紅葉と展望の鬼面山・風越山(信州百)へ
- GPS
- 05:34
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,235m
- 下り
- 2,223m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:51
天候 | 快晴! 風弱く暖かい日でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
豊丘村側、最奥の第二駐車場(5台程度)に駐車しました。 手前2kmあたりから未舗装路。ぬかるみや抉れた箇所があるため四駆推奨です。 ○風越山(かざこしやま) 登山者専用駐車場(5台程度)に駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※11/9時点の状況です。 今後の積雪や凍結等天候によっては状況は大きく変わる可能性があります。 ○鬼面山(虻川コース) ・全体にピンクテープは多数設置されていますが、一部不明瞭な箇所があります。 ・駐車場から暫くは、元は林道だった区間ですが、所々崩壊しており荒れています。 ・前半に3回渡渉ポイントあり。大トチノキを過ぎた先の渡渉ポイントは見落としやすいので注意。そのまま急登の尾根を直登する踏み跡が残っています。 ・渡渉後、沢から離れ尾根に取り付いてからは急登が連続します。一部ロープ箇所、細い尾根や岩場を巻く箇所もあり全体に注意を要します。 ・落ち葉が多い時期は滑落等注意です。 ○風越山 問題なし。よく整備された歩きやすい登山道です。 白山神社奥社を過ぎ、山頂への登り返しに入ってすぐに1か所のみクサリ場あります。 |
その他周辺情報 | 風越山麓の砂払温泉(日帰り入浴600円)で入浴しました。 |
写真
感想
11/9土曜日は南信州遠征。
未踏の信州百名山、豊丘村の鬼面山(きめんざん)と飯田市の風越山(かざこしやま)を歩いてきました。
朝はのんびり4時半起床、5時出発で松川インターから長い下道を走り、7時半過ぎに虻川ルート登山口の第二駐車場に着きます。
途中にある野田平(のたのひら)キャンプ場は、山奥にもかかわらず非常に綺麗なトイレでした。
歩き始めてすぐに林道の崩壊箇所があり、その後も悪路。とても第一駐車場までは車は乗り入れできません。
暫くは虻川の沢沿いに進み、途中3か所渡渉ポイントがあります。
渡渉を終えると尾根に取り付き。沢沿いの高巻きから急登に変わります。
途中、標高100mおきに山頂までの距離と併せて看板が設置してあり、ひたすら急登の中で励みになります。
西側斜面なので上部までは日かげ歩き。
涼しい条件の中、標高を稼ぐことができます。
上部の所々尾根上に鎮座する岩を巻きながら登っていくと鬼面山山頂。
傾斜は急ですが距離は短く、想定より順調でした。
山頂は木々が伐採してあり、西側方面がよく開けていました。
過去の記録を見ると展望台があったようですが、現在は跡形も無く撤去されています。
とは言え、先日歩いた中央アルプスの空木岳〜千畳敷への主稜線もはっきり見え、暫く景色を楽しみながらのんびり休憩しました。
下りも全体に気が抜けず、急傾斜の尾根から沢に出るまで慎重に降りました。
鬼面山では、週末の紅葉シーズンでありながら往復通して誰にも会わず。
信州百名山、伊那山地最高峰の山ではありますが、予想外に静かな山歩きでした。
下山後は急ぎ林道を下り、飯田の風越山へ。
駐車場は1台空いており、準備して出発。
日は高く、日なたはぽかぽか陽気で暑いくらい。
登山道は歩きやすい尾根上をジグザグに登ります。
登山道はアカマツの大木が多く、所々キノコを弄った痕跡も。
出る山なのかな〜と思い、登りながらに探してみますが、さすがに登山道上には無さそうでした。
途中の分岐から虚空蔵山へ登ると、天然記念物のベニマンサクの真っ赤な紅葉と南アルプスの展望が見事でした。
さらに上の新展望台(現在整備途中)は、麓の飯田市街と正面に南アルプスを一望できる好立地。
山頂の展望こそありませんが、その分途中の展望台からの景色は一見の価値ありです。
展望良く、アクセス良く、整備され歩きやすく、地元愛を感じる良い山だと思いました。
山頂では展望の代わりに紅葉を楽しみ、復路は走って下山しました。
登山口から最寄りの砂払温泉で入浴。
時間的、体力的に余裕があったので、帰りは下道で帰宅しました。
今回で信州百名山も残すところ5座(レコ登録は89座)となりました。
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