ついに年越しの赤岳へ(赤岳鉱泉・天望荘泊)
- GPS
- 14:04
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,499m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:25
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 4:32
天候 | 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸まで林道を車で入ることもできるが降雪予報もあったためここへ駐車。 これより先へ入る場合はチェーン必須とのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口から美濃戸までも路面はほぼ雪。 美濃戸から南沢、北沢ともに雪道になるがチェーンスパイクがあればok 行者小屋の先、赤岳へはアイゼン・ピッケル必須。 文三郎尾根・地蔵尾根ともに、稜線の強風は危険。 あまりに強い場合は撤退の判断が必要。 どちらも傾斜もきつく階段や岩と雪のミックス等注意が必要な場所が多い。 初心者がいきなり来ないとは思うが、それなりに段階を踏んでこないと危険。 |
その他周辺情報 | 八ヶ岳はほとんどの小屋が冬季営業しているため、休憩、食事等できるのがいい。 今回は赤岳鉱泉・赤岳天望荘、赤岳山荘、八ヶ岳山荘で食事等いただきました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
毎年恒例の年越し登山、今年はついに赤岳に挑戦しました。
雪山登山はGWも含め毎年数度行ってはいるものの、ほとんどがハイキング程度。
本格的な雪山登山というとあまりこなしていないので赤岳はチャレンジでした。
八ヶ岳での年越しも、ここ4年で3度目。
冬季営業小屋が多いせいもあって八ヶ岳になりがちです。
赤岳にいくなら、赤岳鉱泉のビンゴ大会にも是非参加したいと、大晦日は赤岳鉱泉を予約。そして、山頂での日の出、日の入りも見たいのでもう一泊は赤岳天望荘に。
相棒の脚力も考慮して1日の行程を短くする毎度のプランです。
ただ、ひとつ懸念は赤岳へ登る際に荷物を全部担いでいくところでしたが、小屋泊ということもあり、軽量化を図って行ったので問題なかったようです。
31日、赤岳鉱泉までいくだけの初日は雪の予報が出ていたのですが、予報通り出発まもなく雪が降り始め、途中からは本降りに。それでもこの日は移動日なので特に問題なく、到着後、小屋でカレーをいただき、アイスキャンディーを登る人たちを眺めたりのんびり夕食までを過ごしました。
と、ここで思わぬ出来事が!
夕食で食堂の席に着こうすると、妻が隣の席の方に話しかけている様子。
こんなとこに知り合いでも居たのか?と思ってよく見るとMt.ピッコナのピッコナさんとピクミンさんが!登山Youtuberでは昔からかなり見ている方々なのでびっくり。
食事中にもかかわらず、写真を撮っていただき色々お話ありがとうございました。
その後、ビンゴ大会でも、自分はビンゴでアイスキャンディーニット帽をゲット。
妻は7リーチが実らずしょんぼりしていたら、終盤じゃんけんで勝利し、ご当地ビールを2セット4本ゲット。ピッコナさんたちも色々あり(内緒ですが)大変盛り上がりました。しかし、荷物全部かついで赤岳登って帰らなきゃなんだけど、重量的には一番重い景品ゲットしたんじゃないの?(笑)
7時半から始まったビンゴ大会、終わって年越しそばを食べたらもう10時過ぎ。
山小屋とは思えない11時消灯で床に就きました。
翌日、赤岳登頂して天望荘までなので、ゆっくり準備して出発。
行者小屋で防寒とピッケル等準備して文三郎を目指します。
すると、登って行く途中で下山してきたピッコナさん達に再度遭遇。
前日の話では硫黄の方へ行くか赤岳へ行くか迷っていて、いずれにしても朝日を観るために早くに出るという話だったので、会うことはないと思っていたので驚き。
ここでも快く写真を撮らせていただきありがとうございました!
気をよくして登って行く文三郎尾根。
下山してくる方々に風の様子等聞きつつ登って行きます。
朝方と比べればかなり風も弱まっている様子で、傾斜は急ですが快調に登っていきます。心配していた相棒も割と平気な様子。
キレット分岐あたりからは岩場となりますが、それほど難しいところもなく
何なら中国人?の団体さんとの擦れ違いに時間がかかったくらいで、順調に登頂。
山頂では快晴の360度大展望を堪能しました。
赤岳は自身5度目の登頂で、冬季では初なので感慨深いです。
これよりたくさん登頂している山は富士山しかないので、八ヶ岳好きの自称に恥じない実績が積めて来た気がしています。ルート的にも文三郎、地蔵、県界、真教寺、杣添、キレットから、阿弥陀から等、バリエーションを除けば赤岳へ至る主要ルートは全部歩けた気がする。
ということで、感慨に浸りつつ、風も強いので天望荘へ下山。
ここでもカレーをいただいてのんびり。
この日はおしるこの食べ放題サービスもあり、もともとのコーヒー飲み放題と合わせとてもうれしいサービスです。
この後は天候が悪化し、外へ出る気もしなかったので夕方夕日を撮りに出たくらいで、ほぼ談話室のこたつでゴロゴロすごしました。
翌朝、朝食後まだ外は真っ白。晴れる予報でしたが、時間もあるので下山開始します。小屋を出てすぐに急に雲が流れていき、さっきまで真っ白だった空が青空に。
思いがけない絶景に写真やビデオをとりすぎて下山が進みません。
最後の難所の地蔵尾根も慎重に下り、行者小屋でゆっくり身支度をして、南沢経由で美濃戸へ。名残惜しい年越し登山も終わりとなりました。
あまり本格的な雪山登山を開拓していくつもりはないのですが、はやり雪山の美しさは最高なので、また来年どこで年越しをしようか今から悩み中です。
ともかく、今年も最高の年越し登山ができました。
赤岳天望荘の周りは暴風🌀エビの尻尾が長い‼︎
日の入、日の出共にちょっと外に出るけど、バラクラバー、ゴーグルが大活躍でした。
バラクラバーは、見た目は犬🐶みたいに、鼻と口元に穴が空いているのが、メガネっ子の私には良かったです。ピタッとくっつくタイプだと、メガネの横が顔に食い込んで痛いです。
ただ、メガネ、ゴーグルが曇ってしまうので、息の仕方を変えたり、ゴーグルを拭いたりしました。
今度は曇り止めを事前にできたら良いなと思います。
コンタクトにしようと、使い捨てコンタクトを買ってますが、冬は水が凍る為水道が使えない。その為流水で指を洗えないので、コンタクトをはめるのも、どうしようかなぁと考え中です。
ステキな景色や奇跡的な出会いがあって、とても良かったです。
コメントありがとうございます。
天望荘はじめあちこちでお世話になりました。
リンクを辿ってホームページも拝見させて頂きましたが、写真めちゃくちゃいいですね!
山もかなりの頻度で登られてるようで羨ましいです。ちょくちょく拝見させてもらいます😊
写真趣味なもんで、お褒めいただき光栄です。しばしばアップしていきますので、宜しくお願い致します。
楽しみにしています!
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