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Yamareco

記録ID: 734369
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

稲村岩尾根から鷹ノ巣山を経て水根沢へ

2015年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:27
距離
11.7km
登り
1,374m
下り
1,446m
天候 文句無しの快晴
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・岩尾根に乗っかる手前の箇所(稲村岩との分岐点に至るところ)は相変わらず危ないです。晴れていても雨天後は要注意です。
・水根沢は一部崖道が細くなっている箇所があり、漫然と歩いていると危ないです。
・全体を通してルートに迷うようなところはありません。
・紅葉は山頂付近で少し色づき始めている程度です。
・代表写真から他の方々が写っています。顔は写っていないですが、不都合のある方は
お知らせ頂くようお願いします。
これから向かうとなると、撮ってしまう。
2015年10月03日 08:16撮影 by  HTL23, HTC
2
10/3 8:16
これから向かうとなると、撮ってしまう。
目の前にいきなり猿が。この写真のどこかにいるかも。
2015年10月03日 09:54撮影 by  HTL23, HTC
10/3 9:54
目の前にいきなり猿が。この写真のどこかにいるかも。
気の早い楓。
2015年10月03日 10:14撮影 by  HTL23, HTC
10/3 10:14
気の早い楓。
気の早い楓の残骸。
2015年10月03日 10:27撮影 by  HTL23, HTC
10/3 10:27
気の早い楓の残骸。
2015年10月03日 10:51撮影 by  HTL23, HTC
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2015年10月03日 11:06撮影 by  HTL23, HTC
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岩尾根最大の見所が、登頂して目の前に現れる富士だ。
2015年10月03日 11:22撮影 by  HTL23, HTC
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岩尾根最大の見所が、登頂して目の前に現れる富士だ。
犬が他の犬に噛み付いているよう。
2015年10月03日 11:38撮影 by  HTL23, HTC
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10/3 11:38
犬が他の犬に噛み付いているよう。
天気は文句無しでした。
2015年10月03日 11:55撮影 by  HTL23, HTC
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10/3 11:55
天気は文句無しでした。
山頂は一部色づき始めています。
2015年10月03日 11:58撮影 by  HTL23, HTC
10/3 11:58
山頂は一部色づき始めています。
リンドウ?山頂付近でいくつか見かけた。皆通り過ぎていましたが。
2015年10月03日 12:03撮影 by  HTL23, HTC
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リンドウ?山頂付近でいくつか見かけた。皆通り過ぎていましたが。
2015年10月03日 12:08撮影 by  HTL23, HTC
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2015年10月03日 13:28撮影 by  HTL23, HTC
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水根沢支流の立派な滝。
2015年10月03日 14:10撮影 by  HTL23, HTC
10/3 14:10
水根沢支流の立派な滝。
嵐の後だけに水量は多い。
2015年10月03日 14:16撮影 by  HTL23, HTC
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10/3 14:16
嵐の後だけに水量は多い。
2015年10月03日 14:34撮影 by  HTL23, HTC
10/3 14:34
2015年10月03日 14:54撮影 by  HTL23, HTC
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2015年10月03日 15:06撮影 by  HTL23, HTC
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2015年10月03日 15:18撮影 by  HTL23, HTC
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麓に着くと数十羽の烏の大群が騒ぎ出した。地元の方も驚いて出てきた。
2015年10月03日 15:19撮影 by  HTL23, HTC
10/3 15:19
麓に着くと数十羽の烏の大群が騒ぎ出した。地元の方も驚いて出てきた。
水根沢登山口に以前からある建物ですが、こんな素敵な条件の借家とは知らなかった。
2015年10月03日 15:21撮影 by  HTL23, HTC
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10/3 15:21
水根沢登山口に以前からある建物ですが、こんな素敵な条件の借家とは知らなかった。
2015年10月03日 15:21撮影 by  HTL23, HTC
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水根沢駐車場の奥に公衆便所があった。知りませんでした。
2015年10月03日 15:47撮影 by  HTL23, HTC
10/3 15:47
水根沢駐車場の奥に公衆便所があった。知りませんでした。

感想

仕事を辞めて、東鳴子温泉で湯治をしてと過ごしているうちにまた登山から遠ざかってしまった。大嵐の後に文句のつけようのない快晴となった日に、思い切って岩尾根から鷹ノ巣山を登る事にした。腰痛は心配だが、甘えて標高の低いところから再開しているとまた余計に時間がかかる。これまでに何度も登っているのだから、試す資格は自分にもあるはずだ。

紅葉にはかなり早いせいか、土曜日なのに登山客は少ない。7時台奥多摩駅発の東日原行のバスは一台だけ、岩尾根に取りついたのは自分以外に数組だけだった。

嵐の後なので、登山口の日原川への下り口はぬかるんでいた。ただ岩尾根直下のトラバース道以外は、特に滑って危険ということは無かった。あの場所はいつも緊張する。滑落死があったと聞いているだけに、一歩ずつ慎重に進んでも恐怖にとらわれる。

尾根に乗ればゆっくり進もう。単調できついだけの登りに見えるが、地形図を見ていると当然緩急はある。当たり前だが。丹念に地形図を見ながら、自分の歩いた感覚で進捗を測ろうと思ったが、途中で分からなくなった。その代わりに右に見える八丁山と左に見える六ツ石山が参考になった。

ヒルメシクイのタワまで半分辺りの地点で、何やら気配がしたと思ったら、すぐ目の前を成獣の猿が横切っていった。 

漸くヒルメシクイのタワに着いて休憩していると、南方の鷹の巣尾根から男性が登ってきた。茸を探して八丁山ルートを来たらしい。

ヒルメシクイのタワからはほんの少し下ってすぐに急登がある。それが終わって平坦になると道は急に南に曲がってまた急登がある。それを克服すれば目の前に山名標、三角点、そして富士山が迎えて労ってくれる。

山頂では10組程度が休んでいた。残り物を詰めた弁当を食って、水根沢に降りた。抜かれるに任せる。10歳にもならないだろう女の子にも抜かれる。

山頂付近はダケカンバや楓が少し色付いているくらいで、紅葉狩りにははさすがに早い。ただ今の時期のグラデーションも悪くはない。リンドウもいくつか見かけた。

水根沢のルートは下に行くに連れて何度も沢と絡むのが楽しいが、水量が増えているのか、ちょっとした支沢にも10m近い滝が出来ていた。今まで見逃していたのかもしれないが。水根沢本流まで降りるのが難儀だが、その先の木橋を渡ればきつい下りも無く、沢沿いに針葉樹林と広葉樹林が互い違いに現れるのをのんびり楽しむことが出来る。この辺りは奥多摩でも愁眉の山道だと思う。

水根集落まで降りてくると、突然烏の大群が狭い谷の空を埋め尽くし、10分近くにわたって喚きながら乱舞した。一時は空が暗くなるほどで、あれ程の烏の大群は初めて見た。地元の女性も驚いて家から出てきて、不安そうに空を眺めた。「何もなければ良いが」と言い合って、バス停に向かった。




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