鋸岳日帰り周回でリベンジ!ルートミスも気合で登頂!
- GPS
- 12:37
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,211m
- 下り
- 2,210m
コースタイム
- 山行
- 11:14
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 12:29
さらに熊の穴沢のとりつきを見逃し、ルートミス。
熊の穴沢でも一度ルートを外しております‥。
中の越も右に行きすぎたし。1時間は余分に動いたな。
あとはこの時期なので、もうちょい早出しないといけませんね。
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 やはり熊の穴沢のガレは強烈。角兵衛もすごいが熊ほどではない感じ。 稜線からアプローチするなら、釜無川の林道からアクセスすべし。 こちらもアプローチは長いけど‥。鋸の稜線はそこまで大変ではない。 やはり林道バスで北沢から甲斐駒越えて、戸台に戻るのが一番楽なような気がする。 戸台川の沢沿いは二つ目の砂防ダムまでは左側(鋸・甲斐駒)の林道を進む。 その後右側(仙丈側)の斜面沿いを進むと平坦で歩きやすい旧道がある。 が、旧道沿いを進むと角兵衛の看板を見落とすかもしれないので注意。 これを知らず、行きはかなり無駄にアップダウンや無駄なムーブを強いられた。 熊の穴沢の取り付きは、角兵衛の分岐の看板を見つけたら沢沿いに進む左手を注視。 赤ペンキで「クマ」と書かれている(見落としてかなり進んでしまった)。 熊の穴沢からの稜線は意外と岩稜を歩かずこちらもガレ場を進む。 第二高点からは、ガレ場を左に下る。薄く赤ペンキで矢印と、ピンクテープあり。 国土地理院の地図のルートの第二高点からまっすぐ下ると大ギャップに突き当たる。 こちらはクライマーでなければ下れません(反対側に残置ロープあるが下っちゃダメ)。 第三高点(鹿窓)へのルートは第二高点から確認して、イメージしておくこと。 第二高点からガレ場を下りきると崩れそうなガレた沢に出る。 ここを少し下ると右手に取り付き点があり、そこの踏み後を辿ると鹿窓が見える。 鹿窓へは長い鎖があるが、鎖まで直登せず、斜面をジグザグに登ると鎖場に出る。 ■水場 熊の穴と角兵衛の取り付きから少しまで沢から水が取れる (自分は取ってませんので、そのまま飲めるかは?) 登山地図にある水場は確認せず不明。 |
その他周辺情報 | ■温泉 高遠温泉 さくらの湯 600円(JAF会員で550円) 循環。 中アとこのあたりはかけ流し温泉がないのが悲しい‥。 |
写真
装備
個人装備 |
タントカグレイシャー(かなり古い40Lザック)
モンベル40Lザックカバー
エマージェンシー ソロシェルター(ツェルト)
ミズノ ベルグテックEXストームセイバー(雨具防寒兼用)
モンベル ウルトラライトダウン(防寒具)
Snow Peak GigaPower
ギガパワーマイクロマックス
プリムス クッカー コッヘル
BlackDiamond ReVolt(ヘッデン)
予備電池
食事2食分
行動食2食
非常食1食分
水3L
スポーツドリンク(薄め)0.5L
カップラーメン
PENTAX K-5(一眼)
モンベル ライト フォトショルダーバッグ
ヘルメット
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感想
数年前にテント買って初めての南アルプス。
帰りに林道のバスに乗り、見えた鋸岳の稜線と紅葉。いつか行こうと思った鋸岳。
なんとなく実力が付いたと思い、二回甲斐駒の山頂から縦走で挑戦した。
が、一回目は謎の体調不良で第二高点にもつけず。
二回目は黒戸尾根から、時間切れで諦めた(これはちょっと無謀だった)。
縁がないのかと諦めかけたが、どうしても鹿窓と山頂に立ちたくて三回目の挑戦。
三連休、本当は北アのバリルート予定でしたが、悪天で中止。
そこでどうしても今年やっておきたかった鋸へ再チャレンジ!
今回は戸台川の河原から。車は3台止まっていたがすでに皆さん出発していた。
どうしても鹿窓を越えてから山頂に立ちたかったので、熊の穴沢から登る予定。
(戸台から行くなら通常は角兵衛から行くのが正しいと思う)
戸台川を上がっていく。最初は林道筋で左岸(甲斐駒側)。
二個めの砂防ダムで一度右岸(仙丈側)へ。このまま右岸(仙丈側)を行けば楽だった。
が、なぜかまた左岸(甲斐駒側)へ渡ってしまい、無駄に疲れる羽目に。挙句渡渉も発生。
更に角兵衛を越えてから行きすぎ、丸太橋を渡り、六合通行止めの看板が。
やっと熊の穴沢を通りすぎたことに気づく。
戻り返して違う丸太橋を渡ろうとして滑って沢に落ちかける。
ここでトレッキングポールが流されていった(探したが見つからず)‥
気を取り直し、なんとか熊の穴沢のとりつきを探す。ペンキで書かれた「クマ」を発見。
やっと恐怖のガレ場への取り付き。が、またルートミスに気付く。
前回熊の穴沢を下り、ガレ場のイメージが強く残りすぎ、ガレ場を登っていた。
辛うじて少し稜線を越えれば戻れそうなので軌道修正。
トラバースしているとピンクテープを発見、再び登っていく。
が、最後の中の川乗越で右に寄りすぎていることに気づく。
相方には軌道修正するように伝え、自分はトラバースも恐ろしく、無理矢理登る。
なんとか甲斐駒からの稜線に出たが、無駄に筋力使い、最後は脆い岩ばかりで恐ろしかった。
スタートも遅かったし、この3つのミスで時間も押している。また敗退かと不安になる。
が、ここから第二高点までは一度行っているので少し心強い。
第二高点までも大変なガレだが、無事に到着。
前回は大ギャップに突き当り、最終的にリタイアした。
今回は分かっているので第二高点からいくべきルートを確認しておく。これが大正解。
この後はほぼ迷うことなく鹿窓までいくことができた。
が、第二高点から第三高点のコルである、大ギャップからのガレ場も落石が多くかなり危険だ。
恐る恐るコルをクリアし、鹿窓が見えたときはテンションがマックスになった。
が、この後もいきなり取りつかないように。
ジグザグに草つきの踏み後をたどると鹿窓からの鎖にたどりつくことができる。
念願の鹿窓をくぐり、林道を見下ろす。ついにたどりつくことが出来た!
第二高点から鹿窓に比べ、鹿窓から第一高点のルートは分かり易い。
小ギャップを越え、ついに山頂に立つことができた。この達成感!
夏に水不足で苦労した日向八丁の稜線も見える。
カップラーメンを持ってきたが、ゆっくり食べている暇はない。
写真を撮り合い、行動食を食べてから下ることにした。
角兵衛もなかなか手ごわい下りだったが、こちらの方が下り易いイメージ。
辛抱強く下るとやっと戸台川にでることができた。
渡渉に苦労したが、あとは戸台川を下るだけ。
下りで言うと左岸(仙丈側)に歩きやすいルートがあることに行きに気づいたので、
ひたすら仙丈側を意識して下る。行きの苦労はなんだったんだ‥。
途中から日が暮れヘッデン。右岸の林道歩き、これが異常に長く感じた。
やっと駐車場についたときの安堵と言ったら‥足がヨレヨレになった。
なんとかやりきった。相方さん、運転とお付き合いありがとうございました。
コメント
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はじめまして
土曜日に釜無川から第1高点まで日帰りで行ったものです。
ちょうど昼に第1高点に着いた時には第2高点に2人見えましたが、そのあとで
登られたのでしょうか?
リベンジおめでとうございます
冒険レコ見させていただきました。お疲れ様でした!
はじめまして!コメントが遅くなりましてすいません‥
ありがとうございます!
第2高点に立ってから第1高点を見ていましたが、誰も見えませんでしたので‥
山頂からueharuさんが見たのは違う方かもしれません。時間もちょっとズレているので。
第2高点前に三人組の方とすれ違ったので、その方々の二人かと?
いつか釜無川からも行ってみたいなーと思っていますが自転車ないと帰りにうんざりしそうですね(^^;
ちなみに鹿窓は第1高点から20分くらいかなーと思います(小ギャップの時間で大きく変わります)。
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