ロングディスタンス、最高の鳳凰3山
- GPS
- 09:10
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,954m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夜叉神峠登山道入口からは、カラマツ林を登り、稜線上の夜叉神峠に出ます。ここからは白鳳3山が見え始めます。峠からは、薄暗い樹林帯を杖立峠へと向かい、途中で富士山が林の間から見え隠れします。山火事あとや苺平を下っていくと南御室小屋に到着。この小屋の水も冷たくて最高ですが、周囲に咲いている美しい花も必見です。ここから一旦、眺望のない樹林帯の登りになりますが、薬師岳山荘を過ぎる頃から、前方に白い鳳凰山の尾根が見え隠れして来ます。尾根に出て薬師岳からは、白鳳3山の大パノラマが広がり、遠くには富士山がその美しい姿を見せてくれます。鳳凰山の最高峰である観音岳に立つと、甲斐駒ケ岳やオベリスク地蔵岳や、仙丈ケ岳、八ヶ岳と最高の景色が。観音岳から地蔵岳までは一旦下って、また登り返し白い砂礫地を歩き、途中、濃いピンク色のタカネビランジが咲いており、心を和ませてくれます。アカヌケ沢ノ頭から、高嶺を抜けて白鳳峠までの尾根歩きは、展望は最高なのですが、辛い登り下りが続きます。白鳳峠から広河原までの下りもザレ場、大石、急勾配の樹林帯、はしご、鎖場と、かなりハードな道が続き、少し荒れていました。 |
写真
感想
ついに、念願の鳳凰山に行ってきました。天気はピーカンで最高でした。正直なところ、初めてのロングコースなので、いったい自分が、どこまで歩けるか不安でした。まずどのコースから歩くか迷いましたが、とりあえず夜叉神峠から入山して、最低でも鳳凰3山の最高峰の観音岳まで何とか歩いて、夜叉神峠にピストンするつもりでした。スタートからはロングコースを意識して、セーブして歩きました。ヤマレコやガイドブックで、このコースに知識は詰め込んであったのですが、全体的には思っていたよりは楽な山行だったと思います。(かなり厳しい山歩きになると思い込んでいました。)その要因として何よりも、青空が自分にエネルギーを与えてくれたような気がします。夜叉神から序盤の樹林帯は、あっという間に過ぎて、途中で富士山も見えるし、南御室小屋までは、楽な道のりでした。ここで、ひょっとしたら広河原まで抜けることも可能なのではと思い、休憩した南御室小屋の、お姉さんに広河原までの所要時間を聞くと、ここからは7時間くらいであるということだったので、最終バスの時間にギリギリ間に合うかも知れないと思い、次の薬師岳を目指しました。白浜のような尾根に出てからは、気持ちも完全にハイになり、事前の予定としていた観音岳に到着した時には、もう完全に地蔵岳までの延長戦ということに。地蔵岳に到着時は、夜叉神峠へのピストンを中止して広河原へ抜けることを決定しました。ここまでの最高の眺望である美しい尾根歩きに酔わされていました。しかし、ここからが甘くはありませんでした。広河原までは単純な下りだけだろうと思っていたのですが、高嶺への登り返しや、白鳳峠からの厳しい下りが待っていました。全く未知の経路であったため、間に合うとは思いながらも段々不安になり、疲れもたまってきて、前半の絶好調状態がウソのようにヘロヘロ状態へと陥ってしまいました。でも、多少のドキドキ感や、アクシデントも終わって見れば良い思い出になりました。最高のコースと最高の天気に恵まれて最高山行でした。このコースは何度でも歩いてみたいと思わせるコースです。次は秋の紅葉シーズンに訪れたいですね。もちろん最高の青空の日に。
こんばんは。
この前コメントいただいてから
そんなに日が経ってないような(笑)
すごい行動力ですね。。
お天気も良かったようで何よりですね!
お疲れさまでした〜。
実は、私も早い時間に登り始めて日の出を見ながらモーニングコーヒーをと思っていたのですが、寝坊してしまいました。自分がどれ位、歩けるかも不安だったので、途中から広河原へ抜けることにしてからは、時を気にしてしまいコーヒータイムも摂れずじまい」でした。でも、天気も良く最高でした。出来れば9月中に北岳にも挑戦したいと思っています。(無理か?)
コメントありがとうございました。
鳳凰三山いいですね〜
白鳳峠から広河原までの登山道荒れてますよね。
自分も同じコースをこの間歩いたとき大変でした
当初は、ピストンで夜叉神に戻るつもりだったのですが、バスにも楽に間に合いそうなので、急遽、白鳳峠からの帰路を歩くことにしました。あまり、調べていなかったので不安だったのですが、まず高嶺越えに驚き、白鳳峠から広河原への急降下ではヘロヘロになりました。途中、逆に登って来られる人達も、何人かいらしたのですが、よくこの道を登れるなと感心しました。
コメント有難うございました。
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