線ヶ滝から立岩と荒船山を周回

2015年11月03日(火) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,323m
• 下り: 1,304m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:01

距離 13.5km 登り 1,323m 下り 1,323m

6:18 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
6:25 威怒牟畿不動分岐
6:54 6:57 テーブルと見間違えるベンチ
7:37 7:46 立岩
8:18 荒船山分岐
8:54 立岩入口
9:29 9:32 荒船山
10:01 10:20 荒船山避難小屋
10:56 11:01 星尾峠
11:49 11:51 イモリの滝（蠑螈の滝）
12:12 あずまや
12:25 威怒牟畿不動星尾峠分岐
12:35 12:39 威怒牟畿不動滝
12:47 12:50 威怒牟畿不動星尾峠分岐
13:08 13:12 威怒牟畿不動分岐
13:19 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）

6:17駐車場-6:18登山者守り地蔵-6:24荒船山/立岩分岐-
7:10立岩登り口-7:24ピーク-7:42西立岩-7:45立岩-
8:20いぬむぎ不動分岐8:44分岐-
9:29経塚山（荒船山）9:33-
9:42展望台/星尾峠分岐-10:03展望台10:08-10:13展望台2-
10:30皇朝最古修武之地」の石碑-10:44展望台/星尾峠分岐-
10:57星尾峠-11:10水場（昼食）11:26-11:42田口峠/線ノ滝分岐-
12:03トラバース最高地点-12:10東屋-
2:25いぬむぎ不動分岐-12:37いぬむぎ不動-12:46いぬむぎ不動分岐-
13:13荒船山/立岩分岐-13:17駐車場

総山行：7時間0分

天候

晴れ・ガス・晴れ

立岩から経塚山の間はずっとガス。そのほかはピーカン晴れでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

線ヶ滝登山口駐車場

R254を下仁田駅付近から南に曲がり県道45で南牧村に入ります。基本はまっすぐ道なりですが生活道路なので速度出しすぎは要注意。早朝6時前で暗いのに散歩中の人を5人以上みかけました。車だとヘッドライトで対向車がわかりますが人はわかりづらいので逆にこわかったです。
分岐でどっちかなと思うところには「線ヶ滝」の看板があるので間違えないと思います。線ヶ滝の案内板をさらに進むと行き止まりに20台ぐらい停められる広場が駐車場です。

群馬東部から一般道だけで約2時間。ということは、谷川岳BP・日光二荒山神社・西沢渓谷が早朝なら一般道だけで同じ時間で行けるようです。

コース状況／危険箇所等

■登山口から立岩
鎖があります。岩は溶岩が冷えた妙義にあったのと同じものです。落ちたらだめですが、鎖と足場がしっかりしているので難易度はそれほど高くありません。テープやリボンが豊富で踏み跡がしっかりしていて道がわかりやすいのが良いところです。

■立岩から経塚山
基本は尾根または巻道です。途中で分岐がありますので、地図を見て歩きましょう。

■経塚山から艫岩
ほぼ平坦で広い遊歩道が続きます。艫岩で崖から落ちないように気を付けるぐらいでしょう。

■星尾峠
看板と指標は長野県が作成していて群馬県は見事なほどに完全無視です。つまり、指標に行先の書いていない方向が群馬の線ヶ滝方向になります。

■田口峠との分岐から登山口
水場のあとはびっくりするぐらいトラバースが続きます。ほぼずっと軽い登りが続きますので、沢沿いに下らななければOKです。テープ・リボンが無くなる区間がたまにありますので、踏跡を追うように歩き、テープが全く見えない時間が5分続いたら戻りましょう。

写真

11/3 5:53

車道から山頂が見えました。きっとあれが立山です

11/3 6:17

道路の行き止まりが駐車場でその奥が登山口です

11/3 6:17

こわごわ橋を渡って

11/3 6:18

ピンクの道を行きます

11/3 6:18

無事をお願いして出発

11/3 6:18

立岩は右です

11/3 6:19

途中で立ち止まってしまい大失敗、今日1の怖さだったと思います

11/3 6:24

右へ

11/3 6:36

傾斜はきついですが歩きやすい道です

11/3 6:44

たまにけもの道がクロスしてます

11/3 6:49

ぴゅっと抜かれちゃいました

11/3 6:58

尾根登りが始まりました。このあと鎖の岩場があるのでロープはあまり持たず握力を温存します

11/3 7:02

紅葉のじゅうたんを意識して撮影。じゅうたんの下はガレ石で歩きづらいです

11/3 7:03

ここはテープのある左です

11/3 7:04

傾斜が中途半端で、岩をつかんで登れないので意外と苦労します

11/3 7:09

まっすぐはダメだよな

11/3 7:10

振り返ると45度以上の傾斜の崖。鎖はぶらぶらしていないのでそれほど難易度は高くないです

11/3 7:15

明るい尾根に出ました。これの反対方向が東立岩だったかもしれませんが、指標・踏跡はなかったように思います

11/3 7:24

小ピークは展望が今ひとつなので少し戻ってパノラマ。右側が西立岩手前のピーク

11/3 7:34

コルからテープを見つけて登ります

11/3 7:41

ピークからは360度景色が見えます

11/3 7:44

ちょっと登ると

11/3 7:45

西立岩の山頂に到着

11/3 7:46

ベンチに乗ってパノラマ。荒船山方向が雲に隠れているのが気になります

11/3 7:50

少し東に行くとまた違う方向が見えるのでパノラマ撮影

11/3 7:55

看板は塗装鋼板のくりぬき品です。南牧村に板金工場があったのでそちらの作かもしれません

11/3 7:58

トンネルのような道

11/3 8:02

さすがにこれは左を巻きます

11/3 8:03

荒船山が書いていないのが気になる指標です

11/3 8:05

日陰で体が冷えてきたのでソフトシェルを着ます

11/3 8:08

ここは細尾根で鎖が2本垂れた崖を登ります

11/3 8:10

台風並みの風が吹いたら危険です

11/3 8:12

尾根に山標が立ってました

11/3 8:16

赤テープを追います

11/3 8:17

ここが一番紅葉がきれいでした

11/3 8:18

青い空に赤いもみじ

11/3 8:20

ふと左に行ってしまいました。GPSを見ていぬむぎ不動に下る道だったので戻りました

11/3 8:24

踏跡は落ち葉に隠れてバリルートなみにしか見えません

11/3 8:28

この木を見たら右上を見て、岩の手前の踏跡と青テープを見つけます

11/3 8:31

登っていくと

11/3 8:44

1305mピークに到着

11/3 8:48

1年以上前に山火事があったようです。足利の仙人ヶ岳と同じ光景です

11/3 8:54

三叉路です。ここが立岩のように書かれ、どの方向が藪道なのかわかりません

11/3 8:54

階段の横を滑らないように下ります

11/3 9:00

地図を見るとさっきの看板を東に行くと黒滝山不動寺にいくようです

11/3 9:03

過去ログでは右にトラバースがあるはずですが道が見えません。下にもないので登っていきます

11/3 9:03

3mほど登ると右に踏跡が見えました。テープ類はありません

11/3 9:10

周囲がガスってきて地面が濡れています

11/3 9:12

指標はありません。左に行くと星尾峠に行くようです

11/3 9:14

しずくがぽたぽた落ちてくる濡れたガレ場を登ります

11/3 9:29

経塚山に到着すると、ガスがすっと流れはじめました

11/3 9:42

分岐では北方面は晴れており展望台行きを決定

11/3 10:01

経塚山＝行塚山、艫岩（ともいわ）、なるほどなるほど

11/3 10:02

ポットントイレの小屋がありました。距離表示からは小屋の向こう側が展望台のはず

11/3 10:03

展望台がありました。ここも荒船山ですね

11/3 10:04

記念撮影

11/3 10:08

浅間山も見えてます

11/3 10:13

少し登った展望地は、危険なだけでさっきと同じ方向でした

11/3 10:23

戻る途中に見つけた祠

11/3 10:28

ほぼ平坦な道です

11/3 10:30

登山道からすぐのところに「皇朝最古修武之地」の石碑

11/3 10:31

祠その2。しめ縄が張られていました

11/3 10:37

撮影時刻とGPSログによると、ここが1356m荒船山です

11/3 10:44

星尾峠へは右向こうを下ります

11/3 10:46

階段が続きます

11/3 10:51

左に曲がると来る時に見た分岐へ行けます。地図を見るのが苦手な人は左に行ってイヌムギ不動の上から下るほうが迷わないと思います

11/3 10:54

橋が傾いているので板に靴の横を寄せて歩きます

11/3 10:57

星尾峠に到着。行先の書いていない方向が群馬方面です

11/3 10:59

少し行くと線ヶ滝の指標があり、ロープをつかんで急坂を下ります

11/3 11:04

渡渉して写真一番上に高巻くようです

11/3 11:05

左岸に道があるので正解です

11/3 11:09

きれいな紅葉

11/3 11:10

水場に座れる岩があったので昼食休憩にします

11/3 11:20

本日はコーヒーなし

11/3 11:31

テープもまばらな道にケルンがあると、道が間違っておらず先人が通った跡があることで安心できます

11/3 11:37

紅葉と同じ色の赤テープを見つけて歩きます

11/3 11:41

右岸を高巻き始めました

11/3 11:42

三叉路で左が線ヶ滝のはず（あとから思うとどちらに行っても線ヶ滝に戻れます）

11/3 11:42

文字は反対の面にしなくちゃ

11/3 11:42

遊歩道の原型看板でピンクの道は書かれていません

11/3 11:47

ここはまだ平坦な道です

11/3 11:49

写真右に向かいます

11/3 11:49

岩を超えます

11/3 11:51

あれれ登りトラバースです

11/3 11:56

まだまだ登ってばかりです

11/3 12:01

もう勘弁してくれ〜

11/3 12:05

やっと下りです

11/3 12:06

左からぐるっと回りこんで向こうの左岸に行きます

11/3 12:08

このあともトラバース気味の道です

11/3 12:10

東屋があったのでしばし休憩

11/3 12:19

植林帯に入ります

11/3 12:22

薄い踏跡と、ところどころの荷物用リボンを見つけます

11/3 12:25

いぬむぎ不動への分岐

11/3 12:31

案内板がありました。右向こうに明るいところがあります

11/3 12:37

坂を登っていぬむぎ不動

11/3 12:39

左に行くと立岩

11/3 12:39

沢から見上げた写真。滝は水煙に近く、飛び出た岩の迫力を伝えられないのが残念

11/3 12:42

関東マムシ草

11/3 12:47

下は濡れた一枚岩なので渡渉はあきらめ、横木には乗らずに橋を歩きました

11/3 12:49

平坦より少し登り気味

11/3 12:52

やっと線ヶ滝の指標が出ました

11/3 12:54

水場があるそうですが、登山口も近いし追加の水は不要です

11/3 12:57

岩もなく歩きやすい道

11/3 13:09

ここが今日2の怖かったところ。1mを飛び越えるのに勢いが足らず後ろに戻りそうになってしまいました。半歩戻ると1mほど岩の下に落下するので危険です

11/3 13:11

横を見るとピンクリボン。このピンクリボンは林業関係者が使う材質（ホームセンターには売っていない）なので、登山道でピンクリボンを見てもイマイチ信用できません

11/3 13:12

ごっつい溶岩のかたまりが落ちていました

11/3 13:13

行先がいっぱい書かれた指標。来る時に右に曲がった分岐でした

11/3 13:16

二度とこの橋を使ってやらないぞ

11/3 13:19

トータル20台近く停められます

11/3 13:26

駐車場からすぐの路肩に停めて見学開始

11/3 13:30

あぶなっかしい鉄階段を下りて線ヶ滝を撮影。正面の滝壺は近すぎて滝がカメラに収まらないのが玉にきず

11/3 13:34

今日は花を撮影できなかったので撮影

11/3 13:34

こちらも

11/3 13:53

もう少し下ると駐車場がありました。橋から覗くと見事な渓谷

11/3 13:53

案内板

西立岩のすぐ南の岩峰と西立岩からの展望を合成し、360℃で山座同定しました

ガスで残念だった八ヶ岳・北アルプス・浅間山をNETからもらってきました。乳首岩は兜岩山の南のピークです

艫岩からの展望で山座同定。天気がよければ谷川が良く見えるようです。なんといっても垂直な壁が目立ちます

撮影機器：

Canon IXY 150 Canon

iPhone 6s Apple

感想

tancro

今日はどこに行こう。数日前までは大菩薩峠から小金沢山を経由してバスで戻るルートを考えて登山計画も作成したけど、前日の夜にログを見ていたら、荒船山が目に飛び込んできました。
南の立岩から登ると最初は岩・鎖場、後半は楽しい遊歩道、周回コース、というのが目に浮かんだので、迷わず行先を決定。片道2時間ぐらいで行けて8時間以内が見えたので、上日川峠へ行くより朝起きるのを1時間遅らせられるのも決定要因の一つでした。

立岩は、うわさにちょっと聞いていたよりも楽しい山でした。展望のよいピークがあちこちにあるのも良かったです。

立岩から経塚山へは基本は楽しい尾根歩きなのですが、この日はガスで景色は見えずどこで引き返そうかとばかり歩いていました。経塚山からは登山者が10倍以上（たぶん立岩から経塚山へは5人未満だったはず）に増え、天気が良かったので展望台まで行って正解でした。

荒船山は赤城・榛名・妙義と同じく、山頂ピークではない山域の総称のようです。ガイドページでは、群馬では経塚山、長野では行塚山を使うようですね。

西上州は鎖天国の好みの山が多いです、比較的短時間で来れるのがわかったしこれからちょくちょく来ることにします。