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Yamareco

記録ID: 746470
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 北沢峠前泊日帰り

2015年10月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 harita53 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
8.7km
登り
1,159m
下り
1,164m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:37
合計
6:22
6:46
6:48
30
7:18
7:20
65
8:25
8:34
18
8:52
8:54
43
9:37
9:52
36
10:28
10:30
25
10:55
10:56
16
11:12
11:16
80
12:36
12:36
0
12:36
12:36
4
12:46
ゴール地点
日の出が午前5:50頃でした。
天候 快晴、ほぼ無風 高気圧に覆われた最高の天気でした。
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
山梨交通バス 甲府駅12:00 広河原14:00
南アルプス市営バス 広河原15:00 北沢峠15:25

(帰り)
南アルプス市営バス 北沢峠13:30 広河原13:55
山梨交通バス 広河原14:00 甲府駅16:00

南アルプス市:マイカー規制、登山バス・乗合タクシー時刻表(2015年=平成27年)
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

 南アルプス市営バス時刻表 広河原−北沢峠(2015年=平成27年)
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/bus_timetable_h27.pdf
コース状況/
危険箇所等
とくに危険なところはありません。
ただし、駒津峰から先は岩場とザレ場で、とくに甲斐駒ヶ岳山頂付近の「直登コース」は(ホールドはあるものの)岩を登りながら進むコースです。

携帯電話は、北沢峠やテント場では電波が入りませんでした。仙水峠から山頂までの尾根など、上の方では電波をつかめるようでした(docomoです)。

登山計画書は広河原のインフォメーションセンター2階で出しました。
http://www.minamialps-net.jp/data/article/1094.html
その他周辺情報 今回は温泉は寄りませんでした。
公共交通(バス)利用でも、芦安温泉、甲府駅周辺などの日帰り温泉によれると思います(ただし帰りが遅くなってしまうのですよね)。

甲府駅前にほうとうなどを食べられるお店はたくさんあります。
飲み屋は午後5時からOPENのところが多いようで、午後4時ではあいていないお店も多かったです。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
紅葉の広河原。
紅葉の広河原。広河原から北沢峠のあいだもきれいに紅葉していたのですが、バスの窓越しだったので写真はありません…
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紅葉の広河原。広河原から北沢峠のあいだもきれいに紅葉していたのですが、バスの窓越しだったので写真はありません…
北沢峠。長衛小屋に到着。白い甲斐駒ヶ岳が見えます。
北沢峠。長衛小屋に到着。白い甲斐駒ヶ岳が見えます。
仙水峠からの甲斐駒ヶ岳と摩利支天。
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仙水峠からの甲斐駒ヶ岳と摩利支天。
駒津峰からみた甲斐駒ヶ岳山頂。
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駒津峰からみた甲斐駒ヶ岳山頂。
鳳凰三山のむこうに富士山。甲斐駒ヶ岳山頂から。
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鳳凰三山のむこうに富士山。甲斐駒ヶ岳山頂から。
山頂の祠。
山頂からみた北岳、間ノ岳など南アルプスの山々。
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山頂からみた北岳、間ノ岳など南アルプスの山々。
山頂から見た仙丈ヶ岳。
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山頂から見た仙丈ヶ岳。
摩利支天から山頂をみあげる。
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摩利支天から山頂をみあげる。
八ヶ岳。摩利支天から。
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八ヶ岳。摩利支天から。
駒津峰から山頂。日が高く昇り、白く見えるようになりました。
駒津峰から山頂。日が高く昇り、白く見えるようになりました。
紅葉は下の方にうつっていました。写真は少し彩度をあげてあります。
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紅葉は下の方にうつっていました。写真は少し彩度をあげてあります。
甲府駅周辺でほうとうを食べて帰宅。
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甲府駅周辺でほうとうを食べて帰宅。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 タオル ヘルメット ストック 保温アルミシート
共同装備
GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計

感想

 息子と一緒に甲斐駒ヶ岳に登ってきました。公共交通利用だと日帰りはなかなか難しいので、北沢峠の長衛小屋テント場を利用した前泊・日帰りにしました。ふつうは仙丈ヶ岳も一緒に登るパターンだと思うのですが、そんなに休みがとれないので、南アルプス北部ではまだ登っていなかった甲斐駒ヶ岳だけにしました。

 まずお天気ですが、すばらしい快晴でした。高気圧に日本列島がおおわれ、風もほとんどない、本当におだやかな秋晴れの日。空気もすんでいて、遠くの山もきれいに見えました。
 残念ながら紅葉を楽しむには少し遅い時期ですので、甲斐駒ヶ岳の紅葉は終わり、そのかわり、登山口となる北沢峠から下、広河原のあたりがきれいに紅葉していました。広河原と北沢峠をつなぐバスの車窓から、美しいオレンジ、黄色、赤といった紅葉を楽しむことができました。
 また、気温は、登っているときは日差しをうけて暑く、Tシャツ1枚になっていましたが、休憩するときはフリースをはおりました。また、夜はとても冷え、朝目覚めると、テントのフライシートにはびっしりと霜が降りて、パリパリに凍っていました。

 山頂直下の直登コースと巻き道の分岐では、ヘルメットをつけて直登コースをえらび、ちょっとした岩登りを楽しみました。それほど難しいわけでもないのですが、9月に登った穂高のザイテングラードよりは、手をつかうところが多かったように思います。いずれにしても、このちょっとした岩登りも楽しかったです。
※甲斐駒ヶ岳は鋸岳とならんで、長野県の「ヘルメット着用推奨山域」の一つとして指定されているそうです。あまり着けている人には出会いませんでしたが。
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/aki14/05.html

 計画では午前6時に出発する予定だったのが、寒くて、そして寝袋の中が気持ちよすぎて、息子が起きてこない!起こしても二度寝、三度寝とくりかえすのです(^^;。前日も午後6時には寝ていましたから、12時間睡眠!!でしょうか。
 結局、6時半の出発となり、私は「帰りのバスは3時半」と思って行動していました。しかし、息子は「1時半のバス」をあきらめていなかったようで、下りで駒津峰まで戻ってくると、時間を確認しながら、駆け下りていったのでした(汗。私もついていったのですが、駒津峰から下では、ほとんどすれちがう登山者がいなかったのが幸いでした。
 息子の行動が若者らしくなってきたなあ、と思いました。幼いときは、もっと「まじめ」だったのに……。ちょっと不安でもあり、しかし、息子のそういう成長が面白くも感じられました(^^; そういう時期をすごして、いろいろ失敗も重ねながら大人になっていくのでしょうね。

 ちなみに、今回もテント場がバス停からわずか徒歩10分という場所で、重い荷物を運んでも楽なので、食べ物はフリーズドライではなく、レトルトカレーにしました。しかし、値段をけちって、スーパーの安いものにしたため、ほとんど具が入っておらず……。これは痛恨のミスでした。快適なテント場だったのですが……。

 今回、標高ほぼ3千メートルとはいえ、北沢峠からの単独の山登りでは少し物足りない気もしました。ここまで息子が7才の時の仙丈ヶ岳を手はじめに、鳳凰三山、北岳(白根三山縦走)、甲斐駒と、南アルプス北部の主な山を、一番かんたんそうなルートで登ってきました。少しは力がついてきたでしょうか。これからは、長いルートや縦走など、もう少し難しいコースなども、事故をおこさないようにしながらも、いろいろと楽しんでいければうれしいな、と思います。

 テント場で、また、山の中やバスの中でお会いしたみなさんをはじめ、多くの方にお世話になりました。どうもありがとうございました。

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