【上高地も涸沢カールも】奥穂高岳【人がゴミのようだ】
- GPS
- 22:43
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 1,946m
- 下り
- 1,946m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:04
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:24
天候 | 1日目:晴れ / 2日目:晴れ一時雹と雨 / 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般よく整備されているが、当然の事ながらザイテングラートから上は岩場・鎖場・ハシゴ場の要注意ゾーン。2日目の雨の影響で、3日目の下山時、涸沢直下の岩の表面が凍ってツルツル滑っておっかない状態になってた。 |
写真
装備
個人装備 |
ドライレイヤー上下
ベースレイヤー夏用
ベースレイヤー3シーズン用
ベースレイヤー泊地用
ライトシェルパーカ
ライトシェルパンツ
タイツ
シェルパンツ泊地用
ソックス夏用
ソックス3シーズン用
グローブ
帽子
レインウェア上下
靴(インソール)
ザック
レインカバー
朝食
ランチ
ディナー
行動食
非常食
飲料(ボトル)
ヘッドランプ
保険証
スマホ
カメラ
時計
手ぬぐい
消臭スプレー
ペーパー類(ティッシュ等)
マスク(消毒スプレー)
ガベージバッグ(ゴミ袋)
携帯トイレ
トレッキングポール
ガスカートリッジ
ストーブ
コッヘル
イグナイター
カトラリー(スプーン・箸)
ウォーターバッグ
浄水ボトル
歯磨きセット
電動ポンプ(兼ランタン)
エマージェンシーキット
テントポール
インナーテント
フライシート
グラウンドシート
ペグ
タオル
シュラフ
インナーシュラフ
スリーピングマット
枕
アタックザック
防寒ベースレイヤー
防寒タイツ
インシュレーション
防寒ソックス
デジタルタイマー(目覚まし)
モバイルバッテリー
電池
タバコ
熊鈴
|
---|
感想
お盆休み後半に予定していた奥穂高岳だが、台風10号のせいでキャンセルし、来年かなーと思っていたが、10月の3連休の天気が良さそうだったので、急遽行く事にした。
紅葉シーズンの涸沢はとても混むという話だったが、確かに混んでいた。
行きのバスから行列で(7月に槍ヶ岳に行った時は並ぶという事がほぼ無かった)、チケットを買うだけで30分以上並び、結局始発の6時のバスには間に合わず、30分後のバスに乗る事に。
その後はとてもしんどい以外は特に問題も無く無事涸沢に着いたが、すでにテントが沢山張られていた、さっさと空いている場所を確保、設営し、受付を済ませてこの日は終了。だがしかし、夜は寒かった。
次の日はのんびりと支度をして奥穂高岳のピークハントに。それほど混んでいるわけでは無かったものの、難所が多く、あまりペースが上がらず、ついでに登ろうと思っていた涸沢岳は取りやめて、下山。この判断が良かったか、テントに辿り着く直前に降り出してきた。ヘルメットから硬い音がすると思ったら雹が混じっていた。殆ど濡れずにテントに入り込み、止むのを待つが思ったよりも長く(3時間くらい)降っていた。気温も急激に下がり、後から聞いた話によると、低体温症になった人も出たらしい。雨が止んだ所でトイレ行列に並び、用を足してテントに戻ると穂高の山頂がうっすら雪化粧していた。これも後から聞いた話なのだが、穂高岳山荘のSNSによると、小さい雪だるまが作れるくらいには積もったらしい。前日の反省からこの日は着込むだけ着込んで寝る。しかしながら、ガイラインで足の踏み場もないほどテントが張られていたせいか、ヘッ電の光がテントにちらちら当たり、微妙に寝づらい。やはりアイマスクを買おうと思う。
最終日、テントはガチガチに凍っていた。幸い、ステラリッジはフライのジッパーが凍結に強いタイプだったので良かったが、正直、テントが凍るのは初めての事で、驚きというか感嘆した。涸沢ヒュッテのウッドデッキも凍結、着霜のつるつる状態で、尻もちをついている人を見かけた。
下山開始直後の階段状の岩場が今回一番神経をすり減らした場所だったかも、岩の表面が凍結しておりつるつる状態。細心の注意を払い、Sガレの辺りまで来ると濡れてはいるが凍結はしていない状態になり、一安心。とはいえ、涸沢ヒュッテ出発直後からすでに登ってくる人多数で、すれ違いが多く、だるまさんが転んだ(あるいはメタルギアソリッド)状態なので、ペースはあまり上がらず、これは仕方の無い事なので焦らずのんびり下る。槍ヶ岳の時と違い、最終バスには十分間に合う時間だったので、前日から無性に食べたくなっていたカレーをランチに食べる事にする。徳澤園のカレーが美味しいという話だったのだが、横尾ですでに空腹のピークを迎えており、徳澤に着いた頃には落ち着いちゃっていそうだったので、横尾山荘で戴いた。
明神まで来ると、初日は全く気付かなかったが、左岸が通行可能になっていた(どうやら12日から通行可能になったらしく、どのみち行きの初日は通れなかった模様)。おかがで下山時間を短縮でき、予想より30分近く早めに河童橋に着いたため、土産物店を物色。あとはバスに乗って帰るだけと思ったが、ここからが長かった。なんと、河童橋までバスの行列が伸びており、15時に並び始めてバスに乗れたのが17時。ようやく駐車場に着いたと思ったら、料金の精算機が旧千円札しか使えず、手持ちが全て新千円札と一万円札だった為、急遽連絡先に電話をして両替しに来てもらうことに。担当の方によると、精算機の新札対応は来年になると松本市から言われたとの事。なお、涸沢、沢渡ともにDoCoMoは圏外、今年に入ってデュアルSIMにしたAUがばっちり繋がっていたので助かった…。
駐車場を出てからも更に、工事の影響で通常1時間程度で着くはずの松本市街まで2倍近い時間がかかり、スーパー銭湯で風呂とディナーを済ませ、帰宅の途に就くも、なぜかGoogle先生が中央道を案内し始め、案の定小仏トンネルからの大渋滞で結局談合坂から上野原までした道に回避させられ、挙句の果てには圏央道が事故で入間〜青梅間が通行止めで、日の出で降ろされることに…(ちなみにおっさんの住んでいる辺りは、松本まで上信越道経由でも中央道経由でもほぼ同じ時間がかかるのだが、渋滞無しのスルーで行くと中央道経由の方が数分早いので、Google先生がやらかした模様)。
下山後はどこに行っても大渋滞の、まさに3連休ならではといった感じであったが、多少の雨はあったものの、3日間とも好天に恵まれ、無事奥穂高岳のピークも踏めたので、実に満足のいく山行だった。
いいねした人