伯耆大山へ 〜 三鈷峰&弥山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,568m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中国自動車道 落合JCTから米子自動車道へ。 溝口IC下車。 ICより登山口は10キロ程。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆下山キャンプ場駐車場〜無料(75台)、トイレ、登山届ポストあり。 夏山登山口からは徒歩1分。 ※無料駐車場はここを含め3か所あります。 ◆二俣〜下宝珠越 ブナ林に囲まれた、急登。 ◆下宝珠越〜上宝珠越 小さなアップダウンがある尾根筋。展望がよい。 ◆ユートピア小屋〜三鈷峰 山頂手前はガレた細尾根。 危険個所にはロープが設置されています。 ◆大堰堤〜行者谷分れ 行者登山道は主に階段状の急な登り。木道もあります。 ◆夏山登山道 基本階段状のやや急な登山道。 (標高1000m付近から下は緩やかな勾配) 8合目あたりから上は大山キャラボクに囲まれた木道。 |
その他周辺情報 | お風呂:豪円湯院 \600 |
写真
感想
紅葉を追って南下してみた。
鳥取は伯耆大山の山登りです。
今回は三鈷峰から大山(弥山)の日帰り。
※〜尾根ルートではありません。
初めて三鈷峰と大山に登ったのは6年前の初夏。
三鈷峰はお花の多い、静かな山だった印象がある。
今回は黄葉を愛でるべく再び大山に来た。
本日の天気予報は快晴。
楽しみです。
近年、三鈷峰は人気らしく多くの人が登られるらしい。
しかし平日だったせいか、誰にも会わない。
私は本日の初登山者なのかな。
ブナ林に囲まれた急登を登りきると下宝珠越。
ここからは尾根筋歩き。
右手に大山の北壁と遠く日本海、左手には三鈷峰の西壁。
あぁ、いい感じだなぁ。
上の方は黄葉のピークを越えたようで、落葉した木々が多い。
あらわになった枝ぶりが青空に映えてきれいだ。
ピーク手前の上宝珠越には砂すべりルートとの分岐がある。
しかし、現在は崩落が激しいらしく基本通行禁止。
侵入禁止のロープが、レーザー光線のように張りめぐらされていた。
以前に登った時は通行可能だったので、このルートで下山した。
名前のとおり、ひざ下位まで砂に埋もれながら、滑るように
降りられる楽しいルートだったのだが・・・。
ネットで調べると現在も通れないことはないようなので
今回もこのルートを予定している・・・行けるかなぁ(ーー;)
登山者から情報収集をしてみて決めることにする。
ガレた細尾根を登り、三鈷峰の山頂に到着!
北壁の陰影が美しい。
中国地方の山の連なりも見える。
360度の展望だ〜
これが見たかったんだぁヽ(^。^)ノ
コーヒーを飲みながら ぼ〜としていたら
結構時間が経っていた。
いかん、出発せねば。
そして砂すべりの分岐に戻ってきた。
ちょうど、6名程のグループの方が上がってこられたので、
リーダー格の方に砂すべりの状況を聞いてみた。
この方は大山をよく登られてるようで、今年の夏に
来た時は通行禁止のロープはなかったとのこと。
コース最初の岩場が崩れていて、そこさえ越えれば
行けないこともないとも・・・。
もちろん決めるのは私です。
・・・あかん、やめとこう(-_-;)
となると、予定コースタイムが変わるので、急いで山地図で
歩行時間を計算〜なんとか日暮れ前までには下山できそうだ。
予定通り弥山に行きます。
途中、大堰堤までのショートカット林道を発見した。
そこを歩いていると前から下山者の方が来られたので少しお話をする。
三鈷峰を降りてきて弥山へ行くと話すと
「えぇ〜おかわりかっ!」と言われた。
面白い表現がなんだか楽しいなぁ♪
そう、今回は弥山を「おかわり」して満腹になりますよ〜。
大堰堤から先は多くの登山者で賑わっていた。
行者の階段の登りにバテる・・・蹴上げ高すぎやわぁ〜。
しかし、ここらは標高が低いので黄葉も盛り。
景色に励まされてひたすら登る。
そして夏山登山道に合流。
時間も遅いので、たくさんの方々が下山されている。
8合目を過ぎると視界がひらけた木道歩き。
前回来た時は強風の小雨で展望ゼロだった。
今回はもちろん、真っ青に秋空が広がっている。
くぅぅぅ〜♪ たまらん。
道の両脇には特別天然記念物「大山キャラボク」が可憐な実をつけていた。
おいしそうな色だ。(すぐ食につながる)
下山後、調べてみると実は食べられるらしい。
それも甘いのだそうな。
しかし、実の真ん中の種は有毒らしい〜表裏一体。
あぁ、食べてみればよかった〜
登山者で賑わった山頂に到着しました。
東を眺めると大山最高峰「剣ヶ峰」が崩落著しい山肌からそびえている。
久しく人を寄せ付けないトレイルに、なんだか威厳が感じられる。
山頂で一休みしていると、トランペットを持った大学生風
の男性があらわれた。撮影用のカメラを持った男性も一緒。
「山頂でトランペットを吹くというイベントを行いたいと
思うのですが皆さんお付き合いしていただけますか?」とのこと。
もちろんOですよ。
「Over The Rainbow 〜にじの彼方〜へ」の一節を演奏された。
・・・お世辞にもお上手ではなかったけど(ごめんなさい^_^;)
青空の山頂は楽しい雰囲気につつまれました。
いいなぁ。
そして、想定外?のアンコールの拍手にトランペッターは
あたふたされていた〜がんばれ〜。
思い出に残る山登りになりました。
演奏ありがとう。
下山は黄葉した大山のすそ野を眺めながら。
大山のすそ野は日本海まで続いているそうだ。
雄大な山だなぁ。
とても気持よい山登りだった。
ありがとう、大山!
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