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Yamareco

記録ID: 7374417
全員に公開
ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

横向から箕輪山・鬼面山周回

2024年10月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:24
距離
12.1km
登り
1,022m
下り
1,020m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:23
休憩
3:01
合計
8:24
距離 12.1km 登り 1,022m 下り 1,020m
7:23
14
スタート地点
7:37
7:44
97
9:21
9:34
24
9:58
19
10:17
12:15
13
12:28
12:38
7
12:45
12:46
8
12:54
13:04
32
鉄山北の岩場
13:36
13:37
50
14:27
14:37
9
鬼面山山頂下の岩場
14:46
14:56
25
15:21
21
15:42
15:43
4
15:47
ゴール地点
天候 12時までガス、以降晴れ。平地の最低気温13℃、最高気温24℃。風強め。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
よく調べなかったため県道70号線のヘアピンカーブにある広場に停めてしまった。
ここは上と下の2つに分かれた登山口・駐車スペースがある。正しいのはこちら。
コース状況/
危険箇所等
箕輪山周辺は全方位に渡って滑りやすい粘土質。特に北側は日も当たらず深い洗堀は風も当たらずで、泥が常に濡れている。足を置くところ全てが滑ると思ってよい。
道の駅つちゆからの箕輪山方向。太平洋側の平地は霧→快晴だけど、山には分厚い雲が残っている。
2024年10月17日 06:38撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 6:38
道の駅つちゆからの箕輪山方向。太平洋側の平地は霧→快晴だけど、山には分厚い雲が残っている。
間違って停めてしまった広場。
2024年10月17日 06:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 6:59
間違って停めてしまった広場。
歩いて横向下の登山口に移動した。県道70号線のそばに駐車場と登山口がある。撮影位置背後にも3〜4台のスペースあり。
2024年10月17日 07:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 7:37
歩いて横向下の登山口に移動した。県道70号線のそばに駐車場と登山口がある。撮影位置背後にも3〜4台のスペースあり。
ここで朝活中のサルを発見。
2024年10月17日 07:39撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 7:39
ここで朝活中のサルを発見。
こっちは二頭で毛繕い中。
2024年10月17日 07:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 7:44
こっちは二頭で毛繕い中。
登山道はスキー場の管理道路を何回か横切る。施設もチラホラ見かける。
2024年10月17日 08:05撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 8:05
登山道はスキー場の管理道路を何回か横切る。施設もチラホラ見かける。
標高1400m付近で針葉樹の森が現れた。
2024年10月17日 08:28撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 8:28
標高1400m付近で針葉樹の森が現れた。
標高1500mで下界が見えなくなった。同時に紅葉の帯にも入った。
2024年10月17日 08:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 8:42
標高1500mで下界が見えなくなった。同時に紅葉の帯にも入った。
ズルズルと滑る泥の段差。これは胸の高さくらい。
2024年10月17日 08:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 8:59
ズルズルと滑る泥の段差。これは胸の高さくらい。
ガスのまま箕輪山山頂(1728m)に着いた。5年ぶり2回目。
2024年10月17日 09:21撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 9:21
ガスのまま箕輪山山頂(1728m)に着いた。5年ぶり2回目。
10分ほど休憩。天気に対して出発が早すぎたのかな?鉄山避難小屋で晴れるのを待つことにして移動開始。
2024年10月17日 09:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 9:42
10分ほど休憩。天気に対して出発が早すぎたのかな?鉄山避難小屋で晴れるのを待つことにして移動開始。
鞍部の笹平に塩沢登山口へ下る道(僧悟台経由)がある。でも二本松市は整備をしないとある。
2024年10月17日 09:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 9:58
鞍部の笹平に塩沢登山口へ下る道(僧悟台経由)がある。でも二本松市は整備をしないとある。
鉄山の北斜面から笹平を見下ろす。一時的なガスの切れ目。
2024年10月17日 10:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 10:07
鉄山の北斜面から笹平を見下ろす。一時的なガスの切れ目。
上空は青空なので、高曇りとかではないので、粘っていれば必ず晴れるはず。
2024年10月17日 10:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 10:07
上空は青空なので、高曇りとかではないので、粘っていれば必ず晴れるはず。
「紅葉帯の読みはバッチリなので、鉄山避難小屋で晴れるまで待っておればよい」と信じた。
2024年10月17日 10:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 10:08
「紅葉帯の読みはバッチリなので、鉄山避難小屋で晴れるまで待っておればよい」と信じた。
小屋に到着。登山者と会話したりメッツVSドジャースの速報見たり、とにかく時間を潰す。
2024年10月17日 10:17撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 10:17
小屋に到着。登山者と会話したりメッツVSドジャースの速報見たり、とにかく時間を潰す。
1時間半後、上空に丸い太陽が現れ、視界も広がってきた。
2024年10月17日 11:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 11:40
1時間半後、上空に丸い太陽が現れ、視界も広がってきた。
さらに30分後、ようやく晴れ上がった。正面に見えるのが箕輪山。
2024年10月17日 12:13撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:13
さらに30分後、ようやく晴れ上がった。正面に見えるのが箕輪山。
待っている間に撮った紅葉。
2024年10月17日 11:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 11:47
待っている間に撮った紅葉。
小屋から見た鉄山方面。
2024年10月17日 11:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 11:56
小屋から見た鉄山方面。
鉄山山頂へ向かう。右手の沼ノ平火口。こっちは全く違う世界。
2024年10月17日 12:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:22
鉄山山頂へ向かう。右手の沼ノ平火口。こっちは全く違う世界。
鉄山山頂から東側の眺め。
2024年10月17日 12:28撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:28
鉄山山頂から東側の眺め。
くろがね小屋と周辺の紅葉。小屋はまだ解体されてない。資材運び用の道路ができたのかな? よく見ると車が停まっている。
2024年10月17日 12:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:30
くろがね小屋と周辺の紅葉。小屋はまだ解体されてない。資材運び用の道路ができたのかな? よく見ると車が停まっている。
鉄山山頂から矢筈森・安達太良山・和尚山・船明神山など。火山地形のオールスター。
2024年10月17日 12:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:30
鉄山山頂から矢筈森・安達太良山・和尚山・船明神山など。火山地形のオールスター。
沼ノ平火口と沼尻コースの入り口と出口。
2024年10月17日 12:31撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:31
沼ノ平火口と沼尻コースの入り口と出口。
こうした荒々しさは箕輪山周辺では全く見られない。
2024年10月17日 12:34撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:34
こうした荒々しさは箕輪山周辺では全く見られない。
「安達太良山は二つの顔を持つんだな」と実感した。
2024年10月17日 12:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:36
「安達太良山は二つの顔を持つんだな」と実感した。
和尚山の北西斜面も紅葉が鮮やか。
2024年10月17日 12:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:36
和尚山の北西斜面も紅葉が鮮やか。
誰かがグラウンドをならしたような火口の底。
2024年10月17日 12:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:37
誰かがグラウンドをならしたような火口の底。
植物が全くなし。強い風に混じった硫黄臭が理由を物語る。
2024年10月17日 12:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:37
植物が全くなし。強い風に混じった硫黄臭が理由を物語る。
避難小屋に戻り、改めて箕輪山の紅葉を見に行く。
2024年10月17日 12:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:46
避難小屋に戻り、改めて箕輪山の紅葉を見に行く。
避難小屋の東の肩というか、鉄山北東斜面も紅葉の色づきがよい。
2024年10月17日 12:52撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:52
避難小屋の東の肩というか、鉄山北東斜面も紅葉の色づきがよい。
鉄山から北へ下った先に展望のよい岩場がある。そこで箕輪山の紅葉の全体像を見る。
2024年10月17日 13:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
10/17 13:02
鉄山から北へ下った先に展望のよい岩場がある。そこで箕輪山の紅葉の全体像を見る。
笹竹を生地にした赤〜黄色のパッチワークが見事。
2024年10月17日 12:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:59
笹竹を生地にした赤〜黄色のパッチワークが見事。
2024年10月17日 12:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 12:59
西側。吾妻連峰や桧原湖も少し写っている。
2024年10月17日 13:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:01
西側。吾妻連峰や桧原湖も少し写っている。
笹平から東に下る方向の色付きも見事。
2024年10月17日 13:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
10/17 13:02
笹平から東に下る方向の色付きも見事。
紅葉の主役、ナナカマドの実。
2024年10月17日 13:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:07
紅葉の主役、ナナカマドの実。
鞍部から見上げた箕輪山。
2024年10月17日 13:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:12
鞍部から見上げた箕輪山。
5分進んで振り返った鉄山。
2024年10月17日 13:17撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:17
5分進んで振り返った鉄山。
鉄山から北は全域で紅葉が見ごろ。しかしこっちから撮ると逆光になる。
2024年10月17日 13:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:22
鉄山から北は全域で紅葉が見ごろ。しかしこっちから撮ると逆光になる。
2024年10月17日 13:22撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:22
箕輪山に登り返すときに撮った笹平の西側。笹が反射している。
2024年10月17日 13:30撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:30
箕輪山に登り返すときに撮った笹平の西側。笹が反射している。
箕輪山山頂から北の吾妻連峰を見る。右下に鬼面山も見える。
2024年10月17日 13:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:37
箕輪山山頂から北の吾妻連峰を見る。右下に鬼面山も見える。
左から登ってきて、帰るときは右の鬼面山の方に行く。
2024年10月17日 13:39撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:39
左から登ってきて、帰るときは右の鬼面山の方に行く。
ここは泥濘が最凶レベルでひどい。北向きなので粘土質が永遠に乾かない。水たまりもできる。
2024年10月17日 13:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:44
ここは泥濘が最凶レベルでひどい。北向きなので粘土質が永遠に乾かない。水たまりもできる。
この粘土が笹竹とこのような低灌木の紅葉の元になっているようだ。
2024年10月17日 13:45撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:45
この粘土が笹竹とこのような低灌木の紅葉の元になっているようだ。
鬼面山を見下ろす。
2024年10月17日 13:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:47
鬼面山を見下ろす。
この斜面の紅葉の密度が、今日見た中で一番高い。
2024年10月17日 13:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:54
この斜面の紅葉の密度が、今日見た中で一番高い。
右に振ると福島盆地まで一望できる。
2024年10月17日 13:55撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:55
右に振ると福島盆地まで一望できる。
箕輪山は見た感じ天辺から300mは全部この地質なようだ。これがパッチワークの元。だから紅葉と粘土の歩きにくさは切っても切れない関係にある。
2024年10月17日 13:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 13:59
箕輪山は見た感じ天辺から300mは全部この地質なようだ。これがパッチワークの元。だから紅葉と粘土の歩きにくさは切っても切れない関係にある。
一方でここだけは唯一パッチワークじゃない。「錦色の絨毯」と言える。
2024年10月17日 14:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:01
一方でここだけは唯一パッチワークじゃない。「錦色の絨毯」と言える。
鬼面山も真っ赤っか。
2024年10月17日 14:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
1
10/17 14:20
鬼面山も真っ赤っか。
登り返し途中の岩場から見た箕輪山。
2024年10月17日 14:27撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:27
登り返し途中の岩場から見た箕輪山。
逆光でちょっと撮影しにくいけど、安達太良山のもう一つの顔を代表する眺めだと思う。
2024年10月17日 14:27撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:27
逆光でちょっと撮影しにくいけど、安達太良山のもう一つの顔を代表する眺めだと思う。
山頂手前でもう一度。後半にこっちを回る計画で大正解だった。
2024年10月17日 14:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:42
山頂手前でもう一度。後半にこっちを回る計画で大正解だった。
鬼面山の山頂(1482m)でゲイターを脱いだ。
2024年10月17日 14:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:46
鬼面山の山頂(1482m)でゲイターを脱いだ。
東吾妻山と高山。こっちは針葉樹の深い緑が中心の山。
2024年10月17日 14:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:46
東吾妻山と高山。こっちは針葉樹の深い緑が中心の山。
下はブナとカラマツでオレンジ基調の黄葉となる。今年の3月にスノーシューで分水嶺を歩いた箇所でもある。
2024年10月17日 14:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:46
下はブナとカラマツでオレンジ基調の黄葉となる。今年の3月にスノーシューで分水嶺を歩いた箇所でもある。
磐梯山、秋元湖、桧原湖など。
2024年10月17日 14:48撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 14:48
磐梯山、秋元湖、桧原湖など。
鬼面山の北側は崖になっている。真下をズームで撮ったらミニチュア模型の質感になった。
2024年10月17日 15:04撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:04
鬼面山の北側は崖になっている。真下をズームで撮ったらミニチュア模型の質感になった。
真下からだと見上げるような鉄塔も、数百mの高度差だとオモチャのように見えてしまう。
2024年10月17日 15:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:06
真下からだと見上げるような鉄塔も、数百mの高度差だとオモチャのように見えてしまう。
土湯峠から見た鬼面山と箕輪山。
2024年10月17日 15:21撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:21
土湯峠から見た鬼面山と箕輪山。
送電線の巡視路を下りているときの箕輪山。
2024年10月17日 15:23撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:23
送電線の巡視路を下りているときの箕輪山。
同じく鬼面山。
2024年10月17日 15:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:36
同じく鬼面山。
車道まで下りてきた。
2024年10月17日 15:42撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:42
車道まで下りてきた。
横向上登山口の駐車スペースの様子。5台くらい停められる。
2024年10月17日 15:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
10/17 15:44
横向上登山口の駐車スペースの様子。5台くらい停められる。
撮影機器:

感想

前回の月山の時は紅葉の帯は1600m〜1900mが中心でした。10日経って今は1400m〜1700mくらいが中心かなと予想。

鬼面山〜箕輪山は南東北では有名な紅葉の名所であり、ちょうどいい機会でした。
栗駒山や火山地帯の安達太良山と比べると、全国レベルでは全く知られてない穴場って言うんでしょうか。
5年前の新緑期に野地温泉から鉄山まで往復したことがあり、ルートは把握しています。

● 天気について
しかし今回も天気の読みの難しさに直面しました(前回も駐車場でスタートを2時間遅らせた)。紅葉期の東北の高山は、天気が激しく変わります。

現地到着から5時間経っても山からガスが引かず、その間絶えず不安がよぎりました。「今回は失敗なのでは?違う日にち・山がよかったのでは?」

その度に次のことを言い聞かせ、ひたすら晴れ間を待ちました。
・これは西から吹きつける湿気が山を駆け上がっていく過程でガスに変わっている。
・陽が登ると、上からの照り付けによってこの湿気は霧消するはず
・太陽が真上に来れば来るほど照り付けの力は強まる。だから昼までは待つべし

盆地で暮らしてても分かるのですが、今の時期、朝と午前、あるいは午前と午後では天気が全く違うことがあります。
前回は駐車場で2時間、今回は避難小屋で2時間の待機でした。ガスのときは何処にいて晴れのときは何処にいるかを考えて行動する必要があります。

晴れてからも快晴とはいかず、雲がちぎれ飛んで太陽を隠し山に影をつくる天気でした。シャッターチャンスが目まぐるしく変わります。レンズ交換の間に太陽が隠れるなどして、ボツ写真が多数でした。

● 紅葉について
でも上手く事が運んだおかげで、いろんなことが分かりました。
・鉄山から北は全域にわたって紅葉が色づく。すぐ近くの磐梯吾妻スカイラインや吾妻連峰とは大違い。
・箕輪山は粘土質で高さ300mくらいまで囲まれた山である。ここに笹竹と低灌木による紅葉のパッチワークが生まれる。泥による歩きにくさにも繋がる。
・唯一、鬼面山の北に紅葉の密度が濃い絨毯部分がある。
・鬼面山〜箕輪山を日帰りで巡るのは野地温泉ルート、横向温泉ルート以外は難しい。よって山は静か。
・他のメインルートから箕輪山の山頂に立ち寄ることは充分に可能。避難小屋で多くの人と情報交換した。
・塩沢登山口から笹平への道も紅葉が豊かっぽい。次回の候補。

他に和尚山と船明神山の谷地形も紅葉が有名ですよね。まだまだ安達太良山の紅葉は追及していく価値がありそうです。

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