ダイヤモンドトレール
- GPS
- 14:07
- 距離
- 63.7km
- 登り
- 4,071m
- 下り
- 4,093m
コースタイム
- 山行
- 13:18
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 14:07
07:31 ダイトレ屯鶴峯
07:36 ダイトレ北入口
08:16 ダイトレ二上山
08:38 ダイトレ竹内峠
09:05 ダイトレ平石峠 09:09出
09:35 ダイトレ岩橋山
10:03 ダイトレ持尾辻
10:49 ダイトレ葛城山 10:58出
11:40 ダイトレ水越峠
11:58 金剛の水の所で休憩 12:04出
12:49 ダイトレ金剛山
13:26 ダイトレ久留野峠
14:05 千早峠
14:16 ダイトレ行者杉
15:00 西の行者堂
15:38 ダイトレ紀見峠 15:45まで補給のために休憩
16:13 葛城二十八宿第十七経塚
16:40 ダイトレ根古峰
17:00 五つ辻
17:20 ダイトレ岩湧山
18:31 ダイトレ滝畑 18:36出
19:03 ボテ峠
19:36 ダイトレ槇尾山
19:50 槇尾山バス停
20:15 槇尾山口バス停
21:18 泉北高速鉄道和泉中央駅 ゴール
総経過時間:約14時間04分
実移動時間:約13時間33分
天候 | 快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(http://www.kintetsu.co.jp/station/station_info/station07023.html) ゴール:泉北高速鉄道和泉中央駅 (http://www.semboku.jp/station/izumichuo/outline/) 槇尾山口バス停からは泉大津/和泉中央駅行きもあります。 槇尾山手前からは和泉市オレンジバスが走っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
超有名なダイヤモンドトレールです。道標も道も整備は完璧です。 階段があの手この手で50kmひたすら襲い掛かってくるマゾな人限定でうれしい道です。 こんなの多分コンバット越前さんくらいしか喜ばないでしょうけど。 各コース間のTips等を。 ダイトレ屯鶴峯/ダイトレ北入口まで 上ノ太子駅もしくは二上山駅からスタートとなりますが 交通が極めて激しい道路を通過します。 横断の際は車に轢かれないように注意してください。 〜ダイトレ二上山 いきなり階段責めです。あせらず急がず登りましょう。 〜ダイトレ竹内峠 特に問題はありません。 〜ダイトレ平石峠 特に問題はありません。 〜ダイトレ岩橋山 階段責めです。 〜ダイトレ持尾辻 起伏が少なくなりかっ飛ばせますが飛ばしすぎると 後半できつくなってくるので程ほどに。 〜ダイトレ葛城山 階段責めです。ですがここでへばってたらダメです! ダイトレ銘版の向かいに水洗式トイレ・水のみ場があります。 ここでしっかり補給をしておきましょう。 〜ダイトレ水越峠 くだりの階段責めですが、足に衝撃を与える降り方は絶対にしないでください。 後半できつくなって(ry 〜ダイトレ金剛山 カヤンボ手前の「金剛の水」で補給は必須です! 階段責めはパノラマ台までのそんなに長くない区間だけであとは地道が続きます。 伏見峠手前にある金剛キャンプ場(水洗式トイレ有)で体制を立て直しましょう。 ここから先、ルート上には岩湧山まで水場が一切なくなります! 〜ダイトレ久留野峠 トレラン向けの道がようやく始まります!走れ! ですがこの銘版の直後に中葛城山へ続く階段が・・・ 〜ダイトレ行者杉 中葛城山を越えたらフラットなトレイルがひたすら続きます。 走れ!! 〜ダイトレ杉尾峠 走るんです!!! 〜ダイトレ紀見峠 西の行者堂から一気に下りにかかりまたまた階段責めです。 山の神あたりからコンクリ坂が続きます。 水越峠の時と同じように足をドスっとおろしてしまわない様に! ルートから外れますがダイトレじゃないほうの本当の紀見峠 の宿場道を少し入ったところにある腰痛の神様のお地蔵さんの 袂に上水道のオゑィしスがあります。ここを知ってるか否かで 岩湧山以降の攻略の難易度がかなり変わってきます。 徒歩の人はこのあたりで既に空が暗くなり始めている時間なので 必ずヘッドライトの装着の上先に進んでください。 〜ダイトレ根古峰 いくつもの谷を越えて根古峰への直登にかかるまで続く執拗な階段責めは 岩湧山三合目を越えると少し落ち着・・・くわけないです。 根古峰のダイトレ銘版は分かりにくい場所にあるのでご注意ください。 〜ダイトレ岩湧山 南葛城山分岐を越えて五つ辻手前に欽命水があります。ここで補給を忘れずに! 五つ辻以降は山頂手前まで階段責めが続きます。疲れた足にかなり効きますね。 ダイトレ銘版を越えた先の西峰で大阪方面に一気に視界が開けます! 〜ダイトレ滝畑 階段は無いですが滑りやすく躓きやすい砂と岩場の下りがひたすら続きます。 日がある内でも転倒・滑落の危険がありますので慎重に下ってください。 〜ダイトレ槇尾山 階段は最初の少しだけでここに来てようやく階段から開放されます。 ボテ峠・番屋峠を越えて追分に下りたらあとは登りだけです。 最後の最後に待ち受ける急登の手前にオゑィしスがあるのでここで 力をつけましょう!近畿自然歩道と合流したらもうゴールは目の前です! 〜ダイトレ槇尾山以降 ダイトレを走破しても標高約490mの場所から急いで脱出しなくてはなりません。 下りの石の参道は夜になると恐ろしいトラップに変わります。注意して 降りてください。 槇尾山バス停に降りたら次は府道をひたすら駆け下りて行きます。 だんだん街灯や家の明かりが見えて暗闇から抜け出した頃に槇尾山口バス停に たどり着きます。 運悪く槇尾山口バス停でもバスを逃した場合はひとまず槇尾中学校バス停 までいって国道480号線をひたすら大阪湾方面に向かって進みましょう。 和田南交差点から左にひたすら進んで石割中学校東交差点に突き当たったら 交差点を右に曲がり直進します。和泉中央駅はもう目の前です。 |
その他周辺情報 | ●水洗式トイレがある場所 ・大和葛城山 葛城山白樺荘のちかく、ダイトレ銘版の向かい。 ・金剛山 ちはや園地金剛山キャンプ場近く。 一方金剛山山頂広場付近には一切無いので注意! ・滝畑 ダイトレ滝畑にあり。付近にキャンプ場があるので かなりでかく快適です。 ・槇尾山登山口 根来谷林道駐車場手前。 ●バイオトイレが有る場所 ・持尾辻先 ダイトレ持尾辻から少し進んだ場所にあり。 なんと便所紙もある。 ・紀見峠 山ノ神から下って旧国道と合流する地点にあり。 なんと便所紙(ry ・岩湧山 岩湧山東峰の階段手前にあり。 ●水場(水洗式トイレ除く) ・竹内峠 NTT管理道から別れて少し登った所にあり。 標高が低い場所なので濾過装置必須か。 ・水越峠 沢水です。濾過装置必須。 ・金剛山ガンドガコバ林道 金剛の水。美味い。休日は人多すぎで水汲みでかなり時間喰われるかも。 ・紀見峠(ここだけルートから外れる) 紀伊見峠宿場町に少し入った所にある腰痛の神様の 入り口すぐに有る六地蔵の隣。上水道水。 ・岩湧山五つ辻 南葛城山分岐を越えて五つ辻手前。 欽命水。美味い。何度もそのまま飲んでますが問題無しです☆ この近辺湧き水で道が常にドロだらけなのでずっこけないように。 ・槇尾山追分 最後の最後にある激登りの手前。 名も無き湧き水。こちらもそのまま飲める位綺麗です。 おまけ・100円自販機 ・槇尾山〜槇尾山口 いずみふれあい農の里の交差点の自販機 カルピスサワー500mlが100円。 ・槇尾山口〜和泉中央 国道480号線沿線。ただし常に売り切れとか100円なのに 120円だったとかのフェイクも有り## 和田東交差点手前のスーパーにもあり。 ダイトレを単独で全走破する場合は水場をしっかり抑えて補給し、 常に水分を取りながら行動するのが鉄則です! 一応私もトレランスタイルで携行できるペイロードの上限値は限られたので メインの500mLのペットボトルと1L前後のサブタンクを携行して水場で補給の たびに電解質ドリンクをその場で作るようにしました。レシピは以下。 アミノバイタルPRO3600mg*2 + 粉末ポカリ一袋 + 食塩10mg + 水900ml この季節だと2セット分あれば槇尾山まで十分足りるだろうと目算して ましたがどんぴしゃでした。500mlペットボトルは常に満タンにしておくと 心理的に安心できます。アミノバイタル粉末は予備でかなり余分に持って たのですが結局その分は使わず余りました。 |
写真
装備
個人装備 |
自作GPSロガー(1)
予備既製品GPSロガー(1)
ヘッドライト(1)
携帯(1)
ウエットティッシュ(1)
エイドキット(1)
SAVASピットインリキッド(3)
アミノバイタルジェル赤(2)
アミノバイタルジェル青(2)
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感想
というわけで今年頭から着々と準備してきたダイトレ全ルートを走って
まいりました。気温も天気もベストコンディションで無事完走です!
分かってはいたことですがやっぱりゴールは和泉中央駅でした。
だいぶトレーニングしてきたつもりでしたがさすがに足が筋肉痛です。
それと数時間だけでしたが夜間山行も今回が初実践でした。安全を考えて
超ティキンモードで走らずゆっくり進んだので岩湧山〜槇尾山のふもと
くらいまでかなり時間かかってます。
夜の山の中は文字通り真暗闇でした。ほんとに何にも見えませんでした。
ライトを消すと虫の鳴き声と枝が風にそよぐ音だけが支配する世界
になって山の別な一面が垣間見えた感じです。でもやっぱ明るいうちに
下山したいものです。
来年は六甲縦走でもいってみましょーか!
以下技術的な話
今回は時間がかかりすぎて自作GNSSロガーの電池が切れる事態になって
しまいました。しかしながら山から完全に下りて国道480号線を折れて
和泉中央方面に向かう直前の所でログが途絶えた程度で済んだので
ダイトレのルートに関しては全く影響は無いです。
かれこれ5年以上同じリポ電池使ってきたのでさすがに電池がへばり始めて
るのかも(2010年頃は17時間近く持っていた)。
サブで使っているGP-102+も電池が切れてしまいましたがこっちのほうが
ちょっと問題で電池が切れると完全初期状態に戻ってしまってなおかつ
保存されているfitファイルも破損してしまってgpsbabelでgpxに変換すら
できなくなっていました。しかも10時間しか電池持ってませんでした##
多方面から指摘されていますが電池切れの際のファイルクローズ処理・・・
ていうかそれよりも下のレベルのSPIフラッシュに書き込みする際の
処理が正しく行われてなくてファイルがぶっ壊れてるようです。
(JR7CWK氏のサイトでぶっ壊れたfitファイルの回復法が書いてあります)
自作品に操作性も性能でも負ける商用の製品て・・・同じSTM32使ってるのに・・・
ちなみにGP-102+でCanmore製の専用ソフト使わなくてもUSBマスストレージ
から見える拡張子fitファイルからGPSBabelを使ってgpx形式に変換できる
技を先のJR7CWK氏が紹介していますが氏のサイトで燹GPSBabel」で変換
可能であるという情報を見かけました。”とありますがその"情報"とは
時系列的に見て私のぶろぐ記事のことで間違いないです。そうだね宣伝だね。
(違ってたら訂正します)
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=210229
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ダイトレ1日縦走制覇おめでとうございます。同じような企画を考えてましたが、まだ実施できずにいたのでいい刺激を受けました。暗闇の槇尾山は流石に怖いですね^^来年の春、日が伸びたらチャレンジします。六甲も1日縦走プラン検討中なので、nemuisanもぜひチャレンジして下さい。
さすが!ねむい師匠!!恐れ入りました!
63キロ&14H激走なんて、ふつうはできませんよ!かなりストイックな方なんでそうね!恐れ入りました!
naruto72様こんにちは。
六甲縦走は摩耶山より西はまだ未踏ですので
今回のダイトレのように何度か通って道を完璧に覚えて
挑もうと思います。
宝塚スタートで須磨海岸でゴールの予定です。
itoo様こんにちは。
レポートでも触れたとおり、今年初めくらいから日々の
生活環境や食事も含めて着々と準備を進めてきました。
2014年初めに行った箕面〜嵐山と距離はそこまで変わりませんが
数倍以上に過酷で時間もものすごくかかりました。
それでも怪我も全くなく消耗戦を制することができたので大満足です
いつも参考にさせていただいております(スピード以外)。
距離60km以上、標高差3600m超、階段地獄のコースを正規のルートで1日で走りきってしまうとは...
あっぱれです。到底、根性だけで走り切れません。綿密な準備があったということですね。最後、和泉中央までのロードを走り切るには体力はもとより、相当強靭な足廻りが必要な筈。よく手に入れられましたね。
刺激をありがとうございました。真似はできませんが、ねむいさんの目的に向き合われる姿勢には、少しでも肖りたいと思います。週の間はカーボローディングと称して暴飲暴食、結局週末山行かずの自分が恥ずかしいです。ww
barb様、こんにちは。
東海自然歩道を走ってた頃の失敗とノウハウの積み重ねが
ダイトレ攻略に上手く生かされたと思います
今回みたくかなり消耗した状態でアルコールを飲むとビール
一杯程度でものすごい二日酔いになる体質ですのでせっかくの
下山後のチートタイムですが体調が戻る今週末くらいまで一週間お預け中です
すごい距離を走ってますね!しかも一日中。どうすればそんなに走れるんですか?今度教えてください。相変わらずコメント笑わせてもらいました。
atomic様こんにちは。
高校3年の時に体育教師に「お前らこれから先もう一生1000m走とか
しないんだから今全力で走れ(歩くなサボるな)」って言われたのですが
今ではその70倍の距離走ってたりして奇遇なものです。
話がそれましたが別に記録に残るレースやってるわけじゃないので
ヤバイと感じたら歩くことです。走れる箇所だけ走ればいいと思います
nemuisanさん
Reportで計画を予定されていた、ダイトレ全走破の達成おめでとうございます。夜間走行を考えると途中でのエスケイプがあっても立派な距離を、更にしっかりと最後まで完走されたことからの満足感や達成感も自己記録更新だったと思います。
Blazers25様、こんにちは。
返事に日が空いてしまい申し訳ありません。
夜間は安全のためにどうしても遅くなってしまいますので
六甲縦走に挑む時は日があるうちに到着したいですね。
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