燃ゆる紅葉の安達太良山。日帰りフルコースで120%満足♪
- GPS
- 08:05
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 942m
- 下り
- 943m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時頃の到着時、20台程の駐車がありました。 これだけ広い駐車場でも入りきらなかった車が出たのか、下山時には道路沿いの空きスペースにも駐車が見受けられました。 平日でこれとは・・・。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 1)奥岳登山口〜薬師岳 五葉松平を経由して登るルートです。 しばらくは勢至平・くろがね小屋へ向かうルートと重複しますが、スキーのリフトの下を通るようにして分岐し、ゲレンデ内を登っていきます。 道標やペイント、ピンクテープ等の目印に乏しいので、下山時はともかく、登坂の際が道が分かりにくいと思います。 スキーのリフトの頂上側発着場が見えたら、その左脇に奥へ向かって伸びる道がありますので、その道を進んでいきます。 あとは一本道で道は明瞭ですが、若干歩きにくい道かも。 2)薬師岳〜安達太良山 ロープウェーからの登山客が合流する、安達太良山で一番のメジャールートであるためよく整備されています。 危険箇所も特になし。 3)安達太良山〜鉄山 安達太良山からしばらくは「牛の背」と呼ばれる広い稜線を歩きます。 左手に大迫力の火口である「沼の平」が見えると、峰の辻分岐に出ますが、そこを直進すると鉄山へと向かう縦走ルートになります。 こちらは「馬の背」と呼ばれるヤセ尾根で、ザレて滑りやすい箇所もあるので注意。 また、強風時にバランスを崩しやすい場所でもあるようです。 鉄山へは巻いて登るため、一旦鉄山の西側へ巻き込んだ後に稜線へと登って鉄山へと至ります。 鉄山山頂の近くには無人の山小屋「鉄山避難小屋」があります。 4)峰の辻分岐〜くろがね小屋 峰の辻分岐からはなだらかな道が続きます。 峰の辻では、くろがね小屋へ向かうルートと勢至平へ向かうルートが分岐しますが、やがて合流するので奥岳登山口へ向かうならどちらのルートを通っても問題ありません。 くろがね小屋へと向かうルートは途中にザレの急登があるので、下降時は転倒注意。 くろがね小屋ではトイレ休憩・日帰り温泉利用ができます。 5)くろがね小屋〜奥岳登山口 「馬車道」と呼ばれる車一台分の幅の砂利道がずっと続きます。 くろがね小屋の管理用車や岳温泉の管理用車のジープが通ることもあるため、勾配は全般的になだらかです。 くろがね小屋から10〜15分ほど歩いたところに金明水があるので、水の補給が可能です。 勢至平を過ぎてしばらくすると、旧道が何度か分岐・合流を繰り返しますが、どちらのルートでも奥岳登山口へ向かうことができます。 ただし、旧道は地面が露出している部分が多いので滑りやすく、特に雨の後は非常に滑ります。 烏川を橋で越えたところでは「あだたら渓谷自然歩道」が分岐しますが、この自然歩道経由でも奥岳登山口へ戻れます。 【登山ポスト】 奥岳登山口 【トイレ】 奥岳登山口(ロープウェーの営業時間外はロープウェー発着場1階にあるトイレが利用可能)・ロープウェー山頂駅・くろがね小屋 【水場】 くろがね小屋・金明水 【山小屋】 鉄山避難小屋(無人)(コンロを使用するときは、足元のコンクリートで) くろがね小屋(有人)(冬季以外のコンロ使用は屋外かもしくは地階の自炊室で) 【地形図】 25,000分の1 安達太良山 |
その他周辺情報 | 【温泉】 ,ろがね小屋 内湯のみ 大人410円 鏡ヶ池 碧山亭 内湯・露天風呂 大人720円 シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ドライヤー・貴重品ロッカーあり 【コンビニ】 岳温泉街にファミマ1軒 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
ゲイター(1)
シルバコンパス(1)
ダウンジャケット(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ポケットティッシュ(1)
行動食
タオル(1)
レインウェア(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
予備食糧
トイレットペーパー(1)
熊鈴(1)
予備靴紐(1)
マグカップ(1)
トレッキングポール
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共同装備 |
医薬品類(1)
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(3)
ツェルト(1)
サバイバルシュラフ(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
クッカー(1)
折畳ナイフ(1)
オールウェザーブランケット(1)
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感想
自分の中のベスト1位の山であり、何度も訪れている安達太良山。
安達太良山は錦秋の絨毯とも呼ぶべきな見事な紅葉が広がる山として知られていますが、生憎その様子を実際に見たことはなく、また昨年、紅葉狩り山行に失敗(悪天候により撤退)した経緯もあるので、今年こそはと思いながら時を待っていました。
とはいえ、時が経つのは早いもので気がつけばもう9月は終わり。
紅葉はどうかと思って見てみれば、ちょうど今が盛りとのこと。
これは行くしかない!と思い立ち、急遽計画を練り上げて行ってきました。
結果は、上々も上々。
本当に行って良かったです。
薬師岳と仙女平分岐の辺りがハイライトとでもいうべき場所で、そこから見上げる紅葉はまさに錦の絨毯。
赤と黄色が乱れて入り混じり、美しいの一言でした。
この日は時間に余裕があったので鉄山へも足を延ばしました。
初めて足を踏み入れた鉄山避難小屋では悠々と山メシを楽しむことができた上、鉄山避難小屋から峰の辻分岐まではお隣の新潟県からやってきていたご夫婦と歓談しながら一緒に歩き、それだけでも恵まれた山行となったのに、さらにくろがね小屋の温泉にも入り、また悠々とコーヒータイムまで楽しめたので、日帰りでありながらも満足度は今年一番の山行となったかもしれません。
特に、何を差し置いても紅葉が美しく、峰の辻からくろがね小屋へ至るまでの間だけでも本当に見事な紅葉が見られました。
また、くろがね小屋で紅葉を眺めながら浸かる温泉がこれまた素晴らしく、例えのぼせてもなお入っていたくなるくらいに感じられました。
安達太良山ってこんなに綺麗な山だったのかと再認識でき、安達太良山の魅力をさらに深めて感じることができました。
のんびりできるし、やっぱりイイ山です♪
安達太良山良いですね。
福島県出身なのに一度も登ったことがないので、雪が降る前に一度登ってみたいと思います。
ルートなど参考にさせていただきたいと思います。
はじめまして。
お粗末な記録ではありますが、参考になれば幸いです。
今後冷え込みが厳しくなったり荒れたりする日もあるかと思いますが、展望や登山道にある施設、交通アクセスなどが良いので、いい山だと思います。
実際に行かれる際には、どうぞお気をつけて楽しまれてきてください♪
初めまして。こんにちわ。安達太良山いいですね。自分はこの9月に持病が悪化し現在静養中です。ヤマレコを見ると気持ちが焦ってしまうため今年中はヤマレコを見ないと決めたのですが少し前にメールが届き本記録知り我慢できず開けてしまいました 。昨年の5月に初めて登ったのですが素晴らしい山でした。なぜ魅力的なのか考えたのですが景色の多彩性でしょうか。登りはロープウエイを利用しましたが、なだらかな東斜面。それこそアベックなら愛を確かめ合いながら手をつないでも登れますよね 。ところが西側には大きな噴火口があり景色は一変する 。鉄山は文字通り茶褐色で溶岩の塊の雰囲気。箕輪山まで行こうしましたが、まだ中途半端に残雪あり、シャクナゲに足を取られ断念しました 。鉄山から勢至平経由で下山しましたが残雪の斜面を適当に下り賽の河原のような雰囲気のところもあり全く飽きませんでした。自分は2013.8~2014.7の1年間しか登山できませんでしたが、その1年間で関東近郊の日本百名山の14座に行きましたが安達太良山が一番印象に残っています。
体調が回復しましたら、今度は秋に行ってみたいと思っています。
はじめまして。
そうですね、安達太良山は多彩な景色というか要素がありますね(^^)
ロープウェーあり、火山風景あり、泊まれる有人の山小屋あり、縦走ルートあり、温泉あり・・・などで、一つの山ながらいろいろ味わえるのが面白いと思います。
山は逃げませんから、良く養生なさって下さい。
素晴らしい山日和になるといいですね♪
度々、申し訳ありません。本日NHKで日本百名山の人気ランキングみたいな放送がありました。番組の途中から見ましたので前後の話は分かりませんが、安達太良山が28位になっていました。また、実際に安達太良登山の様子を放送してました(ほとんどの山は順位の発表だけで実際の登山の様子は放送してません)。現地のガイドさんのコメントが自分と同じでした。「安達太良山は様々な景色がみられるのです」。本当に素晴らしい山と思います。
100あるなかで28位とは嬉しいですね。
でも、山の好みや楽しみ方は人それぞれですから、他のランキングが何位であろうと自分の中では1位ですね。
この素晴らしい山に日帰りで行ける場所に住んでいて良かったと思います。
きっと羨む人もいることでしょう。
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