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記録ID: 7445896
全員に公開
ハイキング
丹沢

丹沢のプロペラとエンジン

2024年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:38
距離
12.5km
登り
1,345m
下り
1,352m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:14
休憩
1:24
合計
9:38
距離 12.5km 登り 1,345m 下り 1,352m
6:53
5
スタート地点
6:58
30
7:28
7:29
27
7:56
8:12
68
9:20
9:24
29
戦闘機エンジン
9:53
10:06
80
四丁四反ノ沢出合
11:26
102
標高1300m
13:08
13:38
33
プロペラ
14:11
14:16
8
一般登山道(標高1450m)
14:24
8
14:32
14:33
45
15:18
15:20
16
15:36
15:47
42
16:29
16:30
1
16:31
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塩水橋駐車スペース
瀬戸橋分岐
2024年11月04日 07:02撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:02
瀬戸橋分岐
本谷川.一昨日の雨の影響か水量が多い
2024年11月04日 07:10撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:10
本谷川.一昨日の雨の影響か水量が多い
2024年11月04日 07:10撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:10
天王寺峠経由登山口
2024年11月04日 07:27撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:27
天王寺峠経由登山口
2024年11月04日 07:28撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:28
大洞橋(札掛方面に抜ける吊り橋)
2024年11月04日 07:28撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:28
大洞橋(札掛方面に抜ける吊り橋)
2024年11月04日 07:56撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 7:56
寿岳登山口.キュウハ沢はここから入る.ヒルが多いところなので、ヒル除けで靴をガード
2024年11月04日 08:12撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 8:12
寿岳登山口.キュウハ沢はここから入る.ヒルが多いところなので、ヒル除けで靴をガード
2番堰堤の上に降りる.水量が多く、靴を脱いで渡渉
2024年11月04日 08:21撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 8:21
2番堰堤の上に降りる.水量が多く、靴を脱いで渡渉
3番堰堤.右角から登る
2024年11月04日 08:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 8:45
3番堰堤.右角から登る
4番堰堤が見えて来た
2024年11月04日 08:49撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 8:49
4番堰堤が見えて来た
左岸のスラブ岩をトラバース.岩が湿っていて滑りそう.ロープで確保
2024年11月04日 08:57撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 8:57
左岸のスラブ岩をトラバース.岩が湿っていて滑りそう.ロープで確保
スラブ岩をトラバースした後、懸垂で河原に降りる
2024年11月04日 09:12撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:12
スラブ岩をトラバースした後、懸垂で河原に降りる
高さのある4番堰堤
2024年11月04日 09:15撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:15
高さのある4番堰堤
2024年11月04日 09:15撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:15
右のステップで越えるが、下側のステップは落石で潰れていて握れない
2024年11月04日 09:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 9:16
右のステップで越えるが、下側のステップは落石で潰れていて握れない
4番堰堤をクリア
2024年11月04日 09:18撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:18
4番堰堤をクリア
5番堰堤が見えて来た.エンジンは左岸の堰堤手前にあるはず
2024年11月04日 09:18撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:18
5番堰堤が見えて来た.エンジンは左岸の堰堤手前にあるはず
エンジンがありました.エンジンの周りの土砂や石が取り除かれている.誰かが掘りだしてくれたようだ.奇特な行為に感謝
2024年11月04日 09:21撮影 by  iPhone 14, Apple
1
11/4 9:21
エンジンがありました.エンジンの周りの土砂や石が取り除かれている.誰かが掘りだしてくれたようだ.奇特な行為に感謝
星型18気筒エンジン.紫電改などに搭載された誉(ハ45)と云われている.この上流にもう1基あるらしい
2024年11月04日 09:21撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:21
星型18気筒エンジン.紫電改などに搭載された誉(ハ45)と云われている.この上流にもう1基あるらしい
5番堰堤を越える
2024年11月04日 09:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 9:22
5番堰堤を越える
連瀑帯手前のゴルジュに出た
2024年11月04日 09:27撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:27
連瀑帯手前のゴルジュに出た
右岸に渡る
2024年11月04日 09:31撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:31
右岸に渡る
斜面に補助ロープがある
2024年11月04日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 9:39
斜面に補助ロープがある
ロープまで手が届かず苦戦
2024年11月04日 09:42撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:42
ロープまで手が届かず苦戦
キュウハ沢の右岸をトラバースし連瀑帯を見下ろす
2024年11月04日 09:42撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 9:42
キュウハ沢の右岸をトラバースし連瀑帯を見下ろす
右岸をトラバース
2024年11月04日 09:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 9:51
右岸をトラバース
四丁四反ノ沢出合.右奥にキュウハ沢の10m大滝が見える
2024年11月04日 09:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 9:51
四丁四反ノ沢出合.右奥にキュウハ沢の10m大滝が見える
竜ヶ馬場東尾根に取付く
2024年11月04日 10:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 10:11
竜ヶ馬場東尾根に取付く
リンドウ
2024年11月04日 11:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 11:10
リンドウ
馬酔木の林を抜けると感じの良いブナ林に変わる
2024年11月04日 11:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 11:11
馬酔木の林を抜けると感じの良いブナ林に変わる
標高1300m地点.ここからキュウハ沢左沢に下る
2024年11月04日 11:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 11:45
標高1300m地点.ここからキュウハ沢左沢に下る
崩れやすいガレ場を下る
2024年11月04日 11:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 11:52
崩れやすいガレ場を下る
下に沢が見えて来た
2024年11月04日 12:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 12:10
下に沢が見えて来た
落石に注意して慎重に下る
2024年11月04日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 12:11
落石に注意して慎重に下る
最後は懸垂で降りた
2024年11月04日 12:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 12:20
最後は懸垂で降りた
キュウハ沢左沢に降りる
2024年11月04日 12:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 12:20
キュウハ沢左沢に降りる
反対側の尾根に登り
(確かこの辺りで足が攣り…うずくまっていたらヒルを発見し慌てて避難する)
2024年11月04日 12:33撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 12:33
反対側の尾根に登り
(確かこの辺りで足が攣り…うずくまっていたらヒルを発見し慌てて避難する)
キュウハ沢の本流に出る
2024年11月04日 12:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 12:57
キュウハ沢の本流に出る
沢を少し遡ったところから大ガラン沢右岸尾根に取付く
2024年11月04日 12:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 12:58
沢を少し遡ったところから大ガラン沢右岸尾根に取付く
大ガラン沢右岸尾根に上がると正面にプロペラが現れた
2024年11月04日 13:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11/4 13:05
大ガラン沢右岸尾根に上がると正面にプロペラが現れた
アメリカ軍の戦闘機のプロペラらしい
2024年11月04日 13:07撮影 by  iPhone 14, Apple
2
11/4 13:07
アメリカ軍の戦闘機のプロペラらしい
図面番号とシリアルナンバ.グラマンF6Fヘルキャットのプロペラらしい
2024年11月04日 13:12撮影 by  iPhone 14, Apple
1
11/4 13:12
図面番号とシリアルナンバ.グラマンF6Fヘルキャットのプロペラらしい
上から見ると立木に紛れ見つけにくい
2024年11月04日 13:15撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 13:15
上から見ると立木に紛れ見つけにくい
紅葉はこれからか
2024年11月04日 13:47撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 13:47
紅葉はこれからか
標高1450m付近の一般登山道に出た
2024年11月04日 14:15撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:15
標高1450m付近の一般登山道に出た
天王寺尾根分岐
2024年11月04日 14:32撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:32
天王寺尾根分岐
2024年11月04日 14:32撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:32
2024年11月04日 14:55撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:55
2024年11月04日 14:55撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:55
2024年11月04日 14:55撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:55
2024年11月04日 14:56撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:56
神奈川の美林50選、堂平のブナ林はこの奥.立入禁止です
2024年11月04日 14:58撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 14:58
神奈川の美林50選、堂平のブナ林はこの奥.立入禁止です
塩水林道に出た
2024年11月04日 15:19撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 15:19
塩水林道に出た
2024年11月04日 15:21撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 15:21
ショートカットコースでワサビ沢出合に向かう
2024年11月04日 15:21撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 15:21
ショートカットコースでワサビ沢出合に向かう
ワサビ沢を渡渉.ここも今日は水量が多い
2024年11月04日 15:41撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 15:41
ワサビ沢を渡渉.ここも今日は水量が多い
2024年11月04日 15:48撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 15:48
塩水林道のゲートに戻る
2024年11月04日 16:31撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 16:31
塩水林道のゲートに戻る
2024年11月04日 16:31撮影 by  iPhone 14, Apple
11/4 16:31

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ヘルメット ポール ロープ ハーネス ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード アッセンダー
共同装備
ツェルト ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

午後から強風予報だったので少しでも早く先に進みたかったが、靴を脱いでの渡渉、確保しながらのスラブのトラバース、大した距離ではないがロープなしでは降りられない場所での懸垂…エンジンまで2時間、竜ヶ馬場東尾根への取り付きに1時間、なかなか先に進まない。プロペラへのアプローチは地形図で見るよりもザレ場のアップダウンの連続で、68番に助けられました。
こんな山奥まで来ちゃったから戻るにも戻れない、ヒルがいるから立ち止まってもいられない、進むしかない…心の中でそうつぶやきながら上り詰めたザレ場の目の前にプロペラが現れた時は感動しました。思っていたよりも大きかった!
地形図をこまめに確認しながら進んだので、ヤマレコの警告が一度も鳴ることなく、無事に歩き切ることができました。日没に間に合った!今回は筋肉痛にならないかなと思いましたが、甘かった。最後の激下り(破線ショートカット)が疲れた大腿四頭筋に堪えました 笑
誰もが行ける場所ではないけれど、丹沢山塊には歴史上の名所がいくつもあります。歴史に想いを馳せながら、そんな場所を巡るのが好きです。

キュウハ沢の戦闘機のエンジンとプロペラは、過去にそれぞれ別な日に訪れている。今回は、1日で両方を訪れようとエンジンからプロペラへの直行アプローチを試みた。
戦闘機のエンジンは、2019年3月に訪ねている。その時は、エンジン全体を見ることが出来、コンクリートの台座も確認できた。2019年の台風19号と24号の大雨により、丹沢もあちこちで大きな被害があった。その時に一度土砂に埋もれ、それを、どなたかが掘り起こしてくれたらしい。貴重な戦争遺跡である。奇特な行為に感謝したい。
この上流の標高851m付近の川底にもう1基のエンジンが埋まっているらしい。同型のエンジンを搭載した戦闘機が同じ場所に墜ちるとは考え難いので、双発機の可能性がある。昭和19年11月27日に厚木基地からB-29の迎撃に向かった「銀河」が消息を絶ったという記録があるようだが。
竜ヶ馬場東尾根に取付き標高1300m付近から北側斜面を下りキュウハ沢に降りたが、浮石だらけのガレ場で厳しい下りだった。あまりお勧めのルートではない。キュウハ沢の左沢と本流の間の尾根を越えて、大ガラン沢右岸尾根に登ると目の前にプロペラが現れた。米軍のグラマンF6Fヘルキャットのプロペラらしいが、太平洋戦争末期の本土決戦の激しさの一端が垣間見える。

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