奥多摩:雲取〜長沢背稜〜高水三山/雲取山〜三頭山〜大マテイ
- GPS
- 113:25
- 距離
- 109km
- 登り
- 7,320m
- 下り
- 7,749m
コースタイム
19日(月)
6:00 奥多摩駅→バス
6:55 峰谷
8:30 赤指尾根登山口
11:15 石尾根合流
11:50 七つ石山頂
12:40 奥多摩小屋
14:00 雲取山山頂
雲取山避難小屋(泊)
20日(火)
6:00 出発
6:25 雲取山荘
7:30 芋ノ木ドッケ
9:00 長沢山
11:30 酉谷山
13:15 七跳尾根分岐
14:00 ハナド岩
14:30 一杯水避難小屋(泊)
21日(水)
5:40 出発
6:40 蕎麦粒山
7:15 棒ノ折分岐
9:30 棒ノ折山
10:00 黒山
11:30 岩茸石山
12:30 惣岳山
13:40 沢井駅〜帰路
10月13日(火)〜15日(木)雲取山〜三頭山〜大マテイ
13日(火)
6:00 奥多摩駅→バス
6:30 東日原
7:30 天祖山登り口
8:40 野陣尾根登山口
12:05 小雲取山
12:35 雲取山山頂
雲取山避難小屋(泊)
14日(水)
5:40 雲取山出発
7:05 七つ石小屋
8:50 鴨沢
9:45 ムロクボ尾根登山口
13:00 三頭山山頂
13:20 三頭山避難小屋(泊)
15日(木)
5:40 出発
5:50 三頭山山頂
7:40 鶴峠
9:00 奈良倉山
9:40 松姫峠
10:50 山沢入りのヌタ
11:15 大マテイ
12:40 棚倉
14:00 小菅の湯
14:50 小菅村役場
16:10 金風呂
16:50 深山橋
17:10 峰谷橋バス停→バス
17:45 奥多摩駅〜帰路
天候 | 10月19日(月)〜21日(水)雲取〜長沢背稜〜高水三山 19日(月) 晴れ 20日(火) 晴れ 21日(水) 曇り、ガス 10月13日(火)〜15日(木)雲取山〜三頭山〜大マテイ 13日(火) 晴れ 14日(水) 晴れ 15日(木) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
10月19日(月)〜21日(水)雲取〜長沢背稜〜高水三山 往路 立川→奥多摩(JR東) 奥多摩駅→峰谷(西東京バス) 復路 沢井→立川(JR東) 10月13日(火)〜15日(木)雲取山〜三頭山〜大マテイ 往路 立川→奥多摩(JR東) 奥多摩駅→東日原(西東京バス) 復路 峰谷橋→奥多摩駅(西東京バス) 奥多摩→立川(JR東) |
コース状況/ 危険箇所等 |
10月19日(月)〜21日(水)雲取〜長沢背稜〜高水三山 ★特記事項なし 10月13日(火)〜15日(木)雲取山〜三頭山〜大マテイ ★大マテイ山近辺道標が分かりづらかったが、役場の人たちが修正中だった。 |
その他周辺情報 | 10月13日(火)〜15日(木)雲取山〜三頭山〜大マテイ ★小菅の湯 http://kosugenoyu.jp/ |
写真
感想
10月19日(月)〜21日(水)雲取〜長沢背稜〜高水三山
天気がよさそうだったので二週連チャンで雲取へ。
峰谷から登りはじめ、時計回りで長沢背稜を周り、蕎麦粒、棒ノ折、高水三山と周ってきた。
先週の疲れが少し残っていたようで、一日目峰谷からの登りがけっこうキツかった。奥多摩小屋から先の登りなどゼイゼイもんでだらしない限り。
ま、時間に余裕があったのと天気が良かったのでなんとか行けた。
着いた時の富士山は少し霞んでいたが、あくる朝の朝焼けの中の富士山は最高だった。
夜は外気温で6度、室内で10度ぐらい、まだそんなに寒くはなかった。
二日目も天気がよく紅葉の中、最高のハイキングが楽しめた。
長沢背稜は久しぶりだったがなんとなく覚えていた。
が、この日は一杯水避難小屋での宿泊が最悪だった。
ほとんど暗くなりはじめた5時前におっさんが飛び込んできた。ドアを乱暴に開けるなりこっちを見て、
「一人?一人??一人か???」「あと、二人来るからな」
ん?なんだ、このジジィ?見りゃわかるだろう!それよりまず挨拶が先だろう!
その時点でカッチ〜ン!
取りあえず、堪えて、
「まず、扉明けっぱにしないで締めてもらえます。それと小屋の中で熊鈴はいらんでしょう」
こう言う、山慣れした横柄で不遜なおっさんには嫌な予感しかしない。
案の定、五時過ぎて暗くなった避難小屋は普通、静かに食事か寝る準備の時間だがランタン灯して三人揃って酒盛りを始めた。
避難小屋は酒盛りをする所じゃねーだろ!それも周りに寝ようとしている同宿者がいるのに!
じっと7時まで寝袋の中で我慢。
やっとお開きになって寝始めたと思ったら今度はいびきの大合唱!
まったく、起きても寝てもやかましい三人組のクソジジィだった。
家庭や会社ではどんなに偉いのか知らないが、他からみれば世間知らずの無思慮、無配慮な救いようのない単なる老害!
ああいう老害には絶対なりたくない。
ただ、こう言う人種の方が世間や一般では主流なんだろうな・・・
三日目は棒ノ折から高水三山へ行く予定を立てた。
このコースは以前逆から周っているはずなのだが、どこを通ってもまったく見覚えもその感覚もなかった。
えぇ〜?こんなところ、こんな急こう配通ったっけぇ〜?の連続。
天気は前日までとは打って変わって曇り空でガス。周りの景色もほとんど見えなかったので余計判らなかったのかも。
帰ってききて記録を見たらたかだか二年前のこと、それも黒山と岩茸石山の間でビバークもしていた。いったいどこでどんな状況でしたんだろう?それすら記憶にない。
こんな記憶力では一つのコースでも往復で3回ぐらい行き来しないとまともに頭に入らない。
もう、軽いアルツハイマーでも始まっているのか?不安になる。
今回の三日間、最初の一日目が一番辛くて、前回キツかった三日目が意外と楽だった。少しは縦走に足が慣れてきたのかも。
もっとも基本、雲取から段々と高度を下げていくコース取りだったから出来たのかもしれず、逆の登り系の三日間だったらもっとヘバッていたかもしれない。
もう少し楽に縦走できるようになるためには、まだまだトレーニングが必要そう。
こんな枯葉もいいと思うが・・・
10月13日(火)〜15日(木)雲取山〜三頭山〜大マテイ
今回はちょっと頑張って歩いてみた。
天気は三日とも上々で快適な縦走が楽しめたが、久々の三日間の縦走はやっぱ足にキタ。
初日は軽めにした。
初めから目いっぱい頑張ろうとすると、家で朝起きる時点で気が重くなって、ついつい気分的に寝過してしまい、出発が遅くなるか最悪行かないことにもなってしまうから。
一番電車で奥多摩へ向かい、珍しくバスを使い東日原まで。
一番簡単に雲取へ登れそう、と富田新道を登ることにした。登り口までの林道歩きが長いことは覚悟で。
サワラノ平までの登りがけっこうシンドイがその先は意外と楽だった。
ぼちぼち始まった紅葉を楽しみながら小雲取へ。晴れた空にド〜ンと富士山が見えたのには感動した。
天気も良く風もほとんどなくじっとしていても寒くもなく一番いいシーズンだった。
雲取は久しぶり。見覚えのある避難小屋が懐かしい。最後の登りもキツいが楽しい。
余裕を持って到着。
しばし360度の景色を堪能。南アルプスの山々までよく見渡せた。
避難小屋にはすでに先客が二人。
宿泊者は最終的に6名だった。みなおっさんの単独行者。小屋の中で誰も会話せずちと重苦しい雰囲気だった。自分も大人しく、夕飯を食べて寝た。
明け方、外気温は5度ぐらいまで下がっていたが室温は10度ぐらいあったのでまだ夏用のシュラフで普通に寝れた。
明け方トイレに起きた時、久々の星空を見た。
あくる朝、3時過ぎから出発の準備をして出かける人などもいて4:30過ぎにはすっかり目覚めてしまった。朝食を食って荷物をまとめ日の出を待った、が、残念ながら雲のかかった朝焼けしか見れなかった。
足元が明るくなるのを待って出発。
一旦、鴨沢に降りて、また三頭山に登り返す予定だったが行けるかどうかちと不安だった。
鴨沢コースは初めて通ったが人気のコースのようで平日にも関わらず20組以上のハイカーがジャンジャン登ってきてちとビックリ。
三頭橋を渡ってムロクボ尾根を登る。最初は軽快に登れて「けっこう、イケんじゃん!」などと安心してたら、ヌカザス山手前の急登からオツネノ泣坂と完全にヘバッた。
情けない・・・
でも、これさえ登れば今日の仕事は終わりと思ってなんとか踏ん張った。
ま、ゴールが目の前に見えてれば意外となんとかなるもん、無事到着。
昼過ぎだが、山頂には誰もいなかった。富士山も見えなかったのでそそくさと宿泊予定の避難小屋へ。
昨晩と打って変わって貸し切り。
前に来た時は感じなかったがカマドウマ(別名便所コオロギ)がやたらいる。便所が同じ建屋にあるので住み着いているかも。
害はないのだが、夜寝てる時ピョンピョン跳ねて寄ってくるのがウザい。
シュラフの上で飛び跳ねると気になって夜中に目を覚ましてしまった。
2時半過ぎぐらいからそのまま眠れず、カップラーメン食べたり、コーヒー飲んだりしていたら、外をリンリンリンとかシャンシャンシャンとか熊鈴を鳴らしながらトレイルランナーが通り過ぎていく。
そういえば、今月末にハセツネだなぁ・・・みんな頑張ってトレーニングしてるんだ・・・
と感心していていたら、3時過ぎて、4時過ぎて5時前ぐらいになるまで次から次へと通り過ぎる。
やけに多いなぁ・・・と思っていた。
眠れぬまま荷物をまとめ5:30過ぎ足元明るくなるの待ってこっちも出発する。
三頭山山頂に行くと、なんと自衛隊の方々。
どうやら、ハセツネの自主トレではなく、自衛隊の訓練の一環で夜間走行をしていたらしい。
道理で多かった訳だ。
ちょっと興味が湧いて、色々聞いてみたくなった。
だが、対応は丁寧なのだがあからさまに質問を受け付けないそぶり。
なんとかやっと聞き出したところ、「今熊から都民の森までです」とのこと、どうやら、ハセツネコースの短縮版。
ちらっと見えた名簿には100人分ぐらいの番号が書かれていた。
後で大マテイで会った小菅村役場に勤める自衛隊OBの人が教えてくれたが、分隊ごとに色々なところでやっていて、「そこだと、多分31連隊だと思います」とのこと。
へぇ〜、自衛隊も楽じゃないんだねぇ・・・
天気の方は朝から快晴無風。山頂からは富士山もばっちり見えてしばし堪能した。
今回、いずれ行く大菩薩への下見も兼ねて牛の寝通りを行ってみた。
鶴峠まで下りはちと変化もあったが、その先奈良倉山への登りはいい道で快適に登れた。
縦走三日目で足がパンパンでなければもっと楽だったかも。
奈良倉から松姫峠、鶴寝山、大マテイの手前までは起伏もゆるくいいハイキングコースだった。
途中で会った小菅村役場の人たちが大マテイの登山道の整備や実踏調査に来ていたので付かず離れず一緒に大マテイの探索を楽しんだ。
こう言う人たちの仕事や苦労で我々一般人が安全に登山が出来ていること改めて実感して感謝の気持ちが湧いた。
なんやかんやで二時間近く大マテイを堪能して小菅の湯に下る。
「温泉入るなら電話しておきますよ」と役場の人が逆に親切にしてくれた。在住の人と人とのつながりの温かさありがたみをまたまた感じてしまった。
こう言う人たちのためにもちゃんと「入湯税」を払って地元に還元しなければならないのが本筋なんだよな・・・
ただ、いつものことだが、風呂は地元に帰ってから入ることにしている。途中で入って弛緩してしまうとそれからの帰宅が余計疲れるので。
久しぶり役場によって地図やガイドをもらったついでに「山梨百名山手帳」のことを聞いてみたら、運よく一冊もらえてしまった。
ラッキー!
小菅から奥多摩までのバスは一日4本、残念ながら行ったばかりだったので、旧青梅街道(139号線)を歩いてみることにした。
余沢、金風呂と2時間歩いて昨日の登り口深山橋まで来た。
青梅街道まで出ればバスがあるだろう、と思っていたが、時刻表を見ると行ったばかりでこの先1時間半、来ない、ガッビ〜ン・・・(泣)
仕方ない、また歩き始めた。奥多摩湖まで歩くのか・・・まだだいぶあるなぁ・・・と泣きが入った。
また30分歩いて峰谷橋で諦めつつも時刻表を確認すると、なんと一日3本しかない便の最終便が丁度来るところだった。
「チョ〜、ラッキー!塞翁が馬、塞翁が馬!!!」
無事、バスに乗り奥多摩駅へ。
奥多摩駅に5:45に着いたがもう外は真っ暗暗。
こんな真っ暗な道歩かなくて済んでよかった。
終わりよければすべてよし
大変、良い山行でした。
お疲れさん。
自衛隊と言えば、昔、こんな歌があった・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
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すごいコースですね。
とても参考になります。
自衛隊員の中に壇密さんはまじってませんでしたか?
こんばんわ、chinyamaさん
テント(ツエルト)張るのめんどくて避難小屋渡りで・・・と思ったらこんなになってしまいました。
あまり参考にはならないかと・・・
そう言えば、女性隊員が走っているのは見なかったですね・・・
もし、壇蜜さんいたら避難小屋に誘いこんだりして・・・
来月は
会社の同僚と山荘で飲んだくれています
空いてはいると思いますが・・
寒いでしょうね
どもども、umetyanさん、こんにちわ。
来月ももう少し奥多摩ウロウロするつもりでいます。
もちろん、天気、体力、気分次第ですが・・・
なので、どこかでお逢いするかもしれませんね。
その時はよろしくお願いしませう・・・
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