高水三山【46.4】でっかいザックで低山徘徊。

2024年12月21日(土) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 22.9km
• 登り: 1,566m
• 下り: 1,566m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:22

距離 22.9km 登り 1,566m 下り 1,566m

6:50 寒山寺駐車場
7:03 7:04 青梅柚木苑地
7:12 7:20 沢井 大山祇命
7:25 沢井第一配水所
7:51 7:52 樋口入
8:05 丸山
8:16 沢井駅方面分岐
8:38 沢井尾根分岐
8:43 8:50 惣岳山
9:11 9:12 馬仏山
9:22 馬ぼとけ峠
9:35 9:36 岩茸石山
9:42 名坂峠
9:54 9:55 興越山
10:06 名坂峠
10:15 岩茸石山
10:40 高水山
10:45 10:49 常福院
10:52 高水山参道九合目
11:03 永栗ノ峰
11:19 11:20 見晴し広場
11:33 11:39 榎峠
12:02 12:35 雷電山
12:39 雷電山南峰
12:42 12:43 辛垣城跡雷電山口
12:50 辛垣山
12:56 辛垣城跡名郷峠口
13:03 JR古里線18号鉄塔
13:05 物見山
13:14 奥多摩展望台
13:17 13:18 ノスザワ峠(ノスゾウ峠)
13:27 三方山
13:35 第三鉄塔跡地
13:41 13:42 黒仁田分岐
13:45 第二鉄塔跡地
13:55 第一ベンチ
14:02 日向和田分岐
14:16 青梅丘陵ハイキングコース登り口
14:55 青梅柚木苑地
15:12 寒山寺駐車場

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寒山寺駐車場を利用。トイレあります。
ホントは青梅柚木苑地の駐車場を利用したかったのですが、コチラは朝7：00オープンということで到着時には使えませんでした。

コース状況／危険箇所等

【出発地点〜惣岳山】
車道には歩道があるので安心。取り付き部には道標がなく、登り始めるまでにちょっとウロウロしました。登山道に入ってしまえば（藪っぽいところはあるものの）道は分かります。大きな岩を登りましたが、左右に巻くことができたかもしれません。そこ以外は難しそうな場所はありませんでしたが、獣臭の強い場所がありました。

【惣岳山〜岩茸石山・興越山】
惣岳山からの下りは滑りやすそうな急斜面なので気を付けて。そこ以外は歩きやすい道が続きます。馬ぼとけ峠から岩茸石山へ直登するルートが「らくルート」にもありますが、急斜面＋落葉の多い非常に危険な岩場があり、ハイキング気分で入り込むと大変です。逆方向からは通行止めのロープが張られていました。遠回りでも、迂回をするのがよいと思います。岩茸石山〜興越山はちょっと急な場所もありますが、道はハッキリしているのでゆっくり歩けば大丈夫。

【岩茸石山〜高水山〜雷電山】
特に問題なく歩けます。人が多かったです。常福院近くは通行禁止のロープがアチコチ張られていて、予定ルートから外れてしまいましたが、地図を見ながら歩いたらすぐに本ルートに復帰できました。分岐でメインルートと別れてからはとても静かな道を下っていきます。榎峠から雷電山への登りは、整備はされているものの傾斜は厳しくて、けっこう苦しいポイントでした。

【雷電山〜出発地点】
雷電山から先、道標の無い分岐が時々現れて戸惑いますが、多くは小ピークへ向かうものとそれを巻くものなので、だいたい後で合流します。大きな分岐で間違わないように下っていけば、大きな問題なく下界に着地すると思います。そこからはグーグルマップに切り替えて、車の少なそうな道を選んで戻りました。

その他周辺情報

【つるつる温泉】
スタート地点から車で15分ほど。960円。入り口近くに登山ザックを置かせてもらえる棚がありました。

写真

12/21 6:50

予定地点の駐車場が開いておらず、トイレも切迫していたので解錠を待たずに移動、スタート地点が1km程遠くなってしまいました…

12/21 6:50

トイレもあり、ありがたいことです。さて、寝坊して予定より1時間ほど遅くなってしまったので、とりあえずスタートします。

12/21 7:03

コチラが本来使うはずだった駐車場。今は開いている…。まぁいいさ。

12/21 7:03

7:00〜18:00で利用できるようです。寝坊せずに来ても、結局は遠くに停めることになってたか。

12/21 7:05

これから歩くあたりかな〜。

12/21 7:05

それともコッチかな？

12/21 7:10

しばし車道を歩いて、ここを右に入ります。

12/21 7:12

車が通らず、落ち着くなぁなんてご機嫌で歩いていましたが、ルート外し警告が。しかもこの道、本ルートと平行に近い形だったので、けっこうな距離を戻る羽目になりました。

12/21 7:17

道標はありませんが、この小さな道に入ります。

12/21 7:18

ここも道標無し。左は個人宅につながっており、右が正解。

12/21 7:19

こうなってくると、かえって安心して歩けますね（笑）。

12/21 7:22

ここも道標無しの分岐。電柱の後ろを左に入ります。

12/21 7:23

すぐに階段があるので、これを登ります。重りを背負って歩くと、こういうところが堪えます。

12/21 7:25

水道局の設備を通り越して、裏手に続く登山道を進みます。

12/21 7:29

ナカナカの急斜面も出てきますが、比較的安全に歩くことのできる道。

12/21 7:39

今日は冬至ですね。まだまだ寒くはなりますが、日が長くなっていくのはとっても嬉しいです。

12/21 7:51

本日の一座目。樋口入というそうですが、三角点があるのみで山表は見当たらず。

12/21 7:59

少々藪っぽいですが、ルートはハッキリ。濡れていたりすると嫌な感じだと思いますが、今日は大丈夫。

12/21 8:06

丸山。この名前のお山は全国にたくさんありそうですが、一番多い山の名前って何かしら？

12/21 8:10

少々の岩登り。やはりこういうところでは背中の20kgを邪魔に感じてしまいます。左右に巻いていけそうな感じもしましたが、確認していません。

12/21 8:17

沢井駅方面分岐。左に下ることができるようです。ハッキリした道に見えました。

12/21 8:36

伐採地に出ました。見通しが利くようになってこの風景。青空がいい感じです。

12/21 8:37

正面のこんもりしたところが惣岳山かな。巻くこともできるようですが、今回は高水三山周回なので、当然登っていきますよ。

12/21 8:41

沢井尾根分岐。ようやく道標が出てきましたが、この示し方だと高水山を通過してきたように感じちゃいますよね。実際は岩茸石山のさらに先なのですが。

12/21 8:42

ここまでかなりマイナーな感じの道でしたが、先の分岐からは人の通りが多いようです（関東ふれあいの道ですね）。社の下に空洞があるのは、長持ちさせるための工夫かしら。

12/21 8:48

非常によく整備された道を登って、惣岳山の山頂に到着です。

12/21 8:49

立派な山表ありました。

12/21 8:50

前にも書きましたが、岳と山って意味がかぶっている気がするんですよね。

12/21 8:51

正面以外の三面には、立派な彫刻がされていました。

12/21 8:53

なんですと？気を引き締めないと…。

12/21 8:54

確かにこれは、ちょっと怖いですね。急斜面の上にカラカラに乾いて滑りやすいです。

12/21 8:58

急斜面を下りてしまうと、とても歩きやすい道に。都心方面が見えました。

12/21 9:01

快適♪

12/21 9:03

都心は平らだなぁ。

12/21 9:04

ちょっと傾いてしまった…。高層ビルの姿も見えますね。そういえばスカイタワーの634mって、この辺の標高に近いんだなぁ。凄いものを作るものですね。

12/21 9:04

それはともかく先を急ぎます。次のピークは巻いて歩くのが本ルートのようですが、直進して山頂も踏んでいきます。

12/21 9:11

馬仏山。

12/21 9:11

山表以外には特に何もない山でした。

12/21 9:26

馬ぼとけ峠から先、岩茸石山へ直登するルートを選びましたが、かなり危険な岩場がありました。ハイキング気分で入ってしまうと大変です。遠回りでも別ルートを選ぶことをお勧めします。

12/21 9:30

危険個所を過ぎると、通行禁止のロープが。下にも張っておいてほしかった…。ロープの先で右に下るルートは歩けるのかな。

12/21 9:35

その後は特に問題なく岩茸石山に到着。多くの人がお休みしていました。みんな口にはしないけど、視線が背中のザックに…。まぁ、そりゃそうですね。

12/21 9:35

眺めのいい山頂です。

12/21 9:36

北の方、遠くのお山は頭が白くなっているのが見えました。

12/21 9:42

岩茸石山から興越山にちょっと寄り道。山頂直下の下りが急でしたが、その後は何とか。でもアップダウンがあり楽ではありませんでした。

12/21 9:54

山表は見当たらなかったけど、この辺が興越山かと。さて、戻るとしましょう。

12/21 10:13

岩茸石山への登り返しが厳しいです…余計なことしなければよかった…。

12/21 10:15

さて、次の高水山を目指します。目の前のアレがそうかな。

12/21 10:24

この辺りは人通りがすごく多くて、道もよく整備されています。

12/21 10:29

1時間の遅れも解消し、少し時間に余裕が出てきました。気持ち的にも楽になりますね。

12/21 10:32

ムムム…階段か…。歩幅が合わないとキツいんですよね。

12/21 10:41

高水山に到着。これで惣岳山・岩茸石山と合わせて高水三山コンプリートです（山表は地味ですが）。

12/21 10:41

時間的なものなのか、この時は山頂は人が少なかったです。

12/21 10:42

高水山からの下り、すれ違った方が荷物を見て「どこにお泊りですか？」と声を掛けてくれました。「いえ、ほとんど水なんです」と説明（弁明？）。聞いてもらえた方が気が楽です。

12/21 10:46

計画していたルートを歩いているつもりでしたが、この辺は不明瞭な場所もありウロウロ。

12/21 10:48

こんな風に通れない場所があるので、きちんとした道に回ります。

12/21 10:49

常福院。このあたりが一番人が多かったような。この後、参道の階段を下って右に進むと、予定ルートに合流できました。

12/21 10:55

分岐（高水山・上成木・軍畑駅）を過ぎてメインルートから外れると、道は細くなり人とも会わなくなりました。…落ち着きます。

12/21 10:59

林道に合流。

12/21 11:05

しばし林道歩きをした後、ここから再び登山道に。

12/21 11:07

穏やかな道が続きました。静かです。

12/21 11:12

コレは…三角点ではないみたいですが、四方の石はいったい何のため…。

12/21 11:15

上から撮ったので分かりにくいですが、石の階段になっています。あまり人は通らないようですが、昔は多くの人が歩いていたのかな。

12/21 11:19

ここで進行方向が急に変わります。見晴し広場というようですが、らくルートでは拾えないポイントなので、気を付けて。

12/21 11:22

急な斜面も出てきます。石車でバランス崩しやすいです。

12/21 11:23

ロープをかけた木が倒れてしまっていました。こういうことがあるので、ロープも信用しきってはいけませんね。

12/21 11:29

いつの間にか、車でも入ってこれそうな幅広な道に。

12/21 11:32

道標の無い分岐。左を進みましたが正解だったよう。

12/21 11:33

車道に出ました。時々車が走っているので、横断には要注意。

12/21 11:35

渡って少し下ったところに登山口。ここからまた登りになります。

12/21 11:40

階段になっているので歩きやすいですが、ナカナカの傾斜ですよ、コレは。

12/21 11:46

階段以外の場所も、それなりに厳しいです。

12/21 11:59

そしてまた階段。足が上がらない…。

12/21 12:03

階段を登り終えてしばらくすると雷電山の山頂。広くはないですが、ベンチがありました。食事休みしながらゆっくり過ごせませました。

12/21 12:31

他にも何組かの方がいましたが、皆さん短時間で入れ替わりになっていました。

12/21 12:35

さて、まだまだ歩きますよ。東南東に向かって尾根伝いに標高を下げていく予定です。

12/21 12:42

辛垣城跡雷電山口。急坂というのが心配ですが…せっかくなので向かってみましょう。

12/21 12:49

ちょっと注意の必要な場所も無くはなかったですが、拍子抜けしてしまうくらいの感じで辛垣山に到着。巻道に比べると、ということだったのかな。

12/21 12:57

手作り感あふれる鳥居がいい感じです。

12/21 13:01

ピークごとの登りがちょっと大変ですが、どれも距離は短め。

12/21 13:05

物見山。

12/21 13:13

マスガタ山。

12/21 13:14

12/21 13:18

ノスザワ峠(ノスゾウ峠)。

12/21 13:18

12/21 13:27

三方山。

12/21 13:33

日光男体山の見えるポイントのようですが、木が大きく育っていて見晴らしはありませんでした。

12/21 13:44

小ピークがいくつもありましたが、ピークに向かう道と巻道があり、道標の無い分岐が多くてちょっと悩むことの多い尾根でした。

12/21 14:03

日向和田駅に向かって右に下っていきます。

12/21 14:14

少々薮っぽくなってきたら下界はすぐそこ。熊鈴に反応したワンちゃんたちが狂ったように吠えています…ゴメンよ…。

12/21 14:16

車道に着地。こちらには登山口の道標がありました。

12/21 14:17

踏切の無い線路を渡って…。

12/21 14:19

大きな道路に。歩道があったので危険なく歩けましたが、やはり落ち着きません。

12/21 14:32

なので、途中からグーグルマップに切り替えて裏道に。住宅街もあったのでそれなりに車は通っていましたが、だいぶ歩きやすいです。

12/21 14:55

青梅柚木苑地まで戻ってきました。ここが使えたら少し楽だったんですが、予定よりだいぶ早く下山することができたのでまぁ良しとしましょう。

12/21 15:12

さらに1kmほど歩いて寒山寺駐車場に戻ってきました。このあと、生涯青春の湯 つるつる温泉に立ち寄っていきました（なぜ柚湯になっていないのか…）。

今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

【おまけ】
最近流行っているというガチャガチャ。今年最後の献血後に見かけたので購入してみました。4種コンプリートは目指していないので1回だけですが、日帰り用ザックと同じ色が出たのはちょっと嬉しいです♪無事カエルことができるように、安全登山を心がけます。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト シュラフ シュラフカバー 重り（8kg）

感想

pumi3

こんにちは。普段は安いリンスインシャンプーしか使っていないのですが、山行後に立ち寄った温泉のコンディショナーの影響かやけに髪がサラサラになってしまい、なんだか落ち着かない pumi3 です。

寒くなると、どの山へ向かうか悩んでしまいがちなので、とりあえずは低めのお山をターゲットに。ちょうど日帰りでコンプリート出来るリストが計画の中にあったので、今回はそこへ行ってみました。この標高なら、もう少し寒くなってからに取っておいてもよかったかもですが…まぁいいか。

今回は人にほとんど会わない場所と、多くの人が歩いている場所のギャップが大きかったです。私は人の少ない場所の方が（心細いくせに）落ち着くので、人の多い場所はなんだか気疲れしてしまいました。このエリアで70Lのザック…おかしな人と思われているんだろうなぁ(苦笑)。でも、荷物を軽くしたときにホントに楽になるので、これはもう修行と思ってやっていきたいと思います。膝が壊れない限り、ですが。

1日で達成できるリストというのも、お手軽に達成感が得られていい感じでした。「関東ふれあいの道」というのに時々出会いますが、調べてみたらかなり長大な道のようですね。こちらは完踏するのは難しいかもしれませんが、今後歩く場所の無い時には参考にしてもいいかなと思いました（周回ルートにしにくそうなのがネックかな）。