鎌尾根から鎌ヶ岳(鈴鹿) マザーマウンテンを巡る旅【その1】
- GPS
- 06:02
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,007m
コースタイム
天候 | 晴れ(稜線は曇り) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アクセスの道は狭いですが、カズラ谷登山口前にも7〜8台のスペースがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般コースとしてよく整備されいます。 それでも、高度感のあるザレ場や岩場が多く、滑落するとただでは済まないので、慎重な行動が望まれます。 【水沢峠登山口〜水沢峠・水沢岳】 距離的に真ん中くらいのところで、沢を渡りますが、そこを中間点とすれば、前半は大変歩きやすい、緩やかな峠道が続きます。後半は一気に傾斜が急になり、水沢峠直下に急峻なガレ場の横を登ってから上部を横断しますので、要注意です。 水沢岳へは最初から急登でどんどん高度を上げます。花崗岩のざれた道で滑りやすく感じます。上部は白砂のザレ場を登りますが、展望も良くて爽快です。 【水沢岳〜鎌ヶ岳】 鎌尾根の核心部で、まずは水沢岳からの急な下りが小手調べ。キノコ岩のザレ場の横を下って行きますが、高度感がありかつ滑りそうです。以降は切れた尾根に注意しつつ、沢山のピークを登ったり降ったりで、西端尾根分岐へ。ここで鎌尾根は右に曲がり、いよいよ核心部に入ります。 最初は衝立岩で滋賀県側を巻いて登って行きます。最初のピークは登りつくとすぐ右に下るのですが、正面の景色に気をとられ見落とさないよう…。途中で急峻な道の中にあって、オアシスのような広い峠状の場所がありますので、ゆっくりできます。後半も、急登急下降を繰り返しながら雲母尾根分岐に出たら概ね鎌尾根は終了です。 最後は、鎌ヶ岳への登り。岩稜の登りは段差が大きいので大変ですが、足元の岩に注意して登りましょう。 【鎌ヶ岳〜カズラ谷登山口】 鎌ヶ岳からの下山は沢山のルートが交錯している感があるので、自分の下るルートをよく確認する必要があります。急な下降なので、うっかり間違えると戻るのが大変だと思います。雲母尾根へのルートは岳峠から巻きながら雲母尾根の方向に向かっていきますが、尾根分岐に上がってから下るルートもあるようです。カズラ谷への下降点以降は、よく整備された歩きやすい下りになります。落ち葉が積もってその下の階段に足をとられることがありました。また、整備されているとはいえ、間違った方向への薄い踏み跡があったりしますので、怪しい道へ入らないように。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる)
地図
熊鈴
ストック
ゲーター
ツェルト
サバイバルシート
防寒着
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感想
マザーマウンテンを巡る旅って、どうしてつけたかというと、最近ヤマレコ社長さんのYouTubeで、「あなたのホームマウンテンはどこですか?」と締められた動画があったので、そうねぇ…千葉に住んでいると、ホームマウンテンってできづらいのよね…。通えば作れないことはないけど。と思いながら、かつてホームマウンテンがあったよね…と考え始めました。それが鈴鹿なんですが、いまや山歩きの楽しさや怖さを教えてもらった山という位置づけなので、マザーマウンテンという位置づけだろうという考えに至ったということなのでした。
当時(1990年代)は2年ほど四日市に住んでいて、山に登ってみようと思い立ったのですが、今ほど情報も無く、昭文社の地図とハウツー本を買って独学でノウハウを学びつつ、会社の作業服で登っていました。鈴鹿の山々もガイドブックは私家本的なものが主だったと思います。そんな当時の昭文社の地図に付属するガイド本にこのコースのことがあって、鈴鹿随一の上級者向けコースと紹介されていました。初心者にはムリそうなので、いずれはと思いつつ時が経ち、そろそろ鈴鹿の一般コースの卒業試験ということで登ってもいいだろうとやって来たということなのでした。
その初心者の頃は毎週鈴鹿に通い、遭難寸前(鎌ヶ岳から続く雲母尾根で、当時は破線ルートだった)になったり、コンパスと25000図を持ってお金明神に行こうとして敗退したり(今はヤマレコがあるので絶対行ける)と、いろいろやらかしていたのですが、そんな初心者を鍛えてもらった場所なので、個人的にマザーマウンテンという位置づけにしている訳です。
今回は四国まで帰省するついでに、途中でいろいろと登りながら帰っていくつもりなのですが、過去の思い出に浸る年寄りの山行でもあり、また年寄りの特権でもあるので、またこれからの山登りのスタイルと考えていく上でも、一度宿題を清算して、新たな課題を見つめてと、そんなシリーズの旅にしようと考えています。
自己満足的なレコと駄文にお付き合いいただき、申し訳ありませんでした🙏
No 531, 2024-64
特に挑戦しているリストに入っている山の新規登頂は無く、水沢岳はお初です。
昔はスマホの地図も無ければ、調べるのも本で独学で山を始めるのは大変だったとおもいます💦
それだけに山を学んだ思い出の地はマザーマウンテンと呼ぶに相応しいですね😊
年寄りって今は自分らの親世代より10才は若いとおもうので、まだまだ挑戦続けてください👍
応援のコメントありがとうございます。🙏🏼
やはり現在の、スマホでGPSで現在地を確認しながら、他の人の軌跡も見えてというのは最強ですね。
とは言っても、人間は思い込みで想定外のことをやってしまったりするので、初心を忘れず、続けていきたいと思います。
そうですね、今や登山人口の半分が60歳以上らしいので、そういう意味からすると中堅かな(笑)😄。新しい挑戦続けていきますね😊
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