記録ID: 7444751
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ハイキング
丹沢
青根古道〜袖平山北西尾根〜黍殻山〜橋津原
2024年11月04日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:47
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,524m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:45
距離 16.9km
登り 1,524m
下り 1,531m
6:55
6:57
23分
諏訪神社
14:49
14:56
42分
橋津原分岐
15:39
青根小学校駐車場
ヤマレコアプリでログを取りました。
天候 | 晴れ時々曇り のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
祝日朝 6:30到着時、7割程度でした。7:00頃に3台相次いで入ってきました。 祝日夕 15:30頃、2割程度でした。夕方はやぶ蚊が居ました。 2834 |
コース状況/ 危険箇所等 |
不明瞭箇所多数。難所は無し。ヒル被害あり(血は吸われてないがよじ登ってきて気持ち悪かった意味で被害)。アブにも噛まれた(初め打撃痛、2日目以降猛烈な痒み、10日後痒み絶頂のまま)。青根駐車場はヤブ蚊多数。 ・青根小学校駐車場〜神之川キャンプ場 舗装路も通じてますが味気ないので青根古道に挑戦しました。多くの人が蛭ヶ岳へ向かう釜立林道ゲート駐車場の手前で分岐する作業道を辿り、袖平山北尾根ルートの登山口を通り過ぎ、更に進むと納屋の所で作業道が終わってます。納屋の左手にスウィッチバックするように谷筋へ下りていく窪地を辿ります。薄い踏み跡が付いてます。テープは四方八方に入り乱れているので作業用のようです。窪地を辿ると杉林(沢床なのか?)に下ります。踏み跡はないので適当に下へ辿っていくと左手に小さな沢が出てきます。この沢を渡る踏み跡とテープがあったので辿ってしまったのですが、これは失敗。沢は渡らず右岸(平たい低地)をそのまま行くのが良いです。前半の沢床に関しては基本的にテープや踏み跡に惑わされずに平たい低地を辿るのが正解と思われます。その後左手からいくつか支流が合わさるので適宜渡渉して行くうちに次第に踏み跡が現れてきます。P536手前まで来ると、今までたどってきた沢から離れて、P536東谷筋にある沢(枯れてた)に沿って登って行きます。目印テープのある所で涸れ沢を渡り、真向いの尾根筋へ取り付きます。辿ってきた沢へ戻ろうとする踏み跡もあるので注意です。以降は踏み跡明瞭な山道です。尾根筋に出ると倒木ゾーンがあり歩きにくいですが支障ありません。キャンプ場が見えてから杉林の急斜面を九十九折に下りる箇所で崩落点がありました。慎重に通りましたが、その後九十九折の屈曲点できれいな道と合流したので迂回路があったのかもしれません。 青根古道は想定していたよりも高低差があり、沢沿いも迷う箇所が多く、自分としては手強かった印象です。 ・神之川キャンプ場〜袖平山(袖平山北西尾根コース) 社宮司橋を渡ってすぐの駐車スペース脇から取り付きます。バスタブ?など廃棄物の奥にそれらしき踏み跡があります。入ってすぐは踏み固められてないズルズル滑る山肌を急登します。のっけからここがつらかった。杉の植林へ達すると傾斜はきついままですが足元はしっかりしてきます。しばらく登ると一旦トラバースして辿り着いた尾根筋から九十九折に登って行きました。名もなき600m峰を過ぎるとやっと傾斜は緩みますが、その後P722へ向けて本格的な急登が始まります。途中何本か山肌へトラバースする分岐が出てきましたが無視して尾根筋を直登しました。P722は踏み跡がはっきりせず間違った方向へ進んでしまいました。GPSを確認して慎重に進路を確認した方が良いです。進むべき方向には崩落による倒木もありやや荒れ気味でした。 P722からP1141へも無数にトラバースする作業道と思われる分岐があり惑わされます。ズレてきたら尾根筋へ軌道修正するように登りました。踏み跡は消失したり現れたりを繰り返します。名無しの850m峰までは体感的に地獄の急登でした。850m峰で一旦傾斜が緩み、痩せ尾根があったり展望がありと束の間の気分転換箇所でした。その後P1141に向けて長い急登が始まります。トラバースさせる分岐がやはり出てくるのですべて無視します。杉林から自然林へ入ると踏み跡は消失したので適当に登りました。しかしさらに上まで行くと登山用と思われるテープが出てきます。明るくなり一旦傾斜が緩み、その後もう一登りすればP1141到着です。 P1141からは幾分傾斜は緩みます。尾根筋も痩せ、露岩帯が3,4カ所くらい出てきて変化に富んできます。最後に木をつかんで登るような急勾配となり、この辺りから尾根筋は低木の枝が迫り出して歩きにくい(痛い藪漕ぎ)ので少し北斜面を行きました。傾斜は次第に緩み唐松の生えた穏やかなところに出ると北尾根コースと合流して山頂はすぐです。 ※P722で小休止している際に靴とズボンに2匹ヒルが付いていることに気が付きました。ヒル除けは塗布したのにショックでした。見える2匹はすぐに踏んだり跳ね飛ばしたものの、腰を下ろして被害確認する気にもならず、靴下とか見えない箇所にも入り込んでる可能性もあり激しく動揺してしまいました(結局その2匹だけだった)。P722で取り付いてきたのか、青根古道の沢で拾ってきたのかは不明ですが、結局中まで入り込んでなかった事から、P722でくっ付いてきたものと思われます。その後、息を整える小休止が毎度ヒルが気になってゆっくりできない状況になってしまいました。 ・平丸分岐〜橋津原集落 橋津原分岐が分かりづらかったです。道標がかえって誤解を誘発するような状況でした。三叉のはずが道標は直角に2方向しか表示せず(しかも地図だと平丸方面は直進に見える)、橋津原分岐はまだ先なのかと通り過ぎてしまいました。しばらくしたらヤマレコアプリの警告で気が付き、道標まで戻ると道標の裏に橋津原方面への踏み跡が続いてました。道標が隠しているかのような状況です。橋津原方面の道は不明瞭箇所が多くあまり歩かれていない印象です。特に沢床へ下りてからは不明瞭箇所が多く、ヒル被害にあっているだけに気が気でなかったです。基本沢沿いに歩ける道を選び、左岸に土留めが出てきたらそれの上を辿ります。分岐する踏み跡がありましたが作業道のようですので惑わされずに土留めを辿ります。次第に沢から離れて杉林の中を行けば最後は砂利道に出ます。ずっと湿っていてヒルが多そうでヒヤヒヤでした。 |
写真
装備
備考 | <下山時にメガネが曇って困った> 周囲の気温が低いのに対して、顔面が火照って発汗した蒸気が冷たい眼鏡で結露しているのか?汗っかきは本当に面倒。 |
---|
感想
袖平山北西尾根・北尾根ともに実線ルートではないものの、ヤマレコのみんなの踏み跡は濃いオレンジ線となっており気になります。今春の北尾根に続き、北西尾根に挑戦してきました。また、今回は下調べの中で発見した青根古道なるコースも欲張って組み入れました。双方ともに不明瞭箇所があるものの、難路は無く私のような素人でもなんとか歩けました。ただし北西尾根については下りで使うにはちょっと厳しそうな印象でした。人に会ったのは袖平山〜姫次〜八丁坂の分岐までで(縦走路だけ)、それ以外は誰にも会わず静かな山歩きが出来ました。
今回はヒルに初めて遭遇して怖かったです(血を吸われたことは何度かあるが、いずれも気が付かないうちにやられており、ヒル生体は直視してない)。今年は11月でも暖かいので、この時期でも要注意ですね。もちろんヒル除けは塗布していたのですが、効き目が無かったのか?効き目を上回る個体数だったのか?
さらに今回はアブと思われる虫にグローブの上から手の甲を噛まれました。当日は打撃痛のような痛さだったのが翌日から痒くなってきました。2日目以降は猛烈に痒い。グローブも明るい色を探そうと思いました。経験上暗い色は狙われます。
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