ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7447699
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

行者還岳~七曜岳

2024年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:35
距離
10.1km
登り
967m
下り
969m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:40
合計
4:30
距離 10.1km 登り 967m 下り 969m
7:24
18
7:42
26
8:08
8:09
3
8:12
5
8:17
8:23
4
8:27
8:28
2
8:30
6
8:36
8:43
4
8:47
8
9:31
9:41
2
10:13
10:14
7
10:21
4
10:25
10:29
4
10:33
10:34
4
10:38
24
11:02
11:03
10
11:13
14
11:27
11:30
1
11:31
ゴール地点
11/4、大峯奥駈道の行者還岳から七曜岳までをピストンで登ってきました。前日は吉野辺りで宿泊して、早朝に出発。細いクネクネ道を延々と進み、7時頃に行者還トンネル近くの駐車場に到着。登山口前のスペースには、すでに何台かの車が停まっていました。
登山道は序盤からなかなかの急登。しかも落ち葉が積もってルートが分かりにくい。。ルートを外さないようにテープなどを印を丁寧に追っていき、一歩一歩高度を上げて行きました。
稜線まで登り上がると、大峯奥駈道らしい自然林と苔、岩の世界。日本庭園のような趣のある道は、とても雰囲気良好でした。信仰の山は、伐採植林などの手があまり入っておらず、自然林が残っているのがとても良い所です。残念な事に、最初のうち稜線は薄いガスに覆われてしまっていましたが、それはそれで修験道らしい幽玄の世界観。気持ち良く登っていく事が出来ました。
立派な避難小屋まで登ると、直線距離的には行者還岳山頂まですぐですが、役行者様も一度は引き返したとされる岩峰は険しく、トラバースで回り込むように登山道が続いています。途中には長い木のハシゴがついたガレ場の急登があり、石を落とさないように注意が必要でした。一度稜線に出てから行者還岳の山頂に登り上がると、山頂自体は岩峰の上だという事を感じさせない静かな山頂でした。
ひとまず第一目標は通過。次は七曜岳を目指して縦走していきます。この頃から稜線にかかっていた雲が晴れてきて、時折明るい日差しが差し込むように!前半は霧がかかっても幽玄の世界だと思っていましたが、やはり晴れた方が景色は良好。まさに日本庭園の侘び寂びといった雰囲気で、進むたびに眺めを変える景色には一人感嘆の声を漏らしました。七曜岳手前は鎖もついた岩場。それほど長くも難しくもないですが、変化のある稜線を楽しめました。
七曜岳まで来たら行く後は来た道を戻るのみ。登って来た時より晴れ間の多い稜線を、楽しみながら下りました。


関西百名山 : 56/100
奈良県の山(分県登山ガイド) : 25/85
日本の山1000 : 372/1000
大阪周辺の山250 : 110/273
奈良百遊山 : 27/99
天候 薄曇り のち 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早朝に宿を出て、行者還トンネル近くの登山口に到着。麓から遠く、朝早いにも関わらず、ここも、手前の弥山登山口も沢山の車が停まっていました。
2024年11月04日 06:56撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 6:56
早朝に宿を出て、行者還トンネル近くの登山口に到着。麓から遠く、朝早いにも関わらず、ここも、手前の弥山登山口も沢山の車が停まっていました。
急な階段をから登り始めです。
2024年11月04日 06:57撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 6:57
急な階段をから登り始めです。
序盤から急登。。
2024年11月04日 06:59撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 6:59
序盤から急登。。
落ち葉が積もって踏み跡が分かりにくいため、テープなどの印を探しながら、慎重に進みます。
2024年11月04日 07:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:14
落ち葉が積もって踏み跡が分かりにくいため、テープなどの印を探しながら、慎重に進みます。
黙々と登って行くと、立派な巨木が目の前に。
2024年11月04日 07:21撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:21
黙々と登って行くと、立派な巨木が目の前に。
行者檜という名前がついていました。
2024年11月04日 07:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:22
行者檜という名前がついていました。
大きな木です。
2024年11月04日 07:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:22
大きな木です。
さらに急登を登っていき、一旦なだらかになる所に古いトラックが打ち捨てられています。
2024年11月04日 07:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/4 7:25
さらに急登を登っていき、一旦なだらかになる所に古いトラックが打ち捨てられています。
調べてみると、マツダの前身である東洋工業のE2500というトラックだそうです。
2024年11月04日 07:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/4 7:25
調べてみると、マツダの前身である東洋工業のE2500というトラックだそうです。
しばらくはなだらかで広い道が続きます。
2024年11月04日 07:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:25
しばらくはなだらかで広い道が続きます。
紅葉は始まった所という感じです。
2024年11月04日 07:28撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:28
紅葉は始まった所という感じです。
稜線まで登って来ました。稜線はガスに覆われていましたが、時々雲間から日差しが。晴れてくることに期待しながら進みます。
2024年11月04日 07:43撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:43
稜線まで登って来ました。稜線はガスに覆われていましたが、時々雲間から日差しが。晴れてくることに期待しながら進みます。
赤く色づいた木
2024年11月04日 07:44撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:44
赤く色づいた木
霧に日光が差し込んで良い雰囲気。
2024年11月04日 07:45撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:45
霧に日光が差し込んで良い雰囲気。
大峯奥駈道らしい自然林の道。
2024年11月04日 07:45撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:45
大峯奥駈道らしい自然林の道。
所々に奥駈道の道標があります。
2024年11月04日 07:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:50
所々に奥駈道の道標があります。
植生保護のネットが張ってありました。獣用かと思ったら人用とは。。。
2024年11月04日 07:55撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:55
植生保護のネットが張ってありました。獣用かと思ったら人用とは。。。
苔むした岩が良い。ガスガスなのは残念だけど、修験道の道らしい雰囲気です。
2024年11月04日 07:56撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 7:56
苔むした岩が良い。ガスガスなのは残念だけど、修験道の道らしい雰囲気です。
天川辻 通過
2024年11月04日 08:08撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:08
天川辻 通過
石仏がありました。
2024年11月04日 08:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:09
石仏がありました。
行者還避難小屋。中には入りませんでしたが、立派な小屋です。
2024年11月04日 08:11撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:11
行者還避難小屋。中には入りませんでしたが、立派な小屋です。
石碑
2024年11月04日 08:12撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:12
石碑
小屋から右側に回り込むように進みます。
2024年11月04日 08:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:14
小屋から右側に回り込むように進みます。
行者還という道標が近くにあったので、ここで役行者様が引き返したのか?
2024年11月04日 08:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:16
行者還という道標が近くにあったので、ここで役行者様が引き返したのか?
行者還岳の岩壁を巻いてトラバースで進んでいきます。
2024年11月04日 08:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:17
行者還岳の岩壁を巻いてトラバースで進んでいきます。
暗いけど、苔と紅葉が良い雰囲気。
2024年11月04日 08:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:17
暗いけど、苔と紅葉が良い雰囲気。
2024年11月04日 08:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:17
ここのガレ場をトラバースします。見た目より歩きやすいですが、落石がないか不安。
2024年11月04日 08:18撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:18
ここのガレ場をトラバースします。見た目より歩きやすいですが、落石がないか不安。
右側によじ登っていきます。
2024年11月04日 08:18撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:18
右側によじ登っていきます。
急なハシゴが続きます。濡れていると怖いかも。
2024年11月04日 08:20撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:20
急なハシゴが続きます。濡れていると怖いかも。
ハシゴが何段にも続いています。
2024年11月04日 08:21撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:21
ハシゴが何段にも続いています。
稜線まで出たら、U字ターンをして山頂へ。錫杖がありますが、割と地味な山頂です。
2024年11月04日 08:37撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/4 8:37
稜線まで出たら、U字ターンをして山頂へ。錫杖がありますが、割と地味な山頂です。
こちらにも標識が。
2024年11月04日 08:37撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:37
こちらにも標識が。
続いて七曜岳へと縦走していきます。
2024年11月04日 08:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/4 8:50
続いて七曜岳へと縦走していきます。
少しガスが晴れて青空が見えてきました。
2024年11月04日 08:56撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 8:56
少しガスが晴れて青空が見えてきました。
なかなか綺麗だけど、紅葉のピークは外れているかも。
2024年11月04日 09:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:05
なかなか綺麗だけど、紅葉のピークは外れているかも。
稜線を歩いたり、トラバースしたりして進んで行きます。
2024年11月04日 09:08撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:08
稜線を歩いたり、トラバースしたりして進んで行きます。
岩壁を横目にトラバース。
2024年11月04日 09:08撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:08
岩壁を横目にトラバース。
信仰の山は自然林が残っており雰囲気が良い!日本庭園の趣。
2024年11月04日 09:11撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:11
信仰の山は自然林が残っており雰囲気が良い!日本庭園の趣。
2024年11月04日 09:12撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:12
さっきまでガスガスだっただけに感動もひとしお。
2024年11月04日 09:13撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:13
さっきまでガスガスだっただけに感動もひとしお。
2024年11月04日 09:13撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:13
いくつか展望スポットもあります。
2024年11月04日 09:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/4 9:14
いくつか展望スポットもあります。
気持ちの良い稜線歩き
2024年11月04日 09:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:14
気持ちの良い稜線歩き
2024年11月04日 09:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:16
進むごとに風景が変わります。
2024年11月04日 09:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:17
進むごとに風景が変わります。
ハシゴなども整備されています。
2024年11月04日 09:21撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:21
ハシゴなども整備されています。
迫力ある岩壁。ここを直登する訳ではありませんが。
2024年11月04日 09:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:22
迫力ある岩壁。ここを直登する訳ではありませんが。
ゴツゴツした稜線が楽しい
2024年11月04日 09:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:23
ゴツゴツした稜線が楽しい
向こうは稲村ヶ岳かな。
2024年11月04日 09:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, ARYamaNavi
11/4 9:31
向こうは稲村ヶ岳かな。
七曜岳の直下は鎖もある岩場。
2024年11月04日 09:33撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:33
七曜岳の直下は鎖もある岩場。
七曜岳 到着!
2024年11月04日 09:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:34
七曜岳 到着!
稲村ヶ岳方面が良く見えます。
2024年11月04日 09:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:35
稲村ヶ岳方面が良く見えます。
山腹はだいぶ紅葉が進んでいるようです。
2024年11月04日 09:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:35
山腹はだいぶ紅葉が進んでいるようです。
雲が切れると、綺麗な青空!
2024年11月04日 09:37撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:37
雲が切れると、綺麗な青空!
2024年11月04日 09:38撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:38
七曜岳の山頂はこんな感じ。
2024年11月04日 09:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:40
七曜岳の山頂はこんな感じ。
札が地面に置いてあるので何だと思ったら、、、、
2024年11月04日 09:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:40
札が地面に置いてあるので何だと思ったら、、、、
木彫りの仏様が安置されていました。
2024年11月04日 09:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:40
木彫りの仏様が安置されていました。
下山開始。途中で、逸れてしまったメンバーを探している方々と遭遇。少しお話をして、下るときに会ったら伝言をするようお願いをされましたが、幸い、別れてすぐに逸れた方が登って来られました。合流出来て良かった。
2024年11月04日 09:52撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 9:52
下山開始。途中で、逸れてしまったメンバーを探している方々と遭遇。少しお話をして、下るときに会ったら伝言をするようお願いをされましたが、幸い、別れてすぐに逸れた方が登って来られました。合流出来て良かった。
避難小屋手前のトラバース道まで戻ってきました。ガラガラなので、下に人がいるときは慎重に。。
2024年11月04日 10:28撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:28
避難小屋手前のトラバース道まで戻ってきました。ガラガラなので、下に人がいるときは慎重に。。
避難小屋まで降りてきました。
2024年11月04日 10:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:35
避難小屋まで降りてきました。
さっきはガスっていましたが、雲が取れて良い眺め。小屋の裏手に行者還岳の岩峰が聳え立っています。
2024年11月04日 10:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:35
さっきはガスっていましたが、雲が取れて良い眺め。小屋の裏手に行者還岳の岩峰が聳え立っています。
良い眺めです。
2024年11月04日 10:36撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:36
良い眺めです。
気持ちの良い稜線を歩いて戻ります。
2024年11月04日 10:43撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:43
気持ちの良い稜線を歩いて戻ります。
2024年11月04日 10:47撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/4 10:47
ノキシノブ??
2024年11月04日 10:51撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:51
ノキシノブ??
苔苔
2024年11月04日 10:55撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:55
苔苔
2024年11月04日 10:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 10:58
秋ですね
2024年11月04日 11:11撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 11:11
秋ですね
トラックまで戻って来ました。ここから左に広い道が続いているので紛らわしいのですが、ルートはトラックの後ろを左です。
2024年11月04日 11:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 11:14
トラックまで戻って来ました。ここから左に広い道が続いているので紛らわしいのですが、ルートはトラックの後ろを左です。
行者檜
2024年11月04日 11:15撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 11:15
行者檜
登山道に落ち葉が積もって、ルートが分かりにくいです。テープなどの印を丁寧に辿っていきます。
2024年11月04日 11:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 11:17
登山道に落ち葉が積もって、ルートが分かりにくいです。テープなどの印を丁寧に辿っていきます。
無事下山。
2024年11月04日 11:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/4 11:30
無事下山。

感想

11/4、大峯奥駈道の行者還岳から七曜岳までをピストンで登ってきました。前日は吉野辺りで宿泊して、早朝に出発。細いクネクネ道を延々と進み、7時頃に行者還トンネル近くの駐車場に到着。登山口前のスペースには、すでに何台かの車が停まっていました。
登山道は序盤からなかなかの急登。しかも落ち葉が積もってルートが分かりにくい。。ルートを外さないようにテープなどを印を丁寧に追っていき、一歩一歩高度を上げて行きました。
稜線まで登り上がると、大峯奥駈道らしい自然林と苔、岩の世界。日本庭園のような趣のある道は、とても雰囲気良好でした。信仰の山は、伐採植林などの手があまり入っておらず、自然林が残っているのがとても良い所です。残念な事に、最初のうち稜線は薄いガスに覆われてしまっていましたが、それはそれで修験道らしい幽玄の世界観。気持ち良く登っていく事が出来ました。
立派な避難小屋まで登ると、直線距離的には行者還岳山頂まですぐですが、役行者様も一度は引き返したとされる岩峰は険しく、トラバースで回り込むように登山道が続いています。途中には長い木のハシゴがついたガレ場の急登があり、石を落とさないように注意が必要でした。一度稜線に出てから行者還岳の山頂に登り上がると、山頂自体は岩峰の上だという事を感じさせない静かな山頂でした。
ひとまず第一目標は通過。次は七曜岳を目指して縦走していきます。この頃から稜線にかかっていた雲が晴れてきて、時折明るい日差しが差し込むように!前半は霧がかかっても幽玄の世界だと思っていましたが、やはり晴れた方が景色は良好。まさに日本庭園の侘び寂びといった雰囲気で、進むたびに眺めを変える景色には一人感嘆の声を漏らしました。七曜岳手前は鎖もついた岩場。それほど長くも難しくもないですが、変化のある稜線を楽しめました。
七曜岳まで来たら行く後は来た道を戻るのみ。登って来た時より晴れ間の多い稜線を、楽しみながら下りました。


関西百名山 : 56/100
奈良県の山(分県登山ガイド) : 25/85
日本の山1000 : 372/1000
大阪周辺の山250 : 110/273
奈良百遊山 : 27/99

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:42人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
大普賢岳(トンネル西口からピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 大峰山脈 [日帰り]
国道309号90番ポストから七曜岳往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら