボトルを取り出し、まさに採水にかかろうとしてるところ。
登山口への戻りは、12:14。いつもならクルマに着いたらまず靴の履き替えをするんだけど、今回はクルマの廻りはドロドロなのですぐに(山靴のままで)クルマを出し、大沼池入口の駐車場まで移動。ここのトイレで用を済ませ、靴の履き替えと着替えを行った。
25年前に大沼池入口から岩菅山─裏岩菅山─烏帽子岳を縦走し、切明に下りる山旅を企画し雨天中止にしたけど、この時のリヴェンジをようやく果たした…と言う気は(あまりにも体力度と難易度に差があり過ぎるので)無いけど、「ようやく昔好きだったあの子の会えた」くらいの感慨はあります(苦笑)。聖平からだと標高差も少ないので、弟子と再訪または夏山シーズン前のボッカ訓練(苦笑)で再訪したいですね。
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