丹沢のプロペラとエンジン
- GPS
- 09:38
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:38
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
ポール
ロープ
ハーネス
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
アッセンダー
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
午後から強風予報だったので少しでも早く先に進みたかったが、靴を脱いでの渡渉、確保しながらのスラブのトラバース、大した距離ではないがロープなしでは降りられない場所での懸垂…エンジンまで2時間、竜ヶ馬場東尾根への取り付きに1時間、なかなか先に進まない。プロペラへのアプローチは地形図で見るよりもザレ場のアップダウンの連続で、68番に助けられました。
こんな山奥まで来ちゃったから戻るにも戻れない、ヒルがいるから立ち止まってもいられない、進むしかない…心の中でそうつぶやきながら上り詰めたザレ場の目の前にプロペラが現れた時は感動しました。思っていたよりも大きかった!
地形図をこまめに確認しながら進んだので、ヤマレコの警告が一度も鳴ることなく、無事に歩き切ることができました。日没に間に合った!今回は筋肉痛にならないかなと思いましたが、甘かった。最後の激下り(破線ショートカット)が疲れた大腿四頭筋に堪えました 笑
誰もが行ける場所ではないけれど、丹沢山塊には歴史上の名所がいくつもあります。歴史に想いを馳せながら、そんな場所を巡るのが好きです。
キュウハ沢の戦闘機のエンジンとプロペラは、過去にそれぞれ別な日に訪れている。今回は、1日で両方を訪れようとエンジンからプロペラへの直行アプローチを試みた。
戦闘機のエンジンは、2019年3月に訪ねている。その時は、エンジン全体を見ることが出来、コンクリートの台座も確認できた。2019年の台風19号と24号の大雨により、丹沢もあちこちで大きな被害があった。その時に一度土砂に埋もれ、それを、どなたかが掘り起こしてくれたらしい。貴重な戦争遺跡である。奇特な行為に感謝したい。
この上流の標高851m付近の川底にもう1基のエンジンが埋まっているらしい。同型のエンジンを搭載した戦闘機が同じ場所に墜ちるとは考え難いので、双発機の可能性がある。昭和19年11月27日に厚木基地からB-29の迎撃に向かった「銀河」が消息を絶ったという記録があるようだが。
竜ヶ馬場東尾根に取付き標高1300m付近から北側斜面を下りキュウハ沢に降りたが、浮石だらけのガレ場で厳しい下りだった。あまりお勧めのルートではない。キュウハ沢の左沢と本流の間の尾根を越えて、大ガラン沢右岸尾根に登ると目の前にプロペラが現れた。米軍のグラマンF6Fヘルキャットのプロペラらしいが、太平洋戦争末期の本土決戦の激しさの一端が垣間見える。
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