雨飾山と大渚山(雨飾高原キャンプ場泊)
- GPS
- 26:01
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:44
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 3:42
6:44駐車場-9:30雨飾山山頂-12:20駐車場
10月26日(金)
4:57キャンプ場-5:57湯峠-6:47大渚山東峰-7:00大渚山-8:39キャンプ場
天候 | 10月25日(金):曇り後晴れ、ほぼ無風 10月26日(土):曇り、ほぼ無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨飾山も大渚山も急登の連続。この時期は落ち葉が多く、それが濡れていると大変滑り易いので要注意。 |
写真
感想
雨飾高原キャンプ場にテント泊して周辺の山を歩いてきた。初日は雨飾山、2日目は大渚山。時間の都合が付かず鎌池はパスした。
10月25日(金)
6時頃登山口近くの駐車場に到着するも既に満車。少し下がって砂利の駐車場に駐車。ここはまだ空き多数だった。10月後半なので紅葉の盛りは過ぎていると思われ人でも少ないかと思ったが、この時期の雨飾山はやはり人気があるようだ。支度して6:44に歩き出す。砂利の第二駐車場にはトイレがないので第一駐車場まで来たらトイレを利用する。まだ新しくてきれいだった。登山口に入るとしばらくは木道歩き。雨上がりなので湿っていて滑り易い。木道歩きが終わると本格的な登山道。急登が続く。ぶなの森の雰囲気はとても良いが登りはきつい。登山道は湿っていてしかも落ち葉が多いため大変滑り易い。登りよりも下りに神経を使いそうだ。駐車場がいっぱいだったことからもハイカーの数はとても多い。平日にも関わらずこの賑わいなので、週末であればさらに混雑するだろう。道中はX/11の標識があり現在地を知る良い目安になる。急登に汗かきつつ進むと荒菅沢に向けて一旦下りになる。荒菅沢は8:08到着。先行パーティが休憩していた。我々はここで水分休憩のみで進む。この先ガスの濃いエリアに入り展望が得られなくなる。急登は相変わらずだが、登っても何も見えない可能性が出てきた。しかし突然青空が見え始める。どうやら雲の上に出たらしい。それまで厚い雲の中で展望のない中登ってきたので不意を突かれた。いきなりの青空。しかも快晴で無風。2人ともあちこち見つつ霧中で写真を撮る。山は来ないと分からない。笹平まで上がると完全に青空の稜線散歩となった。日本海まで見通せる。途中で帰らなくて良かった。残後左右ハイカーは多いがあまり気にせずマイペースで進む。最後山頂直下の急登をこなせば無事雨飾山の山頂に到着。9:30だった。山頂は広くなく、既に多くのハイカーがいたためくつろぐスペースはなかった。写真だけ撮ったら退いて少し離れたところで大休止する。2人とも登りは水分のみで上がってきたので、何か食べないとさすがに下れない。北アルプスの展望の良いところに腰掛けてのんびり休憩する。今日は急いで帰る必要はないので景色を楽しみつつ休憩する。山頂からは北アルプスや日本海などはもちろん、「女神の横顔」もよく見えた。30分ほど休んだがその間ほぼ無風で日差しが暖かく、長袖シャツ一枚でいても寒さは全く感じなかった。10時になったら下山開始。登りのハイカーとすれ違いながら下る。登山道は狭いし急登が多いので都度待つ。登りでは曇りとガスの時間が多く展望がなかったが、下りはずっと晴れであちこち紅葉見物しながらとなった。滑り易い箇所をこなしつつ荒菅沢まで下る。ここからの景色はなかなか良かった。紅葉の色付きも良く、沢の上部の岩場も見え、対比が美しかった。この辺りまで降りると周囲はぶなに変わり、その紅葉もまたきれいだった。止まって写真撮ってばかりになるが、天気が良いので仕方ない。ぶなエリアのトレイルはしばらく続くので、ぶな好きにとっては楽しい時間だった。下りは比較的あっと言う間に歩き切り12:20に駐車場に到着。急坂でのスリップを警戒したが、結局無事に降りきった。
クルマを回収してキャンプ場へ向かう。オートキャンプ場なのでクルマのまま場内をうろうろして良い場所を探す。その後テント設営したらキャンプ場から少し下ったところにある温泉へ出掛ける。利用料は寸志程度と書かれているが、露天はよく手入れされていた。入浴後再度キャンプへ戻り夕食の準備。オートキャンプ場の利用などないので勝手が分からないが、山中のキャンプ場より施設が充実しているし、なによりクルマが近く担いで歩く必要がなくて楽。夕食後は2人ともくたびれていたのでさっさと就寝。平日の為か、周囲のキャンパーも皆静かで寝ていても全く気にならなかった。
10月26日(土)
4時起床。キャンプ場の標高は1200メートルなので寒さは感じず。地面が芝生なので柔らかく、寝心地がとても良かった。そのためか、2人ともよく寝られ、もっと寝たかったが支度をすることに。軽く朝食を済ませて5時前に行動開始。キャンプのトレイに寄って大渚山を目指す。キャンプ場の外に出るといきなりクルマがすごい数。週末なので混雑を予想したがそのとおりになった。一番上の第一駐車場が満車なのは言うまでもなく、少し下の第二も既にいっぱい。係員が出て案内していたが、既に路駐も見られるようになっていた。やはりこの時期の混雑はひどいようだ。クルマの群れを横目に我々は歩いて登山口を目指す。大渚山の往復は色々方法を考えたが徒歩とした。キャンプ場から少し下って分岐を過ぎると鎌池へ向かう道へ。ここから登山口のある湯峠までは緩いが登り。暗いのでヘッドライト点けながら進む。鎌池にも駐車場があるのでそこを目指すと思われるクルマも多かった。夜が明けて明るくなった5:57に湯峠到着。キャンプ場から約1時間かかった。思ったより遠い。既にウォームアップ済みなのでウェアの調整のみして歩き出す。前日の雨飾山と同様急登が連続する。濡れ落ち葉が多い感じもよく似ていて、スリップ注意だった。ここも現在地を知らせる案内があってそれを目安に進む。樹林帯から時折立派な雨飾山が見える。堂々としていて目立つ山だ。4/5付近まで上がると急登から解放され平行移動に近くなる。分岐を経て6:47に東峰に到着。眺望良好。雨飾山や北アルプス、その他周囲の山がよく見えた。天気は曇りだが高曇りのため展望に影響はなかった。しばし展望を楽しんだ後に分岐に戻り大渚山の山頂を目指す。7時ちょうどに到着。先客1名。山頂標のそばに避難小屋があり、その上が展望台になっていた。珍しい作りだ。ここからの眺望も良く、やはり雨飾山や北アルプスなどがよく見えた。景色を楽しんだ後は下山開始。今日はこの後キャンプ場まで帰らなければならないし急登なので下りのほうが気を使う。湿った急坂を歩くと登りのハイカーとすれ違う。雨飾山ほどは人出は多くないのでマイペースで進める。7:51登山口着。クルマが増えていた。ここからクルマで移動なら途中の鎌池も寄れたが、キャンプ場のチェックアウトもあるのでスルーすることに。紅葉の時期なので残念だが時間の都合上致し方ない。林道を歩いてキャンプ場を目指す。林道の紅葉が案外きれいで楽しめた。鎌池も林道からちらりとだが見えた。8:39にキャンプ場到着。早朝の賑わいはない時間だったが、クルマはあちこちにあり皆山中にいるようだった。
我々はテントの撤収をしつつ朝食の準備。朝飯前に登山してきたので空腹だった。残った食材を平らげ鍋や食器を洗い、テントを片付ける。テントはしっかり結露していて、ここで乾燥させられる状況では全くなかった。日差しが弱くてほぼ無風では仕方ない。予定より遅れたが10時20分頃キャンプ場発。快適なキャンプ場だったので再訪してみたい。帰りは小谷温泉に寄ってから帰宅。渋滞にも捕まらなかったので時間もあまりかからなかった。
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