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Yamareco

記録ID: 740426
全員に公開
ハイキング
奥秩父

金峰山・国師ヶ岳(アコウ平より周回)

2015年10月12日(月) [日帰り]
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GPS
08:02
距離
17.5km
登り
1,276m
下り
1,275m

コースタイム

05:55 アコウ平駐車場出発
06:17 荒川徒渉点
06:42 KK分岐(水晶峠分岐)
06:53 御室小屋跡
07:28 片手廻し岩
08:56 五丈岩
09:01 金峰山山頂
09:35 鉄山山頂
10:06 朝日岳山頂(小休止) 10:15
10:41 朝日峠
11:08 大弛峠
11:10 大弛小屋
11:40 前国師岳山頂
11:50 国師岳山頂 11:53
11:58 三繋平
12:04 北奥千丈岳山頂(小休止) 12:11
12:45 大弛小屋 12:52
12:54 大弛峠
13:57 アコウ平駐車場帰着
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路(2015/10/12):都内(01:00)−首都高速−中央自動車道−勝沼IC−国道20号−柏尾−県道38号−県道214号−国道140号−県道219号−琴川ダム−川上牧丘林道−アコウ平(03:45/158km)

復路(2015/10/12):アコウ平(14:15)−川上牧丘林道−琴川ダム−県道219号−国道140号−県道214号−国道141号−県道34号−国道20号−中央自動車道−<小仏トンネル25キロ渋滞>−<調布20キロ渋滞>−首都高−都内(19:30/315km)
コース状況/
危険箇所等
■アコウ平−金峰山
アコウ平の駐車場に入るカーブミラーには「アコウの土場」と書かれています。駐車場の北西側に金峰山への登山口があり、まずは荒川へ向けての樹林帯の激下りです。倒木があったり、登山道が不鮮明な箇所がありますが、目印のテープが豊富なので迷うことはないと思います。
7、8分斜面を下ると、水平道があります。そこそこ道幅もあり、ほぼ水平で歩きやすい道ですが登山道ではないと思います。レールのようなものはありませんが、昔の軌道の跡のような気がします。
水平道の右手下の方には荒川の流れと水音が聞こえます。この水平道を荒川の下流方向に歩きます。ときどき木々の間から五丈岩が見えます。
水平道を5分程歩くと、金峰山と書かれたプレートが木に付けられていて、ここから荒川に下ります。

下った所が荒川の徒渉点です。対岸に細いお助けロープが渡されていますが、この場所は入水しないと渡れません。
少し上流に行くと、飛び渡れそうな狭い場所がありますが、対岸の岩が濡れていて、滑ったらヤバそうだったので、細いお助けロープの場所に戻り、徒渉グッズで渡りました。水深は膝下程度です。

対岸に渡って、御室小屋跡まで踏み跡明瞭ですがチョット変です。人間ならわざわざ斜面ではなく、平坦な所を通るはずですが...
途中に「鹿道」と書かれたプレートが置かれていました。やはりこれは獣道だったんでしょう。獣道にピンクテープを後から付けた感じです。

徒渉地点から20分ほど歩くと、三薙沢に降りる所に「KK分岐」と書かれたプレートが木に付けられています。左側に沢を下る方向が水晶峠で、金峰山へは沢を登ります。
ここは下山で注意しないと、沢を下ってしまいそうな気がします。
KK分岐から10分ほどで御室小屋跡です。小屋は廃屋で、雨露も凌げない状態です。焚き火の跡などがありますが釣り人でしょうか...
ここまで徒渉を除いて難所はありませんが、小屋の裏を登り始めるとハシゴやクサリが出ます。大きなスラブ状の岩があり、高度感もあるのでチョット緊張しますが、クサリを補助的に使用すれば問題なく通過できます。

クサリ場を越えると片手廻し岩や五丈岩がきれいに見えてきます。
途中のガレ場にはお助けロープがあったり、片手廻し岩への急登にはハシゴがあったり、目印は豊富ですので迷う箇所はありません。
樹林帯を抜けると、目の前に五丈岩があり、どこでも登れそうな感じがしますが、目印が付いているルートが最も簡単だと思います。最後は五丈岩の裏側(南面)にでます。ここに金櫻神社の祠があります。

■金峰山−大弛峠−国師岳−大弛峠
多くのレコがあるので割愛します。

■大弛峠−アコウ平
大弛峠(標高2,360m)からアコウ平(標高1,945m)は川上牧丘林道で、全て舗装された車道です。カーブは多いですが下り坂なので大弛峠にチャリをデポすると楽ですが、距離にして5.5キロぐらい?、歩いて1時間程度でした。
アコウ平の駐車場です。入口のカーブミラーには「アコウの土場」と書かれています。詰めれば10台程度は駐車できそうです。出発前のこの時間、他には登山者はいません。
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アコウ平の駐車場です。入口のカーブミラーには「アコウの土場」と書かれています。詰めれば10台程度は駐車できそうです。出発前のこの時間、他には登山者はいません。
登山口近くには「アコウ平」と書かれたプレートが木に付けられています。
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登山口近くには「アコウ平」と書かれたプレートが木に付けられています。
さて金峰山へ向けて表参道コースへ入ります。
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さて金峰山へ向けて表参道コースへ入ります。
登山口から樹林帯の下りです。登山道が不鮮明な箇所がありますが、目印のテープが豊富です。
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登山口から樹林帯の下りです。登山道が不鮮明な箇所がありますが、目印のテープが豊富です。
しばらく下ると水平道に出ます。確認はしていませんが、軌道跡ではないかと思います。
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しばらく下ると水平道に出ます。確認はしていませんが、軌道跡ではないかと思います。
苔むしたいい感じの樹林帯で、下の方に荒川の流れが見えます。
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苔むしたいい感じの樹林帯で、下の方に荒川の流れが見えます。
紅葉の盛りだと思いますが、赤い葉は少ないです。ナナカマドやカエデは茶色の葉が多いです。
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紅葉の盛りだと思いますが、赤い葉は少ないです。ナナカマドやカエデは茶色の葉が多いです。
金峰山の五丈岩が見えます。雲ひとつない真っ青な空が広がっています。
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金峰山の五丈岩が見えます。雲ひとつない真っ青な空が広がっています。
金峰山のプレートが木に括り付けられています。ここから荒川に向かって下降します。
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金峰山のプレートが木に括り付けられています。ここから荒川に向かって下降します。
荒川に降りてきました。昨日の雨か?、水量はそこそこ多いように思います。水の流れも速そうです。
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荒川に降りてきました。昨日の雨か?、水量はそこそこ多いように思います。水の流れも速そうです。
ここが徒渉点です。細いですがお助けロープが張ってあります。
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ここが徒渉点です。細いですがお助けロープが張ってあります。
シャキーン!
先は長いので、ここで靴を濡らすわけにはいきません。徒渉グッズで流れに入ります。深いところで膝下程度です。
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シャキーン!
先は長いので、ここで靴を濡らすわけにはいきません。徒渉グッズで流れに入ります。深いところで膝下程度です。
登山道は明瞭で目印も多いのですが、何か変な気がします。何かが違うのです。
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登山道は明瞭で目印も多いのですが、何か変な気がします。何かが違うのです。
「鹿道」(ししみち)と書かれた木のプレートが置かれていました。ここは獣道だったのです。獣道が登山道として使えるので、後から目印のテープを付けたのでしょう。
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「鹿道」(ししみち)と書かれた木のプレートが置かれていました。ここは獣道だったのです。獣道が登山道として使えるので、後から目印のテープを付けたのでしょう。
登山者は少ないと思いますが、鹿が数十頭で駆け抜けたら、このような道ができるのでしょう。
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登山者は少ないと思いますが、鹿が数十頭で駆け抜けたら、このような道ができるのでしょう。
三薙沢へ降りる所に「KK分岐」と書かれたプレートがあります。KKとは、金峰と黒平だと思います。
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三薙沢へ降りる所に「KK分岐」と書かれたプレートがあります。KKとは、金峰と黒平だと思います。
三薙沢を下ると水晶峠から黒平へ、金峰山へはこの涸れ沢を登っていきます。
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三薙沢を下ると水晶峠から黒平へ、金峰山へはこの涸れ沢を登っていきます。
ほどなくして御室小屋(廃屋)です。
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ほどなくして御室小屋(廃屋)です。
テン場によさそうな場所がありますが、焚き火の跡です。廃材を燃やしているのでしょうか。
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テン場によさそうな場所がありますが、焚き火の跡です。廃材を燃やしているのでしょうか。
裏に廻ってみると殆ど崩壊しています。これでは雨露も凌げません。
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裏に廻ってみると殆ど崩壊しています。これでは雨露も凌げません。
小屋の裏側から金峰山へ向かいます。ネズコとは黒檜(くろべ)の地方名のようです。
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小屋の裏側から金峰山へ向かいます。ネズコとは黒檜(くろべ)の地方名のようです。
小屋の裏側からこんな所を登って行くと...
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小屋の裏側からこんな所を登って行くと...
ハシゴが出ます。このハシゴを登っていくと...
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ハシゴが出ます。このハシゴを登っていくと...
クサリが出ます。このクサリを利用して、岩の上に出ます。
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クサリが出ます。このクサリを利用して、岩の上に出ます。
岩の上に這い上がると、大きなスラブが...クサリが下がっていますが、いつ付けられたものか...写真の左手はケイオウ谷で切れ落ちています。
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岩の上に這い上がると、大きなスラブが...クサリが下がっていますが、いつ付けられたものか...写真の左手はケイオウ谷で切れ落ちています。
正面には金峰山の稜線へ突き上げる八幡尾根が見えています。
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正面には金峰山の稜線へ突き上げる八幡尾根が見えています。
あと少しです。左手を覗き込むと手に汗をかきます。この時は正面の五丈岩は目に入りませんでした。
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あと少しです。左手を覗き込むと手に汗をかきます。この時は正面の五丈岩は目に入りませんでした。
登り切りました。こんな所を修験者は登ったのでしょうか。当時はクサリなんてあったんだろうか...
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登り切りました。こんな所を修験者は登ったのでしょうか。当時はクサリなんてあったんだろうか...
登り切って振り返ると富士山が冠雪です。昨日は東京は雨だったので、富士山は初冠雪のようです。
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登り切って振り返ると富士山が冠雪です。昨日は東京は雨だったので、富士山は初冠雪のようです。
そしてこれが定番の写真でしょうか。手前の片手廻し岩と五丈岩です。
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そしてこれが定番の写真でしょうか。手前の片手廻し岩と五丈岩です。
目の前の八幡尾根で存在感のあるこの山が八幡山でしょうか。簡単には登れそうも無いように思います。
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目の前の八幡尾根で存在感のあるこの山が八幡山でしょうか。簡単には登れそうも無いように思います。
左の谷がケイオウ谷です。ここから見ると片手廻し岩まで厳しいように見えますが、実際はそれほどでもないです。
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左の谷がケイオウ谷です。ここから見ると片手廻し岩まで厳しいように見えますが、実際はそれほどでもないです。
片手廻し岩が近づいてきました。右側は三薙沢に切れ落ちています。左側はケイオウ谷、片手廻し岩はこの間の尾根筋にあるようです。
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片手廻し岩が近づいてきました。右側は三薙沢に切れ落ちています。左側はケイオウ谷、片手廻し岩はこの間の尾根筋にあるようです。
ここの紅葉はイマイチ発色がよくないです。温度差が少なかったのか真っ赤な葉は殆ど見られません。
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ここの紅葉はイマイチ発色がよくないです。温度差が少なかったのか真っ赤な葉は殆ど見られません。
片手廻し岩の下部は急登です。ハシゴも2ヶ所ほどあります。
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片手廻し岩の下部は急登です。ハシゴも2ヶ所ほどあります。
片手廻し岩の真下に来ました。近くで見ると大きな岩です。片手廻しと言うくらいだから台座の上に乗っているのでしょうか。
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片手廻し岩の真下に来ました。近くで見ると大きな岩です。片手廻しと言うくらいだから台座の上に乗っているのでしょうか。
まだ樹林帯ですが、ところどころで展望が開けます。五丈岩はだいぶ近づいたように思います。
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まだ樹林帯ですが、ところどころで展望が開けます。五丈岩はだいぶ近づいたように思います。
ケイオウ谷側を巻いていきますが崩れている箇所があります。お助けロープが張ってありますが、それほど危険な斜面ではありません。よく見ると、最近と思われる靴跡があります。
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ケイオウ谷側を巻いていきますが崩れている箇所があります。お助けロープが張ってありますが、それほど危険な斜面ではありません。よく見ると、最近と思われる靴跡があります。
登ったり下ったり巻いたりとコースは複雑ですが、写真のような矢印やテープ類が豊富でコースを見失うことはないと思います。
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登ったり下ったり巻いたりとコースは複雑ですが、写真のような矢印やテープ類が豊富でコースを見失うことはないと思います。
そろそろ樹林帯を抜けるころです。登山道は苔生していたり、枯葉が積もっていたりして踏み跡は薄いですが、いい間隔でテープ類があります。
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そろそろ樹林帯を抜けるころです。登山道は苔生していたり、枯葉が積もっていたりして踏み跡は薄いですが、いい間隔でテープ類があります。
樹林帯を抜けました。五丈岩がどんどん大きくなります。
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樹林帯を抜けました。五丈岩がどんどん大きくなります。
驚きました、南アも冠雪しています。北岳と間ノ岳です。
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驚きました、南アも冠雪しています。北岳と間ノ岳です。
富士山は相変わらずきれいです。
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富士山は相変わらずきれいです。
ケイオウ谷を覗き込みます。発色はイマイチですが全体的に色づいています。左下に手回し岩が見えますが、微妙なバランスで乗っかっているように見えます。
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ケイオウ谷を覗き込みます。発色はイマイチですが全体的に色づいています。左下に手回し岩が見えますが、微妙なバランスで乗っかっているように見えます。
五丈岩の下まで登ってきました。空が青いと白い岩は引き立ちます。
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五丈岩の下まで登ってきました。空が青いと白い岩は引き立ちます。
チョットアップで...
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チョットアップで...
南アがズラッと見渡せます。残念ながら南南アまではフレームに収まりません。甲斐駒ヶ岳は冠雪していませんが、仙丈ヶ岳は白いように見えます。塩見、荒川、赤石も白くなっています。
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南アがズラッと見渡せます。残念ながら南南アまではフレームに収まりません。甲斐駒ヶ岳は冠雪していませんが、仙丈ヶ岳は白いように見えます。塩見、荒川、赤石も白くなっています。
千代ノ吹上からの稜線です。
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千代ノ吹上からの稜線です。
登ってきました。五丈岩のチョット下に、このような道標がありました。ここを下る人もいるのでしょうか...
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登ってきました。五丈岩のチョット下に、このような道標がありました。ここを下る人もいるのでしょうか...
五丈岩の南側です。ここの下に登ってきました。
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五丈岩の南側です。ここの下に登ってきました。
五丈岩の裏側?(どちらが表か判りません)に小さな祠がありました。金櫻神社本宮と書かれています。無事の往路に感謝、帰路の安全を祈願しました。
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五丈岩の裏側?(どちらが表か判りません)に小さな祠がありました。金櫻神社本宮と書かれています。無事の往路に感謝、帰路の安全を祈願しました。
祠の前は広場になっています。下から見たとき、人工的な石積みが見えましたが、この下が石積みのようです。広場で例祭でも行われるのでしょうか。
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祠の前は広場になっています。下から見たとき、人工的な石積みが見えましたが、この下が石積みのようです。広場で例祭でも行われるのでしょうか。
表側かな?青空なので、こちら側からの五丈岩も撮っておきます。
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表側かな?青空なので、こちら側からの五丈岩も撮っておきます。
たくさんの人が登って来るのが見えるので、山頂標を撮って金峰山を後にします。
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たくさんの人が登って来るのが見えるので、山頂標を撮って金峰山を後にします。
瑞牆山もこの天気ですから、たくさんの人が登っているのでしょう。
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瑞牆山もこの天気ですから、たくさんの人が登っているのでしょう。
八ヶ岳も大混雑かな...
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八ヶ岳も大混雑かな...
小川山ですネ。実は小川山は未踏の山なのです。いつか...
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小川山ですネ。実は小川山は未踏の山なのです。いつか...
さて五丈岩も見納めです。次はどこから登って来ようか...
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さて五丈岩も見納めです。次はどこから登って来ようか...
八ヶ岳と瑞牆山。このように展望に恵まれた金峰山は初めてだと思います。
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八ヶ岳と瑞牆山。このように展望に恵まれた金峰山は初めてだと思います。
人が多いので静かな場所で休もうと鉄山に登ってきましたが、山頂はこんなに狭いし展望はほとんど無いし...
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人が多いので静かな場所で休もうと鉄山に登ってきましたが、山頂はこんなに狭いし展望はほとんど無いし...
ポチッとして朝日岳に向かいます。
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ポチッとして朝日岳に向かいます。
朝日岳を登る途中で振り返って、金峰山と鉄山です。ここまでの間、たくさんの登山者とすれ違いました。この天気ですもの...
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朝日岳を登る途中で振り返って、金峰山と鉄山です。ここまでの間、たくさんの登山者とすれ違いました。この天気ですもの...
あなたは端正だ...
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あなたは端正だ...
あらら、朝日岳の山頂標がありません。
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あらら、朝日岳の山頂標がありません。
以前はこんな山頂標がありました(2010年頃)
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以前はこんな山頂標がありました(2010年頃)
朝日岳は展望がいいので、ベンチのある場所にはたくさんの人が休んでいました。大ナギ側へ少し移動して、この景色を見ながら小休止、本日最初の行動食を詰め込みます。
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朝日岳は展望がいいので、ベンチのある場所にはたくさんの人が休んでいました。大ナギ側へ少し移動して、この景色を見ながら小休止、本日最初の行動食を詰め込みます。
大弛峠までやってきました。まだ時間的に余裕があるので、国師岳と北奥千丈岳まで行ってみます。
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大弛峠までやってきました。まだ時間的に余裕があるので、国師岳と北奥千丈岳まで行ってみます。
前国師岳の山頂です。休憩にはよさそうな場所ですが人影はありません。
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前国師岳の山頂です。休憩にはよさそうな場所ですが人影はありません。
前国師岳から見た金峰山と朝日岳です。
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前国師岳から見た金峰山と朝日岳です。
国師岳の山頂です。南側にチョット雲が上がって来ましたが、いいお天気です。数組の登山者が昼食を楽しんでいました。
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国師岳の山頂です。南側にチョット雲が上がって来ましたが、いいお天気です。数組の登山者が昼食を楽しんでいました。
国師岳の前には北奥仙丈ヶ岳、奥秩父連峰の最高峰です。昔一度登ったことがありますが、天候に恵まれず、印象深い山ではありませんでした。
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国師岳の前には北奥仙丈ヶ岳、奥秩父連峰の最高峰です。昔一度登ったことがありますが、天候に恵まれず、印象深い山ではありませんでした。
北奥千丈岳の山頂です。時間が無ければパスするつもりでしたが、分岐から10分程なので登ってきましたが、すばらしい展望です。
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北奥千丈岳の山頂です。時間が無ければパスするつもりでしたが、分岐から10分程なので登ってきましたが、すばらしい展望です。
金峰山から朝日岳、大弛峠へと歩いて来た稜線です。
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金峰山から朝日岳、大弛峠へと歩いて来た稜線です。
兜岩と小川山、その奥は北八ツです。
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兜岩と小川山、その奥は北八ツです。
南アにはガスが上がって来ました。南アの手前に見える山塊は茅ヶ岳と金ヶ岳です。金ヶ岳の方が標高もあるし立派に見えますが、茅ヶ岳が200名山です。
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南アにはガスが上がって来ました。南アの手前に見える山塊は茅ヶ岳と金ヶ岳です。金ヶ岳の方が標高もあるし立派に見えますが、茅ヶ岳が200名山です。
国師岳の山頂です。山頂標と登山者の姿が見えます。右奥は木賊山でしょうか、甲武信ヶ岳にはガスが掛かってしまったようです。
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国師岳の山頂です。山頂標と登山者の姿が見えます。右奥は木賊山でしょうか、甲武信ヶ岳にはガスが掛かってしまったようです。
これは御座山だと思います。左下に前国師岳の山頂が写っています。
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これは御座山だと思います。左下に前国師岳の山頂が写っています。
前国師岳の山頂です。奥には左から男山、天狗山、御座山などが見えます。
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前国師岳の山頂です。奥には左から男山、天狗山、御座山などが見えます。
大弛小屋で休んでいたタクシーの運転手さんと少し雑談をして、アコウ平に戻ります。
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大弛小屋で休んでいたタクシーの運転手さんと少し雑談をして、アコウ平に戻ります。
川上牧原林道を6キロ弱歩きます。カラマツはきれいに色づいています。
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川上牧原林道を6キロ弱歩きます。カラマツはきれいに色づいています。
大弛まで4kmの地点、今年の3月初旬、ヘタレで敗退した場所です。
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大弛まで4kmの地点、今年の3月初旬、ヘタレで敗退した場所です。
これがその時の写真です(2015年3月8日)
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これがその時の写真です(2015年3月8日)
ところどころ濃いめの紅葉もありますが、赤の発色はイマイチです。
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ところどころ濃いめの紅葉もありますが、赤の発色はイマイチです。
アコウ平の駐車場に戻ってきました。車が3台増えています。登山者かどうか判りませんが、タクシーの運転手の話では、水晶を盗りに行く人が車を駐めるようで、監視の人が車のナンバーを控えていると言っていました。登山者は駐めても全く問題はありません。
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アコウ平の駐車場に戻ってきました。車が3台増えています。登山者かどうか判りませんが、タクシーの運転手の話では、水晶を盗りに行く人が車を駐めるようで、監視の人が車のナンバーを控えていると言っていました。登山者は駐めても全く問題はありません。
駐車場にあるナナカマド、この色のまま葉を落としています。
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駐車場にあるナナカマド、この色のまま葉を落としています。
大弛峠まで7km地点、五丈岩がきれいに見える場所があります。これが見納めです。すばらしい天気に恵まれた一日でした。
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大弛峠まで7km地点、五丈岩がきれいに見える場所があります。これが見納めです。すばらしい天気に恵まれた一日でした。

感想

金峰山へはいままで3、4回登った。信州側から、雲取山からの縦走、増富温泉から、最近では5年ほど前に大弛峠から靴の試し履きに...4回か。
そして残った表参道コースを是非歩きたいと思っていたが、黒平町から水晶峠経由では日帰りと車の回収が難しいので川上牧丘林道から...

調べてみると、金峰山は山岳信仰の山、歴史のある表参道は修験道の修行者が多く登っていたようだ。
明治の初めに起きた廃仏毀釈の絡みで、修験道禁止令が出て次第に廃れていったようだが、途中にある御室小屋は江戸時代からの歴史があり、入山料の徴収も行っていたようだ。

登山口はアコウ平から。今年の3月、柳平のゲートから大弛峠を目指したが、大弛峠まで4km地点で敗退した。
このときアコウ平の登山口をチェックしておいた。
アコウ平の駐車場で車中泊する予定だったが、所用があり前日に出かけることが出来ず、都内を出たのは1時、駐車場に着いたのは3時45分頃だった。1時間ほど仮眠をするつもりが目が覚めたのは5時半を過ぎていた。
熱いコーヒーで活を入れ、予定より30分遅れ、6時に登山口に入った。

歩く人は少ないと思われる表参道、テープなどの目印が豊富にある。歴史を感じる判読不明の道標もたくさんあるが、要所には手作りの道標が付けられている。後で聞いた話では、このコースを整備している会が複数あるようだ。
御室小屋までの難所は徒渉点を除くとほとんど無い。よく踏まれていると思われる登山道は、獣道と兼用だと思われる。

このコースの核心部は御室小屋跡の裏から登ったところにあるスラブ岩。この大きな一枚岩、最初は斜度も緩く、岩が濡れていなければ取り付きは難しくないように思う。最後のところは多少斜度も上がってくるが、ケイオウ谷側がスパーッと切れ落ちているのが緊張感を増す。
長いクサリが下がっているので、補助的に使用すれば難易度はそれほど高くないように思う。
(個人的な感想なので、高所が苦手の方は別な感想になるかも...)

スラブ岩(鶏冠岩と呼ばれているような)を過ぎれば、手廻し岩や五丈岩、南側には富士山が...すばらしい景観が広がる。
(この日は晴天で視界を遮るものが全くなかった)
この先、急登のハシゴやガレ場のお助けロープなどはあるが、いい間隔でテープや目印が付けられていて、金峰山山頂まで難易度はそれほど高くないと思う。

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