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Yamareco

記録ID: 7463701
全員に公開
ハイキング
甲信越

紅葉と展望の鬼面山・風越山(信州百)へ

2024年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:34
距離
17.2km
登り
2,235m
下り
2,223m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:56
合計
6:51
距離 17.2km 登り 2,235m 下り 2,223m
7:44
8
7:52
7:53
20
8:13
8:20
52
9:12
9:29
39
10:08
14
10:29
76
11:56
11:57
22
12:19
12:27
7
12:34
12:40
3
12:43
18
13:01
13:03
7
13:10
13:11
1
13:12
13:24
7
13:31
16
13:47
13:48
6
13:54
5
13:59
11
14:10
6
14:16
3
14:19
10
14:29
6
14:35
ゴール地点
風越山の下りは大体走っています。
天候 快晴!
風弱く暖かい日でした
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○鬼面山(きめんざん)
豊丘村側、最奥の第二駐車場(5台程度)に駐車しました。
手前2kmあたりから未舗装路。ぬかるみや抉れた箇所があるため四駆推奨です。

○風越山(かざこしやま)
登山者専用駐車場(5台程度)に駐車しました。
 
コース状況/
危険箇所等
※11/9時点の状況です。
今後の積雪や凍結等天候によっては状況は大きく変わる可能性があります。

○鬼面山(虻川コース)
・全体にピンクテープは多数設置されていますが、一部不明瞭な箇所があります。
・駐車場から暫くは、元は林道だった区間ですが、所々崩壊しており荒れています。
・前半に3回渡渉ポイントあり。大トチノキを過ぎた先の渡渉ポイントは見落としやすいので注意。そのまま急登の尾根を直登する踏み跡が残っています。
・渡渉後、沢から離れ尾根に取り付いてからは急登が連続します。一部ロープ箇所、細い尾根や岩場を巻く箇所もあり全体に注意を要します。
・落ち葉が多い時期は滑落等注意です。

○風越山
問題なし。よく整備された歩きやすい登山道です。
白山神社奥社を過ぎ、山頂への登り返しに入ってすぐに1か所のみクサリ場あります。
 
その他周辺情報 風越山麓の砂払温泉(日帰り入浴600円)で入浴しました。
【1座目:鬼面山(きめんざん)】
まずは豊丘村の鬼面山へ。
第二駐車場に車を停め出発します。
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【1座目:鬼面山(きめんざん)】
まずは豊丘村の鬼面山へ。
第二駐車場に車を停め出発します。
林道はすぐにこの有様。
奥の第一駐車場へはとても車の乗り入れはできません。
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林道はすぐにこの有様。
奥の第一駐車場へはとても車の乗り入れはできません。
登山口を過ぎ、沢沿いに進みます。
途中3回の渡渉ポイント(写真は2回目)があります。
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登山口を過ぎ、沢沿いに進みます。
途中3回の渡渉ポイント(写真は2回目)があります。
沢は水量豊富。
ナメ滝すぐそばを渡渉します。
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沢は水量豊富。
ナメ滝すぐそばを渡渉します。
大トチノキ。
看板の文字は読めませんでした。
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大トチノキ。
看板の文字は読めませんでした。
3度目の渡渉を終えると沢から外れ、尾根の急登となります。
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3度目の渡渉を終えると沢から外れ、尾根の急登となります。
暫くは日かげでしたが、高度を上げると強い日差しが当たります。
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暫くは日かげでしたが、高度を上げると強い日差しが当たります。
標高1,700mを過ぎ、残り1kmを切ってきます。
相変わらず急登なので、距離以上のしんどさはあります。
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標高1,700mを過ぎ、残り1kmを切ってきます。
相変わらず急登なので、距離以上のしんどさはあります。
最後の登り。山頂が見えてきます。
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最後の登り。山頂が見えてきます。
登り切って鬼面山山頂。
山頂は木々が管理され、中央ア方面が開けています。
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登り切って鬼面山山頂。
山頂は木々が管理され、中央ア方面が開けています。
ここは一等三角点のお山でした。
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ここは一等三角点のお山でした。
南駒ケ岳、空木岳と木曽駒ケ岳へ続く主稜線。
未だ雪の気配は無く。
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南駒ケ岳、空木岳と木曽駒ケ岳へ続く主稜線。
未だ雪の気配は無く。
遥か遠くには積雪した北アルプスも見えていました。
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遥か遠くには積雪した北アルプスも見えていました。
暫く休憩し、下山へ。
切株の上に置いてあった「ぶじカエル」の石。
急傾斜なので慎重に降ります。
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暫く休憩し、下山へ。
切株の上に置いてあった「ぶじカエル」の石。
急傾斜なので慎重に降ります。
往路は日かげだった場所も復路は日が差し、木々の紅葉を眩しく照らします。
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往路は日かげだった場所も復路は日が差し、木々の紅葉を眩しく照らします。
紅葉の垂直分布は中腹〜麓まで降りてきています。
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紅葉の垂直分布は中腹〜麓まで降りてきています。
数は少ないですが、広葉樹の紅葉に混じったカラマツの黄葉も綺麗でした。
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数は少ないですが、広葉樹の紅葉に混じったカラマツの黄葉も綺麗でした。
再び紅葉眩しい沢へ降りてきました。
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再び紅葉眩しい沢へ降りてきました。
青空にブナの紅葉を見上げる。
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青空にブナの紅葉を見上げる。
無事に第二駐車場へ戻ってきました。
急ぎ林道降りて、次なる山へ。
無事に第二駐車場へ戻ってきました。
急ぎ林道降りて、次なる山へ。
飯田市街を突っ切り線路を渡ります。
ちょうど飯田線が通る時間に当たりました。
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飯田市街を突っ切り線路を渡ります。
ちょうど飯田線が通る時間に当たりました。
【2座目:風越山(かざこしやま)】
急斜面を車で登っていくと、登山者専用駐車場が設置されています。
時刻はお昼前。風は弱く、日なたは暑いくらいです。
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【2座目:風越山(かざこしやま)】
急斜面を車で登っていくと、登山者専用駐車場が設置されています。
時刻はお昼前。風は弱く、日なたは暑いくらいです。
石灯籠を過ぎ、斜面をジグザグに登っていきます。
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石灯籠を過ぎ、斜面をジグザグに登っていきます。
途中、所々でキノコを弄った痕跡有り。
茸山ではないと思っていましたが、出るのかな〜と気になるので所々探しながら。
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途中、所々でキノコを弄った痕跡有り。
茸山ではないと思っていましたが、出るのかな〜と気になるので所々探しながら。
ハナイグチ。
登っていくと時折一際鮮やかな紅葉。
自生地が天然記念物にもなっているベニマンサクです。
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登っていくと時折一際鮮やかな紅葉。
自生地が天然記念物にもなっているベニマンサクです。
ベニマンサク紅葉と南アルプス深南部方面の展望。
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ベニマンサク紅葉と南アルプス深南部方面の展望。
すぐ上は虚空蔵山山頂でした。
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すぐ上は虚空蔵山山頂でした。
奥へ進み暫く歩き、展望台から南アルプスの展望。
さらに奥には新展望台があるとのことなので行ってみます。
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奥へ進み暫く歩き、展望台から南アルプスの展望。
さらに奥には新展望台があるとのことなので行ってみます。
整備途中の新展望台。
周辺は遮るもの無く、南アルプスの端々まで望むことができます。
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整備途中の新展望台。
周辺は遮るもの無く、南アルプスの端々まで望むことができます。
左から鋸岳と仙丈ヶ岳。
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左から鋸岳と仙丈ヶ岳。
白峰三山。
雪無いですね・・・。
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白峰三山。
雪無いですね・・・。
独立峰で遠目でも分かりやすい塩見岳。
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独立峰で遠目でも分かりやすい塩見岳。
荒川岳〜赤石岳
荒川岳、赤石岳、聖岳。
手前は伊那山地。一番高いところが先ほどまでいた鬼面山、のはず。
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荒川岳、赤石岳、聖岳。
手前は伊那山地。一番高いところが先ほどまでいた鬼面山、のはず。
南は光岳や双耳峰の池口岳。
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南は光岳や双耳峰の池口岳。
登り途中でしたが、思いがけず展望を満喫できました。
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登り途中でしたが、思いがけず展望を満喫できました。
再び登り、白山神社奥社。
裏手に回り少し下り、その後は山頂への登り返しです。
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再び登り、白山神社奥社。
裏手に回り少し下り、その後は山頂への登り返しです。
登り返しは唯一のクサリ場も。
登り返しは唯一のクサリ場も。
最後は緩やかな稜線に出て、少し水平移動すると程無くして風越山山頂です。
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最後は緩やかな稜線に出て、少し水平移動すると程無くして風越山山頂です。
山頂は展望はありませんが、見上げればブナやミズナラの紅葉。
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山頂は展望はありませんが、見上げればブナやミズナラの紅葉。
ちょっと体張って撮ってみました。
どうやって撮ったかはご想像にお任せします、笑
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ちょっと体張って撮ってみました。
どうやって撮ったかはご想像にお任せします、笑
下りも色づいた木々の紅葉を楽しみながら。
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下りも色づいた木々の紅葉を楽しみながら。
復路は虚空蔵山へは寄らず、巻き道へ。
途中、延命水があります。
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復路は虚空蔵山へは寄らず、巻き道へ。
途中、延命水があります。
見上げる風越山。
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見上げる風越山。
石灯篭まで一気に降りてきました。
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石灯篭まで一気に降りてきました。
登山口へ戻ってきました。
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登山口へ戻ってきました。
下山後は最寄りの砂払温泉で入浴。
外装工事中でしたが、中は営業中でした。
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下山後は最寄りの砂払温泉で入浴。
外装工事中でしたが、中は営業中でした。

感想

11/9土曜日は南信州遠征。
未踏の信州百名山、豊丘村の鬼面山(きめんざん)と飯田市の風越山(かざこしやま)を歩いてきました。

朝はのんびり4時半起床、5時出発で松川インターから長い下道を走り、7時半過ぎに虻川ルート登山口の第二駐車場に着きます。
途中にある野田平(のたのひら)キャンプ場は、山奥にもかかわらず非常に綺麗なトイレでした。
歩き始めてすぐに林道の崩壊箇所があり、その後も悪路。とても第一駐車場までは車は乗り入れできません。
暫くは虻川の沢沿いに進み、途中3か所渡渉ポイントがあります。
渡渉を終えると尾根に取り付き。沢沿いの高巻きから急登に変わります。
途中、標高100mおきに山頂までの距離と併せて看板が設置してあり、ひたすら急登の中で励みになります。
西側斜面なので上部までは日かげ歩き。
涼しい条件の中、標高を稼ぐことができます。
上部の所々尾根上に鎮座する岩を巻きながら登っていくと鬼面山山頂。
傾斜は急ですが距離は短く、想定より順調でした。
山頂は木々が伐採してあり、西側方面がよく開けていました。
過去の記録を見ると展望台があったようですが、現在は跡形も無く撤去されています。
とは言え、先日歩いた中央アルプスの空木岳〜千畳敷への主稜線もはっきり見え、暫く景色を楽しみながらのんびり休憩しました。
下りも全体に気が抜けず、急傾斜の尾根から沢に出るまで慎重に降りました。
鬼面山では、週末の紅葉シーズンでありながら往復通して誰にも会わず。
信州百名山、伊那山地最高峰の山ではありますが、予想外に静かな山歩きでした。

下山後は急ぎ林道を下り、飯田の風越山へ。
駐車場は1台空いており、準備して出発。
日は高く、日なたはぽかぽか陽気で暑いくらい。
登山道は歩きやすい尾根上をジグザグに登ります。
登山道はアカマツの大木が多く、所々キノコを弄った痕跡も。
出る山なのかな〜と思い、登りながらに探してみますが、さすがに登山道上には無さそうでした。
途中の分岐から虚空蔵山へ登ると、天然記念物のベニマンサクの真っ赤な紅葉と南アルプスの展望が見事でした。
さらに上の新展望台(現在整備途中)は、麓の飯田市街と正面に南アルプスを一望できる好立地。
山頂の展望こそありませんが、その分途中の展望台からの景色は一見の価値ありです。
展望良く、アクセス良く、整備され歩きやすく、地元愛を感じる良い山だと思いました。
山頂では展望の代わりに紅葉を楽しみ、復路は走って下山しました。

登山口から最寄りの砂払温泉で入浴。
時間的、体力的に余裕があったので、帰りは下道で帰宅しました。

今回で信州百名山も残すところ5座(レコ登録は89座)となりました。
 

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