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Yamareco

記録ID: 733986
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

多き峰を繋ぐ先に西穂高岳〜白く風強き険しき道

2015年10月03日(土) ~ 2015年10月04日(日)
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zouzuki その他1人
GPS
--:--
距離
7.7km
登り
856m
下り
856m

コースタイム

1日目
山行
1:27
休憩
0:00
合計
1:27
12:25
87
新穂高ロープウェイ・西穂高口駅
13:52
西穂高山荘
2日目
山行
6:00
休憩
0:20
合計
6:20
5:30
15
西穂高山荘
5:45
39
西穂丸山
6:24
38
西穂独標(2701m)
7:46
55
西穂高岳(2909m)
8:41
34
ピラミッドピーク
9:15
45
10:00
25
10:25
0
10:25
10:45
65
西穂高山荘
11:50
西穂高口駅
天候 曇りときどき晴れ(偏西風による強風・山頂付近は雲によりガスっていました)
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鍋平高原登山者用駐車場(@300円/1日)
新穂高ロープウェイ(しらかば平駅→西穂高口駅 往復2,800円+荷物200円)
コース状況/
危険箇所等
西穂高独標からは岩のピークを上って降りての繰り返しでした。
三点支持を守れば足場の確保はできますが,慣れない方はお気をつけて。
その他周辺情報 ひがくの湯(@700,源泉掛け流し,錫杖岳を展望できる露天風呂)
新穂高ロープウェイから平湯温泉に行くまでに,立ち寄り湯は多いです。
平湯温泉付近は混雑していました。
【1日目】新穂高ロープウェイに乗って標高2,156mの西穂高口駅へ。
新穂高温泉あたりはやや紅葉しています。
2015年10月03日 12:20撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/3 12:20
【1日目】新穂高ロープウェイに乗って標高2,156mの西穂高口駅へ。
新穂高温泉あたりはやや紅葉しています。
今から190年以上も前に笠ヶ岳の登山道を開き,槍ヶ岳にも登頂された播隆上人像。
どんな装備で登られたのか。偉大です。
2015年10月03日 12:35撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/3 12:35
今から190年以上も前に笠ヶ岳の登山道を開き,槍ヶ岳にも登頂された播隆上人像。
どんな装備で登られたのか。偉大です。
山荘までの道。紅葉も始まっています。
2015年10月03日 12:51撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/3 12:51
山荘までの道。紅葉も始まっています。
黄色い葉もあります。
2015年10月03日 13:11撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/3 13:11
黄色い葉もあります。
赤い実がお出迎え。早々に西穂高山荘に到着です。
2015年10月03日 13:52撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/3 13:52
赤い実がお出迎え。早々に西穂高山荘に到着です。
山荘近くにテント場があり,とても便利がよさそう。
50張許容と調べていたので,間に合うか心配でした。山荘までに出会う方に「テント場今からで空いてるかな?」とお聞きしていましたが,無事テント場確保・設営も完了!
2015年10月03日 14:38撮影 by  HTL23, HTC
3
10/3 14:38
山荘近くにテント場があり,とても便利がよさそう。
50張許容と調べていたので,間に合うか心配でした。山荘までに出会う方に「テント場今からで空いてるかな?」とお聞きしていましたが,無事テント場確保・設営も完了!
時間があるので,登山道を少し上って散策。
山荘を一望。奥に見えるのは焼岳,さらに奥は乗鞍岳でしょうか。お天気も見晴らしも最高です。
2015年10月03日 15:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
10/3 15:24
時間があるので,登山道を少し上って散策。
山荘を一望。奥に見えるのは焼岳,さらに奥は乗鞍岳でしょうか。お天気も見晴らしも最高です。
大正池を中心に。
2015年10月03日 15:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/3 15:27
大正池を中心に。
そして向かいにどっしり構える「霞沢岳」。明日は200名山ひと筆書きの田中陽希さんが登頂予定です!
霞沢岳左奥の奥にはうっすら富士山が見えましたが写真ではイマイチ!
2015年10月03日 15:37撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/3 15:37
そして向かいにどっしり構える「霞沢岳」。明日は200名山ひと筆書きの田中陽希さんが登頂予定です!
霞沢岳左奥の奥にはうっすら富士山が見えましたが写真ではイマイチ!
至福の一杯♪
早めの晩ご飯。
トマトカレーは暖まりますが片付けが大変でした。山ごはんは毎回考えさせられます(^^;
2015年10月03日 16:25撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/3 16:25
早めの晩ご飯。
トマトカレーは暖まりますが片付けが大変でした。山ごはんは毎回考えさせられます(^^;
西に沈む夕日です。
きっとあちらは白山あたりかな〜。
2015年10月03日 17:29撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/3 17:29
西に沈む夕日です。
きっとあちらは白山あたりかな〜。
【2日目】テント撤収しながら朝焼け鑑賞。美しい眺めです!
2015年10月04日 05:14撮影 by  HTL23, HTC
10/4 5:14
【2日目】テント撤収しながら朝焼け鑑賞。美しい眺めです!
山頂を目指しながら朝焼け鑑賞。
2015年10月04日 05:35撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 5:35
山頂を目指しながら朝焼け鑑賞。
目指す先の穂先。このときは山頂のお天気も問題なさそうなのですが・・・。
2015年10月04日 05:38撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 5:38
目指す先の穂先。このときは山頂のお天気も問題なさそうなのですが・・・。
丸山到着。笠ヶ岳山頂には厚い雲が・・・。
通りすがりのガイドさんが,8時9時頃に雨が降るとのこと。こんなにお天気が良さそうなのに。まずは独標を目指します。
2015年10月04日 05:45撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 5:45
丸山到着。笠ヶ岳山頂には厚い雲が・・・。
通りすがりのガイドさんが,8時9時頃に雨が降るとのこと。こんなにお天気が良さそうなのに。まずは独標を目指します。
焼岳方向のモルゲンロート。
2015年10月04日 05:54撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 5:54
焼岳方向のモルゲンロート。
東の太陽の光が・・・
2015年10月04日 05:55撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 5:55
東の太陽の光が・・・
西の錫杖岳(?)山頂へ
2015年10月04日 05:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 5:57
西の錫杖岳(?)山頂へ
独標登頂。あたり真っ白,風強し。
簡易装備の我々がこの先行っても良いか?一瞬迷いましたが,雨が降るまで様子を見ながらゆっくり進むことに。基本に忠実に三点支持で進みます。
2015年10月04日 06:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 6:24
独標登頂。あたり真っ白,風強し。
簡易装備の我々がこの先行っても良いか?一瞬迷いましたが,雨が降るまで様子を見ながらゆっくり進むことに。基本に忠実に三点支持で進みます。
8峰のピラミッドピーク。主峰「西穂高岳」まで強風にあおられながら1峰ずつ進みます。
2015年10月04日 07:02撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/4 7:02
8峰のピラミッドピーク。主峰「西穂高岳」まで強風にあおられながら1峰ずつ進みます。
2015年10月04日 07:20撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 7:20
2015年10月04日 07:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 7:22
2015年10月04日 07:28撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 7:28
主峰まであと一息です。
2015年10月04日 07:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 7:31
主峰まであと一息です。
やっとたどり着きました。これぞ「西穂高岳」山頂。
辺り一面真っ白ですが,ここまで来れたことに興奮そして安堵です。
2015年10月04日 07:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 7:46
やっとたどり着きました。これぞ「西穂高岳」山頂。
辺り一面真っ白ですが,ここまで来れたことに興奮そして安堵です。
風の流れは速く,下山中時折雲が晴れます。
一瞬ですが「かっこいい」と思える景色が広がります。
2015年10月04日 08:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 8:03
風の流れは速く,下山中時折雲が晴れます。
一瞬ですが「かっこいい」と思える景色が広がります。
下に目をやるとピークを登る方々。風の強さが分かります。
2015年10月04日 08:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 8:16
下に目をやるとピークを登る方々。風の強さが分かります。
一瞬を切り取る写真は穏やかに見えますが,風はおさまりません。
2015年10月04日 08:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/4 8:22
一瞬を切り取る写真は穏やかに見えますが,風はおさまりません。
山頂方向はまだ真っ白です。
2015年10月04日 08:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 8:31
山頂方向はまだ真っ白です。
そんなときに,癒やしが!雷鳥発見。かわいいーーー!
道行く人にも動じず,堂々としていました。
2015年10月04日 08:29撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
10/4 8:29
そんなときに,癒やしが!雷鳥発見。かわいいーーー!
道行く人にも動じず,堂々としていました。
少しずつ雲が晴れてきました。
2015年10月04日 08:47撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 8:47
少しずつ雲が晴れてきました。
高峰に守られた梓川・上高地です。
2015年10月04日 09:30撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 9:30
高峰に守られた梓川・上高地です。
丸山から見るギザギザとした西穂高岳。
2015年10月04日 10:00撮影 by  Canon EOS M2, Canon
10/4 10:00
丸山から見るギザギザとした西穂高岳。
西穂高山荘も見えてきました。
2015年10月04日 10:14撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 10:14
西穂高山荘も見えてきました。
いろいろありましたが,山荘到着。
無事を祝しカンパーイ(ノンアルですけど・・・)!
2015年10月04日 10:25撮影 by  HTL23, HTC
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10/4 10:25
いろいろありましたが,山荘到着。
無事を祝しカンパーイ(ノンアルですけど・・・)!
西穂高口駅の展望台から見る槍ヶ岳から西穂高岳の景色も良かったです。
今回もいい山でした。でも,次は山頂絶景を見たいものです^^。
2015年10月04日 11:55撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/4 11:55
西穂高口駅の展望台から見る槍ヶ岳から西穂高岳の景色も良かったです。
今回もいい山でした。でも,次は山頂絶景を見たいものです^^。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ ダウン フリース長袖 フリースベスト レインウェア上下 ウィンドブレーカー ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ シェラフ
共同装備
ポール テント テントマット
備考 次回同様の山の時はヘルメットを持参したい。

感想

「独標から先は上級者向けの岩場」と聞いていたので、岩場上りが少し苦手な自分が行けるかな、と思いました。それでも天気予報では晴れの予報だったので、最高の景色を見たい!と思ってわくわくしながら山荘を出発しました。
丸山付近で、通りすがりのガイドさんから西から雲がやってきて雨になる予報を聞き、レインウェアを山荘に置いてきたことを後悔。
独標についたときには、強風で視界も悪く、はてこのまま進むべきか?と考えましたが、雨が降ったら引き返そう、そう思って行けるところまで行くことに決めました。とにかく基本に忠実に、三点支持で、ゆっくりと一歩ずつ進んでいきました。
山頂手前の最後の上りは少し怖さもありましたが、無事に上りきることができました。
「登山に慣れなし すべてが初心」
今回は、予報と実際の天候の違いに、最低限の装備(ヘルメットも含まれるでしょう)と初心の大切さについて考えさせられました。まさにこの言葉の通りです。
危険な場所より、自分の緊張感や慣れによって事故が起こるのだと思います。常に初心に戻らなければと改めて感じた山でした。
いろんな勉強もでき、美しい夕焼け・夕焼けを見ることもでき、かわいらしい雷鳥にも会え、無事に怪我なく下山でき、またひとつ自分の中のいい山が増えました。
またいつか、天候の良い時に来てみたいと思います。

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