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記録ID: 74008
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

宝剣岳 (南稜ピストン)

2004年08月27日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
2.6km
登り
303m
下り
303m

コースタイム

14:15千畳敷駅〜14:40極楽平〜15:25宝剣岳〜16:15極楽平〜16:45千畳敷駅
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2004年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自宅〜中央道八王子I.C.〜駒ヶ根I.C.〜菅の台バスセンター〜しらび平
コース状況/
危険箇所等
宝剣岳南稜は危険です。岩になれてからいくべきでしょう。
鎖場がたくさんあります。
しらび平から千畳敷へ
2004年08月27日 14:05撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 14:05
しらび平から千畳敷へ
千畳敷カールから宝剣岳
2004年08月27日 14:17撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 14:17
千畳敷カールから宝剣岳
サギダルの頭
2004年08月27日 14:17撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 14:17
サギダルの頭
いざ宝剣岳へ!
2004年08月27日 14:29撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 14:29
いざ宝剣岳へ!
左は三ノ沢岳
2010年08月14日 16:01撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/14 16:01
左は三ノ沢岳
極楽平を過ぎやや下る
2004年08月27日 14:56撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 14:56
極楽平を過ぎやや下る
急な谷底
2004年08月27日 14:56撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 14:56
急な谷底
谷底2
2004年08月27日 15:01撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:01
谷底2
岩場は鎖がいっぱい
2004年08月27日 15:06撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:06
岩場は鎖がいっぱい
岐阜側。雲間から光が。
2004年08月27日 15:25撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:25
岐阜側。雲間から光が。
頂上でお賽銭
2004年08月27日 15:27撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:27
頂上でお賽銭
すれ違ったパーティー
岩壁を登る
2004年08月27日 15:46撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:46
すれ違ったパーティー
岩壁を登る
岩稜帯
2004年08月27日 15:46撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:46
岩稜帯
宝剣岳頂上でまわりを見渡すstk
2004年08月27日 15:48撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:48
宝剣岳頂上でまわりを見渡すstk
貧弱装備(笑)
2004年08月27日 15:48撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:48
貧弱装備(笑)
途中で休憩中のUDA
2004年08月27日 15:49撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:49
途中で休憩中のUDA
宝剣岳南稜は険しい
2004年08月27日 15:49撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 15:49
宝剣岳南稜は険しい
安全地帯まで戻りほっと一息
2004年08月27日 16:05撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 16:05
安全地帯まで戻りほっと一息
三ノ沢岳
2004年08月27日 16:15撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 16:15
三ノ沢岳
雲に包まれる宝剣をバックに記念写真
2004年08月27日 16:46撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/27 16:46
雲に包まれる宝剣をバックに記念写真
撮影機器:

感想

2004.8.27
今日は登山に行った。突然なんで?と思う人が多いだろうが実は前々から時間があれば行ってみようと思ってたのだ。富士山しか行ったことないのでとりあえず登る高さが低めのからチャレンジ。ロープウェーで2500mくらいまでいける中央アルプス駒ケ岳へ。しかし、朝から問題だらけ。うちの家で待ち合わせのはずが、相棒のUDAが実家のうちの方へ。。ま、確かに最初は北アルプスから登るから東松山集合と行ったけど前日に中央アプルスにするから神奈川(海老名)の方にきてくれっていったはずなんに。。結局UDAは圏央道から回り道。自分は16号を登って八王子で合流。車2台で行くのもばからしいので適当な駐車場に止めて自分の車でスタート。予定より1時間遅れの10時過ぎスタートとなってしまった。

中央道は順調で1時くらいには駒ヶ根I.C.へ到着。菅の台Pで装備を整えてバスでロープウェー乗り場へ。ここらはマイカー制限でバスしか上へ行けないのである。最近は上高地とかもそうなってるし自然保護の動きが各地で進んでいる模様。ロープウェー駅で昼飯の山菜うどんを食べた。UDAが絶賛。立ち食いでほとんどきのこだったがたしかにうまかった。水がかなりうまいし。そしていよいよ登山開始地点である千畳敷カール(氷河の侵食による渓谷)に到着。この時点で2時過ぎだったが。。帰りの終ロープウェーを見て驚いた。。下りのロープウェーが5時で終了!木曾駒ケ岳に登るには明らかに時間が足りない。。 ま、完全な準備、下調べ不足であった(笑) 正直ベテランから見たら山をなめているとしか思えないでしょう。けどここまできて一つの頂上にも行けず降りるのはあまりに空しいので時間的に頂上に行けそうな宝剣岳を目指すことに急遽変更。約3時間の時間を2時間登り・1時間下りに割り当てて頂上に行けなくても2時間たったら引き返そうという事でアタック開始。時間が厳しそうなので中間地点の極楽平に向けて小走りに登り始めた。

・・・が、千畳敷駅から極楽平までは実は今回の行程の中で一番傾斜がきついところであった(もちろんこの時はしらず)。初登山のUDAはきつさに10分でへばり始め自分もその5分後くらいには息苦しくなってきていた。高山病の初期症状(笑)。ただし二人とも心肺能力は平均以上(自称)なので数分休んだら元に戻った。そんなきつい山なの?と言われれば全くそんな事はなく、通常50分はみるルートをほぼ20分で登るというイカれたペースが原因であった。そう、かなりアホであった。。極楽平から宝剣山にかけてはしばらくゆるやかな登り。こりゃ楽だと思って進んでいくと。。。
いきなり垂直に見える谷があった。
その向こうに垂直に見える壁のような岩壁・・・。UDAは「・・・これは無理だろ。。」自分も一瞬そう思った。いきなりロッククライミングなんてできんよ。。そう思ったがとりあえずおそるおそる進んでみると、急峻な岩場には鎖が用意されているのでそれを使って三点支持を保てば進める進める。やりだすとこれがかなり楽しかった。もちろん一瞬でも手を滑らせたり足を滑らせば滑落して死ぬ危険はあるのだが、そんなスリルを目の前にするとアドレナリンが出てくるせいか妙にハイな気分になってしまうのであった。宝剣岳の頂上まではそのような岩場の連続。金曜日という事もあって人はほとんどいないので広い山に二人という奇妙な感覚だった。立ち止まると風がないため全く音がない世界。いかに文明が発達しようとも大自然に放り出されると言いようのない孤独感がある事に今さらながら気づかされた。
 
途中すれ違った家族づれが我々の通った来た岩場越えの逆行に苦労している様子だった。後で知ったのだが、宝剣岳は千畳敷→木曾駒ケ岳→宝剣岳→極楽平→千畳敷というのが一般的なルートらしい。そのなかでも宝剣岳-極楽平間がもっとも危険度が高い岩場で初心者は避けるのが無難との事だった。なので一応富士山には登った事があるとはいえ素人同然の自分。さらに山登り初のUDA。かなりインパクトのある登山になったのは間違いない。

その後は緊張感はかなりあるものの、体力的にはそれほどきつくはない岩場を順調にこなし頂上に到達。頂上には一人中年の男性がいるだけだった。岩峰で頂上はせまく、デカい岩があるがなんか危険な感じがしたのでそれには登らなかった。けど後でいろいろインターネットの登山日記等を見たところ、宝剣岳を制したらここに登るのが通?らしい。UDAは後で悔しがっていた。

とりあえず記念撮影をして少し休み、時間もそれほど余っていないので元のルートを戻り始める。登りでも思ったのだが異常な岩が一箇所ある。物理的にありえないような横向きに突き出した岩。何十年も安定しているのだから問題はないのだろうが、物理的なモーメントがこの方向にXX[N(ニュートン)]かかっているとか考えると恐ろしくてすぐにくぐり抜けた。

帰りは垂直に見えるガケも2度目なので余裕しゃくしゃく。ビデオを撮ってみたりした。極楽平まではあっという間に戻り、きつかった登りもストックを使用して問題なく下山。終ロープウェーの20分前には千畳敷駅に戻った。世界第2位の標高差のロープウェーを降り登山初日は無事に終わった。


(文章はstk)

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コメント

ありますよね〜
物理的にありえない岩。
ありますよね〜
あそこに立つ人が、信じられないです
2011/7/8 17:16
s-onoさん、
こっちでは、s-onoさんなんですね〜^
私の登山ブーム到来の古い記録を見ていただきうれしいです。
結構無茶やってました(笑)

宝剣南稜から頂上付近はヤバいとこ多いですよね〜。滑落事故も多発してますし、気を抜けませんね。
2011/7/8 22:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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