ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7353178
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

2024-10-13_鋸岳(山梨県・長野県)_日本山歩日記

2024年10月12日(土) ~ 2024年10月13日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:48
距離
29.7km
登り
2,280m
下り
2,274m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:41
休憩
0:25
合計
6:06
距離 12.5km 登り 1,225m 下り 161m
9:53
9:54
216
13:30
13:48
67
14:55
15:01
49
15:50
2日目
山行
9:09
休憩
1:31
合計
10:40
距離 17.2km 登り 1,055m 下り 2,113m
5:46
126
7:52
8:17
31
8:48
9:01
19
9:20
9:54
27
10:21
31
10:52
10:59
107
12:46
12:47
29
13:16
13:23
26
13:49
13:53
146
16:19
7
1日目の宿泊地は横岳峠。 テント場ではないがソロテントなら6−7張は張るスペースあり。 水場は富士川の源泉で汲んでから横岳峠に上がるのがよいでしょう。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道小淵沢ICより県道11号、国道20号、釜無川を南西に林道作業ゲート
コース状況/
危険箇所等
9.2kmの林道は崩壊地が3か所で河原に下りて迂回ルートをとる。
三角点ピークから先、鋸岳山頂までは痩せた岩稜隊で南側は切り立っており、歩行注意。
2024年10月12日(土)と13日(日)の2日間の登山記録です。山頂からの南アルプスの展望をカバー画像にしました。

2024年10月14日 15:31撮影
1
10/14 15:31
2024年10月12日(土)と13日(日)の2日間の登山記録です。山頂からの南アルプスの展望をカバー画像にしました。

釜無川林道を進み、ゲートの前の路肩に駐車します。
1
釜無川林道を進み、ゲートの前の路肩に駐車します。
ゲートは横の隙間から進みます。
1
ゲートは横の隙間から進みます。
振り返ると後に八ヶ岳の姿がありました。
2
振り返ると後に八ヶ岳の姿がありました。
釜無川橋
携帯は基本、林道では入らないようです。一部入るところもあるようですが。
1
携帯は基本、林道では入らないようです。一部入るところもあるようですが。
耐震補強の工事が進んでいます。高度の高いところも作業者の方が入っています。
2
耐震補強の工事が進んでいます。高度の高いところも作業者の方が入っています。
悪沢出合
チャリをデポしている登山者もいます。
1
チャリをデポしている登山者もいます。
林道のゲートから7kmの地点で昼食休憩にしました。
1
林道のゲートから7kmの地点で昼食休憩にしました。
第六ダム。 大きな砂防堰堤はこれが最後
1
第六ダム。 大きな砂防堰堤はこれが最後
天国への浮橋? 載らないほうが無難でしょうが相当手前から河原に下りる迂回路を通る必要があります。
2
天国への浮橋? 載らないほうが無難でしょうが相当手前から河原に下りる迂回路を通る必要があります。
この崩落地が一番ひどい。ガードレールがひん曲がっています。
2
この崩落地が一番ひどい。ガードレールがひん曲がっています。
河原に下りて左のピンクテープから崖をよじ登ります。
2
河原に下りて左のピンクテープから崖をよじ登ります。
渡りきって対岸から見た光景です
1
渡りきって対岸から見た光景です
ここも左下に河原へ下りて回避します。
1
ここも左下に河原へ下りて回避します。
第六ダム。 大きな砂防堰堤はこれが最後
1
第六ダム。 大きな砂防堰堤はこれが最後
第六ダムのすぐ先は河原に下りる道がなくそのまま崩れそうな斜面を進むしかない。 ストックを使うと便利ですが大木を踏み越える必要あり。
2
第六ダムのすぐ先は河原に下りる道がなくそのまま崩れそうな斜面を進むしかない。 ストックを使うと便利ですが大木を踏み越える必要あり。
ようやく今夜のテント地の横岳峠が見えました。
1
ようやく今夜のテント地の横岳峠が見えました。
林道歩きはこれで終了。
1
林道歩きはこれで終了。
比較的新しい橋を渡って
1
比較的新しい橋を渡って
旧大昭和製紙ログハウス
1
旧大昭和製紙ログハウス
地下は避難スペースとしてテント泊も可能です。
2
地下は避難スペースとしてテント泊も可能です。
一時この付近でクマの目撃情報がありましたが、近くに糞は見当たりませんでした。
1
一時この付近でクマの目撃情報がありましたが、近くに糞は見当たりませんでした。
河原からいよいよ登山ルートへ
1
河原からいよいよ登山ルートへ
富士川の水源到着
1
富士川の水源到着
こんこんと湧いているので給水します。
2
こんこんと湧いているので給水します。
横岳峠まで我慢の登り
1
横岳峠まで我慢の登り
前方に人の姿が見えました。 ようやく横岳峠です。
1
前方に人の姿が見えました。 ようやく横岳峠です。
なんとか16時前にテント場到着。 この日は5張でした。
1
なんとか16時前にテント場到着。 この日は5張でした。
夜を迎えます。
翌13日(日)の4:50にヘッデンをつけて出発。
1
翌13日(日)の4:50にヘッデンをつけて出発。
すぐに明るくなってきました。 モルゲンロートの仙丈ケ岳が見えます。
1
すぐに明るくなってきました。 モルゲンロートの仙丈ケ岳が見えます。
三角点ピークまでは2時間の登りです。
1
三角点ピークまでは2時間の登りです。
天気がよくて森林限界で南アルプスと中央アルプスが見えます。
1
天気がよくて森林限界で南アルプスと中央アルプスが見えます。
そして後光を浴びたラスボス出現
2
そして後光を浴びたラスボス出現
三角点ピークで休憩。 鋸岳の分岐を過ぎて先に進まないと三角点はありません。
2
三角点ピークで休憩。 鋸岳の分岐を過ぎて先に進まないと三角点はありません。
ここから北アルプスも見えました。
1
ここから北アルプスも見えました。
三角点から分岐に戻り、鋸岳第一高点を目指します。
1
三角点から分岐に戻り、鋸岳第一高点を目指します。
ここからは気の抜けない難路
1
ここからは気の抜けない難路
右側の山梨県側は完全な絶壁
1
右側の山梨県側は完全な絶壁
進む方角にはほぼ壁
1
進む方角にはほぼ壁
振り返った三角点ピーク
1
振り返った三角点ピーク
角兵衛沢のコルへ下る
1
角兵衛沢のコルへ下る
日陰のルート上に霜がついていて濡れて滑りやすい箇所があります。
1
日陰のルート上に霜がついていて濡れて滑りやすい箇所があります。
最後のひと踏ん張り
1
最後のひと踏ん張り
山頂標識が見えました。
1
山頂標識が見えました。
甲斐駒と山頂標識
1
甲斐駒と山頂標識
奥秩父と八ヶ岳(こっちはガスの中でした。)
1
奥秩父と八ヶ岳(こっちはガスの中でした。)
北アルプス・中央アルプス、手前は三角点ピークと横岳

1
北アルプス・中央アルプス、手前は三角点ピークと横岳

当然山頂では万歳三唱をやりました
2
当然山頂では万歳三唱をやりました
慎重に下山開始
角兵衛沢のコル
細い稜線を慎重に進みます。
1
細い稜線を慎重に進みます。
迷いやすいところもあり要注意。

1
迷いやすいところもあり要注意。

テント場に戻ってきました。
1
テント場に戻ってきました。
再び水を汲んで長い林道歩きに備えます。
1
再び水を汲んで長い林道歩きに備えます。
ログハウス、ここから林道が始まります。
1
ログハウス、ここから林道が始まります。
河原へ下りて崩壊地を迂回
1
河原へ下りて崩壊地を迂回
最大の難所は車両待避所26番のところのう回路。 結構急な下り。
1
最大の難所は車両待避所26番のところのう回路。 結構急な下り。
天国への浮橋は上を通らずそのまま河原を進みました。
1
天国への浮橋は上を通らずそのまま河原を進みました。
快適トイレ、ありがたいです。
1
快適トイレ、ありがたいです。
ようやく終わりが見えてきました。
1
ようやく終わりが見えてきました。
16時過ぎにようやく林道ゲート到着。 無事下山です。
1
16時過ぎにようやく林道ゲート到着。 無事下山です。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント 寝袋 EPIコンロ  コッヘル クマ鈴 クマ撃退スプレー 虫よけ

感想

2024年は8月下旬から台風や秋雨前線の影響で全国的に週末は天気が悪い日が続いていました。 スポーツの日の連休は久しぶりに晴天が続き、念願だったテント泊での鋸岳へのアタックをすることができました。 林道歩きの長さに加えて崩壊した沢を回避するため河原に下りたり、メインの鋸岳への登りでは足もすくむような断崖の横を通過したり急な斜面をよじ登ったりと、体力・技術ともに相当タフな登山でした。山頂からの眺めは南アルプスの甲斐駒・仙丈ケ岳や北岳はもちろん、北アルプスや中央アルプスも一望できる素晴らしい景色でした。 



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:141人

コメント

お疲れさまでした!
かなり難度が増していますね、好天で良かったですね。
2024/10/15 22:57
いいねいいね
1
ありがとうございます。 Fireboltさんのアドバイスに基づき、ログハウス下でテントを張るのはやめて横岳峠まで行きましたが、翌日の行程が楽になり正解でした。 久しぶりの連休の晴天だったので玄人向けコースながら登山者の方は結構いました。
2024/10/16 8:10
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら