短足に厳しい大崩山(ワク塚-山頂-坊主尾根)
- GPS
- 08:45
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
思いの外、ロープや梯子が充実しており大崩山を大切に思うボランティアの皆さんに感謝です。一箇所だけ不安定な場所がありました。詳細は写真のコメントをご覧下さい。 |
その他周辺情報 | 延岡JCTから車で1時間。最後のコンビニは218号線沿いのセブン−イレブン延岡富美山町店。駐車場広々〜&品揃え豊富♫ここを左折すると祝子川沿い207号線に入ります。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
カラビナ
スリング
|
---|---|
備考 | 【安全な登山は身体から】 Likaは扁平足が悩み:SUPERfeet使用中。https://www.superfeet-jp.com/items/insole しかし8時間超え長距離歩行で有痛性外脛骨の症状、おまけに最近靴全体が緩い。インソール交換時期でしょうか。安定した歩行のため足元は重要ですよねー。枝に頭をぶつけると頸部がぐらつく…そういえば3か月前にタイ式マッサージのお姉さんに頸部を触られ一瞬違和感覚えたの思い出した(*_*)スポーツ整体の先生予約しました。 |
感想
前回計画した「傾山」の前日は高熱を出して泣く泣くお留守番となったショックで1週間落ち込んでは皆の楽しそうな写真を見てやけ食いを繰り返し、3キロ増。こんな重い身体で「大崩山」へ行っても大丈夫なんだろか?と不安を感じつつ、chuさんから教わったシートベントを初活用しようと、3日前にスリング、カラビナを購入していざ出陣(^^;)
朝の3時に熊本市出発で、登山口へ到着したのは6時40分。とおいな〜〜〜(TT)登山口には既に10台以上の路駐・・・九州外からの方も結構いらっしゃいました。
渡渉ポイント:流れが速く、岩は濡れてツルツル。短足はつらい。足を置いた途端に滑りまくり焦りましたが、なんとか靴のまま渡りました。ここで挨拶をした山口から来たという若者2人組に、後ほど命を救われることに。
袖ダキ:若者2名はここで、袖ダキはパスして山頂へ向かうといい、お別れ。でも来なかったなんて勿体なかった!景色が雄大で感動します!袖ダキ経由でも山頂へは迎えますので、ぜひスルーせずに行くことをオススメ。
ワク塚:どれが上中下なのかイマイチわからないまま。直登ルートもわからず、後から来た男性4人組も迷っていました。最初に岩の左側を伝って歩いて行くと、裸岩にロープもなく掴まる岩もなく、細い岩の端を後ろにのめって行かなければならないような「どう見ても行けないでしょ」という断崖絶壁ポイントがあり、先頭を行っていた私は「これ無理して行ったら死ぬよね?でもルートなら行くしかない?いや、でも・・・」と自問自答していたら、遠くの「石塚」あたりから、「おーい、そっち行ったらダメですよー!!」と叫ぶ声。渡渉ポイントで逢った若者2人。「逆側へ回ってくださーい!危ないですよー!」神の声だと思いました。
後から来た登山者の方に、「こっちだよ」と教わって通常ルートへ。Likaさん先頭で歩いていくと、細くてゆるゆるのロープを掴んでのプチトラバースがあり、珍しくLikaさんが「怖い・・・Shinoさん先に行って」とo(*'o'*)o
Likaさんが怖いというポイントを私がいけるのか?と、ここで初めてカラビナとスリングの出番(笑)。難しかったけど、なんとか行けました(ここよりも恐ろしすぎるポイントが沢山あったので、ここはそんなに・・・・そして私が泣きそうポイントはLikaさん楽々行ってました)
カメラ、カーナビ代わりに使用したため、途中でルートを入れていた私の携帯がお陀仏。下山ルートがわからないかもしれない上に、坊主尾根とりんどうの丘の分岐地点で、既に昼を過ぎていたので、「今日は山頂は諦めてここまでにしよう」というヘタレの私と、紙の地図を見て「いや、いける」というLikaさん。じゃあ、とにかく早足で行きましょう、とかなり疲れてましたがダッシュで山頂目指すことに。ここで下山してきた先ほどの若者2名と逢い、お礼を言いました。「石塚」の景色最高だから、そこで弁当食ったらいいっすよ!とアドバイス頂き、とりあえずは石塚をスルーして山頂を踏み、戻って昼ごはんということにしました。(石塚から山頂は5分程度)
帰りは梯子とロープの連続で、ほんと数え切れないくらいの「泣きそうポイント」連続です。何が怖いって、私のような短足では、あと一歩が届かない、という箇所が満載なのです。下山の時も、段差はほとんど「あと10cmほど足が長ければ・・・」という高さ。
象岩のトラバース・・・は、はりきってスリング身に付けたけど、そこまで怖くなかったです。人によって、「怖い」と思うポイント違うのが興味深いな〜と思いました。でも、ほとんどのポイントで、高所恐怖症のJINさんが行けるか?行けないか?を皆で検証。「ここは無理じゃ?」「ここはいけるでしょ」
結果的に、Likaさんの「山頂いける!」で行ってみて良かった、と思いました。下山にかかった時間も思ったより早かったし、ちょっと無理したけど、何よりも山頂まで行けた、という喜びできつい下山を頑張れた(^^;)と思います。美人の湯で休憩し、星と月を見上げながら帰宅しました♪
傾山で11時間、今回10時間。秋の日は釣瓶落とし、時間との勝負です。帰りは休憩もほどほど急ぎ足。湧塚コースがハイライト、坊主は大したことないと聞いてたのですが、とんでもない坊主。山の動物たちはこんな所を進むのか?と興奮します。どちらも本当に雄大で素晴らしいコースです。アドレナリンのおかげ?幸い高い所と岩場が大好き、キツさなんて吹っ飛びます。いつか坊主尾根を登りたい。その先のガレ場は忘れて(笑)それにしても大崩周辺はコースが豊富。登りの途中で見かけたソロのお姉さん、ウサギのようにはねてました。またその先で見かけて声をかけたら「宮崎から毎週来てまーす♡」と。海も大好きな私、宮崎に住みたくなります。
コメント
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うちのレコで書いてた、上ワクの岩の間を通るやつですかね?
あれはクライミングの心得が無いと落っこちちゃうらしいです
大崩は九州では断トツで満足度No.1の山じゃないでしょうか
ぜひ、また再訪されてください
Shevaさん、直登ルートわかりませんでしたよー!
というか、どれが上ワクなのかも(^^;)
看板もないのに、みんなどうしてわかるんですかね(笑)
ルート逆側の死ぬかな?と思った所の夢を何度も見ます、うなされるー(><)
shevaさん、私たち中湧から上湧目指してたのでしょうか。写真を写したポイントの背後の岩の「上」には折りたたんだ梯子が放置されていました。もちろんここに来るのもちょっと不便でしたがテープもあったし「こんなモノだ」と。彼女たちが立った所まで行けなかったのが残念。
初めまして、同じ日に大崩山に登っていました。7:30分に登山口を出発して坊主尾根から登りました。大崩山頂の到着時刻が私たちが11:53分でshinoさん達の記録が12:00となってますので間違いなく会っていますね!山頂付近で女性3人とすれ違っているので多分、その方達だったんでしょうね。例の梯子は、もう撤去されてもともと梯子が有った所にロープを張ったそうです。
記事を拝見し「もしかして…」と思いました。山頂へ向かう途中、昼食を食べてらっしゃったみなさんですね。下山中は対岸の岩に姿をお見かけしたような。
例のハシゴの件、教えて下さってありがとうございます。コメントを書いたlikaです。おそらくロープはもっと幹が太くしっかりした木にかけられ、細い木は安心したのではと思いホッとしました(^_^)
Ryouheiさんのレコを見て、鉾岳へ行きたくなりました〜♬でもこわそう!ビビリの私でも行けるかな?と思いつつ・・・
鉾岳、是非行ってみてください。危ないかなと言う場所もありますが雨の日とか凍るような寒い日を除いて注意して行けば大丈夫です。でもどうせ行くならササユリ、ツチビノキ、紅葉などを見に行った方が良いですよ
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