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Yamareco

記録ID: 7354939
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

枝折峠ー小倉山ー越後駒ヶ岳 往復

2024年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
Washiba2924 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:18
距離
16.7km
登り
1,266m
下り
1,264m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:45
休憩
3:34
合計
12:19
距離 16.7km 登り 1,266m 下り 1,264m
6:26
8
スタート地点
6:34
6:42
31
7:13
7:21
61
8:22
8:26
45
9:11
9:42
47
10:29
10:34
57
11:31
12:00
22
12:22
12:48
24
13:12
13:41
14
13:55
14:03
21
14:24
14:29
23
14:52
14:58
36
15:34
16:00
37
16:37
16:40
59
17:39
17:58
9
明神峠一つ手前のピーク
18:07
18:13
29
18:42
18:43
2
18:45
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
枝折峠の駐車場は大変混みます。登山前日の夕暮れ時に行ったのですが、既にほぼ満車。近年有名になった滝雲を早朝から見物する為に車中泊をする人が増えた為このようになってしまっています。
あれが目指す越後駒ヶ岳か・・・。と、遠いな・・・と、最初から挫け気味。そう思っていたのだが・・・。
2024年10月13日 06:51撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
10/13 6:51
あれが目指す越後駒ヶ岳か・・・。と、遠いな・・・と、最初から挫け気味。そう思っていたのだが・・・。
暫く歩くと本当の越後駒ヶ岳が見えてきた。最初越後駒ヶ岳だと思っていた山は中ノ岳だった。
2024年10月13日 07:02撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 7:02
暫く歩くと本当の越後駒ヶ岳が見えてきた。最初越後駒ヶ岳だと思っていた山は中ノ岳だった。
暫く歩くと明神峠に到着する。「十合目 大明神」と書かれた杭(標識?)がある。峠の頂上に存在するから”十合目”らしい。向かって右側の扉はしぶく動かし辛い。左側は軽く動かせる。中を覗きたい時は左側を開けるべし。なお、この明神峠、戦前の旧版地形図を見ると”枝折峠”と表記されている。現在の枝折峠を経由する道も書かれているが、そこには峠名が書かれていない。当時ここが”枝折峠”であったのか、それとも現在の名前”明神峠”が本来の名前で地形図が間違っていたのか謎が残った。
2024年10月13日 07:16撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 7:16
暫く歩くと明神峠に到着する。「十合目 大明神」と書かれた杭(標識?)がある。峠の頂上に存在するから”十合目”らしい。向かって右側の扉はしぶく動かし辛い。左側は軽く動かせる。中を覗きたい時は左側を開けるべし。なお、この明神峠、戦前の旧版地形図を見ると”枝折峠”と表記されている。現在の枝折峠を経由する道も書かれているが、そこには峠名が書かれていない。当時ここが”枝折峠”であったのか、それとも現在の名前”明神峠”が本来の名前で地形図が間違っていたのか謎が残った。
目指す越後駒ヶ岳が大きくなってきた。でもまだまだ先。
2024年10月13日 07:22撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 7:22
目指す越後駒ヶ岳が大きくなってきた。でもまだまだ先。
このような歩き易い箇所もある。妙に急な場所もあるのだが。
2024年10月13日 07:22撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
10/13 7:22
このような歩き易い箇所もある。妙に急な場所もあるのだが。
近年、急に有名になった「滝雲」。この雲目当てに枝折峠で仮眠する車多し。麓からのシャトルバスもある。早朝(夜明け前)に警備員が車の誘導をしていたのには驚いた。
2024年10月13日 07:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 7:25
近年、急に有名になった「滝雲」。この雲目当てに枝折峠で仮眠する車多し。麓からのシャトルバスもある。早朝(夜明け前)に警備員が車の誘導をしていたのには驚いた。
これから進むべき稜線が見えて来る。稜線上をアップダウンを繰り返しながら進むのが手に取るようにわかる。
2024年10月13日 07:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
10/13 7:50
これから進むべき稜線が見えて来る。稜線上をアップダウンを繰り返しながら進むのが手に取るようにわかる。
花の季節はほぼ終わり。何故かアカモノが寂しそうに残っていた。
2024年10月13日 08:55撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 8:55
花の季節はほぼ終わり。何故かアカモノが寂しそうに残っていた。
サワフタギ(沢蓋木)の実。別名、ルリミノウシゴロシ(瑠璃実の牛殺し)と言うらしい。確かに瑠璃色の実だ。この独特の色をした実、実は食べる事が出来るという。ジャムにもするらしい。これだけ目立つのなら、誰かが採取してしまいそうなものなのだが、たわわに実ったままだった。
2024年10月13日 09:11撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 9:11
サワフタギ(沢蓋木)の実。別名、ルリミノウシゴロシ(瑠璃実の牛殺し)と言うらしい。確かに瑠璃色の実だ。この独特の色をした実、実は食べる事が出来るという。ジャムにもするらしい。これだけ目立つのなら、誰かが採取してしまいそうなものなのだが、たわわに実ったままだった。
さて、ここからが越後駒ヶ岳の登山開始地点と言って良いのかもしれない。ここからは一本調子の登りが続く。
2024年10月13日 10:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 10:32
さて、ここからが越後駒ヶ岳の登山開始地点と言って良いのかもしれない。ここからは一本調子の登りが続く。
百草ノ池。”もくさのいけ”と読むのかな。看板はあるのだけれど、登山道からはこの池を見ることが出来ない。写真はカメラを頭上に掲げ、適当に撮ったもの。「湿地内立入禁止」と書かれた道標もあったので、以前は池の畔まで行く人が多かったのかな。とすれば、踏み跡もあったのだろう。今は藪になってしまっていて近づくのであれば苦労をしそうだ。
2024年10月13日 10:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 10:32
百草ノ池。”もくさのいけ”と読むのかな。看板はあるのだけれど、登山道からはこの池を見ることが出来ない。写真はカメラを頭上に掲げ、適当に撮ったもの。「湿地内立入禁止」と書かれた道標もあったので、以前は池の畔まで行く人が多かったのかな。とすれば、踏み跡もあったのだろう。今は藪になってしまっていて近づくのであれば苦労をしそうだ。
百草ノ池から本格的な登りが始まる。写真は前駒少し手前から今迄歩いてきた道を振り返って撮ったもの。無駄に長い道程のように感じてしまう。
2024年10月13日 11:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 11:25
百草ノ池から本格的な登りが始まる。写真は前駒少し手前から今迄歩いてきた道を振り返って撮ったもの。無駄に長い道程のように感じてしまう。
百草ノ池を見下ろす。登山道は池から少し離れた場所を通っている。この位置関係だと確かに池を見ることが出来ない事が理解できる。
2024年10月13日 11:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 11:25
百草ノ池を見下ろす。登山道は池から少し離れた場所を通っている。この位置関係だと確かに池を見ることが出来ない事が理解できる。
枝折峠からこの稜線上を歩いてきた。まだまだ先は続くのであるが。
2024年10月13日 11:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 11:25
枝折峠からこの稜線上を歩いてきた。まだまだ先は続くのであるが。
前駒から越後駒ヶ岳方面を見る。もう少しとも感じ、まだまだ残りはあるな…とも感じる。
2024年10月13日 11:57撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 11:57
前駒から越後駒ヶ岳方面を見る。もう少しとも感じ、まだまだ残りはあるな…とも感じる。
写真のやや右側の一番高い場所が目指す越後駒ヶ岳。少しづつ雲が増えてきたのがちょっと心配。まぁ、降られることは無さそうではあるが。
2024年10月13日 11:57撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
10/13 11:57
写真のやや右側の一番高い場所が目指す越後駒ヶ岳。少しづつ雲が増えてきたのがちょっと心配。まぁ、降られることは無さそうではあるが。
左側の高まりが主稜線と登山道の合流地点。右側の高まりが越後駒ヶ岳山頂。ここまで来たのだが残念な事に山頂に雲が掛かってしまった。
2024年10月13日 12:59撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
10/13 12:59
左側の高まりが主稜線と登山道の合流地点。右側の高まりが越後駒ヶ岳山頂。ここまで来たのだが残念な事に山頂に雲が掛かってしまった。
目指す山頂はもうすぐそこ。時間が遅くなってしまったので山頂に人もそれ程多くは無い。
2024年10月13日 13:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
10/13 13:08
目指す山頂はもうすぐそこ。時間が遅くなってしまったので山頂に人もそれ程多くは無い。
稜線上から見下ろす駒の小屋。一瞬だけ日が差して来たのでそのタイミングで写真を撮った。
2024年10月13日 13:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 13:08
稜線上から見下ろす駒の小屋。一瞬だけ日が差して来たのでそのタイミングで写真を撮った。
越後駒ヶ岳山頂に鎮座する銅像。豊斟淳尊(とよくぬむのみこと)とも、猿田彦大神とも。
2024年10月13日 13:29撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 13:29
越後駒ヶ岳山頂に鎮座する銅像。豊斟淳尊(とよくぬむのみこと)とも、猿田彦大神とも。
越後駒ヶ岳山頂から駒の小屋方面へと下る若者三人組。
2024年10月13日 13:41撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 13:41
越後駒ヶ岳山頂から駒の小屋方面へと下る若者三人組。
段々と日が傾いてきた。まだ二時半なのにすでに夕暮れの様相。越後駒ヶ岳の影が差している。そして、まだまだ長い行程が残っている。歩かねばならぬ先まで見えてしまうのも善し悪しなのだ。
2024年10月13日 14:30撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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10/13 14:30
段々と日が傾いてきた。まだ二時半なのにすでに夕暮れの様相。越後駒ヶ岳の影が差している。そして、まだまだ長い行程が残っている。歩かねばならぬ先まで見えてしまうのも善し悪しなのだ。
撮影機器:

装備

MYアイテム
Washiba2924
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション ヘッドランプ 予備電池 GPS 時計 サングラス タオル ストック

感想

枝折峠を最初に訪れたのは1985年。今からおよそ40年も前の事になります。当時は枝折峠へ向かう道は未舗装路、そう、砂利道でした。当時の写真を見返してみると、なんと峠に路線バスのバス停が写っているではありませんか。つまり、この道にバスが通っていた証。銀山平方面へ向かう人は自家用車で奥只見シルバーラインを利用、それが当たり前でした。枝折峠は忘れ去られ、廃道化も止む無しといった様相でした。実はこの時、峠へは自転車で訪れ、峠に到着する前に陽が落ちてしまった為途中の道の脇に幕営。今であれば顰蹙ものですが、当時夜中にこんな峠を通る車は無く、結局朝明るくなってから一台軽トラが通ったのみでした。

次に訪れたのは1989年。当時はまだ砂利道でしたが峠付近では工事が行われ、ガードロープの設置が行われていました。恐らくそれと前後して舗装もされたのだと思います。当時峠付近の制限時速は20km/h。つまり、そういう道だったのです。ちなみにバス停も健在でした。

その後、暫く訪れる機会は無く、次の訪問は前回の2008年。およそ20年振りの訪問。その変貌には驚きました。全線舗装、そして峠付近には立派な駐車場。どうやら越後駒ヶ岳へのメジャー登山口となっているようでした。ただし、駐車場はあったものの、それ程人が多く訪れる事もありませんでした。2008年の訪問時に印象深かったものは峠に安置されていた石のお地蔵様。2001年にこの山域に入山し、そのまま行方不明(高い確率で遭難)になった方を祀るもののようでした。詳しい説明もされていましたが、現在この事をネット上で検索しても何も出て来ません。詳しい説明には遭難された方の名前もありましたが、その名前で検索しても何も出てこないのです。諸行無常。(駐車場の横に今でもお地蔵様は安置されているようですが、残念ながら今回下山が遅く、手を合わせる事は叶いませんでした。)
さて、枝折峠のバス停ですが、実はこの時にもまだ存在しています。ただし大きな変化が。それ迄は越後交通の”枝折峠”バス停でしたが、この時には南越後観光バスの”枝折峠頂上”バス停に変わっていました。

さて、今回2024年の枝折峠、まさかの人気観光地化には驚きました。1985年の静かな(悪く言うと寂れた、忘れ去られた)雰囲気は一変しています。所謂”滝雲”の人気の為なのでしょう。夕方陽が落ちてからも峠で車中泊をし、翌朝”滝雲”を見ようとする人の多い事。駐車場の争奪戦は苛烈を極めます。日暮れすぐに峠に到着したとしても、駐車場に停める事は叶わない、そんな厳しさを感じます。バス停は今回は見つけることが出来ませんでした。路線バスは廃止されたようです。(探し方が悪いのかもしれませんが。)ただし、滝雲を見る人向けのシャトルバスは運転されていました。

あぁ、なんか枝折峠の思い出を書いていたらこんな長ったらしい文章になってしまいました。
今回、私にしては早めの出発でしたが、それでも出発時間が遅かったですね。早い人は3時半頃には出かけていたようでした。ついつい、いつもの事ではありますが出発時間が遅い。これは何とかしないといけない事なのですが、中々エンジンの掛かりが悪く…。若しくは日帰りを諦めて一泊で行った方が良かったのかもしれません。

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