蓼科山〜急登のご褒美、チビワンに届け!
- GPS
- 05:15
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 924m
- 下り
- 927m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:13
天候 | ⛅とか⛄とか目まぐるしく。登山口-8℃、山頂-18℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土曜朝9時の時点で10数台。後から5台くらい。 ビーナスラインは完全に積雪&凍結。茅野方面から向かう場合、最後のコンビニ(と勝手に思ってる)がセブンイレブン茅野堀店。そちらで補給ついでにチェーンつけました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※あくまで12/14時点です。 終始積雪路ですが蓼科山名物の岩ゴロが完全に埋もれるほどの積雪でもなく締まってもいないので、前爪のあるアイゼンは不要。むしろ山頂直下より上は前爪が邪魔になるかと。かなりフカフカの雪なのでチェンスパでは爪が短すぎるかも。 ということで、個人的には6本軽アイゼンがベストかと。 |
その他周辺情報 | ■尖石温泉 縄文の湯 https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1356.html 大人:600円 子供:300円(中学生以下) このご時世、大人一人と中学生一人で千円切るのは大変ありがたいです。 |
写真
感想
今年最後になりそうかな?チビワンとの登山。
二日ほど前に部活途中で両膝に痛みというか違和感があったそうなので、蓼科山は諦めて前から温存していた守屋山でまったり雪山ハイクにしようかと思っていたところ、すっかり良くなったとのことで予定通り蓼科山。さすが若さ全開の中学生。
ここ連日の晴れ続きの中で特異点となった雨/雪予報が前日だったため天候が不安でした。でも辛うじて晴れ予報となったので、いざアタック。
覚悟はしていたけど、相変わらずのツラい急登。おまけに雪は締まっていないし一部岩は露出してるわで歩きにくいこと!それでもスイスイ登っていくチビワンを見ると、やはり私が衰えてるんだなぁと笑
正直何度もメゲそうになったんだけど、雪にせよ霧氷にせよ眺望にせよ、事あるごとに上がるチビワンの歓喜の声に背を押してもらったかな。
でも山頂直下でさすがにバテの限界が来て・・・チビワンには先に山頂に向かってもらいました。雪と岩のミックス帯だし一人で行かせるのに少々抵抗もありましたが、先行者の踏み跡もしっかり確認しつつ慎重にね、と送り出し。
チビワンは10分ほど先に山頂に着いたようですが、結果的にその10分程度の差が山頂の360度の展望の有無を分けることに。
私がヒュッテに着いた時にはすでに山頂一帯は雲に覆われていて、遠望が利いたのは一部の裾野のあたりのみ。
それでもチビワンから「2〜3分だけだったけど、360度のすんごい景色だったよ!」という感想が聞けたときは本当によかった。それを見せるためにキミとここに登りに来たんだから!
「パパにも見てもらいたかったなー、惜しかったね〜」なんて気を遣ってくれたけど、私は以前に一度見てるし、チビワンが見れたのならそれ以上に望むものはない。この時点で今回の登山は大成功なのだ!
とはいえ山頂、まぁ寒いというか痛かった。
そそくさと写真だけ撮って下山を開始しました。
が、山頂の岩稜帯に爪を引っ掛けてしまいアイゼンが外れる。
前々から感じてたんだけど、ストラップ式の軽アイゼンって構造上外れやすいよね?
-18℃とかだと、ストラップに付着した雪が凍ってカチカチになって、水かお湯でもかけない限り再装着って無理じゃない?
今回お試しでチビワンにはモンベルのラチェット式の6本爪軽アイゼン装着させたんだけど、これホントいいと思う。子供の力(といってもチビワンはもう十分チカラあるけど)でも簡単に、というメリットもあるけど、まったく外れる気配を見せないというのは精神衛生上とても大事だと思う。
店員さん曰く「ラチェットのメカ構造が壊れるんじゃないか?という不安を持つ人は一定数いる」とのことだけど、うーん。ストラップ式でも今回みたいなことがあると思えば、どっちもどっちなんじゃないか?とも思う。12本とかであればそこまで外れやすくはないと思うけど、この山で12本は違うんじゃないかな?とも思うし。
閑話休題。
そんなこんなで、幸徳平まで下りてきたところでようやく一息付けた感じ。
日差しは出たり隠れたり。ずっと氷点下の世界では日差しの暖かさが本当にしみる。ここまで違うのか、と。
チビワンには終始先行してもらったけど、本当に逞しくなったなぁ、と思う。
私も体力なんとかしないとなぁ。
ガッツリ登山はたぶん今年最後だと思う。
チビワンが中学に上がった今年は、私もチャリばっか乗ってたこともあって大幅に山行回数が減ってしまったけど、なんとなく付き合い方が見えてきたような気がする。来年はチビワンともお山ともチャリとも、いい距離感でいい付き合いができればいいなぁ。
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