新穂高温泉〜槍ヶ岳(新穂高温泉から)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,200m
- 下り
- 2,195m
コースタイム
22日◎08:10槍ヶ岳山荘 - 11:00槍平小屋 - 13:38白出沢(林道) - 15:06新穂高温泉登山口/所要約7時間
天候 | 8月21日/午前快晴、午後からガス 8月22日/晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
写真を参考にしてください。 登山口の新穂高温泉をはじめ、奥飛騨温泉郷には立寄温泉が多数あります。 ちなみに今回は佳留萱山荘(かるかやさんそう)へ行きました。 日帰り利用はタオル付きでひとり800円。大露天風呂は混浴OKで、女性にはバスタオルを用意してもらえます(レンタル300円)。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
みなさま、こんにちは。
8/13〜15の予定で台風一過を見越して奥穂高(or北穂高)を目指すも、
想定外の大雨で断念(涸沢にいらしたみなさま、お疲れ様でした)。
諦めきれず山岳救助隊(と言うんでしたっけ?)の方に状況を訪ねたところ、
「山頂は風が強く、(奥穂高に行くのは)おすすめしません」とのことで、
3日間の予定を前倒しして14日に帰路へ(ザンネン)。
てな前振りがあり、
先の週末は土日休みが取れたので、
いろいろ悩んだあげく、ちょいムリめな槍テン泊登山にGO。
結果から申し上げると、サイコーでした!
当方のバイブル「ヤマケイアルペンガイド」によると、
新穂高〜槍ヶ岳まで9時間。標高差約2000m。
ボクらにとって標高差・距離・時間とも未知なるコースでした。
槍平小屋までは標高差もそこまでなく、順調な感じ。
が、槍平小屋から先は徐々に斜面も急になり…。
飛騨沢の千丈乗越への分岐で直進するか、左折して千丈乗越へ向かうか。
しばし思案したのち、千丈乗越の方が展望が望めるので千丈方面へ。
奥丸山との分岐から急な登り。
今回1回目の「(しんどくて)死ぬかと思った〜」
千丈乗越から槍ヶ岳山荘まで、1時間20分。
標高差的には時間が掛かりすぎですが、
ボクらにはいっぱいいっぱいでした。
12:40、ようやく槍ヶ岳山荘に到着。
新穂高から約7時間45分。
週末ゆえテン場の受付を最優先に済ませ、
(テン場の区画は決まっています。繁忙期はテントが張れないこともあるとか)
早速ビールで乾杯!(スーパードリャー350ml500円・500ml750円)
ウマイ、ウマ過ぎる!
ちなみに天水は1L200円でした(小屋宿泊者は無料)。
ビールを飲んだあと、しばし爆睡。
2時間ほど寝て17時頃に復活。
夕飯を作ることに。
当初の予定はフリーズドライのミネストローネに
ショートパスタをぶち込み煮るだけ、というつもりだったが
面倒くさくなってカップヌードル(カップがないやつ)ですませました。
ビールを飲みつつプチ宴会の予定が、KK気持ち優れず。
後から考えると軽い高山病か。
結局、山荘で買ったビールをほぼ残したままKKはダウン。
自分は写真を撮り、20時過ぎに就寝しました。
夜半、風の音で目が覚める。
時計をみると23時半頃。
しかしすぐに眠りに誘われ、再度爆睡。
午前3時半頃、周りの方々が起き出し、なんとなく目が覚めました。
今日は核心の穂先へ。
日の出前後は人も多そうなので、豚汁と五目ご飯でまずは朝食。ウマー!
朝食後、トイレ(テン泊者は屋外のトイレを利用。1回毎に利用協力金<100円程度?>が必要)に行き、
穂先への準備。
と思いきや、相方KKの足が絶不調。
かかとは水ぶくれ、左足小指も水ぶくれ。
靴が履けない、というか、穂先はおろか下山できるか?
バンドエイド類やテーピングを施し、騙し騙し穂先へ。
当方ふたりとも、極度の高度恐怖症。
ですが、思いのほが穂先までのルートは怖くなかったです。
(でも、ヘタしたら死ぬかと思った。下りより登りの方が怖かったです)。
(KK曰く、宝剣岳のトラバースの方が怖かった、と)。
この日は快晴で360度の展望。
しかも他の方にうかがうと、穂先の人数も少なかった模様。
ボクらにとっての初槍ヶ岳は、サイコーでした。
穂先を降りて、テントを撤収してすぐに下山。
KKは靴が履けず、片足はサンダルで。
結局、行き8時間弱、帰り7時間。
時間はかかりましたが、無事下山できてホッ。
(新しい靴を買いに、好日山荘へ。スカルパ買いました。思わぬ出費…)。
はじめての槍、はじめての2000m登り、で
当初不安でしたが、天候にも恵まれ、結果オーライでした。
山行中お会いしたみなさま、本当にありがとうございました。
また、どこかの山で。感謝!
※今回の装備(1泊2日:テント泊)
♂約13kg、♀約8kg
こんにちは。足跡があって、訪問しました。
影から北側双六方面ですね。
手前左からの尾根が西鎌尾根、右の尾根は、硫黄尾根。
西鎌尾根と硫黄尾根がぶつかった尾根の写真一番奥が黒部五郎、その手前が双六です。双六から右が三俣蓮華(二峰に見えます)、右にぐいんと下がって上がった所が鷲羽、その右の黒い山が水晶、鷲羽の左奥が薬師です。
8月初旬にこの辺を縦走しました。んーまた行きたい。
昨年槍に行きましたが、その時は天気が悪く、こちら方面は見えませんでした。こんな風に見えるんですね。槍にも行きたくなりました。
すいません。主人(naf)がログインしたまま見て、コメントしてました。上のコメントはrikkyからでした
rikky様
コメントいただき恐縮です。
はじめての槍でドキドキでしたが、
何とか穂先にも立つことができ、&快晴で行ってよかったです。
山行記録中にもありますが、当方ふたりとも
rikky様と同じく高所恐怖症です、しかもかなりの(笑)
とはいえ、人間というのはおかしなもので、
高い場所も慣れるものですね〜。
今回の槍もそこまで怖くなかったです。
先週は西穂高へ行ってきました(またアップするので見てやってください)。
秋の連休を使って不帰ノ嶮にチャレンジするつもりです。
rikky様とnaf様は、今年は結構なイキオイで山へ行かれてますね。
ウラヤマシ〜(笑)。
また、おふたり様の「ヤマレコ」拝見させていただきますね。
ありがとうございました!
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