枝折峠ー小倉山ー越後駒ヶ岳 往復
- GPS
- 12:18
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 3:34
- 合計
- 12:19
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
MYアイテム |
Washiba2924
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
ヘッドランプ
予備電池
GPS
時計
サングラス
タオル
ストック
|
感想
枝折峠を最初に訪れたのは1985年。今からおよそ40年も前の事になります。当時は枝折峠へ向かう道は未舗装路、そう、砂利道でした。当時の写真を見返してみると、なんと峠に路線バスのバス停が写っているではありませんか。つまり、この道にバスが通っていた証。銀山平方面へ向かう人は自家用車で奥只見シルバーラインを利用、それが当たり前でした。枝折峠は忘れ去られ、廃道化も止む無しといった様相でした。実はこの時、峠へは自転車で訪れ、峠に到着する前に陽が落ちてしまった為途中の道の脇に幕営。今であれば顰蹙ものですが、当時夜中にこんな峠を通る車は無く、結局朝明るくなってから一台軽トラが通ったのみでした。
次に訪れたのは1989年。当時はまだ砂利道でしたが峠付近では工事が行われ、ガードロープの設置が行われていました。恐らくそれと前後して舗装もされたのだと思います。当時峠付近の制限時速は20km/h。つまり、そういう道だったのです。ちなみにバス停も健在でした。
その後、暫く訪れる機会は無く、次の訪問は前回の2008年。およそ20年振りの訪問。その変貌には驚きました。全線舗装、そして峠付近には立派な駐車場。どうやら越後駒ヶ岳へのメジャー登山口となっているようでした。ただし、駐車場はあったものの、それ程人が多く訪れる事もありませんでした。2008年の訪問時に印象深かったものは峠に安置されていた石のお地蔵様。2001年にこの山域に入山し、そのまま行方不明(高い確率で遭難)になった方を祀るもののようでした。詳しい説明もされていましたが、現在この事をネット上で検索しても何も出て来ません。詳しい説明には遭難された方の名前もありましたが、その名前で検索しても何も出てこないのです。諸行無常。(駐車場の横に今でもお地蔵様は安置されているようですが、残念ながら今回下山が遅く、手を合わせる事は叶いませんでした。)
さて、枝折峠のバス停ですが、実はこの時にもまだ存在しています。ただし大きな変化が。それ迄は越後交通の”枝折峠”バス停でしたが、この時には南越後観光バスの”枝折峠頂上”バス停に変わっていました。
さて、今回2024年の枝折峠、まさかの人気観光地化には驚きました。1985年の静かな(悪く言うと寂れた、忘れ去られた)雰囲気は一変しています。所謂”滝雲”の人気の為なのでしょう。夕方陽が落ちてからも峠で車中泊をし、翌朝”滝雲”を見ようとする人の多い事。駐車場の争奪戦は苛烈を極めます。日暮れすぐに峠に到着したとしても、駐車場に停める事は叶わない、そんな厳しさを感じます。バス停は今回は見つけることが出来ませんでした。路線バスは廃止されたようです。(探し方が悪いのかもしれませんが。)ただし、滝雲を見る人向けのシャトルバスは運転されていました。
あぁ、なんか枝折峠の思い出を書いていたらこんな長ったらしい文章になってしまいました。
今回、私にしては早めの出発でしたが、それでも出発時間が遅かったですね。早い人は3時半頃には出かけていたようでした。ついつい、いつもの事ではありますが出発時間が遅い。これは何とかしないといけない事なのですが、中々エンジンの掛かりが悪く…。若しくは日帰りを諦めて一泊で行った方が良かったのかもしれません。
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