磐梯山 八方台登山口〜裏磐梯周回時計回り 【40座目/100名山】
- GPS
- 04:56
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 901m
- 下り
- 900m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:56
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回裏磐梯ルートを巡ったので、裏磐梯スキー場駐車場を利用した方が良さそうに思えたが、幹線道路から2kmの未舗装林道があるらしい。セローなら迷わず行けるが、オンロードのNinjaなので無難に八方台登山口を利用することにした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■八方台登山口〜中ノ湯〜裏磐梯スキー場 登山口からは道幅も広い樹林帯の道。勾配は緩やかな登り。しばらく歩くと硫黄の匂いが充満する中の湯に出る。荒廃した建屋がいくつかあったが、昔は湯治場だったりしたのだろうか。 中の湯からまた森に入って木道が少し続く。すぐ分岐となるが、案内もしっかりある。ここからはそれなりの勾配の下り。しっかり整備されているが、段差の大きな階段もあるが概ね歩きやすい道。下りきるとしばらく平坦な道が続く。 銅沼(あかぬま)に出ると、磐梯山のリフレクションも楽しむことが出来る。この日は結構冷え込んでいたから、沼から毛嵐が出ていた。銅沼からしばらく歩くと、スキー場に出て視界が開ける。目の前には檜原湖と吾妻山塊が見渡せる。リフトの部分がウッドデッキになっていたので、ここで休憩した。 ■裏磐梯スキー場〜櫛ヶ峰分岐 スキー場から少し下ると登山口となる。ここから櫛ヶ峰分岐までは樹林帯となる。所々で視界が開ける所がある。火口原は石が多いザレ場となり、この近辺だけ樹が無く開放的な空間。ピンテもちゃんとあるのでどこに行けば良いかは分かりやすい。 火口原から再度樹林帯になるが、ここはかなりの急登。結構登り甲斐がある道なのでゆっくり登りましょう。手摺っぽいのがたくさんあるので、これを掴んで登ると登りやすい。 急登を越えるとザレ気味の道になり、一気に樹々が無くなり視界が開ける。稜線が見えるので、そこまで行けば何が見えるかワクワクするような道だった。櫛ヶ峰分岐に出ると、磐梯山がドーンと現れて最高の景観が待っている。 ■櫛ヶ峰分岐〜磐梯山 ここからも登りが続くが、これまでと比べると勾配が落ち着く。樹々がほぼ無い開放的な稜線歩きが楽しめる。遠くには恐らく飯豊山塊も見える。ちょっとした池?も見えた。 登っていき振り返ると、櫛ヶ峰の稜線と吾妻山塊が見える。登ってきた登山道も見渡せるので素晴らしい景観が見れる。少し登るとちょっとした樹林帯になるが、展望は開けているので楽しく登れる。 樹林帯を登ると弘法清水小屋に出る。水場があるはずだがパッとは分からなかった。水には余裕があったので汲まなかったが、補給が出来るはず。ここから山頂まではまた樹林帯となるが、視界が開ける所も多い。 山頂は岩が沢山ある所が最高峰、三角点もある。看板は少し外れた所にある。岩が多いが、山頂は大休止も出来るくらい広い。岩の上は落ち着かなくても、少し降りると広い所がある。 この日は雲海が広がっていて下界が見えなかったが、恐らく猪苗代湖とか会津若松市街を見渡すことが出来るはず。 ■磐梯山〜八方台登山口 弘法清水までは来た道を戻り、そこからはひたすらの樹林帯で特筆すべきものは無い。所々登り返しはあるが大したレベルではなく、勾配も緩いのでガシガシ下れる。 |
その他周辺情報 | 前日の栗駒山レコにも書いたが、福島県二本松市の市営あだたら高原野営場でテント泊。2泊したが無料で管理人も居ないので、遅い撤収でも問題無い。二本松市のHPから申し込みをしないといけないので、ちゃんとルールを守って申し込みましょう。 昼食は、檜原湖駐車場の北の茶屋でいただく。会津名物ソースカツ丼をいただいた。食後には隣のゴールドハウスでソフトクリームも食べる。 この後、次の西吾妻山に登頂するため、天元台ロープウェイに向かった。 |
写真
感想
100名山40座目。2024年18座目。
去年2023年の福島100名山群のリベンジとして磐梯山に登頂した。
当初は磐梯山の後に西吾妻山も行こうとしていたので、一番CTが短い八方台登山口ピストンする予定だった。しかし、色々磐梯山について調べてみると、裏磐梯コースをオススメしている人が居た。折角中々来れない山なので、裏磐梯コースを歩いてみたいと思った。
それだったら裏磐梯スキー場駐車場から登るのが手っ取り早いのだが、アクセス欄にも書いているように、2kmの未舗装林道があるとのことなので八方台登山口から少し登って無駄に下るルートを計画した。これでも裏磐梯周回ルートより少し標高差が少なくなるので、回り道をする価値はあるのかと思う。
登ってみた感想としては、稜線や展望より樹林帯大好き!っていう稀有な人以外は、時間と体力に余裕があるなら裏磐梯コースを歩いてみることを是非オススメする。八方台登山口からのコースは、山頂までひたすら樹林帯なので味気なさすぎる。もし八方台コースピストンで来ていたら、二度と磐梯山に登ろうと思うことは無かったと思う。
今回裏磐梯コースを歩いたが、荒涼な迫力のある山肌。スキー場リフトから見る檜原湖の眺め。何より、櫛ヶ峰分岐からの稜線歩きが最高過ぎる。個人的には急勾配を登りで使いたいので時計回りのコースを選んだが、下りでも膝に懸念が無い人なら反時計周りの方が楽かもしれない。このコースなら再訪したいと思うことが出来た。でも他にもたくさん登山ルートがあるので、もし仮に再訪するなら猪苗代コース辺りが良いかな?って思う。
山頂は360°の展望が見渡せる。今回雲海が広がっていて、周囲の登山客は雲海凄い!って言っている人も多かったが、個人的な感想としては、雲海は山をやっていれば普通に見ることが出来る。なので、その山でしか見れない下界の景色が見れた方が良いかな?っと贅沢な思いをすることになったw 多分猪苗代湖とか会津若松市街の景色が見れたはずだけど、雲海に覆われていたので何も見えなかった。
まぁ雲海に覆われた山々、というのも磐梯山ではないと見れない景色かな。と思うことにするww 急ぎ下山し、昼食を取って西吾妻山に向かった。
※とりあえず山行記録アップロード優先で、写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います→2024/10/24入力完了。
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