仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳(テント泊)
- GPS
- 13:57
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,514m
- 下り
- 2,565m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:00
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳へ。
・戸台パーク(仙流荘)の駐車場は朝から満杯。
4時30分過ぎくらいにならないと係員もおらず車も誘導しない、バス並び方もチケットの行列も誘導しないので、初めていくと駐車からバス乗るまで迷うだろう。
・バスは、人が多いと、多少早く出発するみたい。
帰りの北沢峠からのバスも、人が集まればすぐに出発してくれたので時刻表に従わずに帰りの支度ができたらバス停へ向かうと良い(土日だけかもしれないが)。
やる気があまり感じられないが、バス停の係りの人や運転手さんは丁寧で良い人たちだった。
・北沢峠から長衛小屋テント場まで10分くらい。
・テント泊だが、最初にテント設営して荷物をデポれるので、ホントに助かる。
だが、テント装備で仙丈ヶ岳に登って両俣小屋方面に下る方がいたり(両俣小屋泊で間ノ岳などまで行くのかな?)、黒戸尾根方面からテント装備でやってくる人がいたりした。凄すぎて尊敬するわ。
初心者でも登れないことはないが、けっこう急登な場面は出てくる。テント装備だったら登れた気がしない、、、
・頂上は仙丈ヶ岳も甲斐駒ヶ岳も素晴らしい。南アルプス側から中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父方面まで見渡せるダイナミックパノラマ。鳳凰三山の方面に雲が無ければ富士山も見れる。
・大人気の山々なので、早めに出て早めに帰ってくるのが良い。各所、かなり混雑する。
・この時期の夜はもう極寒。モンベル寝袋#3だったが、ダウン着込んでなんとか寒さを凌げる程度だった。
・仙流荘の風呂は天然温泉でもないみたい。テント泊の汗を流すには良いが、それ以上は期待しない方がいい。塩素臭いし露天も狭い。
◆仙丈ヶ岳
二号目から小仙丈ヶ岳まではけっこう斜度もあり、少しキツかった。
それ以外の箇所は、そこまで難しくはないと思う。
所々、北岳や富士山が見えるが、小仙丈ヶ岳からは一気に視界が広がりずっと気持ちよい。
先に大仙丈ヶ岳を経由。出発が遅くなり仙丈ヶ岳は既に人でいっぱいだったが、大仙丈ヶ岳まで来る人は少なく、静かで眺望を楽しめた。
仙丈ヶ岳山頂は人も多かったのでさっと経由。上からの眺めも良いが、下からカールを見上げる景色が良かった。
少し下って仙丈小屋で軽食を補給。あまり多くないがベンチがあるし、トイレも使えて(要チップ)助かる。
下りは大平山荘を回って降りて来ようと思っていたが、間違って沢を渡ってしまい、藪沢小屋ルートから下った(すぐに気付いたけど面倒なのでそのまま下って来た)。
藪沢小屋は、この時期は無人で避難小屋状態だった。その先の水場の水が冷たくて旨かった。
◆甲斐駒ヶ岳
↑長衛小屋〜仙水峠〜駒津峰〜直登ルートで甲斐駒ヶ岳
仙水峠までは楽々行ける。峠は眺め良く、朝日待ちの人々もいた。
仙水峠からはなかなかの斜度でかなりキツい。軽装だったので行けたが、重装備だったら根を上げていただろう。
最後は直登ルートにしたが、斜度はキツいし岩場が多い。
ザレ場もあった。花崗岩の砂礫らしい。けっこう滑る。ここで先行者が拳2つ分くらいの岩を落とし、自分のすぐ真横を落ちていった、、、かなり危ない。
自分は楽しめたが、高度感が苦手な人はやめた方が良いと思う。点線(バリエーション)ルートになってる地図もある。
朝早めに出たおかげもあり、山頂はまだ混む前でゆっくりできた。
白い砂がキレイな山頂で、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父方面まで見れて、大満足。行動食しか持っていかなかったが、北アルプスの超絶景を見ながらの軽食はサイコーだった。ずっと見てられる。富士山側(南アルプス側)は残念ながらガスってしまってたが。
山頂は吹き上げる風もあってかなり冷え込むので注意。
↓甲斐駒ヶ岳からトラバースルート〜魔利支天経由して駒津峰〜双児山〜長衛小屋
帰りはせっかくなので魔利支天を経由したが、まだこちら側はガスってたので、眺望も何も無い状態。魔利支天の石碑や剣だけ見て元のルートへ戻る。
道幅が狭い場所もあるが、このルートで登ってくる人は少ないのか、それほどすれ違いも起きなかったので楽に下山。
◆長衛小屋テント場
小屋近くの場所しか、一段下った場所、さらに下がって林に囲われた場所、さらにその先の沢を超えた場所に別れてるのかな。
とにかく混雑。
タイミングによると思うが、小屋近くの一等地はビッシリ埋まっており、かなり奥の沢手前の場所(二段下がった場所)しか取れなかった。
設営時は、沢の先は数えるくらいしかテントが無かったが、仙丈ヶ岳から帰ってくると沢の向こうのテント場までビッシリテントで埋まってた。
小屋でカップラーメンとかおでんも販売しているようだが、混雑していたのでよく見れなかった。
こんなに人が多いが、トイレはたくさん設置されていて、並ぶこともなく、水は流れるし芳香剤?もあってかなりキレイだった。
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本当は、二日目は栗沢山〜アサヨ峰に行き、そこから戻って甲斐駒まで行くつもりだった。しかし仙水峠〜栗沢山の急登具合にビビり、バスの時間内に帰って来れなくなったらヤバいと思い、止めた。
せっかくの三連休だったので、二泊にして三日目に長衛小屋〜栗沢山〜アサヨ峰に行けば良かった、、、それだけが心残り。なので、次はテント泊で仙丈、甲斐駒、アサヨ峰に登りたい。仙丈甲斐駒は何度登っても飽きなそう。
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