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Yamareco

記録ID: 7512607
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
金剛山・岩湧山

葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】金剛山逍遥第21番経塚湧出岳、関谷道で 第22番小田和地蔵

2015年09月22日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
28:56
距離
22.0km
登り
1,173m
下り
1,253m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
0:12
合計
5:44
距離 6.3km 登り 879m 下り 45m
9:17
1
9:18
108
11:06
11:11
43
11:54
11:57
67
13:04
13:05
95
14:40
14:43
5
日帰り
山行
6:55
休憩
0:18
合計
7:13
距離 15.7km 登り 294m 下り 1,205m
7:13
7:15
5
7:20
7:21
6
7:27
7:31
7
7:38
2
7:42
7:44
4
7:48
7
7:55
7
8:02
5
8:07
27
8:34
8:36
15
8:51
8:53
42
9:35
9:36
42
12:17
35
 金剛山は葛城修験の聖地である。
 金剛山と呼ばれているが、大日岳・葛木岳・湧出岳の三峰をもって金剛山と称す。葛木岳が最高所(1125m)であり、葛木神社が鎮座しているので、第二十一番経塚はやや低い湧出岳(1112.08m、08って異様に細かいが?その他にも標高値あり?)にある。まずは、そこを目指す。
 ちなみに、今は北の大和葛城山も含めて、「金剛山地」と地理院地図にはあるが、古くは「葛城山」の名称が、金剛山、葛城山を含む今の金剛山地の総称として用いられていたという。
 役行者は今から約1,300年前、16歳の時から、この山(古称の葛城山)で修行し、全国各地の霊山へ駆け巡ったと伝えられる。葛木岳は古くは高天山と呼ばれていて、山頂付近には役行者が開いたとされる転法輪寺、一言主を祭神とする葛木神社がある。

 今日は、下山だけなのだが、関屋道(朝原寺跡経由関屋)を降りる。関谷道はもちろん初めてなので、道路事情もよくわからない。それなりに予習は念入りにはしたが、早めに下山したいので山頂であまりゆっくりはできない。それでは出発。

【コースタイム】
9月22日
【1】金剛山逍遥
キャンプサイト6:45ー7:04湧出岳分岐ー7:10★湧出岳・第21番経塚湧出岳■7:27ー7:30出迎え不動ー7:33一の鳥居・関谷道分岐(ダイトレ分岐)ー7:45四十九町石ー7:48矢刺神社ー7:50葛木神社ー8:03転法輪寺−8:10山頂茶屋■8:45−8:51葛城家御廟ー9:05関谷道分岐(ダイトレ分岐)

【2】関谷道分岐ー名柄
関屋道分岐9:05ー9:24白雲岳西鞍部ー9:42朝原寺分岐■9:52ー10:09町石ー10:14朝原寺跡ー10:16増道分岐ー10:22あ-7消防標識ー10:26標高600m付近屈曲点■10:42ー10:47関屋消防標識、三つ股分岐道標ー11:01U字溝渡り点ー11:08★第22番小田和地蔵-11:20林道終点ー11:25国道合流ー11:39水分神社■11:45ー12:02左こんがう山道標ー12:13名柄郵便局

【3】葛城みち
12:13名柄郵便局ー12:25一言主神社参道ー12:40楢原休憩所■12:46ー12:55九品寺ー13:13★猿目六地蔵ー13:18★第23番倶尸羅経塚ー14:00御所○

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■対応する元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-252.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7509779.html【復刻版】
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-253.html 本記事対応
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-254.html 本記事対応
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-255.html
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過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
 5時半ごろ起床のつもりが、ちょっと寝坊して6時を少し過ぎた。とりあえず、コーヒーだけ沸かして朝食。そそくさッと出発した(6:45)
途中で、大阪府最高地点(1053m)のピークにも登ってみたが、写真はなし。
湧出岳分岐に到着(7:04)ちゃんと鉄山氏の道標がある。。
2015年09月22日 07:03撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:03
 5時半ごろ起床のつもりが、ちょっと寝坊して6時を少し過ぎた。とりあえず、コーヒーだけ沸かして朝食。そそくさッと出発した(6:45)
途中で、大阪府最高地点(1053m)のピークにも登ってみたが、写真はなし。
湧出岳分岐に到着(7:04)ちゃんと鉄山氏の道標がある。。
ひと登りで山頂だ(7:10)
電波塔は別にして、まず目立つのはこれだ。よくみると、「金剛山展望塔」とある。展望台ではなさそうだが、「燭光400ワット」と書いてあるので、電灯なのか。
2015年09月22日 07:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:14
ひと登りで山頂だ(7:10)
電波塔は別にして、まず目立つのはこれだ。よくみると、「金剛山展望塔」とある。展望台ではなさそうだが、「燭光400ワット」と書いてあるので、電灯なのか。
先端の電灯部分も写しておく。
金剛山展望塔保存会が管理していて、調べるとどうも現役のようだ。金剛山の夜景ブログによると、「昭和3年、御大典記念として、奈良県南葛城郡、奈良県宇智郡、大阪府南河内郡、3郡の教育会が中心となり、金剛山表忠塔建設会が結成され、金剛山頂に大楠公をしのぶ表忠塔を建設し・・・」とある。
そうか、大楠公をしのぶということか。地図にも載っていて、「表忠」というので、よくある「忠魂碑」のことかと思っていたら、全然違った。
2015年09月22日 07:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:27
先端の電灯部分も写しておく。
金剛山展望塔保存会が管理していて、調べるとどうも現役のようだ。金剛山の夜景ブログによると、「昭和3年、御大典記念として、奈良県南葛城郡、奈良県宇智郡、大阪府南河内郡、3郡の教育会が中心となり、金剛山表忠塔建設会が結成され、金剛山頂に大楠公をしのぶ表忠塔を建設し・・・」とある。
そうか、大楠公をしのぶということか。地図にも載っていて、「表忠」というので、よくある「忠魂碑」のことかと思っていたら、全然違った。
いやいや、これを見にきたのではない。さっそくお参り。
ここにはいろいろなものが集まっている。経塚も肩身が狭い思いをしているのではないか?
2015年09月22日 07:15撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:15
いやいや、これを見にきたのではない。さっそくお参り。
ここにはいろいろなものが集まっている。経塚も肩身が狭い思いをしているのではないか?
2015年09月22日 07:16撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:16
電波塔
2015年09月22日 07:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:17
電波塔
一等三角点。さすがに立派だ。点名は「金剛山」とのこと。
2015年09月22日 07:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:20
一等三角点。さすがに立派だ。点名は「金剛山」とのこと。
山銘板
2015年09月22日 07:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:19
山銘板
これを見て絶句!あほちゃうか!
 よく分からん。名もないピークに1枚くらいは良いとして、何枚もはいらないし、こんなバカでかいものはいらない。第一、登山者にとって役に立っていない。葛城経塚巡行の看板もあるが、大きくて「鉄山」仕様の道標、普通はかまぼこ板サイズのささやかなものだ。これが実に役立っている。非常につつましやか。
 ここは国定公園らしいが、何かレギュレーションはないのだろうか?ボクは以前、六甲山での雑木山再生のプロジェクトに参加していて、アセビを伐採したり、ササを刈ったり、遊歩道の草刈りをしていたのだが、国立公園ゆえかなり気を使った。もちろん、伐採にあたっては環境省の許可を得て、「植生調査」という目的を併設しての活動だった。当然ながら報告会もし、アニュアルレポートも書いた。道標などは勝手に建てない。イベントのときの案内版なども、恒久的なものにせず、実施後は撤去した。普通の山岳会もイベントの時は案内板を設置するだろうが、事後には撤去している。国定公園はダダ通しなんだろうか?ボクには全く理解できない。
 あきれ返って、湧出岳は終わり。
2015年09月22日 07:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:20
これを見て絶句!あほちゃうか!
 よく分からん。名もないピークに1枚くらいは良いとして、何枚もはいらないし、こんなバカでかいものはいらない。第一、登山者にとって役に立っていない。葛城経塚巡行の看板もあるが、大きくて「鉄山」仕様の道標、普通はかまぼこ板サイズのささやかなものだ。これが実に役立っている。非常につつましやか。
 ここは国定公園らしいが、何かレギュレーションはないのだろうか?ボクは以前、六甲山での雑木山再生のプロジェクトに参加していて、アセビを伐採したり、ササを刈ったり、遊歩道の草刈りをしていたのだが、国立公園ゆえかなり気を使った。もちろん、伐採にあたっては環境省の許可を得て、「植生調査」という目的を併設しての活動だった。当然ながら報告会もし、アニュアルレポートも書いた。道標などは勝手に建てない。イベントのときの案内版なども、恒久的なものにせず、実施後は撤去した。普通の山岳会もイベントの時は案内板を設置するだろうが、事後には撤去している。国定公園はダダ通しなんだろうか?ボクには全く理解できない。
 あきれ返って、湧出岳は終わり。
これから葛木岳の葛木神社に向かう。
出迎え不動さんは湧出岳を降りたところにいらっしゃる。
2015年09月22日 07:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:31
これから葛木岳の葛木神社に向かう。
出迎え不動さんは湧出岳を降りたところにいらっしゃる。
・・・・ということやね。
不動明王ご真言
のーまくさんまんだー ばーざらだん せんだー まーかろしゃーだー そわたや うんたら たーかんまん
当家やまわりの家もほとんどすべて真言宗なので、葬式の時などには、かならず出てくる。お経のむつかしいところは言えなくてもこの部分は、ほとんどの人が言える。
2015年09月22日 07:30撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:30
・・・・ということやね。
不動明王ご真言
のーまくさんまんだー ばーざらだん せんだー まーかろしゃーだー そわたや うんたら たーかんまん
当家やまわりの家もほとんどすべて真言宗なので、葬式の時などには、かならず出てくる。お経のむつかしいところは言えなくてもこの部分は、ほとんどの人が言える。
一の鳥居(7:38)
2015年09月22日 07:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:48
一の鳥居(7:38)
その前には関屋道の分岐がある。ダイトレの分岐だが。
2015年09月22日 07:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:39
その前には関屋道の分岐がある。ダイトレの分岐だが。
関屋道四十九町石(7:45)
2015年09月22日 07:45撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:45
関屋道四十九町石(7:45)
矢刺神社(7:48)
雄略天皇御狩の場だ。それで矢刺なのか。雄略帝が今の金剛山に狩りに登って、偶然、一言主神に出合い、恐れ畏まって、狩衣だったかを差し上げたり、一緒に狩りをしたり、という話が確かに古事記か日本書紀に書いてあった。後世の史書では、それが一転して、一言主を土佐に流してしまうという話に変化していく。また、後には一言主神は役行者に、「金峰山−葛城山に石を集めて橋を架けい」と使役され、働きが悪いと、どこかに閉じ込められるまでになる。一言主神も踏んだり蹴ったりだ。
2015年09月22日 09:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:05
矢刺神社(7:48)
雄略天皇御狩の場だ。それで矢刺なのか。雄略帝が今の金剛山に狩りに登って、偶然、一言主神に出合い、恐れ畏まって、狩衣だったかを差し上げたり、一緒に狩りをしたり、という話が確かに古事記か日本書紀に書いてあった。後世の史書では、それが一転して、一言主を土佐に流してしまうという話に変化していく。また、後には一言主神は役行者に、「金峰山−葛城山に石を集めて橋を架けい」と使役され、働きが悪いと、どこかに閉じ込められるまでになる。一言主神も踏んだり蹴ったりだ。
葛木神社(7:50)
いろいろ見所もあって、ようやく葛木神社にお参り。
2015年09月22日 07:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:50
葛木神社(7:50)
いろいろ見所もあって、ようやく葛木神社にお参り。
拝殿
ご祭神は一言主命。やっとここで正当に扱われている。大和葛城山麓にも一言主神社がある。
配祀は 建角身命、大山祇命、豐受比賣命、素盞嗚命、大國主神、少彦名神、玉依比賣命、健御名方富命、後醍醐天皇、護良親王、楠木正成、楠正行。
2015年09月22日 07:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:53
拝殿
ご祭神は一言主命。やっとここで正当に扱われている。大和葛城山麓にも一言主神社がある。
配祀は 建角身命、大山祇命、豐受比賣命、素盞嗚命、大國主神、少彦名神、玉依比賣命、健御名方富命、後醍醐天皇、護良親王、楠木正成、楠正行。
 由緒書きをみると、元々は事代主神を祀っていたのか!大国主神の子神であるが、元々は大和の神、葛城の田の神で、葛城王朝において事代主神は重要な地位を占めていたらしい。事代主神は鴨都波神社に祀られていて、そこは大和葛城山の山麓である。一方、今の金剛山の最高峰が葛木神社のある葛木岳(1125m)で、かつては高天山(たかま)といわれていた。山麓には高天神社があり高皇産霊尊を祀る(元々は、地主神の「高天彦」を祀ったとも言われている)。高皇産霊尊は葛城王朝の祖神とは鳥越憲三郎説だろうが、山麓は葛城族の地であっただろう。当然ながら山上でも山麓でも地主神の「高天彦」を祀ったものと推測される。
 それが、国譲り神話の中で事代主神は出雲の神とされるようになり、この葛木神社の主祭神の地位もなくなり、大和葛城山の山麓に留められたのか(大國主神は祀られているにせよ)。また「高天彦」も山麓の高天神社に留められたのか?
矢刺神社からの流れをみると、雄略帝が今の金剛山での狩りで、一言主神に出合い、恐れ畏まったという故事から、ここでは、一言主神が脚光を浴びせられたのかなと思ったりもする。どうも人間の都合で祭神も変える事例のように思えるのだが・・・
2015年09月22日 07:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:53
 由緒書きをみると、元々は事代主神を祀っていたのか!大国主神の子神であるが、元々は大和の神、葛城の田の神で、葛城王朝において事代主神は重要な地位を占めていたらしい。事代主神は鴨都波神社に祀られていて、そこは大和葛城山の山麓である。一方、今の金剛山の最高峰が葛木神社のある葛木岳(1125m)で、かつては高天山(たかま)といわれていた。山麓には高天神社があり高皇産霊尊を祀る(元々は、地主神の「高天彦」を祀ったとも言われている)。高皇産霊尊は葛城王朝の祖神とは鳥越憲三郎説だろうが、山麓は葛城族の地であっただろう。当然ながら山上でも山麓でも地主神の「高天彦」を祀ったものと推測される。
 それが、国譲り神話の中で事代主神は出雲の神とされるようになり、この葛木神社の主祭神の地位もなくなり、大和葛城山の山麓に留められたのか(大國主神は祀られているにせよ)。また「高天彦」も山麓の高天神社に留められたのか?
矢刺神社からの流れをみると、雄略帝が今の金剛山での狩りで、一言主神に出合い、恐れ畏まったという故事から、ここでは、一言主神が脚光を浴びせられたのかなと思ったりもする。どうも人間の都合で祭神も変える事例のように思えるのだが・・・
ともあれ、本殿。
2015年09月22日 07:57撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:57
ともあれ、本殿。
本殿の後ろが葛木岳(1125m)だ。しかし、神域のため禁足地。
2015年09月22日 07:57撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:57
本殿の後ろが葛木岳(1125m)だ。しかし、神域のため禁足地。
さらにその背後一帯は、ブナの森が広がっている。早春や秋のほうが見ごたえがあるだろう。
2015年09月22日 07:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:56
さらにその背後一帯は、ブナの森が広がっている。早春や秋のほうが見ごたえがあるだろう。
転法輪寺へ行く(降る)道すがら
福石というのがあった。大国主の痕跡
2015年09月22日 08:00撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:00
転法輪寺へ行く(降る)道すがら
福石というのがあった。大国主の痕跡
転法輪寺着(8:02)
まずはお参り。
2015年09月22日 08:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:02
転法輪寺着(8:02)
まずはお参り。
http://www.katsuragi-syugen.or.jp/keidai/keidai.html
http://kamnavi.jp/dk/kamo2821.htm
転法輪寺は葛城修験道の総本山であって、真言宗醍醐派の大本山でもある。毎年7月7日の役行者の命日には一言主神を祀る葛木神社と法起菩薩を本尊とする転法輪寺との神仏習合のれんげ祭りが行われている。
2015年09月22日 08:04撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:04
http://www.katsuragi-syugen.or.jp/keidai/keidai.html
http://kamnavi.jp/dk/kamo2821.htm
転法輪寺は葛城修験道の総本山であって、真言宗醍醐派の大本山でもある。毎年7月7日の役行者の命日には一言主神を祀る葛木神社と法起菩薩を本尊とする転法輪寺との神仏習合のれんげ祭りが行われている。
お参りをすませて、石段を降りる。お不動さんが見張りをしておられる。しまった、横から入ってしまった!
2015年09月22日 08:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:05
お参りをすませて、石段を降りる。お不動さんが見張りをしておられる。しまった、横から入ってしまった!
2015年09月22日 08:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:05
行者堂
2015年09月22日 08:11撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:11
行者堂
2015年09月22日 08:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:10
山頂漫歩
山頂といっても転法輪寺前の広場周辺だけなのだが、あちこち歩いてみた。
茶店があって、現在8時過ぎなのにもう開いている。毎日登山、毎朝登山が有名で、今日もそれなりにお客さんが多い。店の前には、ソフトクリームの大きなディスプレイがあったので買ってみた。朝からソフトクリームだ。おいしい。一の鳥居であった80歳越えのおじさんがゆうのには、ここのラーメンは絶品だそうだ。今度来たら食べてみよう。
店のおじさんも気さくに話しかけてうる。

「大きな荷物持って、どこいくの」
これから、関屋道を降りて小田和地蔵へ
「湧出岳にも経塚あるが、もう行った?」
はい、朝一に

こんな調子だ。
コーヒーもあるし、さすがに毎朝登山にはもってこいの場所だ。朝一に登って、ゆったりとコーヒーでも飲んで一回りして降りる。こんなのんびり、ゆったりした登山ができる。さすがだ。これは一つの登山文化だ。
六甲山にもそいう文化はあるが、朝一に行ったことない。
登山回数スタンプ捺印所。
毎日登山で、登山回数を記録するのは六甲の再度山や高取山にもあるが、標高は低い。ここは1000mだ。大きな看板をみると、1万回以上が、3、4人おられた。あきれて写真も撮っていない。
金剛錬成会が管理しているが、金剛山を敬仰して登拝を励行し、健全なる精神と身体を錬成するということになっているので、確かに身体は鍛錬できるだろう。
2015年09月22日 08:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:38
山頂漫歩
山頂といっても転法輪寺前の広場周辺だけなのだが、あちこち歩いてみた。
茶店があって、現在8時過ぎなのにもう開いている。毎日登山、毎朝登山が有名で、今日もそれなりにお客さんが多い。店の前には、ソフトクリームの大きなディスプレイがあったので買ってみた。朝からソフトクリームだ。おいしい。一の鳥居であった80歳越えのおじさんがゆうのには、ここのラーメンは絶品だそうだ。今度来たら食べてみよう。
店のおじさんも気さくに話しかけてうる。

「大きな荷物持って、どこいくの」
これから、関屋道を降りて小田和地蔵へ
「湧出岳にも経塚あるが、もう行った?」
はい、朝一に

こんな調子だ。
コーヒーもあるし、さすがに毎朝登山にはもってこいの場所だ。朝一に登って、ゆったりとコーヒーでも飲んで一回りして降りる。こんなのんびり、ゆったりした登山ができる。さすがだ。これは一つの登山文化だ。
六甲山にもそいう文化はあるが、朝一に行ったことない。
登山回数スタンプ捺印所。
毎日登山で、登山回数を記録するのは六甲の再度山や高取山にもあるが、標高は低い。ここは1000mだ。大きな看板をみると、1万回以上が、3、4人おられた。あきれて写真も撮っていない。
金剛錬成会が管理しているが、金剛山を敬仰して登拝を励行し、健全なる精神と身体を錬成するということになっているので、確かに身体は鍛錬できるだろう。
国見城址
楠木正成が築いた城砦ということだが、確かに国見はできる。1000mもあるので、そこらへんの国見城址や、国見山とはスケールが違う。
2015年09月22日 08:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:27
国見城址
楠木正成が築いた城砦ということだが、確かに国見はできる。1000mもあるので、そこらへんの国見城址や、国見山とはスケールが違う。
ピーエロの塔は直下にみえるので、花火鑑賞はどうでしょうかね?
今日はあまり見通しが良くないが、かろうじてあべのハルカスは見えた。
2015年09月22日 08:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:27
ピーエロの塔は直下にみえるので、花火鑑賞はどうでしょうかね?
今日はあまり見通しが良くないが、かろうじてあべのハルカスは見えた。
さて、葛城家御廟所(8:51)
 ここにきて時計をみると、もう9時前。本当は、岩屋文殊まで行きたかったのだが、ちょっとのんびりしすぎたので、カットしてしまった。あとで考えると、 岩屋文殊によって、そのまま山腹道を行くと、途中で一の鳥居前、ダイトレ分岐に至る道があった。失敗。
2015年09月22日 08:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 8:51
さて、葛城家御廟所(8:51)
 ここにきて時計をみると、もう9時前。本当は、岩屋文殊まで行きたかったのだが、ちょっとのんびりしすぎたので、カットしてしまった。あとで考えると、 岩屋文殊によって、そのまま山腹道を行くと、途中で一の鳥居前、ダイトレ分岐に至る道があった。失敗。
関屋道四十九町石(9:01)
せっかくなので、ここを起点としよう。四十九町石
2015年09月22日 09:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:01
関屋道四十九町石(9:01)
せっかくなので、ここを起点としよう。四十九町石
2015年09月22日 09:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:02
再びダイトレ分岐(9:05)
ここからダイトレに入る。なお、一の鳥居付近には関屋道四十七町石があるのだが、確認失念。
町石の確認には、下記のサイトを参考にさせていただいた。深謝。
http://www.kongozan.com/kongo/tyouisi/
http://www.kongozan.com/kongo/tyouisi/sekiyamiti.html
2015年09月22日 07:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 7:39
再びダイトレ分岐(9:05)
ここからダイトレに入る。なお、一の鳥居付近には関屋道四十七町石があるのだが、確認失念。
町石の確認には、下記のサイトを参考にさせていただいた。深謝。
http://www.kongozan.com/kongo/tyouisi/
http://www.kongozan.com/kongo/tyouisi/sekiyamiti.html
高天道分岐(9:11)
よく踏まれた道だ。登山者一人、降りていった。
2015年09月22日 09:11撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:11
高天道分岐(9:11)
よく踏まれた道だ。登山者一人、降りていった。
サネ尾分岐
2015年09月22日 09:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:14
サネ尾分岐
関屋道四十三町石(9:16)
最初の急坂、サネ尾分岐の看板を過ぎてすぐの急坂途中にあった。
2015年09月22日 09:16撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:16
関屋道四十三町石(9:16)
最初の急坂、サネ尾分岐の看板を過ぎてすぐの急坂途中にあった。
関屋道四十二町石(9:18)
2015年09月22日 09:18撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:18
関屋道四十二町石(9:18)
巻道が始まり、白雲岳南の鞍部に来た(9:24)
2015年09月22日 09:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:24
巻道が始まり、白雲岳南の鞍部に来た(9:24)
■関屋道三十九町石(9:26)
2015年09月22日 09:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:26
■関屋道三十九町石(9:26)
白雲岳をまく美しい道
2015年09月22日 09:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:27
白雲岳をまく美しい道
関屋道三十八町石(9:28)
 町石の撮影はなかなか忙しい。高野山の町石を全部撮影してやろうと、結局2回と1/3登り降りしたが、まだ95%くらいしかカバーできていない。何しろ109mごとに現れるので、ちょっと油断すると飛ばしてしまう。下りなら日帰りでできるだろうと、やってみたが、1町1分ちょっとで歩けるものの、撮影に2、3分はかかる。結局コースタイムの2、3倍かかることになって、途中で日が暮れることに気づいた。100町までは撮影していったが、それから飛ばしに飛ばして、森林地帯を抜け柿畑まで降った時には真っ暗になった。ちょうど新月近くだったので、本当に真っ暗。かろうじてコンクリ道と道端の草地の区別がつくくらいでなんとか歩けた。慈尊院も真っ暗。九度山で18時だったが、そこでザックをみたら、懐中電灯を持ってきていたという・・・・おそまつ。
 ここは歯抜けがあるので、そうはならないか。
2015年09月22日 09:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:28
関屋道三十八町石(9:28)
 町石の撮影はなかなか忙しい。高野山の町石を全部撮影してやろうと、結局2回と1/3登り降りしたが、まだ95%くらいしかカバーできていない。何しろ109mごとに現れるので、ちょっと油断すると飛ばしてしまう。下りなら日帰りでできるだろうと、やってみたが、1町1分ちょっとで歩けるものの、撮影に2、3分はかかる。結局コースタイムの2、3倍かかることになって、途中で日が暮れることに気づいた。100町までは撮影していったが、それから飛ばしに飛ばして、森林地帯を抜け柿畑まで降った時には真っ暗になった。ちょうど新月近くだったので、本当に真っ暗。かろうじてコンクリ道と道端の草地の区別がつくくらいでなんとか歩けた。慈尊院も真っ暗。九度山で18時だったが、そこでザックをみたら、懐中電灯を持ってきていたという・・・・おそまつ。
 ここは歯抜けがあるので、そうはならないか。
橋本院からくる道の分岐(9:30)
2015年09月22日 09:30撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:30
橋本院からくる道の分岐(9:30)
関屋道三十六町石(9:33)
2015年09月22日 09:33撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:33
関屋道三十六町石(9:33)
関屋道三十四町石(9:37)
2015年09月22日 09:37撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:37
関屋道三十四町石(9:37)
2回目の急坂だ(9:39)多分890m付近
2015年09月22日 09:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:39
2回目の急坂だ(9:39)多分890m付近
分岐が現れた(9:41)
ちょっと悩ましいところだが、サインもなにもないのでパスしたが・・・地理院地図の破線路だろうか?
2015年09月22日 09:41撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:41
分岐が現れた(9:41)
ちょっと悩ましいところだが、サインもなにもないのでパスしたが・・・地理院地図の破線路だろうか?
1分後、分岐(9:42)
道標のサインもあるので、朝原寺分岐で間違いないだろう。ここで10分ほど休憩。
2015年09月22日 09:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:47
1分後、分岐(9:42)
道標のサインもあるので、朝原寺分岐で間違いないだろう。ここで10分ほど休憩。
いよいよ佳境だ。これから朝原寺跡に降っていく。
よく見ると、ささやかな道標がもう1枚あった。このカマボコ板道標には何度か助けられた。ありがたい。9:42出発。
2015年09月22日 09:43撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:43
いよいよ佳境だ。これから朝原寺跡に降っていく。
よく見ると、ささやかな道標がもう1枚あった。このカマボコ板道標には何度か助けられた。ありがたい。9:42出発。
2015年09月22日 09:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:53
関屋道大石(9:55)
ゆるやかな斜面をトラバース気味におりてゆく。大石が見えてきた。なにかいわれがあるようだが、不祥。
2015年09月22日 09:55撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:55
関屋道大石(9:55)
ゆるやかな斜面をトラバース気味におりてゆく。大石が見えてきた。なにかいわれがあるようだが、不祥。
谷道の下りが始まる(9:57)
2015年09月22日 09:57撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:57
谷道の下りが始まる(9:57)
そんなに激降りではないが、ずるずる滑る気がする。結果、二足歩行で行けて、滑りそうなところだけ手を使った。しかし、持つところは少ない。念の為に尾根にも上がってみたが、こちらの方が降りやすいだろう。持つところがたくさんある。
2015年09月22日 09:59撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 9:59
そんなに激降りではないが、ずるずる滑る気がする。結果、二足歩行で行けて、滑りそうなところだけ手を使った。しかし、持つところは少ない。念の為に尾根にも上がってみたが、こちらの方が降りやすいだろう。持つところがたくさんある。
2015年09月22日 10:00撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:00
谷道を降り終えて、尾根道との合流点(10:02)
3分ほどの下りなので、距離は短い。
2015年09月22日 10:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:02
谷道を降り終えて、尾根道との合流点(10:02)
3分ほどの下りなので、距離は短い。
その後は、道ははっきりしているがササが覆いかぶさっているところを通過した。そこが終わると、南東の方に折れ曲がりトラバース気味におりていく。
これはそのトラバース道を振り返って撮ったところ(10:06)
2015年09月22日 10:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:06
その後は、道ははっきりしているがササが覆いかぶさっているところを通過した。そこが終わると、南東の方に折れ曲がりトラバース気味におりていく。
これはそのトラバース道を振り返って撮ったところ(10:06)
こんどは北東に折れ曲がって、降ってゆく(10:08)
右手、ヒノキ(スギ?)の間から集落が見えたが、フォーカスがヒノキになっていた。予想では750m付近か。
2015年09月22日 10:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:08
こんどは北東に折れ曲がって、降ってゆく(10:08)
右手、ヒノキ(スギ?)の間から集落が見えたが、フォーカスがヒノキになっていた。予想では750m付近か。
関屋道二十五四町石(10:09)
2015年09月22日 10:09撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:09
関屋道二十五四町石(10:09)
小丘の手前を谷におりる(10:10)
地理院地図で580m付近に尾根の小さな突起があるが、その尾根に乗らずに根元を左折(北西方向)に曲がる。Googlemapを拡大すると、その突起がよくわかる(2024年現在、改悪により全くダメ!)。左折して南西から降ってくる沢に入る(水なし)。
2015年09月22日 10:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:10
小丘の手前を谷におりる(10:10)
地理院地図で580m付近に尾根の小さな突起があるが、その尾根に乗らずに根元を左折(北西方向)に曲がる。Googlemapを拡大すると、その突起がよくわかる(2024年現在、改悪により全くダメ!)。左折して南西から降ってくる沢に入る(水なし)。
朝原寺跡
その沢沿いに円弧を描くようにして降りていくと平に至る。そこが朝原寺跡だ(10:12)
2015年09月22日 10:12撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:12
朝原寺跡
その沢沿いに円弧を描くようにして降りていくと平に至る。そこが朝原寺跡だ(10:12)
道なりに進んでいくと、カマボコ板看板の向こうに石像が見えた(10:14)
2015年09月22日 10:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:14
道なりに進んでいくと、カマボコ板看板の向こうに石像が見えた(10:14)
行所扱いになっているのか、お参りしたあとが分かる。
平成27年9月13日のお札もあった。つい先日だ。平成26年にも同日にお参りしてあるので、年1回、9月13日に巡行があるようだ。
2015年09月22日 10:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:14
行所扱いになっているのか、お参りしたあとが分かる。
平成27年9月13日のお札もあった。つい先日だ。平成26年にも同日にお参りしてあるので、年1回、9月13日に巡行があるようだ。
道から、朝原寺跡の石垣越しに石像をみる(10:15)
2015年09月22日 10:15撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:15
道から、朝原寺跡の石垣越しに石像をみる(10:15)
増への分岐(10:17)
少し東に移動すると、増、山田への分岐になる。増への道は深掘れしていて、相当の人通りがあったのが分かる。堂々たる古道だ。
2015年09月22日 10:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:17
増への分岐(10:17)
少し東に移動すると、増、山田への分岐になる。増への道は深掘れしていて、相当の人通りがあったのが分かる。堂々たる古道だ。
正面東方を見ると低い尾根が始まっていて、テープで指示しているが・・・・
2015年09月22日 10:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:17
正面東方を見ると低い尾根が始まっていて、テープで指示しているが・・・・
鉄山スタイルの道標は尾根に乗らずに北方向を示している。
2015年09月22日 10:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:17
鉄山スタイルの道標は尾根に乗らずに北方向を示している。
2015年09月22日 10:18撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:18
古い道標で、「関屋← →山田、名柄」を示しているものがあった。
2015年09月22日 10:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:20
古い道標で、「関屋← →山田、名柄」を示しているものがあった。
辺りには、礎石らしき石、法印塔の頭らしき石が転がっている。廃朝原寺の遺物だろう。
 今までしっかりした踏み跡、いや踏み跡以上の道があった。道といっても、ダイトレを想定するとダメ。あれは別格だ。普通の山道はこんなものだ。明瞭な踏み跡〜道と言ってもよいだろう。要所にテープや道標(小さいが)もあるし、地図で現在地を確認しながら歩けば、道間違いもないだろう。林床の草木は今の季節がピールだろうが、酷いブッシュはない。ただ、テープや道標が見つけにくくなるので、じっくり探せば問題はないだろう。
2015年09月22日 10:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:20
辺りには、礎石らしき石、法印塔の頭らしき石が転がっている。廃朝原寺の遺物だろう。
 今までしっかりした踏み跡、いや踏み跡以上の道があった。道といっても、ダイトレを想定するとダメ。あれは別格だ。普通の山道はこんなものだ。明瞭な踏み跡〜道と言ってもよいだろう。要所にテープや道標(小さいが)もあるし、地図で現在地を確認しながら歩けば、道間違いもないだろう。林床の草木は今の季節がピールだろうが、酷いブッシュはない。ただ、テープや道標が見つけにくくなるので、じっくり探せば問題はないだろう。
 ボクは尾根道はとらずに鉄山道標に従って、尾根下の平地をいく(10:20)。尾根の下には溝が走っていて、これは古道跡かと思われる。この溝に沿って、北〜北東方向にあるく。
下山後この尾根の道を調べていたら、どうやらこの上あたりに石標が2体あるらしい。今度さがしてみよう。
2015年09月22日 10:21撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:21
 ボクは尾根道はとらずに鉄山道標に従って、尾根下の平地をいく(10:20)。尾根の下には溝が走っていて、これは古道跡かと思われる。この溝に沿って、北〜北東方向にあるく。
下山後この尾根の道を調べていたら、どうやらこの上あたりに石標が2体あるらしい。今度さがしてみよう。
分岐から2分ほどで「あー7」の消防看板に出合った(10:22)
このあたり、下草が茂って、踏み跡が確認しにくい。
2015年09月22日 10:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:22
分岐から2分ほどで「あー7」の消防看板に出合った(10:22)
このあたり、下草が茂って、踏み跡が確認しにくい。
とにかく北北東に向かって広い尾根を歩く(10:25)
踏み跡はまあまあだ。左手(西)に倒木の溜まった沢のような溝が走っている。この溝に付かず離れず降っていく。なだらかな下りだ。
2015年09月22日 10:25撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:25
とにかく北北東に向かって広い尾根を歩く(10:25)
踏み跡はまあまあだ。左手(西)に倒木の溜まった沢のような溝が走っている。この溝に付かず離れず降っていく。なだらかな下りだ。
突然急斜面に直面した(10:26)
2mほど下に道があり、鉄山仕様の道標が見えた。ここを降りて、東の方に巻いていくらしい。
ここで20分弱休憩。下りばかりであまり疲れないのでお腹も空かないが、とりあえず行動食を食べておく。パンとレーズンくらい。
2015年09月22日 10:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:26
突然急斜面に直面した(10:26)
2mほど下に道があり、鉄山仕様の道標が見えた。ここを降りて、東の方に巻いていくらしい。
ここで20分弱休憩。下りばかりであまり疲れないのでお腹も空かないが、とりあえず行動食を食べておく。パンとレーズンくらい。
急斜面を降りる(10:44)
鉄山仕様の道標は降りを前提にしているようで、ガケの下からは見にくい。しかし、登りの場合は、ここを登るしかない状態なので、見えなくてもよいかも知れない。
2015年09月22日 10:44撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:44
急斜面を降りる(10:44)
鉄山仕様の道標は降りを前提にしているようで、ガケの下からは見にくい。しかし、登りの場合は、ここを登るしかない状態なので、見えなくてもよいかも知れない。
増、山田分岐その2(10:47)
3分ほど南東方向に巻ながら降っていくと、「あ−8消防道標」と三叉路の道標が現れた。どのレポートにも載っている重要なポイントだ。
2015年09月22日 10:49撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:49
増、山田分岐その2(10:47)
3分ほど南東方向に巻ながら降っていくと、「あ−8消防道標」と三叉路の道標が現れた。どのレポートにも載っている重要なポイントだ。
三叉路分岐道標
2015年09月22日 10:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:47
三叉路分岐道標
2015年09月22日 10:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:48
古い道標には「山田」とあった。南側の急斜面をトラバースして、さっき朝原寺跡で分岐した、増、山田道に合流するのだと思う。
2015年09月22日 10:49撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:49
古い道標には「山田」とあった。南側の急斜面をトラバースして、さっき朝原寺跡で分岐した、増、山田道に合流するのだと思う。
2015年09月22日 10:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:50
「あ−8消防道標は尾根でなく谷道を指示しているが、そこは通りにくくなるので、消防道標にくくりつけてある道標に従い尾根道をいく(10:50)。その尾根道はまずまず歩きやすい。踏み跡もしっかりしている。
2015年09月22日 10:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:50
「あ−8消防道標は尾根でなく谷道を指示しているが、そこは通りにくくなるので、消防道標にくくりつけてある道標に従い尾根道をいく(10:50)。その尾根道はまずまず歩きやすい。踏み跡もしっかりしている。
1、2分降ると鉄山道標があり、尾根を外れるに指示している(10:51)
確認はしていないが、おそらくパノラマ台に通じる道(地理院地図の破線路)の分岐に行くのだろう。ということは。これより少し上に十七町石があるはずなのだが、尾根通しで来たので分からなかった。
2015年09月22日 10:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:51
1、2分降ると鉄山道標があり、尾根を外れるに指示している(10:51)
確認はしていないが、おそらくパノラマ台に通じる道(地理院地図の破線路)の分岐に行くのだろう。ということは。これより少し上に十七町石があるはずなのだが、尾根通しで来たので分からなかった。
とにかく尾根上をくだる
2015年09月22日 10:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:51
とにかく尾根上をくだる
溝状になった旧道は倒木もあるし、潅木の密生もあるようだが、尾根上はブッシュもなくて歩きやすい。
2015年09月22日 10:54撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 10:54
溝状になった旧道は倒木もあるし、潅木の密生もあるようだが、尾根上はブッシュもなくて歩きやすい。
溝を左(西)に渡る(11:01)
鉄山道標から約10分くだると、赤テープが見えてきた。ここで、溝(皆さん「U字溝」と表現されている)を渡る。赤テープはそれまでにも尾根上にあったので、溝を渡る場所は、尾根がほとんど終わりに近づいた頃の赤テープだ。
2015年09月22日 11:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:01
溝を左(西)に渡る(11:01)
鉄山道標から約10分くだると、赤テープが見えてきた。ここで、溝(皆さん「U字溝」と表現されている)を渡る。赤テープはそれまでにも尾根上にあったので、溝を渡る場所は、尾根がほとんど終わりに近づいた頃の赤テープだ。
赤テープの先を見ると、確かに溝(U字溝)を渡る道が付いていた。
2015年09月22日 11:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:01
赤テープの先を見ると、確かに溝(U字溝)を渡る道が付いていた。
溝を渡り終えて振り返ったところ。向こうの方に赤テープが見える。
勝手サイトにも同じ写真が載っていた:
http://blog.goo.ne.jp/gouyuukai/e/73c3fe18960a7ce623949324f4e7aa22
2015年09月22日 11:02撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:02
溝を渡り終えて振り返ったところ。向こうの方に赤テープが見える。
勝手サイトにも同じ写真が載っていた:
http://blog.goo.ne.jp/gouyuukai/e/73c3fe18960a7ce623949324f4e7aa22
小田和地蔵へ
U字溝を渡ると、道が東北に振れ、あとは道なりに進む(11:03)
旧道U字溝/バイパス道/尾根も三段構成になっている。バイパス道を進む。
2015年09月22日 11:03撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:03
小田和地蔵へ
U字溝を渡ると、道が東北に振れ、あとは道なりに進む(11:03)
旧道U字溝/バイパス道/尾根も三段構成になっている。バイパス道を進む。
U字溝(旧道はかなり深掘れの道になっている。
2015年09月22日 11:04撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:04
U字溝(旧道はかなり深掘れの道になっている。
小田和地蔵着(11:07)
拍子抜けするほどすんなり着いた。第二十二番経塚大田和地蔵・ 妙法蓮華経 嘱累品
祠はほとんど尾根に近い高所にある。旧道を通っておれば、確かに気がつかないで通り過ぎることだろう。
2015年09月22日 11:09撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:09
小田和地蔵着(11:07)
拍子抜けするほどすんなり着いた。第二十二番経塚大田和地蔵・ 妙法蓮華経 嘱累品
祠はほとんど尾根に近い高所にある。旧道を通っておれば、確かに気がつかないで通り過ぎることだろう。
2015年09月22日 11:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:08
2015年09月22日 11:09撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:09
2015年09月22日 11:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:08
お参りをすませて、降ることにするが、道は祠の前を通って、そのまま尾根道になっていった。旧道をみていると、相当深いところを通っている。(11:13)
2015年09月22日 11:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:13
お参りをすませて、降ることにするが、道は祠の前を通って、そのまま尾根道になっていった。旧道をみていると、相当深いところを通っている。(11:13)
修験では長柄道
2015年09月22日 11:15撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:15
修験では長柄道
さらに3分ほど降って、旧道をみてみる(11:16)
さらに深くなって、ガケのような所を下っていく。もう道か谷は区別がつかない。
そのまま東の谷へ落ちていった。これはもう道ではなくて谷だ。深掘れ道に雨水が集中して沢になっていったのだろう。
 この地形から考えると、小田和地蔵の位置は、地図で東に小さな支尾根が突き出ている辺りの主尾根に近いところだろう、標高にして、430〜440mあたりか。参照したWEBサイトやGPSトラックの作者によってはその位置がいろいろだったので、地形から推定しておいた。
2015年09月22日 11:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:17
さらに3分ほど降って、旧道をみてみる(11:16)
さらに深くなって、ガケのような所を下っていく。もう道か谷は区別がつかない。
そのまま東の谷へ落ちていった。これはもう道ではなくて谷だ。深掘れ道に雨水が集中して沢になっていったのだろう。
 この地形から考えると、小田和地蔵の位置は、地図で東に小さな支尾根が突き出ている辺りの主尾根に近いところだろう、標高にして、430〜440mあたりか。参照したWEBサイトやGPSトラックの作者によってはその位置がいろいろだったので、地形から推定しておいた。
道は林道みたいになってきた。
2015年09月22日 11:16撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:16
道は林道みたいになってきた。
旧道跡はかなり浅くなってきた(11:19)。このあたりになると、やたら道標が現れてくる。もうだれも旧道は通らずに尾根通しで登ってくるようだ。
2015年09月22日 11:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:19
旧道跡はかなり浅くなってきた(11:19)。このあたりになると、やたら道標が現れてくる。もうだれも旧道は通らずに尾根通しで登ってくるようだ。
林道終点に合流(11:20)
ここから直接尾根通しの道ができている。道標もやたら多い。
2015年09月22日 11:20撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:20
林道終点に合流(11:20)
ここから直接尾根通しの道ができている。道標もやたら多い。
国道合流(11:25)
 特に道迷いもなく、首尾よく下山できた。
2015年09月22日 11:25撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/22 11:25
国道合流(11:25)
 特に道迷いもなく、首尾よく下山できた。
撮影機器:

感想

参照したWEBレポートを見るかぎりは、道が悪いとかブッシュとか書いてあって、一応心配して準備はしっかりしてきたが、植物が繁茂する季節の割りにはすんなり歩けた。朝原寺跡までは道ははっきりしているし、朝原寺跡の平もテープ、道標が残っているし、旧道のU字溝は倒木や潅木で歩けないが、バイパス道の踏み跡がはっきり付いている。尾根通しに降れば普通の山道程度の踏み跡がはっきり付いている。GPSトラックの地図を用意して、分岐点や、屈曲点さえ押さえておけば問題ないだろう。
 今回はトレースに重点をおいて、道草はしなかったので、町石、石標、分岐など見落としたものがある。次回は道草しつつ、歩いてみたい。

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