蝶ヶ岳 三股〜蝶槍
- GPS
- 08:09
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,563m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:08
5:58 三股第一駐車場出発
6:09 三股登山口到着
6:18 吊り橋到着
6:26 力水到着
6:32 ゴジラのような木到着
7:18 まめうち平到着
7:50 蝶沢到着
8:47 最終ベンチ到着
9:03 大滝山分岐到着
9:10 蝶ヶ岳テント場到着
9:13 蝶ヶ岳山頂到着
9:30 蝶ヶ岳山頂出発
9:44 瞑想の丘到着
10:25 横尾分岐到着
10:39 蝶槍到着
11:13 蝶槍出発
11:24 横尾分岐到着
11:42 瞑想の丘到着
11:48 蝶ヶ岳山頂到着
11:52 徳澤へのルート途中にある窪地を見下ろす地点到着
12:03 蝶ヶ岳山頂到着
12:06 蝶ヶ岳テント場出発
12:10 大滝山分岐到着
12:19 最終ベンチ到着
12:36 第二ベンチ到着
12:49 蝶沢到着
13:11 まめうち平到着
13:35 ゴジラのような木到着
13:38 力水到着
13:44 吊り橋到着
13:51 三股登山口到着
13:58 三股第一駐車場到着
14:06 三股第二駐車場到着
平面距離 15.2km
沿面距離 15.8km
記録時間 08:09:34
最低高度 1,219m
最高高度 2,669m
累計高度(+) 1,676m
累計高度(-) 1,742m
平均速度 1.9km/h
最高速度 6.4km/h
登り歩行時間
三股登山口〜蝶ヶ岳テント場:3時間1分 6:09〜9:10(小休憩含む)
下り歩行時間
蝶ヶ岳テント場〜三股登山口:1時間45分 12:06〜13:51(休憩なし)
まめうち平〜三股登山口 40分 13:11〜13:51(休憩なし)
天候 | 快晴 下山途中ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
空き残り数台 この時間帯で後続車複数 駐車場内で縦列駐車等等で何とか駐車している様子 当日朝到着の車は大半が路上駐車している様子 第二駐車場から第一駐車場への林道上は路上駐車禁止のコーンが置かれているが、下山時そのコーンを移動させて駐車している車もあり 前夜まゆみ池駐車場に駐車されている車もあったが、第一、第二とも駐車場が満車でもまゆみ池駐車場まで戻った車は少ない様子 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日午後の降雨によりほとんどの場所が濡れていたがスリップに気を遣う場所は多くなかった 登山道上に流れる水も過去にない程多かった |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
9月にあった2度の三連休は農作業と天候不順でどこにも行くことが出来なかった。
3度目となる今回の三連休は全国的に好天に恵まれる予報だが、土曜日は運悪く年に2度ある土曜出勤日となっている。同僚は皆子供の運動会で休暇を取得するのだが、拠点で一人は出社せよとのおふれにより自分が出勤することになった。
間違いなく好天、どこに行こうか迷うが、一度計画して断念した鳳凰三山が第一候補。
鳳凰小屋が休業中で来週からリニューアルオープン予定。現在はテント泊も出来ないとの事。もっぱら日帰り山行の自分には大きなチャンス。駐車場の心配はしなくて良さそうだ。
ただし、ソロ山行が8月初旬の日向山以来でブランクが大きく、余裕を持った鳳凰三山周回が可能か不安だ。
まずは蝶ヶ岳か爺ヶ岳でリハビリしてからハードな山行に望まないと痛い目にあいそうだ。
蝶ヶ岳、爺ヶ岳どちらも駐車場確保は大きな問題だ。
駐車場問題は地元の利を生かして前夜に行き、車中泊で解決することにした。
10年程前に前夜11時頃に扇沢に到着して車中泊をしたが、この時は後から到着する車のライトや騒音、会話でほとんど眠ることが出来なかったことを記憶している。それに懲りて車中泊は避けていたのだが、今回はこれしかない。
22時15分くらいに三股第二駐車場に到着した。三股第一駐車場の様子を見に行こうかと思ったが前の車が一向に進まず、下る車もあったのですぐにUターンして三股第二駐車場に入った。
奥に進む車もあったが、入口近くに1台分の空があったのでそこに駐車した。やれやれ、この時間でもまだ後続車はあるし運が良かったと思うしかない。連休の中日だから仕方ないのかも知れない。それに一ノ沢登山口への林道通行止めも大きく影響しているのだろう。
2列目、3列目のシートをフラットにして平地キャンプ用の寝袋と上に毛布を掛けて寝た。寝返りしにくいし幾度か目を覚ましてしまったが、全身が伸ばせて騒音もなく以前の扇沢での車中泊に比べるとかなり快適だ。
4時半にアラーム設定していたが、暗いしまだいいやと思い5時に設定し直して二度寝に入る。5時のアラームでもすぐに起きて朝食にしようと考えられない。トイレに行きたくて食事どころではない。
ダラダラ起きて座ると尿意もややおさまり朝食をとって出発の準備をした。
駐車場を出発する頃にはヘッドライトが不要な程に明るくなっていた。
第二駐車場から第一駐車場までの間は路駐禁止のはずだが、前日からと思われる駐車禁止のコーンを移動しての駐車が多く見られる。
三股第一駐車場のトイレで用を済ませて出発。
登山道は前日の降雨の影響もあってか地面が濡れているだけでなく、水の流れがあり一部に泥濘もある。
いつものように力水の手前から暑くなったが力水まで我慢してパーカーを脱いだ。
すぐに暑くなることは分かっているのだが、なかなか登山口で薄着にしておくことが出来ないものだ。
まめうち平への急登もいつものようにきついが、問題なく到着。
ここで半袖Tシャツと冷感のアームスリーブに着替えたが、一旦下りや水平歩きになるのでひんやり効果と汗の冷えも重なりやや寒く感じる。
ただ、すぐにまた登りになるのでスピードを上げて寒さをしのいだ。
まめうち平への急登によく似た急登に入ると、それまでの平坦歩きの反動で乳酸がたまりよりきつく感じる。
右に見える常念岳はだんだんとガスに包まれ見えなくなって来てしまった。
最終ベンチ手前辺りでは筋肉痛が始まってしまった。近年蝶ヶ岳山行では恒例となっていて、しばらくすればおさまるので時々手でさすりながら登る。
ずっと登り続けていればよいのだが、まめうち平で登りが休みになってしまうことがいけないようだ。前回は蝶ヶ岳山頂から蝶槍へ向かう下りの後に発生した。
今年は残暑が長引き各所で紅葉が1週間から10日程遅れていると聞いていたので大滝山分岐の先にある斜面の紅葉を期待していたが、みな枯落ちてしまっていた。
稜線に出ると期待通り快晴に映える槍ヶ岳が見えた。
常念岳は一部が見えるのみで麓は雲海が見下ろす状態でなく横に見える状態で、いつ飲み込まれてしまうかと思う程に上がって来ている。
山頂は連休らしくとても賑わっていて驚いたが、前日からの宿泊者だったらしく団体で徳沢方面に下って行かれた。団体さんが去るといつものように山頂道標周囲は無人となった。
空撮のチャンスかとも思ったが後続者がそろそろ到着して来そうだと思い、蝶槍に向かうことにした。
稜線では草紅葉が点々と見られるが、赤茶色で鮮やかではない。猛暑、残暑の長引きが影響しているのかも知れない。
稜線歩きは風もなく気持ちがいい。
蝶槍手前まで来ると蝶槍山頂への行列が見えた。さすがに連休、人の多さに驚く。
蝶槍山頂でのんびり早い昼食をとり蝶ヶ岳に戻ることにした。
蝶槍直下のダケカンバは落葉してしまっていたが、蝶ヶ岳の西斜面には黄色の色づいた葉が見えた。蝶ヶ岳山頂まで戻ったら徳沢へのルートを少しだけ進んだ所にある窪地の紅葉を確認してから下山することにする。
色づきが残っていれば久しぶりに妖精の池まで行ってみるのもいいかなと、紅葉に期待して歩く。
2度目の蝶ヶ岳山頂を経て徳沢方面に下ってみる。ここはハイマツの背が高く半分トンネルのような道だ。途中葉の残ったナナカマドもあるが赤茶色にくすんでいる。
眼下に窪地が見え、その先に焼岳が見えるポイントに到着したが、紅葉の”こ”の字も残っていなかった。ここではダケカンバ、カエデ、ナナカマドがあり、時期が合えば見事なのだが。
妖精の池までは窪地からさらに下った場所なので紅葉が残っている可能性はあるのだろうが、テンションが完全にダウンしてしまった。帰路の登り返しの気力は出ない。
再度蝶ヶ岳山頂に戻り下山することにした。
今回はリハビリとして無理しない程度に小走りで下山。
下山中の中腹ではガスの中に入ってしまったが、登り時に下ばかり見ていて気付かなかった黄色い紅葉を複数見ることができた。
今回の山行で林道閉鎖までの山行の足がかりが出来たと思う。
あとは週末の天候次第というところか。
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