やじきた(あるいは(仮)RAY)珍道中・北岳編
- GPS
- 26:35
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
7:03 新宿発→甲府
9:00 バス 甲府発→広河原
11:40 登山開始
13:30 急登終わり
14:15 白根御池小屋着
8/22
4:00 起床
5:10 出発、草すべり
7:00 小太郎尾根
7:45 肩の小屋 着
8:10 肩の小屋 発
8:50 北岳山頂 着
9:20 山頂 発
10:25 八本歯のコル
11:10 上部二俣(雪渓のはじまり)
12:00 二俣
13:50 白根御池分岐点
14:15 広河原山荘
15:00 バス 広河原→甲府駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りの大樺沢の岩や砂利が滑りやすく、バランスを保つのに神経と足腰を使い非常に疲労した。 甲府駅から徒歩15分の喜久の湯温泉は、レトロな町の銭湯(でも温泉)、また太宰治が甲府在住中近所に住んでいたこともあり利用していたとか。さばさばした女将が親切で好印象。 |
写真
感想
天候に恵まれ、また非常に暑い山行であった。
初日は登山口からこの日の宿の白根御池小屋まで2時間半程度の歩きだったにもかかわらず、急登と暑さで消耗した。
白根御池小屋は、「流されて(雪崩で?)」数年前に再建されたため、新しく清潔で快適であった。繁忙期であったため、二つの布団を3人でシェアするよう宿には伝えられたが、予定していた客が現れなかったためか、二人連れの2組の山女の好意で
一人ひとつの布団で休むことができた(が、足がつかえて熟睡はできず)。
翌日は、体調の優れないMさんを小屋に残し、Hさんと小屋の脇の草ばしりから歩き始める。同じルートで歩き始めた数グループがお花畑の花を楽しみながら登っていため、急登ではあったがのんびりと進む。途中ご来光。
北岳肩の小屋までは、気持ちのいい尾根歩き。標高がぴったり3,000Mのため、Hさんと二人、Pro trekの高度を調整。小屋の屋根では、布団干しをしており、その向こうには仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳が望めた。
国内2位の高峰、北岳の山頂からは鳳凰三山や八ヶ岳といった南アルプスの山々はもちろん、中央アルプスの木曽駒ケ岳の千畳敷カール、さらに遠く北アルプスの槍・穂高岳までもが見渡せ、次週に控える奥穂高岳行きに気が引き締まる思いであった。
小型のトリカブトが群生しているお花畑を眺めつつ、八本歯のコルに向けて下山開始。お昼を過ぎたため、あっという間にガスが上がってくる。左手には北岳バットレスの勇壮な姿とそれにとりつく数名のクライマー。
左俣の雪渓でお昼にするものの、たかってくるハエに取り囲まれ箸が進まず。大樺沢では、踏ん張りのきかない滑りやすい岩と砂利に泣かされ、登りに通過した樹林帯に出た時には安堵の息が漏れた。
登山口の広河原山荘に到着し、チュウハイを自販機で購入。この頃はビールよりチュウハイ派である。
国内第2位の北岳であったが、単調な富士山の山行と比べると眺望やルートがバラエティに富みあっという間に登頂できたという印象。ただ下りの大樺沢は疲れた足腰には厳しく、個人的には今回一番の難所であった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する