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Yamareco

記録ID: 7380424
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ハイキング
朝日・出羽三山

以東岳

2024年10月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
21.1km
登り
1,546m
下り
1,546m

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:55
合計
7:45
7:25
45
8:10
10
8:20
8:25
5
5/10
8:30
50
9:20
9:30
75
10:45
10:55
20
11:15
11:20
40
12:00
12:10
5
12:15
50
13:05
20
13:25
13:35
75
14:50
14:55
15
2/10
15:10
17:00 天然温泉こまぎの湯 18:20
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
泡滝ダムは山形道の庄内あさひICで降りて約1時間といったところ。月山トンネルを抜けてきた多くの人が最初に見かけるであろうファミリーマートの交差点を曲がって大鳥川、東大鳥川沿いの道路をどんどん遡っていけばOKです。
東大鳥川沿いに蘇岡発電所という発電所があるのですが、ここを過ぎてからダムまで約7km程度の区間が未舗装路になります。そんなに長くは無いのですが、全体的にすれ違いは困難で、特に左京渕ダムあたりの道の凸凹は半端じゃないです・・・気を遣いました。。
泡滝ダムの少し手前にかなり広く舗装もされた駐車スペースがあり、おそらく50台程度は停められそうです。今回平日のAM7:00頃に到着した時点では2, 3台の車が停まっているのみでした。
なお駐車スペース内に仮設トイレのようなものを見かけたのですが、確認しなかったので使えるのかちょっと不明。ちなみに泡滝ダムの脇から河原に降りられるので顔を洗ってさっぱりするぐらいは出来ます。
コース状況/
危険箇所等
問題のあるような箇所は無いのですが、ちょっと長いコースに加えて、ちょっと歩きにくい登山道(特に大鳥池のそばなど)でもあります。ちょっと大変なアクセスも相まって総じて難易度は高めなコースだと思いました。

今回のコースは概ね3区間に分類出来ると思いますので、それぞれ紹介します。

■ 泡滝ダム〜大鳥池
ほとんど問題無いのですが、あちこち水が溢れています。降雨後などは要注意。
なお2箇所の吊り橋がありますが、鶴岡市のHPによるとこれらは11/3に踏み板を外すとのことです。見た感じ、1つ目の吊り橋はともかく次の吊り橋はそうなると厳しそうな見た目です。

■ 大鳥池〜以東岳(オツボ峰コース)
大鳥池を出てすぐに森林限界付近まで急坂で頑張るコースでした。降りるよりは登る方が安心度は高いですが、直登コースを降りてくるのも微妙な点があって悩ましいです。なお、森林限界付近の紅葉が見事でした!

■ 以東岳〜大鳥池(直登コース)
池付近まで降りやすい登山道だと思いました。池沿いの道は妙に険しい箇所が多く、特に池の南東部、東沢出合付近は降雨後などかなり微妙な事になりそうなので、まぁ基本的にはこちらを往路に使った方が良いと思います。

なおコース上、大鳥池と以東岳のほぼ山頂部にそれぞれ山小屋があります。
その他周辺情報 鶴岡の市街の方に出て天然温泉こまぎの湯へ。泡滝ダムからは1時間半ぐらいかかりました。まぁ空いていたのでゆっくり過ごせて何よりでした。やはりこの時期になると露天風呂は外せないですね!
道の駅 庄内みかわで迎えた朝。すんごい霧でしたが、これは良くなってきそうな気がする
2024年10月17日 05:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 5:44
道の駅 庄内みかわで迎えた朝。すんごい霧でしたが、これは良くなってきそうな気がする
泡滝ダム前の駐車スペースです。ここまでの道しんどかった・・・
2024年10月17日 07:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 7:24
泡滝ダム前の駐車スペースです。ここまでの道しんどかった・・・
ダムの横に分かりやすく登山口があります。スタートです
2024年10月17日 07:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 7:27
ダムの横に分かりやすく登山口があります。スタートです
ここまでの道路と同じく大鳥川の脇を遡っていきます
2024年10月17日 07:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 7:37
ここまでの道路と同じく大鳥川の脇を遡っていきます
ちょっと微妙な箇所がちらほらあります
2024年10月17日 07:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 7:42
ちょっと微妙な箇所がちらほらあります
大鳥池までは10分割標識があります。1区間15分程度とのこと
2024年10月17日 08:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 8:01
大鳥池までは10分割標識があります。1区間15分程度とのこと
吊り橋その1、冷水沢吊り橋
これはそもそも吊り橋を渡らなくてもあちらへ行けそうな見た目でした
2024年10月17日 08:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 8:12
吊り橋その1、冷水沢吊り橋
これはそもそも吊り橋を渡らなくてもあちらへ行けそうな見た目でした
吊り橋その2、七ツ滝沢吊り橋
こちらはパッと見では吊り橋が無いとけっこうどうしようもなさそうでした
2024年10月17日 08:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 8:30
吊り橋その2、七ツ滝沢吊り橋
こちらはパッと見では吊り橋が無いとけっこうどうしようもなさそうでした
輝く樹林。良い天気になりそう
2024年10月17日 08:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 8:37
輝く樹林。良い天気になりそう
引き続きちょいちょいある微妙な箇所。これは左に滑りたくない
2024年10月17日 09:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:15
引き続きちょいちょいある微妙な箇所。これは左に滑りたくない
気づいたら10/10
2024年10月17日 09:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:22
気づいたら10/10
タキタロウ山荘に到着しました
2024年10月17日 09:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:23
タキタロウ山荘に到着しました
小屋前の素敵休憩スペース。ちょっと一服します
2024年10月17日 09:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:25
小屋前の素敵休憩スペース。ちょっと一服します
大鳥池は静寂な時間。反射しすぎて謎の生物に見える。これが伝説のタキタロウ・・・ではない
2024年10月17日 09:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:34
大鳥池は静寂な時間。反射しすぎて謎の生物に見える。これが伝説のタキタロウ・・・ではない
タキタロウ山荘のロケーションはなかなか良い!
2024年10月17日 09:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:35
タキタロウ山荘のロケーションはなかなか良い!
大鳥池からは2コースに分岐します。今回はオツボコースから登ります
2024年10月17日 09:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:35
大鳥池からは2コースに分岐します。今回はオツボコースから登ります
オツボコースはいきなりすんごい急坂。しんどかった!
2024年10月17日 09:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:42
オツボコースはいきなりすんごい急坂。しんどかった!
色付いてきた
2024年10月17日 09:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 9:58
色付いてきた
木の背も低くなってきた
2024年10月17日 10:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:03
木の背も低くなってきた
開けました。快晴!
2024年10月17日 10:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:15
開けました。快晴!
このあたりは見事な色付き。めっちゃ爽快です!
2024年10月17日 10:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:16
このあたりは見事な色付き。めっちゃ爽快です!
こちらは三角峰
2024年10月17日 10:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:29
こちらは三角峰
迫ってきた以東岳。右の方に見えている小屋のちょっと左がピークになるはずです
2024年10月17日 10:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:29
迫ってきた以東岳。右の方に見えている小屋のちょっと左がピークになるはずです
三角峰、色付き過ぎ!これは足が止まりましたね
2024年10月17日 10:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:30
三角峰、色付き過ぎ!これは足が止まりましたね
無名ピーク。このあたりの標高は1500m程度
2024年10月17日 10:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:34
無名ピーク。このあたりの標高は1500m程度
三角峰に上がってきました。
良い時間だったので、このあたりでお昼ごはんにしました
2024年10月17日 10:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:39
三角峰に上がってきました。
良い時間だったので、このあたりでお昼ごはんにしました
月山がよく見えていました
2024年10月17日 10:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:44
月山がよく見えていました
いよいよ森林限界の様相になってきました。あの真ん中のところがオツボ峰のはず
2024年10月17日 10:57撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 10:57
いよいよ森林限界の様相になってきました。あの真ん中のところがオツボ峰のはず
振り返って三角峰。右に見えているのは戸立山になるようです
2024年10月17日 11:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:02
振り返って三角峰。右に見えているのは戸立山になるようです
オツボ峰に到着
2024年10月17日 11:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:15
オツボ峰に到着
すごく近くに見えてきましたが、標準コースタイムでまだあと1時間程度はあります
2024年10月17日 11:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:16
すごく近くに見えてきましたが、標準コースタイムでまだあと1時間程度はあります
あと4つかな?
2024年10月17日 11:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:28
あと4つかな?
かなり遠くに姿を現したのは主峰、大朝日岳
2024年10月17日 11:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:31
かなり遠くに姿を現したのは主峰、大朝日岳
あの岩峰みたいのはどう超えるんだろ・・・?
2024年10月17日 11:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:35
あの岩峰みたいのはどう超えるんだろ・・・?
右側から巻くようになっていました
2024年10月17日 11:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:42
右側から巻くようになっていました
大鳥池。これは以東岳の代表的な風景だと思いました。
熊の毛皮を広げたよう、とは大昔に言われた事だと思いますが今見ても全然そう見える
2024年10月17日 11:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:45
大鳥池。これは以東岳の代表的な風景だと思いました。
熊の毛皮を広げたよう、とは大昔に言われた事だと思いますが今見ても全然そう見える
これが最後の登りです。端正だなー
2024年10月17日 11:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 11:50
これが最後の登りです。端正だなー
以東岳に到着です。最高!
2024年10月17日 12:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:00
以東岳に到着です。最高!
なかなか長かったオツボコース。背後には月山が見える
2024年10月17日 12:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:01
なかなか長かったオツボコース。背後には月山が見える
とんでもない美しさを誇る大朝日岳までの稜線。これは歩いてみたいものですねー
2024年10月17日 12:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:01
とんでもない美しさを誇る大朝日岳までの稜線。これは歩いてみたいものですねー
左は飯豊連峰の方面、ちょっと雲でよく見えない
2024年10月17日 12:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:01
左は飯豊連峰の方面、ちょっと雲でよく見えない
大鳥池。熊の左手のところにタキタロウ山荘が見えています。左足はなんか白いな?
2024年10月17日 12:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:02
大鳥池。熊の左手のところにタキタロウ山荘が見えています。左足はなんか白いな?
ゆっくりしたところで、小屋の方へ降りていきます
2024年10月17日 12:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:13
ゆっくりしたところで、小屋の方へ降りていきます
かなり立派でロケーションも最高な以東岳避難小屋。今日は確かに布団干し日和
2024年10月17日 12:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:15
かなり立派でロケーションも最高な以東岳避難小屋。今日は確かに布団干し日和
名残惜しいですが降りていきます
2024年10月17日 12:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:16
名残惜しいですが降りていきます
さらば以東岳!
2024年10月17日 12:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:17
さらば以東岳!
直登コースはオツボコースよりだいぶ歩きやすく感じました
2024年10月17日 12:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:29
直登コースはオツボコースよりだいぶ歩きやすく感じました
まもなく樹林に戻って
2024年10月17日 12:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 12:48
まもなく樹林に戻って
河原に出ました
2024年10月17日 13:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:06
河原に出ました
上から見た時に白く見えていた左足の部分でした
2024年10月17日 13:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:08
上から見た時に白く見えていた左足の部分でした
ここはギリギリ・・・
2024年10月17日 13:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:09
ここはギリギリ・・・
この大鳥池の縁の登山道はちょっと険しい
2024年10月17日 13:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:11
この大鳥池の縁の登山道はちょっと険しい
池は朝よりちょっと波立ってきたかな
2024年10月17日 13:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:25
池は朝よりちょっと波立ってきたかな
タキタロウ山荘まで戻ってきました
2024年10月17日 13:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:28
タキタロウ山荘まで戻ってきました
樹林を一生懸命歩いて戻っていきます・・・
2024年10月17日 13:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 13:39
樹林を一生懸命歩いて戻っていきます・・・
泡滝ダムまで戻ってきました。ふいー
2024年10月17日 15:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 15:12
泡滝ダムまで戻ってきました。ふいー
ダム横から大鳥川に降りられます。今日のさっぱりポイント!
2024年10月17日 15:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/17 15:13
ダム横から大鳥川に降りられます。今日のさっぱりポイント!
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ジャケット ズボン タイツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 ネックウォーマー 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

以東岳に行こう、と考えたのは3年前です。秋頃が良いだろうと考えていたのですが、なぜか3年連続でちょうど夏の終わり頃に大怪我をしてしまって延期になっていたという・・・。まさしく3年越しの想いがあったのでした。
朝日連峰は大朝日岳に登った2016年以来なので8年ぶり、2回目の訪問です。この雄大な山々、まだ全然歩いていないのですよね。3年越しの想い以前にそもそもすごく楽しみにしていたもので、今回東北に来た一番の目的の山行でもありました。
なので、もちろん天気予報は注視していたわけですが、これは最高の天気とタイミングを選べたなと思っています!大鳥池あたりからずっと大興奮だったのですが、特に上の方から眺めた三角峰や大鳥池の様相、大朝日岳方面の雄大な風景には心を打たれましたねー。おまけに紅葉もキレイでほんと最高でした。
次は順番的には祝瓶山な気がしているのですが、大朝日岳〜以東岳の区間をどうにかこうにか歩くというのも魅力的だと思ったので悩み中です。何しろ朝日連峰、必ず再訪する!

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