紅葉のはじまった生駒山

2024年11月16日(土) [日帰り]

• GPS: 03:21
• 距離: 9.0km
• 登り: 807m
• 下り: 199m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:24

距離 9.0km 登り 807m 下り 199m

8:25 瓢箪山駅
8:31 8:32 瓢箪山稲荷神社
8:56 らくらくセンターハウス
10:24 10:32 大原山
10:39 10:40 暗峠
10:52 10:56 慈光寺
11:20 11:22 摂河泉コース分岐
11:27 龍光寺
11:35 11:45 生駒山
11:49 生駒山上駅

天候

曇のち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路:近鉄奈良線瓢箪山駅
復路:生駒山上駅から生駒ケーブルで近鉄生駒駅

コース状況／危険箇所等

よく整備されたハイキング道で危険箇所はありません。

写真

11/16 8:25

今日のハイキングのスタート地点
近鉄瓢箪山駅　はじめて降りました。
すぐにでも雨が降り出しそうな空　大丈夫かな・・・・

11/16 8:29

瓢箪山稲荷神社
「瓢箪山古墳」の西斜面に、社殿が建てられています。
　稲荷神である「保食大神」（うけもちのおおかみ）をご祭神として祀り、辻占の総本社として古くから親しまれているとのこと。

11/16 8:30

本殿
創建は天正11年（1583年）。羽柴秀吉が大坂城築城にあたり、巽の方（大坂城の南東）三里の地に鎮護神として伏見城から「ふくべ稲荷」を勧請したことが由緒とされています。 現在の本殿は、慶応2年（1866年）に建てられたものとのこと。

11/16 8:30

狐塚
古墳の石室に、古来は御狐が住まわれておられたそうで、それにあやかり子宝や安産にご利益があるという。

11/16 8:49

旧春日神社本殿跡のイチョウの木
まちのイチョウはまだまだ青い。

11/16 8:50

手水鉢の落ち葉

11/16 8:58

駅から約30分
ようやくハイキングコース入り口に到着

11/16 9:06

赤トンネル
ここで、らくらく登山道と出会います。
今日は、なるかわ谷コースを直進します。

11/16 9:08

ヤクシソウ
キク科オニタビラコ属の2年草。ウサギノチチなどの別名があり、葉などを傷付けると乳液が出るらしい。

11/16 9:10

不動明王像
鳴川ぞいを上がっていくと、霊光院という真言宗のお寺の修行の場などがある。

11/16 9:16

アオミズの実
イラクサ科ミズ属の一年草

11/16 9:21

生駒山にはいろんなハイキングコースがありますが、なるかわ谷ハイキングコースは、自然がいっぱい残っており、自然観察に最適なコースとして紹介されています。

11/16 9:24

今日、お目当ての紅葉が出てきました。
真っ赤ではありませんが、青が少し混じっているのがよいです。

11/16 9:25

ミズナラの大木
赤だけではなく、黄葉もよいですね。

11/16 9:35

アキノタムラソウでしょうか
紫色がきれいですね

11/16 9:37

ウリハダカエデでしょうか
ハイキング道をきれいに彩っています。

11/16 9:40

赤、茶、黄、緑
錦の紅葉です。

11/16 9:43

ツタウルシでしょうか
足元を這っています。

11/16 9:43

ノダケ
暗紫色のとても渋いい花です。
こちらは蕾です。

11/16 9:44

とても綺麗に咲いているのですが、薄暗いためピンぼけてしまいました。

11/16 9:45

キツネノボタン

11/16 10:01

八大龍王神感寺の龍神窟
玉を抱いた4体の龍がいます。

11/16 10:02

神感寺の諸天龍神供養宝塔と紅葉
ここも良い紅葉スポットです。

11/16 10:04

鳥居をくぐり、拝殿に向かいます。
八大龍王（はちだいりゅうおう）は、古代インドの龍属の八王です。「ナーガ 」という半身半蛇の形でしたが、中国や日本を経て今の竜の形になりました。仏教成立以前の神様なので鳥居があります。

11/16 10:10

真っ赤な紅葉が、奥に見えます。
こういうのも良いですね。

11/16 10:10

ドライフラワーでも美しさを保つアジサイです。
生駒山は今は花が少ないのですが、あじさいやつつじなど、花がとてもきれいな山だと思います。

11/16 10:13

神感寺の山門を出て生駒山縦走路に出ます。

11/16 10:20

ツワブキ
キク科ツワブキ属に属する常緑多年草です。

11/16 10:25

銀樟広場　標高526m
ここが、今日のコースでは最もモミジが多く紅葉がきれいでした。

11/16 10:26

展望広場になっています。
今日は、くもりで展望は「それなり」です。

11/16 10:29

近くに大きなイチョウの木もあります。

11/16 10:31

とても、きれいな広場なのに、天気が悪いのでひとり占めです。

11/16 10:38

大阪と奈良の府県境の暗峠（くらがりとうげ）に到着しました。
「暗越奈良街道」はかつて大阪と奈良をつなぐ最短ルートの一つとして人や物の往来に使われてきました。

11/16 10:40

車が続々上がってきます。
車一台分の幅しかなく、途中はとても急こう配なので、日本一の「酷道」に間違いありません。

11/16 10:41

ホトケノザがもう咲き始めています。

11/16 10:41

ノコンギク
秋の花や春の花が混ざって咲いています。

11/16 10:43

暗峠から竹林を慈光寺に向かいます。

11/16 10:54

慈光寺の山名は、髪切山ですが、役行者がこの地で修行のおり、良民に乱行していた二鬼を退治してその髪を切ったとされています。古くからホトトギスの名所として有名です。

11/16 10:56

慈光寺には、立派なカエデの巨木があります。

11/16 11:06

アザミ
種類はわかりません。

11/16 11:07

倒木に書かれたドラエモン

11/16 11:17

慈光寺から摂河泉展望ルートに入り山頂を目指します。
大阪側から生駒山山頂に行くためには、信貴生駒スカイラインは横断禁止のため、必ずこのトンネルを抜けないといけません。

11/16 11:22

生駒山の電波塔群を抜けて、遊園地に向かいます。

11/16 11:25

生駒山遊園地に到着
やはり、遊園地のモミジはお手入れが違います。
目がいたいほどの赤です。

11/16 11:33

フジバカマです。

11/16 11:35

知る人ぞ知る山頂三角点です。
標高642mです。

11/16 11:37

現存する大型遊具としては国内最古の「飛行塔」（高さ30メートル）です。
いつも、真冬に来るので、うごいているところを初めて見ました。

11/16 11:40

くもりでなければ最高の展望です。
遊園地で大阪のまちを展望していると、雨がぽつぽつしはじめました。このため、ケーブルで下山することとしました。

11/16 11:47

生駒山上駅の「スイート」号です。
ちなみに相方は「ドレミ」号です。
生駒山上遊園地は奈良県唯一の遊園地ということもあって、こんな天気でも、ケーブルはファミリーで賑わっていました。

11/16 11:48

山上線の車内です。
前に座っているのは「運転士」でなく「車掌」です。
運転士は上の駅の運転室にいます。

11/16 11:57

宝山寺駅で宝山寺線の「ミケ」号に乗り替えます。
相方は「ブル」号です。
車内では「猫ふんじゃった」が流れているので、トラックか何かに轢かれた猫の妖怪ではないでしょうか

11/16 12:05

鳥居前駅に停車中の「すずらん」号
相方は「白樺」号です。
昭和28年に製造された、現役で使用されているケーブルカーで日本最古の車両です。

11/16 12:05

鳥居前駅から宝山寺線を振り返ります。
向かって左が、ブルとミケが走る宝山寺1号線、右が白樺とすずらんの走る宝山寺2号線です。

11/16 12:06

鳥居前駅です。
向かって左がブル号、右がミケ号です。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

マルヒコ

　今日は、午後から天気が悪くなる予報だったので、お手軽ハイキングということで、紅葉が始まった生駒山に行きました。
　紅葉は、山全体では、色付きはじめという感じなのですが、神感寺や銀樟広場などポイントによっては、真っ赤になっているところもありました。
　私は、シーズン後半のくすんだ色になった紅葉よりも、少し早めの澄んだ色の紅葉が好きなので十分、紅葉狩りを楽しむことができました。でも、もう少し太陽の光があった方がモミジはきれいかな・・・・・
　当初の山行計画では、生駒山頂を訪ね、その後、ぬかた園地を散策し、額田駅に下山する予定でしたが、山頂で雨が降り出し、生駒ケーブルで下山しました。山上線250円、宝山寺線250円とケーブルにしてはとても運賃が安く、駅もいっぱいあり、車両もいっぱい見ました。最近ケーブルカーのある山をめぐっていますので、来週あたりは比叡山に行こうと計画しています。
　晩秋のハイキングの楽しみはやっぱり紅葉ですね。