記録ID: 744339
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沢登り
丹沢
中川川水系 セイチョウ沢
2015年10月18日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 281m
- 下り
- 282m
コースタイム
西丹沢自然教室9:45−
9:55セイチョウ沢出合−
(のんびり登る)
11:27左岸尾根上770m11:45−
左岸尾根下降−
12:12西丹沢自然教室
9:55セイチョウ沢出合−
(のんびり登る)
11:27左岸尾根上770m11:45−
左岸尾根下降−
12:12西丹沢自然教室
天候 | 秋晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・東側路肩含め数十台 ・トイレあり ・周辺を登山する方は必ず!ここで登山計画書を提出、または登山届をその場で 記入し提出をしてください。 なお下山時にはスタッフに「○○ですけど下山しました」と一言声をかけて ください。 安全安心登山のためですのでご協力お願いします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■セイチョウ沢 つつじ新道入口対岸にひっそりと注ぎ込む短い沢だが、少し奥に入ると 水はしょぼいが3段25m棚が人知れず落ち込んでいる。 下山は登山道はないので読図必須。 遡行グレード:1級 なお沢名は『神奈川県松田警察署三保駐在所管内図』より流用させて いただきました。 ,弔弔舷憩仔口手前の西丹沢マウントブリッジ第二駐車場より中川川を飛び石で 渡って入渓。水量はチョロチョロ程度。 入って3分ほどで標高570m二俣状で、右の支流は2段15m棚、左の本流は 2段2.5m小滝を前衛に3段25m大棚が合わさる。 双方とも水量はチョロチョロで今にも涸れてしまいそうだ。 ツタの生えたこの大棚は登る代物ではないので、出合まで戻り左岸尾根を登って 620mから右支流の二俣状の上と界尾根を横断する薄い踏み跡を使って巻く。 大棚の上の3段4m棚のすぐ上で沢に戻る。 △垢阿2m棚(教蕁棔法△笋箙咾譴織淵畩欧鮴召愎覆爐函沢はちょっとした 二俣状(630m)となり、北北西に向かいだす。 しばしの間ナメ床が続き、2段2m小棚を越えて少しで5m棚。 中央を卦蕁歡度で登ると、4m棚、倒木架かる3m棚(いずれも卦蕁檗砲 連続し、沢は再び西に向く。 690mあたりで変形三俣状となり北北西に向きを少し変え、トイ状ナメ床、 5×10m小棚を越せば、もう沢は源頭の様相だ。 右手に砂岩スラブを見送ると、苔岩畳状4m棚(卦蕁檗法 そのまま北進すれば終了点の20m手前で薄い作業路が横断しているので これを使ってセイチョウ沢左岸尾根上770mに乗って遡行終了。 ふと上を見上げれば木にクマ棚があった。 沢の中にどんぐりが大量に落ちていたので今年はエサには困らないんじゃないかな ぅ札ぅ船腑β左岸尾根は地図を読めればとりわけ難しくもなく、何といっても セイチョウ沢出合まで20分もあれば下れるので楽だ。 ■丹沢限定沢登り記録(All by kamog) http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ■沢登り、クライミング、読図講習等(マウントファーム) http://mt-farm.info/ |
写真
撮影機器:
感想
『ドブネズミの徘徊記』のdnさんが以前下降中に驚いたという
セイチョウ沢の大棚に会いに行ってきました。
(dnさん、会ってきましたよぉ)
西丹沢自然教室のクラちゃん館長も気になっていたとのこと。
まぁこんな沢名も沢の存在も一般沢ノボラーは気にもしないでしょうね。
大棚を見に行くのならおそらく容易でしょう。
落差はたしかに立派だけれど水はショボショボ程度なので
滝というより棚と言った方がよいかもしれません。
この棚以外は小棚ばかりで「きれい!」だとかシャワーだとかゴルジュだとかを
求めたがる一般沢屋さんには面白味もないかもしれないけれど
未知への憧れや探究心を持つ山屋には充分満足のいくものなのですよ。
下山後、自然教室のクラちゃん館長と遭難事故と対策についてしばし談義。
うちら秦野管轄エリアもそうだけれど行方不明や死亡事故は最近再び
60歳以上の単独高齢者が多いのです。
共通しているのは、「登山計画書や登山届を出していない」こと。
出していれば捜索範囲も絞られて、もしかしたら生存中に助け出せるかも
しれない。
もし登山届を出しずらいルートならば少なくともご家族にメモでもよいから
行動ルートなどを渡すようにしてほしいものですね。
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コメント
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kamogさん、お久しぶりです。
野仙沢や小西沢もそうですが、まだまだ未知の所が多いです。
この周辺では、雷木沢や用木沢一ノ沢を下降して大棚を見つけた
時を思い出しました。
水量はどうしても少ないですが、増水時に尾根から降りて
見に行ってみたいです。
春岳沢の横断径路も懐かしいです、不明瞭だったり登降が激しかったり。
私は簡単な文章になってしまいますが、kamogさんの詳細な紹介が
楽しみです。
中貉作沢右俣・小西沢右俣が呼んでいます。
dnさん、こんばんわ。
中貉作右、小西右も秘境チックでよさげですよね。
あと、小屋戸右など道志の方もまだ手薄なんでそのうち行きたいです。
(小屋戸左は後半から悪かった〜)
写真のクマ棚としたのは後日西丹沢自然教室のクラ館長によると
タカの巣らしいとのこと。
でもこれだけのタカの巣は珍しいので、クマ棚よりもレアですよ、とのこと
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