晩秋の北岳（登り:草すべり、下り:右俣）

2024年10月26日(土) ~ 2024年10月27日(日)

• GPS: 11:57
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,867m
• 下り: 1,892m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:02

距離 4.9km 登り 1,540m 下り 69m

6:15 広河原インフォメーションセンター
6:22 6:22 旧広河原山荘
6:50 6:56 白根御池分岐
7:52 8:00 第一ベンチ(1880ｍ)
8:25 8:43 第二ベンチ(2059ｍ)
9:57 9:58 白根御池小屋
11:53 12:05 草すべり分岐
12:10 12:41 小太郎尾根分岐
13:17 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 2:27
• 合計: 7:13

距離 7.4km 登り 326m 下り 1,822m

13:17 北岳肩ノ小屋
5:05 5:06 両俣分岐
5:32 6:46 北岳
7:04 7:10 両俣分岐
7:17 7:37 北岳肩ノ小屋
7:58 8:12 小太郎尾根分岐
8:17 8:19 草すべり分岐
9:28 9:28 大樺沢二俣
9:54 10:17 白根御池小屋
11:02 11:06 第二ベンチ(2059ｍ)
11:23 11:26 第一ベンチ(1880ｍ)
11:48 11:48 白根御池分岐
11:59 12:00 旧広河原山荘
12:02 ゴール地点

天候

10/26 曇りだけども高曇りなので稜線に出ても視界はクリア
10/27 晴れのち曇り気温が高いので山頂直下のガレ場の岩に霜が降りることもありませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

0:00に芦安第二駐車場に到着。半分程度の埋まりで、朝になっても車両は殆ど増えず。夏山勢が来ないとこんなものか。

コース状況／危険箇所等

広河原〜白根御池小屋
スタートからまもなく急登が始まります。よく整備されていますが、蹴上幅の大きな箇所もあり、呼吸を乱されます。個人的には草滑りの急登よりもこちらが苦手。急登を登り切ると、白根御池小屋まで束の間のインターバル区間アリ。

白根御池小屋〜小太郎尾根分岐（草滑り）
また急登です。けれど、途中までは歩幅を狭くして少しずつ登っていけばさほど疲れません。途中から登山道に岩が現れてくる頃からしんどくなってきます。

小太郎尾根分岐〜北岳肩の小屋
稜線に出ても、まだここから結構登るんですよね。手を使わないといけない急登もあります。ですが小屋まであと少し。

北岳肩の小屋〜北岳
山頂でご来光を見たいという、登山二度目で北岳にやってきたツワモノをアテンドしました。
ガレ場のナイトハイクは確かに初心者一人では難しかったようで、随伴して良かったです。主にルートファインディングの面で経験値に差が出ますね。コースアウト、浮石注意です。

下山時:小太郎尾根分岐〜白根御池小屋（右俣コース）
距離は伸びますが、草滑りよりも斜度が緩いのでこちらを選択。それでも階段が朽ちていたり、危険箇所はあるので要注意。日当たり良好なので、私は7月に来たときは熱中症になりました。コレも注意。

その他周辺情報

行きは乗り合いタクシーを予約しました（1700）
12:00のバスをギリギリ逃してしまい、広河原山荘にてカツカレー(1500)とフライドポテト（550）を注文。
帰りはバス（1750）
駐車場からは温泉に立ち寄らず、そのまま帰宅。

写真

10/26 6:04

広河原インフォメーションセンターのトイレにあった掲示。三俣山荘の方々も啓蒙していましたが、なかなかポールにキャップを付けること、周知されませんね。

10/26 6:18

広河原の黄葉は見頃です。

10/26 6:40

ここにあった鹿の頭蓋骨、無くなってました。

10/26 6:51

さて、今日は3時間で小屋まで行けるのでしょうか？

10/26 9:00

急登を終え、ここからはインターバル区間

10/26 9:15

落石危険地帯です。

10/26 9:33

白根御池小屋も小屋閉めの準備をしていました。

10/26 9:51

鹿肉キーマカレー、気になりました

10/26 9:59

白根御池リフレクション。ここのダケカンバもこれだけ斜めに生えていると言うことは、このあたりも雪崩が激しいということでしょうか。

10/26 9:59

草滑り、スタートです。

10/26 10:01

手前の群生はシシウドなのか？

10/26 10:26

結構登りました。

10/26 10:57

スラブ状の岩の急登。こういうのがあるから下りでは使いたくないなと

10/26 11:29

相変わらずダケカンバは斜めに生えている

10/26 11:49

鹿防止ネットも、冬に備えて片付けられていました。雪崩で流されちゃうものね

10/26 11:53

帰りは二俣コース（右俣）でいきますよ。

10/26 11:56

遥か遠くに広河原山荘が見えます

10/26 12:07

小太郎尾根分岐まであと少し！

10/26 12:40

小太郎尾根の向こうには甲斐駒ヶ岳

10/26 12:41

北岳肩の小屋を確認！

10/26 13:17

肩の小屋到着。お腹が空いてしまってチェックインより先にランチを注文

10/26 13:27

鍋焼きうどんは売り切れて、鍋焼きラーメンです。

10/26 16:45

夕暮れ時、少し色付いてきました。遠くの八ヶ岳の中腹は、カラマツが染まっているのでしょうか

10/26 17:00

段々と空が染まってきました

10/26 17:25

本日のお夕飯。

10/26 19:28

会ったことのある、増村さんの写真がたくさん飾られていました

10/27 3:05

豪華なお弁当！ご飯は酢飯でした！

10/27 5:58

八本場のコルの向こうには雲海に浮かぶ富士山

10/27 5:58

夜明け前の稜線。

10/27 6:11

モルゲンロートで色づいて。
これを撮りたくて登ってきたんです。

10/27 7:59

名残惜しくも振り返って

10/27 9:23

二本の紅葉がアクセント。あんな高いところから降りてきたのかと。

10/27 12:25

バスを逃してしまったので、広河原山荘でランチ。

今回は割とヘトヘトにならずに登ってこれたので、これならブナ立尾根も脅威ではなくなっている！？

撮影機器：

Pixel 8a Google

装備

個人装備

チェーンスパイクは使用せず

感想

ebigogogo

肩の小屋の営業が最終日で予約もできたので、行ってきました。欲を言えば雪化粧した稜線を撮影したかったのですが、7月に訪れたときは雲が湧いて撮れなかった山頂から間ノ岳への稜線を撮ることができたので上々です。
下山は肩の小屋で意気投合した人達と楽しく下山できました。こういう出会いも山の醍醐味ですよね。