ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7476288
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

【赤城】錦秋の大猿川周回尾根 銚子の伽藍〜長七郎山

2024年11月11日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
10.8km
登り
960m
下り
960m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
0:48
合計
5:42
距離 10.8km 登り 960m 下り 960m
9:19
9:20
114
11:14
11:21
8
11:29
11:33
18
11:51
11:53
45
12:38
5
12:43
13:16
33
13:49
7
13:56
13:57
60
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤城温泉に前泊。登山口まで最短距離の林道が通行止めだったので、少し遠回りさせられました。駐車場は大猿公園にある無料駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
 メインとなる大猿川周回尾根はよく整備されています。登路の つつじが峰通りには2〜3の崩壊ヶ所がありますが、いずれもロープが張られ迂回路が設定されています。
 横引尾根から銚子の伽藍への下降路は急斜面なので要注意。銚子の伽藍から小沼方面には、山と高原地図では沢沿いに破線路が付いていますが、ルートが不明瞭なので手近な尾根に取り付いてショートカットしました。
 小沼との分岐から長七郎山の山頂までは安全な一般的な登山道です。長七郎からの下山には、往路を戻らず山頂東側から茶ノ木畑峠へ直接下る踏み後を利用しました。赤テープがあるので茶ノ木畑山の手前の鞍部までは問題なく下降できます。
 正規ルートでは、鞍部から茶ノ木畑山の山頂を西側に巻いて茶ノ木畑峠に至りますが、踏み跡と赤テープを追っていたら、いつのまにか山頂東側の斜面に迷い混んでしまいました。途中でトラバースしながら軌道修正し、茶ノ木畑峠より下の地点で小峰通りの登山道に合流。その小峰通りには、左右が切れ落ちているところや支尾根への分岐があるようなので注意しましょう。コースの最後、大猿公園への下降点だけは尾根を外れて右に折れるので道標を見落とさないように。
その他周辺情報 渋滞回避を兼ねて、日光で日帰り温泉施設のやしおの湯に立ち寄りました。日光市外の在住者は700円。6時過ぎに施設を出ると、クルマの流れはスムーズになっていました
粕尾峠を越えて足尾へ
2024年11月10日 12:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 12:24
粕尾峠を越えて足尾へ
草木ドライブインの舞茸うどん
2024年11月10日 13:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 13:28
草木ドライブインの舞茸うどん
丸美屋自販機コーナーの唐揚げラーメン
2024年11月10日 14:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 14:02
丸美屋自販機コーナーの唐揚げラーメン
三夜沢赤城神社を参拝
2024年11月10日 15:30撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 15:30
三夜沢赤城神社を参拝
赤城神社 拝殿
2024年11月10日 15:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 15:36
赤城神社 拝殿
赤城温泉 御宿総本家さんに宿泊
2024年11月10日 16:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 16:04
赤城温泉 御宿総本家さんに宿泊
露天風呂
2024年11月10日 16:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 16:38
露天風呂
ご機嫌な夕食
2024年11月10日 17:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/10 17:39
ご機嫌な夕食
大猿公園から登山開始!
2024年11月11日 09:15撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 9:15
大猿公園から登山開始!
つつじヶ峰通りをゆく
2024年11月11日 09:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 9:27
つつじヶ峰通りをゆく
尾根に登ると……
2024年11月11日 09:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 9:29
尾根に登ると……
ドンピシャリな……
2024年11月11日 09:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 9:42
ドンピシャリな……
見事な紅葉に出会え……
2024年11月11日 09:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 9:43
見事な紅葉に出会え……
来て良かったと……
2024年11月11日 10:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 10:14
来て良かったと……
思わされました
2024年11月11日 10:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 10:17
思わされました
2024年11月11日 10:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 10:20
2024年11月11日 10:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 10:27
2024年11月11日 10:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 10:53
これは荒山かな?
2024年11月11日 11:11撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:11
これは荒山かな?
さねすり岩
2024年11月11日 11:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:16
さねすり岩
横引き尾根へ出ました。分岐を左へ
2024年11月11日 11:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:32
横引き尾根へ出ました。分岐を左へ
銚子の伽藍を目指す
2024年11月11日 11:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:35
銚子の伽藍を目指す
この先で道は急斜面の下りへ
2024年11月11日 11:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:42
この先で道は急斜面の下りへ
銚子の伽藍。この画像ではサイズ感が伝わらないですね
2024年11月11日 11:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:50
銚子の伽藍。この画像ではサイズ感が伝わらないですね
沢沿いの破線ルートは不明瞭なため、適当な尾根を登って長七郎山へ
2024年11月11日 11:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 11:53
沢沿いの破線ルートは不明瞭なため、適当な尾根を登って長七郎山へ
賽の河原
2024年11月11日 12:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 12:37
賽の河原
北西に地蔵岳
2024年11月11日 12:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 12:37
北西に地蔵岳
南西に荒山
2024年11月11日 12:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 12:39
南西に荒山
長七郎山山頂。本日の最高地点
2024年11月11日 12:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 12:43
長七郎山山頂。本日の最高地点
北面の展望。手前左は駒ヶ岳、奥には足尾山地
2024年11月11日 12:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 12:43
北面の展望。手前左は駒ヶ岳、奥には足尾山地
東面の展望
2024年11月11日 12:44撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 12:44
東面の展望
南西の展望は桐生方面
2024年11月11日 13:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 13:14
南西の展望は桐生方面
長七郎山の山頂から茶の木畑峠に向かう踏み跡をたどる
2024年11月11日 13:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 13:21
長七郎山の山頂から茶の木畑峠に向かう踏み跡をたどる
茶ノ木畑山の東側斜面に迷い込む
2024年11月11日 13:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 13:28
茶ノ木畑山の東側斜面に迷い込む
迷い混んだ先の斜面にあった石垣。かつては麓の梨木方面への道があったのかもしれません
2024年11月11日 13:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 13:32
迷い混んだ先の斜面にあった石垣。かつては麓の梨木方面への道があったのかもしれません
岳人岩
2024年11月11日 13:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 13:56
岳人岩
小峰通りの方も紅葉が見事でした
2024年11月11日 14:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:03
小峰通りの方も紅葉が見事でした
2024年11月11日 14:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/11 14:04
2024年11月11日 14:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/11 14:04
2024年11月11日 14:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:06
2024年11月11日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:08
2024年11月11日 14:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:14
2024年11月11日 14:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:27
2024年11月11日 14:44撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:44
ここを下れば大猿公園はすぐそこ。お疲れさまでした
2024年11月11日 14:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 14:49
ここを下れば大猿公園はすぐそこ。お疲れさまでした
ふたたび丸美屋自販機コーナーへ。ひもかわうどんをいただく
2024年11月11日 15:44撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/11 15:44
ふたたび丸美屋自販機コーナーへ。ひもかわうどんをいただく
撮影機器:

感想

 1泊2日で紅葉狩りの旅をしよう思い立ち、自分でクルマを転がしていける範囲に良さげな宿はないかしらと予約サイトを眺めていたら、赤城山の中腹にある赤城温泉のプランが自分の希望にピッタリそうだったため、予約を入れて出かけてきました。
 今の時期に赤城山へ紅葉狩りにいくなると、上の方(黒檜山や地蔵岳)は既に落葉しきっているに相違ありません。荒山や鍋割山の紅葉も下火になっている可能性があります。あまり標高が高すぎず、紅葉が楽しめる広葉樹林が多そうな山域はないものかと地図やガイドとにらめっこしていたら、大猿公園からつつじが峰通りを登り、銚子の伽藍に立ち寄り小峰通りを下る周回コース、いわゆる大猿川周回尾根の存在に気がつきました。余裕があれば長七郎山にも足を延ばして展望を楽しんでいけそうです。結果的に山歩きができたのは2日目だけでしたが、見事な紅葉に温泉にグルメと、秋の赤城を満喫することができました。

【1日目】
 初日は足慣らしに、宿の近くにある不動大滝の見物にでもいこうと思っていたのですが、起きてみると天気は生憎の雨。先を急ぐ旅でもないかと、10時過ぎに自宅を出ることにしました。日光を抜けるルートで赤城を目指すと渋滞に巻きこまれる懸念があったので、鹿沼から古峰ヶ原を越えるルートを選択しました。小雨がちらつき、薄もやのかかる県道の峠道を抜けて、足尾経由で国道122号から群馬に入ると、ドライブインや自販機コーナーに立ち寄り舞茸うどんや唐揚ラーメンを楽しんでいきました。
 その後、からっかぜ街道を快走して赤城山腹にある三夜沢赤城神社へ。赤城山上にある大洞赤城神社(ハイカーにはお馴染みですね)や山麓にある二宮赤城神社と並んで、全国にある赤城神社の本宮とされる神社だそうです。つまりみっつのうちどれが本宮かはよく分からないようです。なんだか地元栃木にある宇都宮と日光のふたつの二荒山神社の関係を彷彿とさせます。かつて日光の神と赤城の神が戦場ヶ原で雌雄を決したという伝説がありましたが、どの神社におわす赤城の神様だったんでしょうか。閑話休題。参拝を済ませると宿を取った赤城温泉に向います。今回は細い山道を登っていった先に4〜5軒の旅館やホテルが立ち並ぶ小さな温泉街の一番奥にある、御宿 総本家さんにお世話になりました。建物はかなり年季が入っていましたが、内湯と露天でふたつの濁り湯を楽しむことができ、料理も美味しく大満足の宿でした。

【大猿公園〜つつじが峰通り〜さねすり岩】
 8時過ぎに宿を出て、登山口の公園に着いたのは9時頃。平日のためか駐車場には他のクルマはなく、おおさる山乃家も閉まっているようでした。身支度を整えて9時15分頃に登山を開始。つつじが峰の尾根に登ると、さっそく紅葉のお出迎えです。最初は緩やかな登り坂で歩きやすい道ですが、途中に何度か崩壊ヶ所があります。きちんと迂回路が整備されているので、落ち着いて通過しましょう。上の方には偽ピーク状のところもあり地味にしんどい登りでしたが、さねすり岩を過ぎれば、横引き尾根の分岐まではもう一息です。

【横引き尾根分岐〜銚子の伽藍〜長七郎山分岐】
 細引き尾根の分岐を左に進み、しばらく平坦な道をゆくと急下降の斜面が現われます。スリップに注意しながら下ると沢があり、ここを左(南)に向うとすぐに銚子の伽藍があります。巨大な岩の割れ目に向って、沢の水流が十数メートルは流れ落ちる独特の地形で、近づいてみるとなかなかの迫力です。画像だとサイズ感があまり伝わらないのが残念ですが、底の方を覗き込むと吸い込まれてしまいそうな怖さがありました。
 銚子の伽藍の見物を終えたところで、次は長七郎山に向います。山と高原地図などでは沢に沿って破線ルートが続いていますが、現地では踏み跡も不明瞭なので、適当なところから手近な尾根に取り付いて登りました。歩きにくいところもありますが、距離自体はそんなにありません。登山道に出たら、あとは道なりに北上すれば小沼と長七郎山の分岐に至ります。

【長七郎山〜茶ノ木畑山 東斜面〜岳人岩】
 小沼との分岐から長七郎山への登路は一般的な登山道です。迷い無く山頂に到着。展望を楽しみながら、ここで昼食休憩としました。食後のコーヒーまでしっかりと楽しんだら下山開始です。今回は往路を戻らず、山頂から東側に続く踏み跡をたどって直接 茶ノ木畑峠方面に向うことにしました。踏み跡は明瞭で赤テープも豊富なので茶ノ木畑山手前の鞍部までは問題なく下ることができました。そこから茶ノ木畑山の山頂を巻くように、西側に正規の登山道が付いているのですが、赤テープに引き込まれて、いつの間にか山頂東側の斜面に迷い混んでしまいました。どんどん道が怪しくなっていく割りに赤テープが多く、人工物らしい石垣まで出てきました。ひょっとしたら、かつて麓の梨木方面へと道が続いていたのかもしれません。しかしながら、そのまま下っていっては見当違いのところに出てしまうので、斜面をトラバースしながら軌道修正を試み、茶ノ木畑峠より少し下の地点で正規の登山道に復帰することができました。岳人岩を通過すれば、あとはひたすら下っていくだけです。

【小峰通り〜大猿公園】
 地形図をみると、岳人岩の少し手前とすぐ先に東側への分岐があるようですが、常に西側に斜面があることを意識して歩けば、支尾根に迷い込むようなことはないと思います。鎖場や崩壊地のような難所こそありませんが、ときどき左右が切れ落ちた箇所もあるので注意して歩きましょう。ずっと尾根伝いに下ってきましたが、大猿公園への下降点で尾根を外れるので、道標を見落とさないように。九十九折りの階段道を降りきれば、駐車場はもう目と鼻の先です。

 下山後は足尾から日光方面を通って帰路に着きました。紅葉目当ての行楽客で神橋周辺の混雑が予想されたので、日帰り温泉施設の やしおの湯に立ち寄り、汗を流していきました。ゆったりと休憩を取り、夕方6時過ぎに施設を出ると、渋滞に巻き込まれることもなくスムーズに帰ることができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:95人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら