横向から箕輪山・鬼面山周回
- GPS
- 08:24
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 8:24
天候 | 12時までガス、以降晴れ。平地の最低気温13℃、最高気温24℃。風強め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここは上と下の2つに分かれた登山口・駐車スペースがある。正しいのはこちら。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
箕輪山周辺は全方位に渡って滑りやすい粘土質。特に北側は日も当たらず深い洗堀は風も当たらずで、泥が常に濡れている。足を置くところ全てが滑ると思ってよい。 |
写真
感想
前回の月山の時は紅葉の帯は1600m〜1900mが中心でした。10日経って今は1400m〜1700mくらいが中心かなと予想。
鬼面山〜箕輪山は南東北では有名な紅葉の名所であり、ちょうどいい機会でした。
栗駒山や火山地帯の安達太良山と比べると、全国レベルでは全く知られてない穴場って言うんでしょうか。
5年前の新緑期に野地温泉から鉄山まで往復したことがあり、ルートは把握しています。
● 天気について
しかし今回も天気の読みの難しさに直面しました(前回も駐車場でスタートを2時間遅らせた)。紅葉期の東北の高山は、天気が激しく変わります。
現地到着から5時間経っても山からガスが引かず、その間絶えず不安がよぎりました。「今回は失敗なのでは?違う日にち・山がよかったのでは?」
その度に次のことを言い聞かせ、ひたすら晴れ間を待ちました。
・これは西から吹きつける湿気が山を駆け上がっていく過程でガスに変わっている。
・陽が登ると、上からの照り付けによってこの湿気は霧消するはず
・太陽が真上に来れば来るほど照り付けの力は強まる。だから昼までは待つべし
盆地で暮らしてても分かるのですが、今の時期、朝と午前、あるいは午前と午後では天気が全く違うことがあります。
前回は駐車場で2時間、今回は避難小屋で2時間の待機でした。ガスのときは何処にいて晴れのときは何処にいるかを考えて行動する必要があります。
晴れてからも快晴とはいかず、雲がちぎれ飛んで太陽を隠し山に影をつくる天気でした。シャッターチャンスが目まぐるしく変わります。レンズ交換の間に太陽が隠れるなどして、ボツ写真が多数でした。
● 紅葉について
でも上手く事が運んだおかげで、いろんなことが分かりました。
・鉄山から北は全域にわたって紅葉が色づく。すぐ近くの磐梯吾妻スカイラインや吾妻連峰とは大違い。
・箕輪山は粘土質で高さ300mくらいまで囲まれた山である。ここに笹竹と低灌木による紅葉のパッチワークが生まれる。泥による歩きにくさにも繋がる。
・唯一、鬼面山の北に紅葉の密度が濃い絨毯部分がある。
・鬼面山〜箕輪山を日帰りで巡るのは野地温泉ルート、横向温泉ルート以外は難しい。よって山は静か。
・他のメインルートから箕輪山の山頂に立ち寄ることは充分に可能。避難小屋で多くの人と情報交換した。
・塩沢登山口から笹平への道も紅葉が豊かっぽい。次回の候補。
他に和尚山と船明神山の谷地形も紅葉が有名ですよね。まだまだ安達太良山の紅葉は追及していく価値がありそうです。
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