熊野古道紀伊路（和泉鳥取駅ー紀伊内原）

2024年11月07日(木) ~ 2024年11月10日(日)

• GPS: 32:48
• 距離: 83.0km
• 登り: 1,585m
• 下り: 1,619m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:47

距離 20.4km 登り 196m 下り 226m

8:13 和泉鳥取駅
8:32 8:33 地蔵堂王子
9:08 9:12 山中渓駅
9:37 9:38 境橋（大阪府・和歌山県境）
10:00 10:01 中山王子
10:33 雄ノ山峠
11:40 11:55 山口神社
12:55 12:56 中村王子
14:22 14:23 吐前王子
14:45 14:50 川端王子
15:00 布施屋駅

2日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:50

距離 22.8km 登り 191m 下り 191m

7:59 布施屋駅
8:52 8:53 和佐王子
9:51 平緒王子
10:14 10:33 伊太祁曽神社
11:26 11:27 奈久智王子
13:00 13:30 昼食
13:52 13:53 松坂王子
14:40 14:41 松代王子
15:24 15:40 熊野一鳥居跡
16:19 16:27 藤白神社
16:38 16:39 熊野一鳥居跡
16:49 JR海南駅

3日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 2:01
• 合計: 10:49

距離 22.3km 登り 828m 下り 829m

6:19 JR海南駅
6:45 6:46 藤白神社
6:51 6:52 有間皇子の墓
7:01 7:02 藤白坂（ここから土道）
7:44 8:11 地蔵峯寺
8:40 8:48 土橋
8:57 8:59 橘本神社
9:21 9:25 一壷王子跡
10:06 蕪坂下
10:20 拝ノ峠
10:34 10:53 蕪坂塔下王子跡
11:30 11:33 山口王子
11:54 11:55 熊野古道ふれあい広場
12:06 12:45 JR紀伊宮原駅
13:42 13:45 熊野古道歴史民俗資料館
14:18 14:23 糸我峠
14:45 14:50 逆川王子
16:16 16:18 JR湯浅駅
17:08 宿泊地

4日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:13

距離 17.5km 登り 369m 下り 373m

6:15 宿泊地
6:25 6:26 久米崎王子
7:00 7:01 津兼（伊関）王子
8:14 河瀬の公衆トイレ
9:20 9:40 大峠法華壇（鹿ヶ瀬峠）
10:12 金魚茶屋跡
10:25 10:26 沓掛王子
11:03 11:04 西の馬留王子
11:25 11:26 内ノ畑王子
11:50 12:12 高家王子跡（内原王子神社）
12:28 紀伊内原駅
12:28 ゴール地点

天候

毎日晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR難波駅から和泉鳥取駅まで

コース状況／危険箇所等

コースがよく整備されており、パンフレットも充実していました。市町村により充実度が異なり、境界（峠など）で旧に雰囲気が変わることがありました。

写真

11/7 8:13

平日朝6時過ぎでも混み始める大坂から前回到達地の和泉鳥取駅。ここから山越えで紀州に向かいます。

11/7 8:20

駅からすぐに山中川を越えて左岸側へ。古道は右岸側、正面木立あたりだが

11/7 8:28

左岸側に渡ったところで古道を見ると道が崩落して通行止め。琵琶坂の難所は通れなかった。

11/7 8:31

直ぐ近くに王子跡。

11/7 8:38

河床は岩盤。深くえぐれて水清し

11/7 8:43

11/7 8:43

馬目王子跡、王子は江戸期に最大になり明治の廃仏毀釈と修験道の廃止、神社の統合で減少し、道の変遷でさらに減少して今に至ってるのだと思う。

11/7 8:50

山中宿入り口、紀州の殿様の参勤交代で使われた宿とか。幕府管轄の五街道でなく各大名が自分で設け整備した宿と街道。

11/7 8:58

王子を統合して神社に集めその神社も他と統合される。明治以降王子を祀った神社は地域の苦肉の策で位置的には街道と離れる。街道歩きとしては王子跡で十分だが、これも江戸期のものと承知。

11/7 9:03

山中宿本陣跡地、紀州公自体は休憩昼食用だったらしい。ただし3000人規模の行列だったので家来は泊まっただろう。

11/7 9:12

山中渓駅。街道と一緒に整備したかな。

11/7 9:15

山中関跡。この先に国境と峠が控えてる。

11/7 9:19

関所から一旦下り

11/7 9:29

高速道路の擁壁を張替え中、規模が違うがここのところの豪雨で災害でもあったのか

11/7 9:37

ここが府県境で国境

11/7 9:37

日本最後の仇討は、紀州藩が国外追放したのを境界外で殺した。なんだかな―

11/7 9:46

紀州藩国境側の最終集落

11/7 9:47

和歌山県側の古道ルートの王子跡サイン。現状に合わせて分かりやすい工夫で好ましい。

11/7 9:48

王子は地元で昔からある神様だったと仮定すると、いろいろな宗派の「靡き」であることが納得できる。葛城修験は、地理的に堺やヤマトに近く日本の「修験」のオリジナルの気がする。役行者とため池、水田開発の新たな始まり。それを引きつぐ中世以来の熊野修験。

11/7 10:29

雄ノ山峠最高点、木曽谷ももそうだったが、徳川の大藩は最高点の向こう側にも領地・拠点をもって関所を設けた。防衛としては合理的だと思う。

11/7 10:52

現代の合理性を見せつける風景

11/7 10:57

山口王子跡と判子。この後、和歌山県の策にハマります。

11/7 10:58

実に親切。

11/7 11:17

紀ノ川の対岸、三角の山が目印だったかな

11/7 11:20

新しそうな飛び出し嬢ちゃん。そのうち飛び出し親爺の看板が必要かも

11/7 11:24

役行者さまのお像、ここも葛城修験？

11/7 11:30

山口神社の参道、奥の丘陵は中央構造線の内帯際

11/7 11:38

いろんな神さまが合祀された神社

11/7 11:39

お百度石、関西の神社ではよく見かける。

11/7 12:27

川辺王子跡、峠からは随分離れました。

11/7 12:27

このように残されている王子（跡）も結構あります。

11/7 12:29

この看板も勉強になります。

11/7 12:32

紀ノ川段丘を下り

11/7 12:41

洪水ごとに川筋が変わったのだろうけど、提灯が古道の目印。

11/7 12:54

河原の中村王子跡。田んぼの中、ちなみに「ひこばえ」でお米が実ってる田んぼもありました。

11/7 13:06

力侍神社の本殿、装飾が見事だが、桃山時代のものらしい。もとは式内社、天手力男尊らを祀ってる。

11/7 13:25

近代の街道風

11/7 13:41

河岸にあるお地蔵さま（群）

11/7 13:52

大河紀ノ川、河口に近いのかゆるやかに広がる。中央構造線に沿って真っすぐに西下、左（北）は内帯、右（南）は外帯

11/7 13:55

ワンドに鳥

11/7 14:05

布施屋の渡し場跡

11/7 14:21

吐前（はんざき）王子跡、

11/7 14:43

ほこら跡、たぶん江戸期以降こんな形で巡礼者を迎えていたのだろうか。

11/7 14:44

家並にある川端王子跡、河岸や宿で賑わったのだろう。

11/7 16:41

和歌山市に戻り、改めて定家さんが参った日前神社へわかやま電鉄で

11/7 16:42

ひのくまじんぐうとくにかかすじんぐう、定家さんが吐前王子、川端王子からお参り（代参）した。皇室系の神社らしい。その分平緒王子とかは先を急いですっぽかした。

11/7 16:44

　16時半で閉まる。理由は分かるが、人を締め出す宗教施設はなんだかな。

11/7 16:49

灯篭にアオサギ、堀の魚を狙ってるのか。今日はここまで、ひと悶着のあった和歌山ラーメンが夕食

11/8 7:57

布施屋の駅、スイカをタッチできなかったので後に響く結果に。

11/8 8:18

河原は道が頻繁に変わったのだろう。

11/8 8:38

内帯側から三角形いに見えたのが左端の高積山

11/8 8:44

麓や山腹には神社仏閣や城があった。

11/8 8:53

和佐王子跡

11/8 8:55

オリジナル地図みたいだけど分かりやすい

11/8 9:00

丘を登って（下を見てる、実はため池の堰堤）

11/8 9:04

役行者さまの祠を過ぎ

11/8 9:05

らしい道を過ぎて

11/8 9:20

ちょっと降ると

11/8 9:21

ミカン畑が出現

11/8 9:24

こちらも役行者さま

11/8 9:50

平緒王子跡

11/8 10:03

六地蔵、こういう名前は街道の節点が多い。

11/8 10:03

この先、紀ノ國一ノ宮が

11/8 10:10

流石に立派です。伊太祁曽（いたきそ）神社、紀伊の国一ノ宮。

11/8 10:10

ご由緒、出雲系、スサノオの妹2柱、土地の神。（定家さんらは参っていないらしい。近くの王子を飛ばして先を急いでいるから。行幸の祈願先が皇統や藤原の荘園絡みではないか。）これらは、皇統と並立して成立していた？？

11/8 10:14

神社の定型どおり橋を渡り

11/8 10:15

小高いところに拝殿、本殿

11/8 10:17

11/8 10:33

七五三の季節、神社として生きてる

11/8 10:35

お宮の向かいは古墳、6C

11/8 10:37

参道にみかん、コンビニで早お昼

11/8 11:24

古道に戻り

11/8 11:25

奈久智王子

11/8 11:25

王子の祠や覆いやを復活したところも多い。

11/8 11:44

武内宿祢の産湯井戸がある神社

11/8 11:45

皇統とは違う部族（物部？）の伝承がある地区

11/8 11:46

井戸

11/8 11:57

古そうなため池と役行者さま伝承も気になる

11/8 11:59

11/8 12:14

現国道の切通し脇にあった、王子跡。小山を背景に、こっちの方が奈久智王子跡くさい

11/8 13:51

遠回りで昼食後、道に戻って松坂王子あと

11/8 13:58

くも池、これも昔からありそう。

11/8 14:07

くも池奥の汐見峠

11/8 14:10

現代では海は見えないけど、海南市が望める。

11/8 14:30

春日神社、山の上で立派な神社

11/8 14:37

春日神社のちょっと降ったところにある松代王子跡へのサイン

11/8 14:49

ここでした。

11/8 15:10

菩提房王子あと。海南市は例の青い説明版が見当たらない・・・

11/8 15:22

大寺が並び、茶店も

11/8 15:23

凄い石垣

11/8 15:24

熊野一の鳥居後、辻にあります

11/8 15:25

祓戸王子がすぐと

11/8 15:27

古道から上がる指示がい

11/8 15:28

行き止まり風だが

11/8 15:28

ここより北100mほど、王子跡の碑があると

11/8 15:31

道が続いて

11/8 15:34

確かに、ちょっと先にも行けそう

11/8 15:35

11/8 15:36

お寺のお墓に出てしまった。恐縮だが下らせてもらう。

11/8 15:49

鈴木姓ではないが、鈴木屋敷へ

11/8 16:09

館長さん？のお話、硬軟取り混ぜてすごく興味深かった。熊野と義経と熊野神社、熊野修験、熊野水軍

11/8 16:17

藤白神社東の鳥居、西の鳥居から古道は続く

11/8 16:19

本殿は奥

11/8 16:19

藤代五躰王子の神宮寺、観音堂。良く残った。

11/8 16:20

11/8 16:21

有間皇子を祀る社、籐白神社境内の西の端、処刑場所を臨んでいるのだろう。

11/8 16:35

この先はいよいよ藤白坂、拝ノ峠へ。今日は終わり

11/8 16:48

海南駅で布施屋駅でタッチしなかった分を清算、改札機でリモート処理できるのに感心、その間に連れはお酒と古道マップ各種をゲット・・・世の中うまくできてる

11/8 18:01

海南駅前の食堂で夕食、紀三井寺で宿泊

11/9 5:51

3日目、大体6時ごろホテルを出ます。

11/9 6:23

海南市駅前に見慣れたサイン

11/9 6:25

六道の辻、町はずれらしい名称

11/9 6:38

海南市の先、しかも海抜1m

11/9 6:43

藤白神社の正門（北門）？、鈴木屋敷の隣、鈴木総本家は藤白神社の宮司の家系、義経の子分で熊野神社（本宮）系

11/9 6:46

五軀王子さまに今朝のご挨拶

11/9 6:47

古道に出ます。

11/9 6:48

ここは14m、ここでも14m

11/9 6:51

有間皇子の墓とか

11/9 6:52

峠まで丁石が続く。ここが1番

11/9 6:59

ちょっと振り返ると海南の街

11/9 7:04

化学工場か

11/9 7:05

土道、石道

11/9 7:14

道が平らになったら

11/9 7:14

風景が広がる。奥は淡路か

11/9 7:30

筆捨松と

11/9 7:30

硯石

11/9 7:43

坂が終わって峠越え、道が広がって宝篋印塔がでた。

11/9 7:43

地蔵峰寺、峠のお寺。集落があり地域のシンボル

11/9 7:46

和歌の浦の絶景

11/9 7:51

これね。

11/9 7:54

藤代塔下（とうげ）王子跡、お寺の境内に

11/9 8:13

お寺の下に集落と放生池（跡だと思う）

11/9 8:13

林道から土道へ

11/9 8:17

11/9 8:21

矢印と石塔で古道が実施的、分かりやすい。

11/9 8:34

振り返れば見事なミカン畑

11/9 8:38

家にはモノレール

11/9 8:42

阿弥陀寺さんの境内に

11/9 8:43

橘本王子跡

11/9 8:48

橋本土橋を渡って

11/9 8:55

橘本神社へ

11/9 8:55

こっちは所坂王子跡

11/9 8:57

お社があって、

11/9 9:01

垂仁天皇時代にミカンの原種を持ち帰った

11/9 9:02

朝廷の橘のもとだって

11/9 9:21

一壺王子跡、山路王子神社に

11/9 9:21

立派な鳥居と

11/9 9:21

奥に本殿

11/9 9:23

本殿下の土俵。

11/9 9:24

王子では芸能も行われたので、この神社（王子跡）は王子古来の原型をとどめているらしい。

11/9 9:29

宿があったらしく立派なお宅が続く。

11/9 9:33

ミカン畑とモノレール、給水システム？

11/9 9:41

手入れしているのが分かるミカン畑

11/9 9:42

石垣で立派なお宅

11/9 9:49

ちょっと上から拝見

11/9 9:56

拝ノ峠付近、息が上がります。

11/9 10:20

峠を下ってゆくと

11/9 10:22

湯浅の海か、先には四国？

11/9 10:23

万葉集にも歌われているらしい。

11/9 10:30

野生種には見えない花

11/9 10:32

峠にあるお地蔵さま

11/9 10:35

蕪坂塔下王子跡

11/9 10:36

集落の手前、峠の登り口あるのは塞ノ神や庚申塔みたいなものだったのか？

11/9 10:37

峠下から湯浅の海がみえました。変化が多くて見るたび新鮮に見えます。

11/9 10:58

太刀ノ宮

11/9 11:03

珍しくキウイ棚の奥に集落、その先に海

11/9 11:09

弘法大師伝説、線画のお地蔵さま

11/9 11:16

見事なミカン畑と平地に広がる集落とその先の最後の峠

11/9 11:27

山口王子跡、

11/9 11:39

コンター沿い、見上げるまでのミカン畑

11/9 12:05

紀伊宮原駅まで降りてきました。お昼に中華そば、甘くてびっくり。甘い、と言ったらミカンが入ってるのかと言われた。

11/9 12:58

宮原の天神社、有田川の渡し

11/9 13:00

渡し場あとの石標

11/9 13:03

有田川、流量少ない？濁ってるし、河川工事でも入ってるのかな

11/9 13:18

有田川左岸側の大寺、得生寺

11/9 13:25

糸賀稲荷神社、裏に熊野古道歴史民俗資料館

11/9 13:35

説明される方はいなかったが、定家さんの足取りが分かりやすく展示されていた。

11/9 13:50

糸賀王子跡

11/9 13:50

祠

11/9 13:57

登り始めると見事なミカン畑、本当に有田川両岸のミカン畑は見事。手間も大変

11/9 14:14

糸賀峠、今日はこれで終わりと思ったけど

11/9 14:28

湯浅の街が見えてきました。

11/9 14:35

たわわに実ったミカン。陽の光を十二分に浴びて

11/9 14:41

坂川王子跡

11/9 14:42

というか、なかなか立派な祠

11/9 14:52

弘法井戸、この先の方津戸峠はほぼ平坦

11/9 15:15

湯浅の北英橋、一日いい天気でした。

11/9 15:20

11/9 15:22

街中に施設があった。重伝建地区があったが自分は行かず

11/9 15:53

港へ

11/9 16:02

奥が江戸期の防波堤とか。この港は水深があって入り江になって開運向きだったらしい。

11/9 16:26

紀伊国屋文左衛門の碑があった。湯浅が出身で有田のミカンを運んで大儲けした・・・。いい港だし。今日はここまでで近くのホテル泊まり。夕食はシラス定食

11/10 6:20

朝6時発のはずが6時まで寝ていました。10分で歯磨き、着替えて20分の証拠写真。今日は時間内に大峠（鹿ヶ瀬峠、定家さんが嘆いた）

11/10 6:20

直ぐ近くの久米崎王子跡。

11/10 6:21

11/10 6:33

ミカン栽培技術、手間がかかってる。

11/10 6:50

高速の高架、あの下あたりに王子跡、旧道はここまで

11/10 7:25

コンビニで絵地図をもらった。地元がいい仕事をしていると思う。

11/10 7:29

高架をくぐって

11/10 7:31

草に埋もれた津兼（井関）王子跡、道路公団敷地内

11/10 7:32

奥に石碑

11/10 7:34

高架下をノッコして、いかにも後付けの歩道で国道に戻る。

11/10 7:43

街道宿の並びのよう

11/10 7:48

古道案内図の張ってある旧道に入り

11/10 7:50

サインもちゃんと、見るからに地元の方のお骨折り

11/10 7:56

宿境、川際のお稲荷さん

11/10 7:59

湯浅に注ぐ広川を渡る。直上流で峠からの川と合流

11/10 8:01

河畔の河瀬王子跡

11/10 8:12

ちょっと先に汗かき地蔵の延命山地蔵寺

11/10 8:14

街道沿いに旅籠跡が続く

11/10 8:26

家並が終わると馬留王子、江戸期かららしい

11/10 8:26

向かいに石碑

11/10 8:27

立場あと。江戸期、峠の前後には荷下ろし場があった。中世には馬留や立場の記録はない。

11/10 8:35

害獣除けフェンス、イノシシのほじった後はよく見かけました。

11/10 8:45

山裾を越えていきます。よく見てください、ミカン畑ではありません。

11/10 9:15

石畳道も続いて

11/10 9:16

大峠に

11/10 9:17

峠のお地蔵様

11/10 9:18

法華壇の入り口

11/10 9:20

平らに出ます。

11/10 9:34

案内板

11/10 9:34

鹿ヶ瀬峠の説明

11/10 9:37

小峠まで、一気に土道。市町村界があったかな。

11/10 9:45

峠道には馬頭観音

11/10 9:46

小峠のお地蔵様兼道標

11/10 9:57

石畳の説明。河原の丸石の石畳だった。

11/10 9:59

歩道、休憩所も整備

11/10 10:07

板碑の説明

11/10 10:07

室町期だそう。和歌山県内では古い方と

11/10 10:09

イノシシか熊の罠。食べられて逃げられちゃったかな。

11/10 10:25

金魚茶屋あとを過ぎて

11/10 10:26

沓掛王子跡

11/10 10:27

説明版と道標

11/10 10:35

法華経塚やお不動様の道標

11/10 10:41

ここも爪かき地蔵、線刻だが

11/10 10:41

確かにお地蔵様、案外新しいかも

11/10 10:53

黒竹細工の産地、畑？もあった。

11/10 11:00

西の馬留王子跡

11/10 11:02

ヤマカカシ横断中。ちゃんと鎌首を上げて左右確認してた。

11/10 11:08

塀の中の一里塚跡。初めて見た。

11/10 11:23

内ノ畑王子跡、この手前にこんな感じの今熊野神社（小祠）があった。

11/10 11:23

11/10 11:50

11/10 11:52

高家王子跡、王子としてはないが神社としては生きている。

11/10 11:52

石碑

11/10 11:53

説明版

11/10 12:11

木立は立派

11/10 12:17

元祖クエの街、インパクトが強すぎて市町村名が消えちゃう。日高町さん

11/10 12:27

今回ここまで、紀伊内原駅。いい天気が続きました。ミカン畑が壮大だったけど、この谷はもう違う。次は梅畑か？

11/10 12:30

スイカタッチ、ではなく紙の切符。どうするんだ？（解決済み）

11/10 12:44

特急の窓から、撮らなかった風力発電。海に向かう尾根筋に結構あった。天気が良すぎであまり廻ってなかったような。

撮影機器：

DSC-HX5V SONY

感想

yuna

初日は和泉から紀伊に入りました。峠付近の高速道路を見上げ、広がる紀伊川の段丘と河川敷を歩き、中央構造線を越えました。二日目は紀伊一ノ宮をお参りし、ため池の多い水田地域で役行者や武内伝説など古代の、藤代王子付近では平安末期から中世の伝承がある地域を歩きました。熊野詣と上皇義経熊野水軍、鈴木家の発祥など興味深い一日でした。三日目は第一のハイライト藤白坂、拝ノ峠を越え、有田川を越えてさらに糸我峠、方津戸峠を越えました。藤白峠などから見えだす海、有田の谷を埋め尽くすずっしり実ったミカンの木、紀伊国屋文左衛門や湯浅の湊も印象的でした。最終日は紀伊路の難所鹿ヶ瀬峠、遺構も多くあるミカン山でした。変化にとんだ4日かんで、紀伊の国和歌山県の大きさの一端を身に染みています。次回は更に奥へ行くことになります。