鹿島槍ヶ岳 夕照に染まる雲表の後立山
- GPS
- 10:36
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,930m
- 下り
- 1,931m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 10:37
天候 | 標高2,100m以上では快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鹿島槍ヶ岳へは扇沢から爺ヶ岳を経て登るのが一般的なので大谷原は比較的空いています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岩尾根は落ち葉や木の根で滑り易いので要注意です。 冷乗越手前の岩場は滑落要注意です。 |
その他周辺情報 | そのまま帰宅。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
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感想
以前から挑戦してみたかった鹿島槍ヶ岳のアーベンハント。
八峰キレットから五竜岳へと続く稜線が夕照に染まる景色を撮影したいとずっと思っていましたが、夕方は稜線に雲が掛かり易い日が多く、なかなかチャンスがありませんでした。
ですが、20日は夕陽と雲海が期待出来そう。この機会を逃したらいつ冠雪して行けなくなるか分からないので、意を決して挑戦する事にしました。
この日は大町アルプスマラソン当日。大町温泉郷方面から大谷原へ向かう道はフルマラソンのコースになっており10時前から交通規制が掛かる為、それまでに通過して大谷原へ。
9:50 大谷原を出発します。林道を歩き、紅葉が見事な西俣出合から赤岩尾根に取り付きます。
霧の中を黙々と登り、気温は一桁ですが、急登の連続で暑かったです。
高千穂平に着くも雲の中でまっ白で景色は見えず。しかし、標高2,200mを越えると突如雲を抜けて青空と迫力ある鹿島槍ヶ岳、そして大雲海が眼に飛び込んで来ました。
取付から2時間10分で赤岩尾根を登り切り、稜線に出ました。冷池山荘でカレーを頂き、鹿島槍ヶ岳を目指します。
冷池山荘はこの日が営業最終日。さすがに登山者は少なく、静かな稜線歩きを楽しめました。
14:51 鹿島槍ヶ岳に登頂!風も弱く、陽射しの温もりを感じながらまったりしていると陽が傾き良い時間になって来ました。
白馬バレーや安曇野方面は相変わらず果てしなく続く雲海が広がっていましたが、日没時刻が近づくにつれて後立山連峰主稜線を挟む形で黒部側にも雲海が行き渡り、最高の状態でアーベンタイムに突入!
この日は兎に角雲海が素晴らしく、後立山連峰がまるで半島のように浮かび上がる景色は秀悦でした。
17:25 鹿島槍ヶ岳頂上をあとに下山します。
途中、冷乗越で星空を撮影すると、アトラス彗星がクッキリと写ってくれました。
赤岩尾根は短距離で一気に高度を落とせるので、潔くて気に入っています。今回も赤岩尾根を軽快に下り、19:48に西俣出合に到着。
林道でイノシシの大群に遭遇しましたが、逃げてくれて助かりました。
20:20過ぎに大谷原に下山!
帰宅後、翌日朝からの仕事に備えてぐっすり眠る事が出来ました!
後立山の変則日帰りアーベンハントは昨年の針ノ木岳に続き今回の鹿島槍ヶ岳が2回目。五竜岳や唐松岳のアーベンも気になるので安全第一でチャレンジしてみたいです!
コメント
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この日は絶好のハント日和でしたね
鹿島槍のアーベンは地の利を生かした登山の最高峰ですね〜
ごちそうさまでした😋
これから一気に冬ですがシーズン終わって静かな山を楽しめますね
ですが冬も近いので安全登山で楽しみましょう♪
ありがとうございます!
一日中消えない雲海☁️安曇野は極寒だったようですが、こちらは陽射しが暑くて稜線歩きも半袖でしたよ😊
鹿島槍のアーベンは初めてでしたが、これは極上です✨
地元民の特権ですね!お陰様で21時に帰宅出来ました。
唐松、五竜のアーベンも気になり出しましたよ!←危ない!危ない!
赤岩尾根は降りやすくて気に入っています!
じわじわと冬に向かっていますが、季節の進みは相変わらずゆっくりペース。
文化の日までに冠雪するか怪しい暖かさですね!
装備の選定に迷う季節ですが、安全登山で楽しみましょう😊
katsumaさん
鹿島槍ヶ岳のアーベン羨ましい限りです!
しかも話題のアトラス彗星まで観測しているじゃないですか!!
流石に地元勢で無ければ出来得ない所業です(笑)
この日は朝から雲海が消えなかったので2,300m以上の稜線上に出た人には最高のご褒美が待っていましたね〜
夕陽に照らされる八峰キレットはなんとも美味しそうです!
ご馳走様でした😋
これから各地の小屋やゲートがクローズして、冬シーズンに向かいますが、お互いに安全登山で楽しみましょう!
雲海にアーベン。そして彗星までお腹いっぱいのフルコースをいただきました!
もう一年分の運を使い果たした感じです😊
夕陽に照らされた雲上の八峰は龍の背のように浮かび上がり、これが五竜岳の真髄か!とハッとさせられました!
高度の高い雲海は見応えがありますね!
年に数回あるかないかの素敵な一日でしたね!
いよいよ冬に向かいますが、お互い安全登山で楽しみましょう!!
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