剱岳、立山三山縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 2,014m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:05
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 11:52
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 2:35
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
日本百名山の剱岳、立山。
立山は、1992年に妻と4歳の長男で登り、この山からの眺望のすばらしさから登山に目覚めた山である。言わば「登山の原点」となる山で、2004年の家族旅行で次男と娘を連れて剱岳とともに縦走することにした。
剱岳には、年をとってから登るものではないと考え、ある程度経験を積んで46歳、日本百名山59座目に登る。
1日目、早朝4時に滋賀を出発し、車、ケーブルカーとバスで11時50分に室堂に着く。室堂からミクリガ池と地獄谷を見て雷鳥沢を別山乗越へ上がり、1日目の宿泊地、剱沢小屋へと進んだ。剱沢小屋のご主人は、丁寧にコースと危険ポイントを教えてくれた。
2日目、早朝から一服剱、前剱と登る。前剱の門からクサリ場が始まる。平蔵の頭と進むが足場や持つ所がはっきりしていてそれほど困ることはなかった。カニのタテバイも高度はあるが、鉄のホールドや足場はしっかりとしているため、三点確保で登れば怖くなかった。この後は山頂まで他の山と変わらない登山道で行ける。山頂からは、立山はもちろん槍が岳、富士山、白馬岳など名峰がオンパレードであった。
下山は、カニのヨコバイからである。これも足場がしっかりしていてそれほど難しくなかった。私が一番困ったのは、その後の岩を乗り越えてハシゴのところでうまく足がはしごに着けなかった。その後平蔵の頭を過ぎるとクサリ場は終わる。あとは前剱からの下りで落石を注意すればよいだけである。約5時間の登山であった。
妻と子どもたちは、剱岳に行かなく先に別山、立山を縦走しているので追いかける。
別山でもう一度剱岳の山容を楽しみ、立山三山縦走である。子どもたちに大汝山で追いつき、また家族登山である。2回目の雄山山頂で前回は長男と撮った写真、今回は次男と娘と撮った。一ノ越山荘に宿泊するが、これも2回目。
3日目、今回の山行を無事終わり、室堂に下山。子どもたちは夏の雪を楽しみ、みくりが池温泉で汗を流して帰宅した。
やはり、「岩の殿堂 剱岳」今までないクサリ場の多さと高度感は、日本百名山トップの難関であると感じた。また、室堂の花畑と立山の山容はいつ来ても美しいの一言である。
(2015年10月記)
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