小金沢連嶺(小屋平BS〜やまと天目山温泉BS)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 984m
- 下り
- 1,566m
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
猛暑一転、8月下旬から秋雨前線の停滞が続く関東地方。晴れ間が覗いても湿った空気が入りやすい状態が続く。
甲斐大和駅から小屋平のバス停にふたたび下り立つ。今回もここで降りる人は少ない。石丸峠では大菩薩湖方面が晴れ、今後の眺望に期待が膨らむが、小金沢山方面を仰ぐと、ガスが濃い。足元の登山道や笹薮はしっとりと露を纏っている。
狼平を抜けると笹原は終わり、樹林の中である。「紛らわしい踏み跡に注意」と地図にある辺りで、道なりに直進して登山道を外してしまった。すぐに復帰するも、倒木が非常に多い道で歩きにくい。
小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山は残念ながらガスで眺望は利かない。賽の河原から水場への分岐は笹薮で道らしきものは見当たらなかった。
黒岳から湯ノ沢峠までは、背丈以上もある笹薮が覆いかぶさる。登山道は明瞭ながら深くえぐれ滑りやすい。うんざりした頃に峠に着く。ここから大蔵高丸までは山腹を巻くように登っていく。大蔵高丸まで来ると、ようやく青空が優勢となった。しかし、富士山は雲の中である。晴れていればさぞや眺望のよいピークであろう。
ハマイバはインパクトのある名前に似合わない平凡なピークである。ここまで来ると疲れから歩くペースが思ったより上がらない。少し方向が分かりにくい天下石のポイントは右に折れる。
米背負峠からの下山道はすぐに水の音が聞こえ、両側から沢が近づいてくる。渡渉を繰り返しながら下る、地図からは想像できない、変化に富んだ楽しい道であった。
大蔵沢大鹿林道は、崩れてきた土砂や落石が多く、荒れている。苔むした舗装路に水が流れ、滑りやすい。照明のない大蔵隧道を抜けると、往路で通ったバス通りは近い。やまと天目山温泉の露天風呂に浸かり疲れを癒し、甲斐大和方面へのコミュニティバスに乗り込んだ。
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