記録ID: 7353930
全員に公開
ハイキング
奥秩父
甲武信ヶ岳・木賊山・雁坂嶺・笠取山周回
2024年10月13日(日) [日帰り]


体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 10:11
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,553m
- 下り
- 2,554m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 10:11
距離 29.4km
登り 2,553m
下り 2,554m
15:15
ゴール地点
天候 | どぴーかん☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://michinoeki-mitomi.fruits.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼ 道の駅みとみ~木賊山(近丸新道) ・取り付きは急登ですが、次第に砂地の細トラバースになります。 ・砂地で崩落しやすい登山道で、一般登山道というには細すぎる気もするので滑落注意です。 ▼ 木賊山~甲武信ヶ岳 ・甲武信ヶ岳まではザレ場の下りですが、登山靴で道をちゃんと選べば問題ありません。 ▼ 甲武信ヶ岳~雁坂嶺 ・甲武信小屋からは木賊山のまき道です。 ・まき道が終わると、砂地のあるザレの下りが序盤は続きますがこれも登山靴であれば問題ありませんし、ロープの付けられていない傾斜のある岩場が登場しますが、グリップが良好な岩肌なので登山靴なら問題ありません。 ・たまに岩に砂が多く付着した岩が滑りやすかったので注意です。 ・破風山への登りはシャクナゲの煩い岩場です。 ・破風山へ登ってからはしばらくエッジの立った岩場が大量に登場です。濡れている時は恐らく滑るので注意です。 ▼ 雁坂嶺~笠取山西 ・足元の笹が煩い感じもしますが、笹下の障害物を見逃さなければ問題ありません。 ▼ 笠取山西~笠取山展望地 ・見かけ脅しかと思いましたが、ちゃんと急登でした。 ・ジグを切って登るのかと思いきや、直登。ただ、過去の登山者の苦労を物語るように足場にステップがあるので問題なく登れます。 ▼ 笠取山展望地~笠取山 ・笠取山展望地は笠取山の本当のピークではないようなので注意。笠取山展望地から先の岩場を越えた先に本当のピークがあります。 ▼ 雁峠~道の駅みとみ ・沢沿いの道の只管進みますが、一般登山道というのは心許ないほどの踏み跡とピンクテープしかありません。 ・基本的にピンテを探して渡渉ポイントを探しての繰り返しです。 ・道が若干不明瞭なのと距離は長いですが、傾斜はとても緩やかです。 |
その他周辺情報 | ・道の駅 大滝温泉 https://www.michinoeki-network.jp/otaki/ ※ 秩父側からアプローチするのであれば。 ※ 山梨県側にも帰り道いくつか温泉はあります。(大菩薩方面) |
写真
前入りで道の駅みとみに車中泊です🛏Zzz
後部座席をフラットシートにしてマットレスを配置したら快適に寝られました✨
それにしてもこの時期は寒い!トイレに行くときもブルブル…。
この写真は早朝出発した時の様子です。
後部座席をフラットシートにしてマットレスを配置したら快適に寝られました✨
それにしてもこの時期は寒い!トイレに行くときもブルブル…。
この写真は早朝出発した時の様子です。
甲武信小屋に到着しました。営業は9時からのようで、小屋の前では従業員の方がタバコを吸っていました。
甲武信小屋は一度見て見たかったんですよね。以前、甲武信ヶ岳に来た時、甲武信小屋へは下らないといけないと分かってすぐパスしてしまったので😂
甲武信ヶ岳は登頂済みですが、折角近くまで来たし、2度目の登頂があってもいいか?と思ったのですが、ガスっているのを見て行くのを止めようか激しく葛藤しました。
何故なら、ここから先登りだからです💦
甲武信小屋は一度見て見たかったんですよね。以前、甲武信ヶ岳に来た時、甲武信小屋へは下らないといけないと分かってすぐパスしてしまったので😂
甲武信ヶ岳は登頂済みですが、折角近くまで来たし、2度目の登頂があってもいいか?と思ったのですが、ガスっているのを見て行くのを止めようか激しく葛藤しました。
何故なら、ここから先登りだからです💦
破風山へと向かいますが、ここから枯れ木が大量に現れます。
この枯れ木は、シラビソ(広葉樹の一種)で、1970年に枯れていることが報告されてから酸性雨が原因である可能性を元に研究がされ、結果、酸性雨ではなく地形・地質条件と局地的な気象要因(特に乾燥ストレス)が推測されとのことです。
この枯れ木は、シラビソ(広葉樹の一種)で、1970年に枯れていることが報告されてから酸性雨が原因である可能性を元に研究がされ、結果、酸性雨ではなく地形・地質条件と局地的な気象要因(特に乾燥ストレス)が推測されとのことです。
雁坂峠は、標高約2,070mと非常に高く、日本三大峠と呼ばれています。
古くから武蔵と甲斐を結ぶ重要な山道でした。
標高の高い険しい峠は、1998年までは「開かずの国道」と呼ばれていましたが、今はトンネルで結ばれています。
古くから武蔵と甲斐を結ぶ重要な山道でした。
標高の高い険しい峠は、1998年までは「開かずの国道」と呼ばれていましたが、今はトンネルで結ばれています。
秋も深まったので飲み物は2ℓしか持ってこなかったのですが、既に1.5ℓ消費してしまったので仕方なく雁坂小屋まで下ってきました。
コーラ×2本(700ml)
水×1本(500ml)
を補充しました。
雁坂小屋の人達はいい人そうな感じでした。
コーラ×2本(700ml)
水×1本(500ml)
を補充しました。
雁坂小屋の人達はいい人そうな感じでした。
感想
【埼玉の山50完登!】
埼玉の山50を終わらせるかー!と行って来ました✨
涼しくなってから涼しくなってから…と、この総距離と累計標高をなかなか受け入れられずにいましたが、重い腰を上げて行って参りました。
過去の経験から、この行程では必ず足の攣りに見舞われると覚悟。そこで秘策として、経口補水液2ℓをプラティパスに忍ばせ、さらに芍薬甘草湯も懐に。この準備が功を奏し、驚くべきことに一度も足を攣らせることなく完歩!🎉
ここで皆さんに伝えたい、山行の極意。市販の経口補水液は確かに他のスポーツドリンクより少々お高め。でも考えてみてください。たった500ml200円の投資で、あの地獄のような筋肉の痛みから解放されるのです。山中で「3000円で今すぐこの痛みから逃れられる」と言われたら、二つ返事で支払ってしまうでしょう。そう考えると、500ml200円という先行投資は驚くほどお得なのです!💡
この経験を経て、さっそく帰宅後、Amazon で経口補水液のパウダーをポチリ。これなら山の水場でも即席で作れるし、実はコスパも抜群なんです。まさに登山者の味方ですね!😉
帰り道、道の駅みとみで旬のシャインマスカットと、ピリッと辛い韓国の生唐辛子をゲット。山の征服と季節の味覚を両手に、満足感に包まれながら帰路につきました。この日の達成感と、山の恵みの味は、きっと長く心に残ることでしょう。🏔️✨
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コメント
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笠取山まで一気にイッちゃいましたか!
埼玉の山もこれで一段落ですね😁
木賊山まで登って甲武信ケ岳行かないのもなんですが自分ならスルーするところさすがの健脚っぷりですね👍
標高差あるアップダウンが多くて疲れたとおもいます😓
攣ったことないのですが最近、筋肉痛になるので辛いです😣
翌日は必ず脱力感でひきこもりしてます😪
ありがとうございます✨
せっかくキツイ山行するなら突き詰めるか!と変な拘りを持ってしまうんですよね😅
この山域は家からも遠くてまた来るのは大変ですし、残りの山が奇しくもすべて稜線で繋がっているので周回コースになっちゃいます😄
まどかさんが同じ状況ならきっと同じコースを計画されるはず。笑
山行中、まどかさんの山行記録に書かれていたルーファイ(ルートファイト)が頭から離れず、子供の頃の懐かしい思い出、ファイナルファイトをイメージして吹き出しました🤣💦
ボクも御多分に漏れず筋肉痛です💪
山行後にプロテインやアミノバイタルの顆粒のまがい物のアミノガッツを飲んでますが、これだけで翌日の疲れも含めてだいぶ違いますよ😊
自分も、去年ほぼ同じような感じで回ってコンプリートしたのを思い出しました。
なので、最後の写真28あたりは、足がプルプルして絶望してました😅
そして、写真33あたりは可愛いずんだもんになっていますが、やっている行程はとても屈強でタフだもんですよね🤣
次は、どのへんあたりを登るのでしょうか?
新たなチャレンジ、楽しみにしてます😉
ありがとうございます✨
かずらんさんの山行記録を見てきました。
ボクと全く同じ木賊山+雁坂嶺+笠取山が残っていたのですね!
奇しくも登頂マーク済みの甲武信ヶ岳に登られたあたりの奇行ぶりも同じでなんだか嬉しいです😳✨
しかし、かずらんさんの歩かれた季節は残雪があったようで、大変でしたでしょう💦
笠取山の最後のラスボスにふさわしい感じは全く同じ感想を持ちました。笑
これで完登だと思った時、妙な高揚感がありました😄
タフだもん🤣タフという言葉がしっくりくる山行ではありましたが、タフだもんの可愛さの片鱗を感じて頂けたら幸いです✨
そろそろ時期的にも寒くなってくるので、かずらさんが回られている東京なんちゃらでも巡るかもしれません😄
国道便所の件ですが、明治年間から1998年の雁坂トンネル開通まで、雁坂峠を越える登山道が国道140号に指定されていて、そのルート上にトイレが設置されている感じです。
http://tabi.road.jp/tozandou/R140-01/R140-01.html
いつかは歩きたいと思いつつ、完全に忘れてたんで、改めて近いうちに行ってみたいと思いました。
ありがとうございました
国道トイレの秘話、まるで山の語り部から聞いた昔話のように心に染み入りました。
山と高原地図を紐解いてみれば、そこに黒岩ルートの姿が浮かび上がり、まさに目から鱗が落ちる思いです。
雁坂トンネルの頭上を縫うように走る黒岩ルート。その道中に佇むトイレは、かつての山路の記憶を守り続けているのですね。
雁坂トンネルが開通した今もなお、この古き良き登山道が健在であることに、胸が熱くなりました✨
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