記録ID: 7410402
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
足拍子岳〜荒沢山★藪岩アドベンチャー
2024年10月26日(土) [日帰り]
- GPS
- 08:24
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 908m
- 下り
- 917m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すぐ近くの土樽駅で準備して移動 トイレ使わせてもらいました 汲取式、ペーパーなし |
コース状況/ 危険箇所等 |
足拍子岳、荒沢山は主に積雪期に登られる山の為、9割以上藪漕ぎ。 足拍子岳への取り付きは、車を停めたT字路のすぐ後ろの藪に入ったら小さな涸れ沢を遡上。しばらくすると倒木が道を防ぐので右の斜面を登って尾根に乗った。 尾根に乗れば藪の薄いところや踏み跡も多少出てくる。途中何箇所か岩稜歩きがあり、難しくはないが両側切れ落ちているところもある。 足拍子岳山頂は広くはないが展望よく休憩適所。 足拍子岳〜荒沢山間 山頂直下の降りる藪がめちゃめちゃ急。足元には一応踏み跡があるので思いっきり腰を落として、というかほぼしゃがんだ状態で笹と灌木を掴みながら降りた。 荒沢山への細尾根に乗るまでの尾根が分かりにくく、この日一番の藪漕ぎとなった。 尾根に乗ってしまえば踏み跡がだいたいあるので藪でもだいぶ楽になるが、痩せ尾根で両側切れ落ちてるので注意。 ここでも何箇所か岩場があり、岩の上を歩ける所は問題ないが、登れない岩はすぐ横の灌木を掴んで体を引き上げる動作がある。 最後、ホソドノコルからの登りが核心。コルには10mほどの垂直な岩壁に古いロープと一緒に割と新しめのロープが垂れ下がっていた。が、とてもこのロープに命を預ける気にはなれず左側(南西側)を巻いた。(北東側は崖で不可能)この巻き道も灌木よじ登り系で降りるのは容易ではない。反対からの場合はやはり正面の岩壁を懸垂下降でコルに降り立つのが最も安全。 荒沢山のルートへ出ると踏み跡、ピンテが出てきて山頂へ導いてくれる。 下山のカドナミ尾根も藪だがピンテも踏み跡もある。なのに私は標高700mあたりから下で見失い、厄介な沢と藪に迷い込んでしまった。。 |
写真
感想
今年の1月、荒沢山の周回をした時に見た足拍子岳。積雪期は高度な技術を要するアルパインルートなのでどうあがいても無理。ならば無雪期にということで行ってきました。
でも無雪期の情報があまりにも少ない。わかったのはホソドノコルの懸垂箇所は南西側から巻いて降りられるということだけ。
藪の程度も分からなかったが、カドナミ尾根は1月に歩いて危険箇所はなかった。ピンテもあるのは知ってたので大丈夫だろう。問題は足拍子岳の前後急斜面と藪の程度。それに荒沢山までいくつもある岩の通過。なので先に足拍子岳への登りで様子を見て、無理そうだったらピストンで戻ってこようと思ってチャレンジ。
結果、なんとか計画通り周回出来て安堵。ここは無雪期なら技術的には難しくはないが不安要素が多く精神的に厳しかった。一応ロープと懸垂一式持ってたので何とかするつもりで。
結局この回り方ではロープ不要で、急斜面も藪のお陰で手がかり多ければ大丈夫なんだということがわかった。
このルートは詳しく記録あげても需要はかなり少ないと思われるけど、自分的には非常に満足度の高い楽しいルートでした。藪岩系が好きな人にとってはおすすめです。
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