八ヶ岳縦走(阿弥陀岳・赤岳・権現岳・西岳・編笠山) 美濃戸口から小淵沢へ
- GPS
- 18:57
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 3,779m
- 下り
- 4,395m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:24
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 9:24
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山後、小淵沢から電車で自宅に帰る |
その他周辺情報 | スパティオ小淵沢の延命の湯 JAF割引で730円 食堂で天ぷらそばを食べる 980円 |
写真
感想
14日。美濃戸口から美濃戸までは車も通る道を歩く。連休の最終日なので車がどんどん下りてくる。赤岳山荘まで行くと、駐車場にまだ車がいっぱい停まっていた。美濃戸山荘前で昼食にする。
南沢に入ると橋で流れを何度か越え、沢を離れた登山道になる。大岩の横を過ぎ沢に戻ると、大同心・小同心が見える所に出る。河原歩きになると正面に横岳が見えるようになり、しばらく歩くと行者小屋に着いた。15時前に着いたので時間はたっぷりある。
ここまで来る間に下山する人にひっきりなしに会った。小屋の前にも多くの人がいるし、まだ下りてくる人もいる。美濃戸に着く頃には暗くなっているのではと、いらぬ心配をする。赤く焼けた山を写真に撮って小屋に戻ると、今夜の宿泊者3人で夕食になる。
15日。ガスのかかった赤岳を見ながら阿弥陀岳へ向けて出発する。分岐までは緩やかだが、過ぎるときつい登りになる。途中には霜柱もできている。中岳のコルを過ぎると更にきつくなり、鎖の付いた岩場や梯子も出てくる。阿弥陀岳は展望が良いはずなのにガスで何も見えない。
中岳のコルへ下りて中岳へ向かう頃からガスが晴れてくる。中岳からは阿弥陀岳と遠くの富士山・南アルプス・北アルプスも見えた。ガレた斜面を下り赤岳へのきつい登りに入る。キレットへの分岐からは岩場になり鎖も出てくる。赤岳山頂には神社が祀られている。ガスがかかったり晴れたりの繰り返しで周囲はよく見えなかったが、おかげでブロッケン現象を見ることができた。
赤岳からキレットまでは、岩場の厳しい下りだった。結構足に来た。キレット小屋で昼食にする。宿で作ってもらった弁当だ。おこわで堅かったが美味しかった。権現岳への登りは足に来ているのできつかった。最後に長い階段がある。天空に架かる橋のようだ。権現岳の山頂は岩場だった。
権現岳から青年小屋への下りは、ギボシのトラバースルートに鎖が張ってあるがそれ以外は危ない所はない。青年小屋から西岳までは苔の生えた樹林帯の中の緩やかな道だった。北八ヶ岳のような雰囲気だった。西岳からは雲海の上に南アルプスが見えた。またここから見たギボシはかっこよかった。乙女の水で補給をして青年小屋に行った。宿泊者は10人だった。
16日。大きな岩がゴロゴロした道を編笠山に登る。樹林帯に入ってからも足元には石があった。山頂からは雲の切れ間から多くの山が見えた。下りの押手川までも石の多い急坂だった。
雲海展望台・展望台を通ったがそれほど周囲が見える場所ではなかった。しかし登山道は落ち着いた雰囲気の気持ちの良い道だった。観音平からはハイキングコースが真っ直ぐ延びている。どんな道だろうと思っていたら防火帯の中の道だった。棒道遊歩道を越えると牧場が多いのか「馬横断注意」の標識が立っていた。
スパティオ小淵沢の延命の湯で3日間の汚れを流し、天ぷらそばを食べてから小淵沢駅に行き電車で自宅に帰った。
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