ややお湿りの乾徳山 鳳岩との激闘記
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,100m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
天候 | 曇り、小雨、やや晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳳岩 唯一にしてかなりの難所。特に下りは足元が下方で無くなるので、岩に向かって左側に鎖を回すのが手です。観念して懸垂下降という技もなくもないかな? ただ、登りで懸垂は高低差があって危険であり、鎖端部を持って鎖全体を動かして見ました。取りつきに足場がある下から見て左に鎖を回し、鎖を岩の間に回してどうにか上がりました。上りきって思わず雄叫びをあげてしまったら山頂でやや恥ずかしかったです。 月見岩周辺 すすきの原が美しく、周りの紅葉、下の甲府盆地など、どこもかしこもきれいです。天気良ければ富士もズドンかと。 全般 避難小屋につくまではやや単調、かつ傾斜はそこそこでここまでが我慢でしょうか。国師ヶ原までくれば、中々に楽しめます。 |
その他周辺情報 | 富士見茶屋 いろり 昼と夕の間もやっているほうとうやさん。 道の駅 まきおかの向かいなので、大弛からの金峰山、国師、西沢からの甲武信ヶ岳などにも使いやすいと思います。 |
写真
感想
日本二百名山選定の岩場の山 乾徳山。
自宅から近い上、冷え込みつつあるこの頃、標高が2000mほどと高すぎず低すぎずでいい感じでした。
朝方、大弛峠から国師ヶ岳、北奥千丈と2500m前後の峰に行き、霧雨で寒くて景色も見えずと厳しかったのもあり、こちらはサクサク下山して乾徳山登山口あたりの山梨市牧丘、三富に降り、牧丘の道の駅で一息ついて気を取り直しての山行となります。
大弛は弛金対策も念頭に先としました。
大弛峠への道の感じから2000mを越えると霧のなかという様相でしたので、標高約2000mの乾徳山は少なくともガスの下という読みもあり、雨がきつければ中止も視野にありましたが、意外と天気はまともだったので決行しました。
予想通り、乾徳山山頂はついたときガスがきれ、まずまずの天気、眺望ととなりました。
国師ヶ原から先は木々が美しく、月見岩辺りの、すすきの原と周りの紅葉は見事でした。
月見台からの岩稜体は傾斜がきつくなく、そこまで切れてなかったので、自分には危険はさほど感じませんでした。戸隠、上州武尊、三大キレット、妙義などで鍛えられたのですかね。
但し、ラストの鳳岩だけはパンチが効いていて、フリーの長い鎖一本のみ。足場を考えると巻き気味についていればそこまで難しくはないかと思いますが、下りに足が置けないのはなかなかに怖そうでした。
登る直前に下る方がいて、足元の状態、おけそうな場所、ないところは懸垂下降を指示し事なきを得ましたが…。
鳳岩は極端に難易度が高い印象です。
それゆえここを登っての登頂は達成感があり、思わず奇声をあげてしまいました。山頂脇で人がやたらいたのでちょいばつが悪かったかも。
鳳岩には下りもアタック。幸い自分が登った後誰もアタックしてなかったので、巻き気味に鎖を張った状態が保たれており難なく降りれました。
岩稜からの下界、月見岩あたりの紅葉、なかなかに美しく、見とれて大怪我だけ注意して無事下山。
下山後は三富の温泉と牧丘のほうとうや、塩山の恵林寺でしめました。
登る途中までややしんどかったけど、予想以上に楽しめました。
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