記録ID: 759398
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無雪期ピークハント/縦走
北陸
巻機山【ウワサの難路ヌクビ沢コースに進入】
2015年11月05日(木) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:25
7:30
25分
清水バス停
7:55
8:05
23分
桜坂駐車場
8:28
92分
巻道分岐
10:00
35分
ヌクビ沢出合
10:35
10:38
142分
行者ノ滝
13:00
13:03
25分
尾根取付点
13:28
13:35
28分
「下山禁止の看板」
14:03
14:06
11分
巻機山山頂の標
14:17
14:22
8分
巻機山
14:30
14:52
13分
巻機山山頂の標
15:05
15:08
10分
巻機山避難小屋
15:18
15:23
51分
ニセ巻機山
16:14
16:15
22分
六合目
16:37
46分
五合目
17:23
32分
桜坂駐車場
17:55
清水バス停
天候 | 11月なのに五月晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
六日町駅前6:50---南越後交通バス---7:20清水BT 復路: 清水BT18:40---南越後交通バス---19:10六日町駅前 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【清水BT〜桜坂P】 舗装された緩い登りを歩きます。民宿など点在。途中、キャンプ場への分岐があり直進→橋が現れたら渡らず右折→先程分岐した道に合流し左折して橋を渡るのルートが若干近道です。※ただし下山時に暗くなったらそのまま道なりに下りてゆく方が無難です。 【桜坂P〜巻道分岐】 まず、少しすると運命の分かれ道、沢コースと井戸尾根の分岐です。普通に頂上を楽しみ、「巻機三山」縦走をなさるのであればこちらがいいと思います。 左に進み、コテージを左に見ながら登山口の分岐へ。看板が折れて地面に置いてある状態で入口付近は道幅が狭いため迷いどころですが、そのまま進むとやがて登山道っぽい道になります。巻道の分岐までは急登も危険個所もありません。 【巻道分岐〜ヌクビ沢出合】 分岐を左へ進むといきなり急な下り(滑りやすいので足元注意)。下りきると沢沿いの道へ。基本的に湿った岩場のトラバースなどにはロープが設置してあるので慎重に進めば問題はないと思います。アイガメの滝の手前に、本流と合流する沢筋を渡らなければなりません。当然、本流の箇所は水深がどうあれ滑りやすいので、なるべく高巻した上で問題なく渡れそうなところを見つけて渡るのが無難です。コースもここで右に大きく曲がります。あとは赤のペンキを見失わないように沢筋を登って行けばヌクビ沢出合に到着します。マークは右岸に行ったり左岸に行ったりですが、沢沿いを通りやすいルートを見つけて進むのがこのコースの肝だと思います。 【ヌクビ沢出合〜行者ノ滝】 出合にて右ルートを選択し進行。先程と同様にマークを見失わないように進行します。進行方法も上記と同じスタンスで進めば良いでしょう。布干岩に取り付く際にやや傾斜は気になりますが、「乾いた部分に足を置きを歩く」方針を逸脱しなければ問題ないかと思います。程なく行者ノ滝に到着します。 【行者ノ滝〜草付尾根取付き】 行者ノ滝は滝の右側の岩場を進行しますが、浮石やつかんだ岩がひび割れていてミシミシいうなどヒヤヒヤです。意外に長く登っていた感覚がありますので気を抜かずに!落ちたら厳しいと思います。ここから先に一度左岸側を高巻しますが、他の方のレコにもある通り薄くなった赤ペンキマークの岩を上に登ると、そこからは上にも右にも行けない箇所で手詰まりになります。正しくは赤マークの所を右です!そうすれば岩に赤い矢印が書かれた岩が登場し、岩のトラバース、ロープで沢に下り渡渉後再度ロープを登るという定番の場所になります。その後は今までの沢沿いのルートを進んだ歩き方を周到して行けば、沢が左折しさらに上部の岩に赤××の表示、右側斜面に赤ペンキでポツポツと書かれた取付きから稜線までの最後の登りに突入です。 【草付尾根取付き〜巻機山山頂】 11/5現在、草付の箇所はみなさんの踏み跡なのかステップがきちんとしているためうわさ程登るのに難儀はしませんでしたが、これは草が枯れたおかげなんでしょうか。かなりの斜度の草付斜面と階段状の岩の登り、ガレ場の登りと進み、最後に中ぐらいの石が敷き詰められた緩い登りを進むと「下山禁止」の看板が設置された稜線と合流します。登りはさほど難しいと感じませんでしたが、高度があり、いずれにしても滑る、落ちるは命取りでしょう。あとは平和な稜線歩きです。整備された登山道、木道、階段を経由して「巻機山頂」の看板のある井戸尾根分岐へ→ただしここは標識のみで本当の山頂は10分ほど先のケルンですので騙されないように!巻機山はニセ巻機山とこの山頂標に二度騙されます。 【巻機山〜井戸尾根経由〜桜坂P】 他のレコと重複するので省略しますm(._.)m |
その他周辺情報 | 六日町といえば、ゆらりあでしょうか…未だに行けてませんが… 清水BTの上部の食堂兼民宿のところに飲料自販機がありました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
着替え
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
※天気が良かったので
雨具や宿泊用の着替えなどは六日町駅のロッカーにデポして軽量化しました。
|
---|---|
備考 | 沢沿いだったので飲み水には困りませんでした。ジュースの素とか持っていけばよかったかな? |
感想
前日の八つ峰の余韻を引きずりつつ、本日はウワサの難路であるヌクビ沢コースを進むことに。幸いお天気に恵まれ、気温高めながら心地よい空気の中での登山となりました。コースのところどころ濡れた箇所、湿った箇所、岩場のトラバース等きわどい箇所にはロープなどの装備があり、破線ルートなのによく整備されているなーという印象。ただし、アイガメの滝直前の沢の支流の合流付近での沢越えは、流れの幅が少ない上部を通過しないとスリップしそうなので注意が必要です。また、行者ノ滝の登りは岩が脆く、浮石でない箇所もなにやらミシミシ言っていた印象があります。そして、よく道間違いのポイントとして登場する薄くなった赤マークの石をまんまと上まで登ってしまい、進路に窮してしまいました。マークは右です。センパイのGPSログのおかげで助かりました。さて、上部の急登ですが、確かに急ではありましたが登っている最中に命の危険を感じることはありませんでした。コースが整備されているのか、もっと厳しい尾根を登られたのかは定かではないですが…もちろん一たび転がれば命は無いですけどね。巻機山の稜線は素晴らしい眺めでした。天気も陽気もよく、まるでゴールデンウイークのような景色でした(実際のゴールデンウイークは雪まみれでしょうけどねW)。あと沢沿いの登山道のメリットを発見!水を持ち歩かなくて良いんです!とても美味しい水でした!!あくまで自己責任ですが…
激動の2日間
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airdiver様 初めまして
ドキドキワクワク モンゲー楽しませていただいたズラ✌
ヘロヘロ熱中症で巻機山登っている時 行者の瀧コースどんなだろう。涼しいかなぁ?何て思いました。w あー恐ろしや😱
美しすぎる紅葉とひきつりそうなスリリングと抜ける様な青空に(´∀`,,人)♥*.
良き指導者様と精進されてさらなる感動を お待ちしております。
又雪山シーズンを迎えて安全と無事のお帰りをお祈りします。
obanyan様 はじめまして!
コメントありがとうございます。
私もコースに突入するまでは、沢沿いの渡渉箇所やら行者の滝の登りやら草付尾根の急登やら不安でいっぱいでしたが、好天に恵まれセンパイ同行のもと無事上り詰めることが出来ました。気温もこの時期にしては高めでしたので、沢コース歩きには好都合でした
またワクワクの登山レポートができればと思いますのでよろしくお願いします
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