熊野街道5（和泉鳥取〜布施屋）

2024年11月07日(木) [日帰り]

• GPS: 06:42
• 距離: 20.7km
• 登り: 195m
• 下り: 223m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:06
• 合計: 6:43

距離 20.7km 登り 195m 下り 223m

8:11 スタート地点
9:07 9:12 山中渓駅
9:38 9:39 境橋（大阪府・和歌山県境）
10:33 雄ノ山峠
14:54 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

高崎駅20:40==(JAMJAMバス4500円)==6:25大阪難波6:45==(JR 820円)==8:08和泉鳥取駅8:15--地藏堂王子(22)--8:45 馬目王子(23)--9:00山中神社--9:03山中宿本陣跡--9:35県境--9:40中山王子(24)---10:58山口王子(25)--11:35山口神社---12:28川辺王子(26)---12:54中村王子(27)---13:04力侍（りきし）神社--14:20吐前王子(28)---14:43川端王子(29)--14:45布施屋駅15:23==(JR 210円)==15:38和歌山駅--日前宮

写真

11/7 1:15

格安夜行バスで大阪へ、着いたのは大阪難波パークス通り、JR難波駅まで15分程歩きJRで前回の和泉鳥取駅へ

11/7 8:13

和泉鳥取駅

11/7 8:13

駅前の長岡王子

11/7 8:17

古道はこの「山中橋」の手前を入り、「琵琶ヶ岸懸（びわがけ）」という熊野参詣の最難関を通るそうだが藪で入れない

11/7 8:27

反対側に廻ってみるが「きけん」の看板に怖じ気ずき退散

11/7 8:30

地藏堂王子
地福寺の子安地蔵は元々は地蔵王子と言われている
阪南市には「地藏堂王子」と「馬目王子」の二つの王子

11/7 8:41

馬目王子
波太神社に合祀、御神体は山中神社に祀られて、地元では「足神さん」と呼ばれている

11/7 8:42

11/7 8:48

山中宿へ

11/7 8:49

11/7 8:52

庄屋屋敷　江戸中期の建築

11/7 8:54

山中神社　馬目王子の祠がある

11/7 8:55

馬目王子の祠

11/7 9:02

本陣跡　参勤交代時には近郷から三千人の人夫・助人が集められた

11/7 9:05

塞之神（道祖神）
山中宿の南口からの疫病・邪神を遮る 　毎年12月20日に犯罪者等を紀州藩から和泉の国へ追放した

11/7 9:05

11/7 9:11

山中渓駅

11/7 9:14

山中関所跡

11/7 9:36

日本最後の仇討ち場

11/7 9:36

近くに「葛城修験行所」の看板

11/7 9:37

看板の文字が不鮮明だが県境の境川で身を清めためたのだろうか？
　高速道路の向こうに「入江宿除蔵王」という修行場があり、桜の老木があったことから、「さくら地蔵」とも呼ばれてい（阪南市HP）

11/7 9:35

大阪府と和歌山県の県境　9:35 和泉鳥取駅より4.4km

11/7 9:43

【和歌山市】
道標には「葛城修験巡礼古道」なる表示も

11/7 9:45

中山王子

11/7 9:47

中山王子は葛城修験の巡礼コース

11/7 10:07

和歌山側の塞之神（さいのかみ）

11/7 10:32

ひっそりと雄ノ山峠の不動明王

11/7 10:41

信仰厚いお地蔵さん？

11/7 10:52

頭上高々と和歌山ジャンクション
細くか弱く見える高速道路、車がこぼれ落ちてくるのではと心配になりながら通過

11/7 10:55

山口王子　山口神社に合祀されている
『今昔物語集』にある美女が白鳥と化した話に因む白鳥伝説のある関所（紀伊の関）があったとされる
ここから「熊野古道　紀伊路　スタンプ」がある https://www.wakayama-kanko.or.jp/features/stamp-books/
スタンプのデザインは白鳥が描かれている

11/7 11:21

お墓の中に道標　「右　加太淡嶋神社」を右折

11/7 11:20

11/7 11:23

雄ノ山川の脇に役行者像　葛城修験のコースになっている

11/7 11:23

11/7 11:27

和歌山市に入ると分岐点などの路上に「指き石」が埋め込まれている

11/7 11:27

山口神社の鳥居
右折し熊野古道を外れ神社に向かう

11/7 11:34

山口神社

11/7 11:38

左が春日神社　右が日吉神社で明治時代に中山王子と山口王子が合祀された

11/7 12:20

地藏堂を左折

11/7 12:26

川辺王子

11/7 12:27

11/7 12:42

軽自動車でもすれ違いは困難な隘路を進む

11/7 12:52

解説版だけの中村王子

11/7 12:58

力侍（りきし）神社　
当地を流れる紀の川は何度も氾濫し熊野街道も道筋を変えたため、ここも「川辺王子」の推定地とされる

11/7 13:23

川辺子安地蔵

11/7 13:26

「導き石」と「熊野古道」表示板や提灯があるので道迷いしない

11/7 13:27

11/7 13:40

紀の川に架かる川辺橋下にある地蔵群　6地蔵ではなく10地蔵
熊野街道や紀の川の安全を祈ったものだろうか？

11/7 13:43

川辺橋　後ろの山は標高237mの高積山

11/7 13:50

紀の川　
日本有数の雨量がある大台ケ原が源流。この辺りは中央構造線上に西へ流れる

11/7 14:04

布施屋の渡し場跡　　食品工場の入り口に案内板があり見つけずらい
昭和30年半ばまで交通の要所であった

11/7 14:19

吐前王子（はんざき）　どう読めば「ハンザキ」と読めるのだろうか？
紀の川で水垢離をし穢れを落としてからお参りした

11/7 14:43

川端王子
旅の女人にお茶を出しているスタンプがある
「藤原定家や藤原頼資は吐前王子を参った後に日前宮の奉幣使として日前宮に参拝しています。後、両人は和佐・平緒王子には参らず、奈久智（菜口）王子社に参拝するのですが、川端王子は中世の参拝記には記載されておらず、無かったものと思われます。明治時代に高積神社に合祀されました」

11/7 16:41

藤原定家が奉幣使として参拝した日前神社へ
駅名は「日前宮（にちぜんぐう）」だが神社は「日前神社（ひのくまじんじゃ）」

11/7 16:43

日前神社は4時半閉門で参拝叶わず

11/7 16:48

アオサギに見送られ宿へ

左；山口王子スタンプ　白鳥伝説にちなむデザイン
右：力侍王子スタンプ　天の岩戸を開き天照大神を岩戸の外に連れ出した天手男命

左：川端王子　布施屋で旅人を接待したデザイン
右：伊太木曽神社

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

noyama141

旅の楽しみは地元の人の話や名物をたべることですが
貧乏旅行で余り高価なものは食べられません
宿でもらった和歌山ラーメン店リストから近い店を選んで行き
和歌山ラーメンにつきものの「なれ寿司」をいただきたいと思ったが
「うちはラーメン屋ではないのでなれ寿司は無い（居酒屋）」との回答
宿に帰りレシートを確認したところビール1本余分に請求されていました
これも旅の思い出でと思う今日この頃であります