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Yamareco

記録ID: 7482874
全員に公開
ハイキング
丹沢

大山Cバス停〜大山北尾根〜「みんな」の未踏路開拓〜札掛〜ヨモギ尾根〜三ノ塔〜ヤビツ峠

2024年11月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:59
距離
16.4km
登り
1,937m
下り
1,486m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
1:39
合計
8:02
距離 16.4km 登り 1,937m 下り 1,486m
6:42
5
7:59
15
8:14
8:41
34
9:15
9:23
10
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19
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9:54
3
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33
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4
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10:39
4
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10:51
57
11:48
12:13
35
12:48
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4
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13:00
14
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8
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3
13:26
13:32
34
14:06
5
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2
14:13
14:22
17
14:39
天候 快晴〜曇/晴〜曇
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
海老名発の「デジタル丹沢・大山フリーパス Bキップ(940円)」を利用。
SUICAで乗車(海老名〜伊勢原〜大山ケーブルバス停、ヤビツ峠〜秦野〜伊勢原)した場合の600+863=1,463円に比べて523円もお得。
コース状況/
危険箇所等
・大山北尾根から札掛に出るには、滝沢ノ頭から大山登山口(地獄沢橋)に下った後、県道70号を川沿いに約1km下るルートが設定されているが、試しに「みんなの足跡(オレンジ色の点)」が未踏の「秦野市と清川村の境界」に沿ってショートカットするルートを辿ってみた。かなりの急傾斜(標高グラフによると、大山の男坂以上かも)だが、人が通った痕跡があり通行自体は可能。ただし枝尾根の分岐が多いため、地図とGPSで現在位置を頻繁に確認して降りる尾根筋を間違えない細心の注意が必要。
・札掛吊橋付近の渡渉箇所とヨモギ尾根の取り付き部分がよくわからないが、適当に渡れそうなところを見繕って、適当に斜面をガサガサ登れば尾根道に出る。
・二ノ塔から菩提峠への「日本武尊足跡」コースは、湿った土が登山者の踏み跡でえぐれて傷んでいる箇所が多く痛々しい(かつ歩きにくい)。
初バスを降りて参道を歩き始めたのが日の出から24分後。
2024年11月13日 06:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 6:38
初バスを降りて参道を歩き始めたのが日の出から24分後。
金色に光る相模湾
2024年11月13日 07:36撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 7:36
金色に光る相模湾
快晴の稜線の先に大山山頂(があるはず)
2024年11月13日 08:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 8:10
快晴の稜線の先に大山山頂(があるはず)
朝ドラが終わる頃、山頂に到着
2024年11月13日 08:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 8:15
朝ドラが終わる頃、山頂に到着
東京スカイツリー〜東京タワー
2024年11月13日 08:22撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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11/13 8:22
東京スカイツリー〜東京タワー
三浦半島先端の城ヶ島と城ヶ島大橋
2024年11月13日 08:23撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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11/13 8:23
三浦半島先端の城ヶ島と城ヶ島大橋
山頂のトイレ横の展望所からは富士山より左(南)側があまり見えないが、別の場所からは箱根山あたりまでよく見えた。富士山は47km先の標高3,776m。その右側には2倍以上離れた98km先の標高3,120m南アルプス赤石岳の姿も。
2024年11月13日 08:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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11/13 8:45
山頂のトイレ横の展望所からは富士山より左(南)側があまり見えないが、別の場所からは箱根山あたりまでよく見えた。富士山は47km先の標高3,776m。その右側には2倍以上離れた98km先の標高3,120m南アルプス赤石岳の姿も。
丹沢の手前の山々のほぼ全てがパノラマビューで迫る。
2024年11月13日 08:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 8:45
丹沢の手前の山々のほぼ全てがパノラマビューで迫る。
獣よけの柵を脚立で越えて、いよいよ大山北尾根に入る。
2024年11月13日 08:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 8:46
獣よけの柵を脚立で越えて、いよいよ大山北尾根に入る。
後方を振り返る。メインルートとは違って、人の姿を全く見かけなくなり、踏み跡のような道となる。広葉樹が葉を落とすのももうすぐか。
2024年11月13日 08:55撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 8:55
後方を振り返る。メインルートとは違って、人の姿を全く見かけなくなり、踏み跡のような道となる。広葉樹が葉を落とすのももうすぐか。
破線は、これから登り直すヨモギ尾根。
2024年11月13日 09:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:04
破線は、これから登り直すヨモギ尾根。
「山粧(よそお)う」
2024年11月13日 09:05撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:05
「山粧(よそお)う」
右手(東)側は、昨年の今頃たどった、大山三峰縦走コース。
2024年11月13日 09:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:07
右手(東)側は、昨年の今頃たどった、大山三峰縦走コース。
西沢ノ頭1,094m
2024年11月13日 09:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:15
西沢ノ頭1,094m
頭上を見上げると、陽射しを透かした影絵のような紅葉と黄葉
2024年11月13日 09:24撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:24
頭上を見上げると、陽射しを透かした影絵のような紅葉と黄葉
昼寝するのに最適な南斜面
2024年11月13日 09:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:28
昼寝するのに最適な南斜面
足元の安全確保は大切だけと、たまには足を止めて視線をはるか上に向けると、高い高い樹の上はこんな感じ
2024年11月13日 09:32撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:32
足元の安全確保は大切だけと、たまには足を止めて視線をはるか上に向けると、高い高い樹の上はこんな感じ
そろそろ本格的な下りに入ってくる
2024年11月13日 09:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:35
そろそろ本格的な下りに入ってくる
送電線の鉄塔No.16、作業員はハシゴで登るものと思ってたけど、こんなゴンドラとレールが設置されていた。
2024年11月13日 09:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 9:54
送電線の鉄塔No.16、作業員はハシゴで登るものと思ってたけど、こんなゴンドラとレールが設置されていた。
境沢ノ頭913mを過ぎると、一旦少しだけ平坦部があり…
2024年11月13日 10:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 10:00
境沢ノ頭913mを過ぎると、一旦少しだけ平坦部があり…
…いよいよここから、本日の冒険、ヤマレコ利用者の誰もまだ踏み入れたことのない、秦野市と清川村の境界線の未開拓ルートに挑戦(スクショは、ヤマレコ導入前から使い慣れてた「スーパー地形」)。
2024年11月13日 10:02撮影
11/13 10:02
…いよいよここから、本日の冒険、ヤマレコ利用者の誰もまだ踏み入れたことのない、秦野市と清川村の境界線の未開拓ルートに挑戦(スクショは、ヤマレコ導入前から使い慣れてた「スーパー地形」)。
たちまちヤマレコアプリがコース外れ警告音声を発し始めたが、無視して突き進む。かなりの急傾斜ではあるが人が通った痕跡はあり、滑落しそうな箇所も藪漕ぎもなく、通過自体は問題ない。枝尾根の分岐が多いため、降りる尾根筋を間違えないよう地図とGPSで頻繁に現在位置を確認する必要はある。
2024年11月13日 10:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 10:19
たちまちヤマレコアプリがコース外れ警告音声を発し始めたが、無視して突き進む。かなりの急傾斜ではあるが人が通った痕跡はあり、滑落しそうな箇所も藪漕ぎもなく、通過自体は問題ない。枝尾根の分岐が多いため、降りる尾根筋を間違えないよう地図とGPSで頻繁に現在位置を確認する必要はある。
市村の境界と思しき標石が時々出現するのが心強い。さて、今日の未踏ルートの通過記録がヤマレコ「みんなの足跡」のオレンジ色の点線に反映されるのは何日後になるかな?
2024年11月13日 10:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 10:27
市村の境界と思しき標石が時々出現するのが心強い。さて、今日の未踏ルートの通過記録がヤマレコ「みんなの足跡」のオレンジ色の点線に反映されるのは何日後になるかな?
30分弱のミニ冒険の末、思惑取り県道の「境橋」まで無事に降りて来ると、ヤマレコアプリもコース復帰と音声案内してくれた。
2024年11月13日 10:31撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 10:31
30分弱のミニ冒険の末、思惑取り県道の「境橋」まで無事に降りて来ると、ヤマレコアプリもコース復帰と音声案内してくれた。
札掛吊橋付近の渡渉箇所が不明でタライゴヤ沢方面の少し上流、この倒木付近で足を濡らさずに渡れた。ここでコース中盤では標高が最も低い460m付近。
2024年11月13日 10:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 10:37
札掛吊橋付近の渡渉箇所が不明でタライゴヤ沢方面の少し上流、この倒木付近で足を濡らさずに渡れた。ここでコース中盤では標高が最も低い460m付近。
ヨモギ尾根の取り付き箇所も不明で、結局、境橋付近まで戻ってきてしまったが、適当にしがみつけそうな斜面をよじ登れば尾根に出る、で良かったみたい。
2024年11月13日 10:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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11/13 10:43
ヨモギ尾根の取り付き箇所も不明で、結局、境橋付近まで戻ってきてしまったが、適当にしがみつけそうな斜面をよじ登れば尾根に出る、で良かったみたい。
最初は植林された杉林の中を行くが…
2024年11月13日 10:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 10:58
最初は植林された杉林の中を行くが…
…徐々に広葉樹が増えてくる。
2024年11月13日 11:18撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 11:18
…徐々に広葉樹が増えてくる。
ヨモギ尾根を半分強進んだところに突如現れるヨモギ平、標高950m。ヨモギ尾根コースは、守屋二郎氏の東丹沢登山詳細図に掲載されているが国土地理院の地図には道の記載すらなくヤマレコアプリにもルート登録がない。そのため計画時は線を手動で描く必要があるが、ヨモギ平だけは通過点として検出してくれた。
2024年11月13日 11:47撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 11:47
ヨモギ尾根を半分強進んだところに突如現れるヨモギ平、標高950m。ヨモギ尾根コースは、守屋二郎氏の東丹沢登山詳細図に掲載されているが国土地理院の地図には道の記載すらなくヤマレコアプリにもルート登録がない。そのため計画時は線を手動で描く必要があるが、ヨモギ平だけは通過点として検出してくれた。
ヨモギ平で大山山頂以来、登山者に初めて出会い、互いに写真を撮りあって昼食休憩。後方がヨモギ尾根の終点、三ノ塔。
2024年11月13日 11:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 11:52
ヨモギ平で大山山頂以来、登山者に初めて出会い、互いに写真を撮りあって昼食休憩。後方がヨモギ尾根の終点、三ノ塔。
昼食を終えて三ノ塔に向かう。すぐそこに見えるが標高差はまだ約250mもある。
2024年11月13日 12:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:15
昼食を終えて三ノ塔に向かう。すぐそこに見えるが標高差はまだ約250mもある。
後方を振り返ると、色づいた広葉樹と大山山頂。今回は登りルートだったが下ってみるのも良さそう。
2024年11月13日 12:24撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:24
後方を振り返ると、色づいた広葉樹と大山山頂。今回は登りルートだったが下ってみるのも良さそう。
雲(ガス?)の晴れ間から陽射しが顔をだせば、向かいの尾根に織りなす錦が途端に色づき、シャッターチャンス。
2024年11月13日 12:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:25
雲(ガス?)の晴れ間から陽射しが顔をだせば、向かいの尾根に織りなす錦が途端に色づき、シャッターチャンス。
作業用モノレールが見えると、最後の登りの始まり。
2024年11月13日 12:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:30
作業用モノレールが見えると、最後の登りの始まり。
左端に銀色の三角屋根が特徴的な烏尾山荘。先週、ヨモギ尾根と大山北尾根に心奪われたのは、あの辺からこの辺を眺めた時だったんだな。
2024年11月13日 12:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:33
左端に銀色の三角屋根が特徴的な烏尾山荘。先週、ヨモギ尾根と大山北尾根に心奪われたのは、あの辺からこの辺を眺めた時だったんだな。
三ノ塔への急登はすさまじいが、左右の眺めが素晴らしい写真スポットの連続でもあり、ほどよく休み休みにもなる。ピークは左から行者ヶ岳、塔ノ岳、新大日。この尾根も気になるなぁ(調べてみたら行者ヶ岳〜タライゴヤ沢の尾根筋で「みんなの足跡」多数)。
2024年11月13日 12:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:34
三ノ塔への急登はすさまじいが、左右の眺めが素晴らしい写真スポットの連続でもあり、ほどよく休み休みにもなる。ピークは左から行者ヶ岳、塔ノ岳、新大日。この尾根も気になるなぁ(調べてみたら行者ヶ岳〜タライゴヤ沢の尾根筋で「みんなの足跡」多数)。
すごく背の高いブナ(?)の木と、その向こうに大山。
2024年11月13日 12:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:40
すごく背の高いブナ(?)の木と、その向こうに大山。
最後の最後の急登。
2024年11月13日 12:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:42
最後の最後の急登。
三ノ塔頂上からは、先ほど辿った大山北尾根の稜線がバッチリ。
2024年11月13日 12:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 12:59
三ノ塔頂上からは、先ほど辿った大山北尾根の稜線がバッチリ。
三ノ塔と二ノ塔の鞍部、色鮮やかな急峻な谷の向こうに秦野盆地と箱根山。
2024年11月13日 13:12撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 13:12
三ノ塔と二ノ塔の鞍部、色鮮やかな急峻な谷の向こうに秦野盆地と箱根山。
二ノ塔から日本武尊足跡コースで寄り道すると、表尾根コースからは見ることのない、三ノ塔の南斜面と三ノ塔尾根の稜線。
2024年11月13日 13:18撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 13:18
二ノ塔から日本武尊足跡コースで寄り道すると、表尾根コースからは見ることのない、三ノ塔の南斜面と三ノ塔尾根の稜線。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)足跡とは、このちょうど足サイズの窪みのことを言うのか…
2024年11月13日 13:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 13:27
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)足跡とは、このちょうど足サイズの窪みのことを言うのか…
…しめ縄のかかったこの岩石群のことを言うのか
2024年11月13日 13:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 13:28
…しめ縄のかかったこの岩石群のことを言うのか
先週辿った、岳ノ台とパラグライダー場。さすがに今日はもう行かない。
2024年11月13日 13:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 13:39
先週辿った、岳ノ台とパラグライダー場。さすがに今日はもう行かない。
無事に林道まで降りて来れてヤビツ峠のバス時刻には十分余裕があるので、護摩屋敷の水まで寄り道し、顔を洗って空のPETボトルに水を詰めて自宅土産とした。水量はとても豊富で、注ぎ口が4つあるので、乗用車で乗り付けて業務用?と思しき水を大量に持ち帰る人がいても全く問題なし。
2024年11月13日 14:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 14:14
無事に林道まで降りて来れてヤビツ峠のバス時刻には十分余裕があるので、護摩屋敷の水まで寄り道し、顔を洗って空のPETボトルに水を詰めて自宅土産とした。水量はとても豊富で、注ぎ口が4つあるので、乗用車で乗り付けて業務用?と思しき水を大量に持ち帰る人がいても全く問題なし。
ヤビツ峠に着いたらレストハウスでコーヒーを啜りながらゆっくりバスを待つ、を楽しみに県道をラストスパートしたが、なんと水木が定休のため、道を挟んだ自販機の缶コーヒーで我慢。山の上にしては良心的な価格設定はありがたいが、缶の回収容器がないのがツライところ。
2024年11月13日 14:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
11/13 14:45
ヤビツ峠に着いたらレストハウスでコーヒーを啜りながらゆっくりバスを待つ、を楽しみに県道をラストスパートしたが、なんと水木が定休のため、道を挟んだ自販機の缶コーヒーで我慢。山の上にしては良心的な価格設定はありがたいが、缶の回収容器がないのがツライところ。

感想

先週、表尾根を初縦走した際、烏尾山付近から眺めた大山北尾根とヨモギ尾根の広葉樹の尾根筋
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=7455595&pid=aecec6d25685a82caaa01f316b93a826
がなんとも眩惑的で、落葉前に訪れたい思いを強く抱いた。ヤマレコの計画機能のおかげで、大山ケーブルバス停スタート〜ヤビツ峠バス停ゴールで、平日一度に両方巡れる欲張りなコースが組めて、あとは天気のすぐれた実行日を待つのみとなった。先週の山行(筋肉痛が2日続き、ジムのトレーニングを再開した3〜4日後もまだ脚の疲労が残っており、5日後ようやく復調)と比べると、今回は計画段階で距離は11%減の代わりに登りが18%増となるが足腰へのダメージやいかに。

日出4分前の伊勢原駅0610発バス終点大山ケーブルバス停で下車した登山客は数名。ここから大山に登るのは1年ぶり3度め。男坂〜二重滝ルートで、取り急ぎ大山山頂0814。
快晴の大山山頂から素晴らしい富士山(47km先の標高3,776m。2倍以上離れた98km先の標高3,120m南アルプス赤石岳も)の眺めを堪能して北尾根へ。整備されたメインルートとは違い、踏み跡すら少なく誰にも会わないマイナールートの紅葉/黄葉のトンネルを「春の新緑の頃を山笑うというけど、秋の山も笑ってるよな〜」などと想いながら(帰宅後調べると秋は「山粧う(やまよそおう)」とのこと)至福の歩みを進める。
大山北尾根からヨモギ尾根先端の取り付き部の札掛に降りるルートは、ヤマレコ/守屋二郎氏の東丹沢登山詳細図いずれも、滝沢ノ頭から大山登山口(地獄沢橋)に下った後、県道70号を川沿いに約1km下るよう設定されているが、どうにも遠回り。机上のルート計画時から、みんなの足跡(オレンジ色の点線)の記録がまだない「秦野市と清川村の境界」に沿って三角形の1辺だけで済ませる未踏のショートカットルートがいけそうだったらチャレンジしてみることにしていた。少し足を踏み入れると、たちまちヤマレコアプリがコース外れ警告音声を発し始めたが、無視して突き進む。かなりの急傾斜ではあるが人が通った痕跡はあり、滑落しそうな箇所も藪漕ぎもなく、通過自体は問題ない。枝尾根の分岐が多いため、降りる尾根筋を間違えないよう地図とGPSで頻繁に現在位置を確認する必要はあるが、市村の境界と思しき標石が時々出現するのが心強く、30分弱のミニ冒険の末、無事に県道の境橋(上のコースタイムで1030から4分休んだ「札掛吊橋」はヤマレコの誤登録らしく、正しくは「境橋」)に降りることができ、ヤマレコアプリもコース復帰と音声案内してくれた。
札掛吊橋付近の渡渉箇所とヨモギ尾根の取り付き箇所が不明で右往左往したが、適当に渡れそうなところを見繕って、適当にしがみつけそうな斜面をよじ登れば尾根に出る、で良かったみたい。
ヨモギ平で追いついたペアパーティが大山山頂以来初めて出会った登山者で、ブナなど色づいた広葉樹の絶景の中で互いに写真を撮りあって昼食休憩1152。そこから三ノ塔のお地蔵さんへは最後の急登がすさまじいが、左右の眺めが素晴らしい写真スポットの連続でもあり、ほどよく休み休みにもなる。ヨモギ尾根コースは、守屋二郎氏の東丹沢登山詳細図に掲載があるが国土地理院の地図には道の記載すらない。ヤマレコアプリにもルート登録がなく計画時は線を手動で描く必要があるが、ヨモギ平だけは通過点として検出してくれた。
三ノ塔ではもう富士山は雲に隠れており早々に二ノ塔へ。ヤビツ峠のバス時刻1546には十分余裕があり計画通り表尾根を外れた日本武尊足跡コースで道草を食うことに。この漢字四文字の読みは「ヤマトタケル」と思ってたが「ヤマトタケルノミコト」だとは知らなかった。足跡の地でもまだ標高約1,050m、菩提峠まで約300mの標高差を下るので、ポールに体重を分散して膝を痛めないよう要注意だが、ポールに草がまとわりついたり、湿った軟弱な土が登山者の踏み跡でえぐれて傷んでいる箇所の多いのが痛々しく、かつ歩きにくい。
菩提峠に着いたのが1406、バスには十分余裕があるので、護摩屋敷の水まで寄り道し、顔を洗って空のPETボトルに水を詰めて自宅土産とした。
ヤビツ峠に着いたらレストハウスでコーヒーを啜りながらゆっくりバスを待つ、を楽しみにラストスパートの県道を急いだが、なんと水木定休のため、道を挟んだ自販機の缶コーヒーで我慢(この自販機、缶の回収容器がないけど、持ち帰れと?)。バスを待つ間、バス停のベンチで手足を十分ストレッチできたので、翌日以降の筋肉痛は先週よりもマシとなるか?

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